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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
MAG 機能のプロキシ モバイル IPv6 サポートは、モバイル ノード(MN)の IP モビリティ関連シグナリングへの参加を必要とせずに、モバイル ノードへのネットワーク ベースの IP モビリティ管理を提供します。 モバイル アクセス ゲートウェイ(MAG)は、アクセス リンクでの MN の移動を追跡し、MN のローカル モビリティ アンカーに信号を送信します。
ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。 最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。 このモジュールに記載されている機能の詳細を検索し、各機能がサポートされているリリースのリストを確認する場合は、このマニュアルの最後にある機能情報の表を参照してください。
プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/go/cfn に移動します。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。
DHCP サーバを設定する必要があります。
プロキシ モバイル IPv6(PMIPv6)は、モバイル ノード(MN)の IP モビリティ関連シグナリングへの参加を必要とせずに、MN へのネットワーク ベースの IP モビリティ管理を提供します。 ネットワークのモビリティ エンティティは、MN の移動を追跡し、モビリティ シグナリングを起動して必要なルーティング状態を設定します。
PMIPv6 の主要な機能エンティティは、モバイル アクセス ゲートウェイ(MAG)、ローカル モビリティ アンカー(LMA)、および MN です。
モバイル アクセス ゲートウェイ(MAG)は、アクセス リンクに接続されたモバイル ノード(MN)に代わってモビリティ関連シグナリングを実行します。 MAG は MN のアクセス ルータです。つまり、MAG はローカライズされたモビリティ管理インフラストラクチャのファーストホップ ルータということになります。
MAG は、次の機能を実行します。
ローカル モビリティ アンカー(LMA)は、プロキシ モバイル IPv6(PMIPv6)ドメイン内のモバイル ノード(MN)のホーム エージェントです。 これは MN ホーム ネットワーク プレフィックスのトポロジカルなアンカー ポイントであり、MN のバインディング ステートを管理します。 LMA には、モバイル IPv6 ベース仕様(RFC 3775)で定義されているホーム エージェントの機能があります。また、PMIPv6 プロトコルのサポートに必要な機能もあります。
(注) |
LMA をイネーブルにし、ローカルに設定されていないモバイル アクセス ゲートウェイ(MAG)からプロキシ モバイル IPv6(PMIPv6)シグナリング メッセージを受け入れるようにするには、dynamic mag learning コマンドを使用します。 |
モバイル ノード(MN)は、そのモビリティがネットワークによって管理される IP ホストです。 MN は、IPv4 専用ノードまたは IPv6 専用ノードか、IPv4 および IPv6 プロトコル スタックのあるノードでのデュアルスタック ノードのいずれかになります。 MN は、プロキシ モバイル IPv6(PMIPv6)ドメインで取得した IP アドレスまたはプレフィックスのモビリティを実現するために、IP モビリティ関連シグナリングに参加する必要はありません。
認証、許可、およびアカウンティング(AAA)サーバが使用できる場合、モバイル アクセス ゲートウェイ(MAG)は、設定およびコールフロー時に、サーバからプロキシ モバイル IPv6(PMIPv6)ドメインおよびモバイル ノード(MN)のプロファイル情報をそれぞれ取得します。
次に、PMIPv6 ドメインおよび MN の設定に必要な AAA 属性を示します。
1. enable
2. configure terminal
3. ipv6 mobile pmipv6-domain domain-name load-aaa
4. end
1. enable
2. configure terminal
3. ipv6 mobile pmipv6-domain domain-name
4. lma lma-id
5. ipv6-address ipv6-address
6. exit
7. 2 番めの LMA を設定するには、ステップ 5 ~ 8 を繰り返します。
8. nai [user]@realm
9. lma lma-id
10. service {dual | ipv4 | ipv6}
11. exit
12. 2 番めの MN を設定するには、ステップ 10 ~ 11 を繰り返します。
13. end
1. enable
2. configure terminal
3. ipv6 mobile pmipv6-domain domain-name
4. replay-protection timestamp [window seconds]
5. auth-option spi {spi-hex-value | decimal spi-decimal-value} key {ascii ascii-string | hex hex-string}
6. encap {gre-ipv4 | ipv6-in-ipv6}
7. local-routing-mag
8. lma lma-id
9. ipv6-address ipv6-address
10. exit
11. 各 LMA を設定するには、ステップ 10 ~ 12 を繰り返します。
12. mag mag-id
13. ipv6-address ipv6-address
14. exit
15. mn-profile-load-aaa
16. nai [user]@realm
17. lma lma-id
18. int att interface-access-type l2-addr mac-address
19. gre-encap-key [down | up] key-value
20. service {dual | ipv4 | ipv6}
21. apn apn-name
22. exit
23. 各 MN を設定するには、ステップ 20 ~ 24 を繰り返します。
24. end
1. enable
2. configure terminal
3. ipv6 mobile pmipv6-mag mag-id domain domain-name
4. address ipv6 ipv6-address
5. sessionmgr
6. generate grekey
7. interface type number
8. role {3gpp | lte | wimax | wlan}
9. apn apn-name
10. end
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | enable 例: Device> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 |
||
