Cisco Unified Border Element（SP Edition）設定プロファイルの例

MGX または VXSM WAN スイッチでの CUBE トランスコーディング

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CUBE（SBC）トランスコーディングは、H.248 プロトコルによってトランスコーダとして MGX または VXSM WAN スイッチの DSP ファームを使用して行うことができます。

トランスコーディングは、別のタイプのメディア ストリームまたはコーデックに 1 種類のメディア ストリームまたはコーデックを変換する処理です。たとえば、PCMU から G.726-32。

トランスコーディングは、最初の要求のコーデックがいずれも有効でないことを示す着信側エンド ポイントからの応答によってトリガーされます。トランスコーディングをトリガーする応答は次のとおりです。

• 415：サポートされないメディア タイプ（SIP）

• 488：ここで受け入れできません（SIP）

• 65：ベアラー機能未実装、接続解除理由種別（H.323）

トランスコーディングがトリガーされた場合、SBE は着信および発信 DBE の間のメディア パスにトランス コーダを配置します。SBE は、トランスコーダによって生成される新しいコーデック タイプで着信側に新しい要求を送信します。SBE は、着信側が受け入れるコーデックを 1 つ見つけるまでコーデックのリストを繰り返す必要があります。着信側で受け入れられるコーデックが見つかると、コールが接続されメディアの転送が開始されます。

次に、MGX または VXSM WAN スイッチで CUBE トランスコーディングを設定する例を示します。各セグメントの例を次に示します。

SBC SBE の設定

SBC と SBE を設定します。

メディア ゲートウェイの設定

次のようにメディア ゲートウェイとして MGX WAN スイッチを設定します。

• メディア ゲートウェイ ：MGX WAN スイッチのメディア ゲートウェイの IP アドレスを設定します。

• コーデック ：メディア ゲートウェイでサポートされるコーデックを設定します。

• トランスコーダ：トランスコーダでこのメディア ゲートウェイを 設定します。

• control address h248 index ：このトランスコーダの IPv4 の H.248 制御アドレスを設定します。

• transport udp ：H.248 シグナリングのトランスポートとして UDP を設定します。

• ipv4 ：SBC の IP アドレスを設定します。

隣接の設定

Nav_A および Nav_B 隣接を設定します。

コール ポリシー：隣接接続

Nav_A および Nav_B 隣接間の接続を確立します。

CAC テーブル：コーデックの強制

（任意）コールの両側で使用できるコーデックを強制します。