ステップ 2 | configure terminal 例: Device# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 3 | ipv6 mobile pmipv6-mag mag-id domain domain-name 例: Device(config)# ipv6 mobile pmipv6-mag mag1 domain dn1 |
デバイスの MAG サービスをイネーブルにし、MAG の PMIPv6 ドメインを設定して、MAG コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 4 | address ipv6 ipv6-address 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# address ipv6 2001:0DB8:2:4::1 |
MAG の IPv6 アドレスを設定します。 |
||
ステップ 5 | sessionmgr 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# sessionmgr |
Intelligent Services Gateway(ISG)から Mobile Client Service Abstraction(MCSA)を介して受信する通知を MAG で処理できるようにします。 |
||
ステップ 6 | generate grekey 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# generate grekey |
LMA のモバイル ノードの、アップストリームの総称ルーティング カプセル化キーのダイナミックな生成をイネーブルにします。 |
||
ステップ 7 | interface type number 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# interface gigabitethernet 0/0/0 |
MAG のインターフェイスをイネーブルにします。 |
||
ステップ 8 | role {3gpp | lte | wimax | wlan} 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# role lte |
MAG のロールを設定します。 キーワードは次のとおりです。 |
||
ステップ 9 | apn apn-name 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# apn apn2 |
MAG のサブスクライバにアクセス ポイント名(APN)を指定します。
|
||
ステップ 10 | end 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# end |
MAG コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
1. enable
2. configure terminal
3. vrf definition vrf-name
4. exit
5. ipv6 mobile pmipv6-mag mag-id domain domain-name
6. role {3gpp | wlan}
7. apn apn-name
8. local-routing-mag
9. discover-mn-detach poll interval seconds timeout seconds retries retry-count
10. address ipv4 ipv4-address
11. address ipv6 ipv6-address
12. sessionmgr
13. interface type number
14. binding maximum number
15. binding lifetime seconds
16. binding refresh-time seconds
17. binding init-retx-time milliseconds
18. binding max-retx-time milliseconds
19. replay-protection timestamp [window seconds]
20. bri delay min milliseconds
21. bri delay max milliseconds
22. bri retry number
23. lma lma-id domain-name
24. auth-option spi {spi-hex-value | decimal spi-decimal-value} key {ascii | hex} hex-string
25. ipv4-address ipv4-address
26. vrfid vrf-name
27. encap {gre-ipv4 | ipv6-in-ipv6}
28. end
29. show ipv6 mobile pmipv6 mag mag-id globals
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | enable 例: Device> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 |
ステップ 2 | configure terminal 例: Device# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | vrf definition vrf-name 例: Device(config)# vrf definition vrf1 |
仮想ルーティングおよび転送(VRF)ルーティング テーブル インスタンスを設定し、VRF コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 | exit 例: Device(config-vrf) exit |
VRF コンフィギュレーション モードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 5 | ipv6 mobile pmipv6-mag mag-id domain domain-name 例: Device(config)# ipv6 mobile pmipv6-mag mag1 domain dn1 |
デバイスの MAG サービスをイネーブルにし、MAG の PMIPv6 ドメインを設定して、MAG コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 6 | role {3gpp | wlan} 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# role 3gpp |
MAG のロールを設定します。 キーワードは次のとおりです。 |
ステップ 7 | apn apn-name 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# apn apn2 |
MAG のサブスクライバにアクセス ポイント名(APN)を指定します。 |
ステップ 8 | local-routing-mag 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# local-routing-mag |
MAG のローカル ルーティングをイネーブルにします。 |
ステップ 9 | discover-mn-detach poll interval seconds timeout seconds retries retry-count 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# discover-mn-detach poll interval 11 timeout 3 retries 4 |
MAG 対応インターフェイスでの MN アタッチメントの定期的な検証をイネーブルにします。 |
ステップ 10 | address ipv4 ipv4-address 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# address ipv4 10.1.3.1 |
MAG の IPv4 アドレスを設定します。 |
ステップ 11 | address ipv6 ipv6-address 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# address ipv6 2001:0DB8:2:4::1 |
MAG の IPv6 アドレスを設定します。 |
ステップ 12 | sessionmgr 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# sessionmgr |
MAG の IPv6 アドレスを設定します。 |
ステップ 13 | interface type number 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# interface gigabitethernet 0/0/0 |
MAG のインターフェイスをイネーブルにします。 |
ステップ 14 | binding maximum number 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# binding maximum 200 |
MAG に許可される Proxy Binding Update(PBU)エントリの最大数を指定します。 |
ステップ 15 | binding lifetime seconds 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# binding lifetime 5000 |
PBU エントリに許可される最大ライフタイムを指定します。 |
ステップ 16 | binding refresh-time seconds 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# binding refresh-time 2000 |
PBU エントリの更新時間を指定します。 |
ステップ 17 | binding init-retx-time milliseconds 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# binding init-retx-time 110 |
Proxy Binding Acknowledgment(PBA)が受信されるまでの、PBU と PBA 間の最初のタイムアウト間隔を指定します。 |
ステップ 18 | binding max-retx-time milliseconds 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# binding max-retx-time 4000 |
PBA が受信されるまでの、PBU と PBA 間の最大タイムアウト間隔を指定します。 |
ステップ 19 | replay-protection timestamp [window seconds] 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# replay-protection timestamp window 200 |
PMIPv6 ドメイン内のリプレイ保護メカニズムを設定します。 |
ステップ 20 | bri delay min milliseconds 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# bri delay min 500 |
Binding Revocation Indication(BRI)メッセージを送信する前に LMA が待機する最小時間を指定します。 |
ステップ 21 | bri delay max milliseconds 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# bri delay max 4500 |
BRI メッセージを再送信する前に、LMA が Binding Revocation Acknowledgment(BRA)メッセージを待機する最大時間を指定します。 |
ステップ 22 | bri retry number 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# bri retry 6 |
BRA が受信されるまで LMA が BRI メッセージを再送信する最大回数を指定します。 |
ステップ 23 | lma lma-id domain-name 例: Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# lma lma3 dn1 |
MAG の LMA を設定し、MAG-LMA コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 24 | auth-option spi {spi-hex-value | decimal spi-decimal-value} key {ascii | hex} hex-string 例: Device(config-ipv6-pmipv6mag-lma)# auth-option spi decimal 258 key hex BDF |
MAG 内の LMA の認証を設定します。 |
ステップ 25 | ipv4-address ipv4-address 例: Device(config-ipv6-pmipv6mag-lma)# ipv4-address 172.16.0.1 |
MAG 内の LMA の IPv4 アドレスを設定します。 |
ステップ 26 | vrfid vrf-name 例: Device(config-ipv6-pmipv6mag-lma)# vrfid vrf1 |
LMA ピアの VRF を指定します。 |
ステップ 27 | encap {gre-ipv4 | ipv6-in-ipv6} 例: Device(config-ipv6-pmipv6mag-lma)# encap gre-ipv4 |
MAG と LMA 間のトンネル カプセル化モードのタイプを設定します。 |
ステップ 28 | end 例: Device(config-ipv6-pmipv6mag-lma)# end |
MAG-LMA コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
ステップ 29 | show ipv6 mobile pmipv6 mag mag-id globals 例: Device# show ipv6 mobile pmipv6 mag mag1 globals |
(任意)MAG グローバル コンフィギュレーションの詳細を表示します。 |
次に、MAG グローバル コンフィギュレーションの例を示します。
Router# show ipv6 mobile pmipv6 mag mag1 globals --------------------------------------------------- Domain : D1 Mag Identifier : M1 MN's detach discover : disabled Local routing : disabled Mag is enabled on interface : GigabitEthernet0/0/0 Mag is enabled on interface : GigabitEthernet0/1/0 Max Bindings : 3 AuthOption : disabled RegistrationLifeTime : 3600 (sec) BRI InitDelayTime : 1000 (msec) BRI MaxDelayTime : 40000 (msec) BRI MaxRetries : 6 BRI EncapType : IPV6_IN_IPV6 Fixed Link address is : enabled Fixed Link address : aaaa.aaaa.aaaa Fixed Link Local address is : enabled Fixed Link local address : 0xFE800000 0x0 0x0 0x2 RefreshTime : 300 (sec) Refresh RetxInit time : 20000 (msec) Refresh RetxMax time : 50000 (msec) Timestamp option : enabled Validity Window : 7 Peer : LMA1 Max Bindings : 3 AuthOption : disabled RegistrationLifeTime : 3600 (sec) BRI InitDelayTime : 1000 (msec) BRI MaxDelayTime : 40000 (msec) BRI MaxRetries : 6 BRI EncapType : IPV6_IN_IPV6 Fixed Link address is : enabled Fixed Link address : aaaa.aaaa.aaaa Fixed Link Local address is : enabled Fixed Link local address : 0xFE800000 0x0 0x0 0x2 RefreshTime : 300 (sec) Refresh RetxInit time : 20000 (msec) Refresh RetxMax time : 50000 (msec) Timestamp option : enabled Validity Window : 7 Peer : LMA2 Max Bindings : 3 AuthOption : disabled
次のコマンドを使用して、MAG 設定のトラブルシューティングができます。
次に、AAA サーバのコンフィギュレーションを使用して PMIPv6 ドメインを設定する方法の例を示します。
Device# configure terminal Device(config)# ipv6 mobile pmipv6-domain D1 load-aaa
次に、AAA サーバからのコンフィギュレーションを使用して PMIPv6 ドメインを設定する方法、および特定の PMIPv6 ドメイン パラメータの設定を上書きする方法の例を示します。
Device# configure terminal Device(config)# ipv6 mobile pmipv6-domain D11 load-aaa Device(config)# ipv6 mobile pmipv6-domain D11 Device(config-ipv6-pmipv6-domain)# gre-ipv4 Device(config-ipv6-pmipv6-domain)# auth-option spi 67 key ascii key1
次に、AAA サーバのコンフィギュレーションが使用できない場合の PMIPv6 ドメインの設定の例を示します。
Device# configure terminal Device(config)# ipv6 mobile pmipv6-domain D2 Device(config-ipv6-pmipv6-domain)# replay-protection timestamp window 200 Device(config-ipv6-pmipv6-domain)# auth-option spi 100 key ascii hi Device(config-ipv6-pmipv6-domain)# encap ipv6-in-ipv6 ! Device(config-ipv6-pmipv6-domain)# lma lma1 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-lma)# ipv4-address 10.1.1.1 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-lma)# ipv6-address 2001:0DB8:2:3::1 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-lma)# exit ! Device(config-ipv6-pmipv6-domain)# mag mag1 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-mag)# ipv4-address 10.1.3.1 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-mag)# ipv6-address 2001:0DB8:2:5::1 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-mag)# exit ! Device(config-ipv6-pmipv6-domain)# nai example1@example.com Device(config-ipv6-pmipv6-domain-mn)# lma lma1 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-mn)# int att gigabitethernet l2-addr 02c7.f800.0422 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-mn)# gre-encap-key up 1234 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-mn)# gre-encap-key down 5678 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-mn)# service ipv4 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-mn)# end
次に、MAG をイネーブルにするために必要な最低限の設定を示します。
Device# configure terminal Device(config)# ipv6 mobile pmipv6-domain D2 Device(config-ipv6-pmipv6-domain)# lma lma1 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-lma)# ipv4-address 10.1.1.1 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-lma)# ipv6-address 2001:0DB8:2:3::1 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-lma)# exit Device(config-ipv6-pmipv6-domain)# lma lma2 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-lma)# ipv4-address 10.2.1.1 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-lma)# ipv6-address 2001:0DB8:2:4::1 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-lma)# exit Device(config-ipv6-pmipv6-domain)# nai example1@example.com Device(config-ipv6-pmipv6-domain-mn)# lma lma1 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-mn)# exit Device(config-ipv6-pmipv6-domain)# nai example2@example.com Device(config-ipv6-pmipv6-domain-mn)# lma lma2 Device(config-ipv6-pmipv6-domain-mn)# exit Device(config)# ipv6 mobile pmipv6-mag mag1 domain D2 Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# address ipv6 2001:DB8:0:0:E000::F Device(config-ipv6-pmipv6-mag)# address ipv4 10.2.1.1 Device(ipv6-mag-config)# interface gigabitethernet 0/0/0 Device(ipv6-mag-config)# role 3gpp Device(ipv6-mag-config)# apn a Device(ipv6-mag-config)# exit
MAG エンティティは、ASR 5000 デバイスによって提供される LMA で動作します。 Cisco ASR 5000 の LMA を設定するには、『Cisco ASR 5000 Series Packet Data Network Gateway Administration Guide』の「PDN Gateway Configuration」モジュールを参照してください。
関連項目 |
マニュアル タイトル |
---|---|
Cisco IOS コマンド |
|
IP モビリティ コマンド |
標準/RFC |
タイトル |
---|---|
RFC 3775 |
『Mobility Support in IPv6』 |
RFC 5213 |
『Proxy Mobile IPv6』 |
RFC 5844 |
『IPv4 Support for Proxy Mobile IPv6』 |
RFC 5845 |
『Generic Routing Encapsulation (GRE) Key Option for Proxy Mobile IPv6』 |
RFC 5846 |
『Binding Revocation for IPv6 Mobility』 |
MIB |
MIB のリンク |
---|---|
なし |
選択したプラットフォーム、シスコ ソフトウェア リリース、およびフィーチャ セットの MIB を検索してダウンロードする場合は、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。 |
説明 |
リンク |
---|---|
シスコのサポートおよびドキュメンテーション Web サイトでは、ダウンロード可能なマニュアル、ソフトウェア、ツールなどのオンライン リソースを提供しています。 これらのリソースは、ソフトウェアをインストールして設定したり、シスコの製品やテクノロジーに関する技術的問題を解決したりするために使用してください。 この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。 |
次の表に、このモジュールで説明した機能に関するリリース情報を示します。 この表は、ソフトウェア リリース トレインで各機能のサポートが導入されたときのソフトウェア リリースのみを示しています。 その機能は、特に断りがない限り、それ以降の一連のソフトウェア リリースでもサポートされます。
プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/go/cfn に移動します。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。
機能名 |
リリース |
機能情報 |
---|---|---|
プロキシ モバイル IPv6 MAG 機能サポート |
Cisco IOS XE Release 3.4S |
MAG 機能のプロキシ モバイル IPv6 サポートは、モバイル ノードの IP モビリティ関連シグナリングへの参加を必要とせずに、モバイル ノードへのネットワーク ベースの IP モビリティ管理を提供します。 モバイル アクセス ゲートウェイは、アクセス リンクでのモバイル ノードの移動を追跡し、モバイル ノードのローカル モビリティ アンカーに信号を送信します。 Cisco IOS XE Release 3.4S では、Cisco ASR シリーズ アグリゲーション サービス 1000 ルータでこの機能が導入されました。 次のコマンドが導入されました。address、apn、auth-option、binding、bri、clear ipv6 mobile pmipv6 mag、debug ipv6 mobile mag、debug ipv6 mobile packets、discover-mn-detach、encap、fixed-link-layer-address、fixed-link-local-address、gre-encap-key、int att、interface、ipv4-address、ipv6 mobile pmipv6-domain、ipv6 mobile pmipv6-mag、ipv6-address、lma、local-routing-mag、mag、mn-profile-load-aaa、multi-homed、nai、replay-protection、role、service、show ipv6 mobile pmipv6 mag binding、show ipv6 mobile pmipv6 mag globals、show ipv6 mobile pmipv6 mag stats |
プロキシ モバイル IPv6 モバイル アクセス ゲートウェイでの IPv6 クライアント サポート |
Cisco IOS XE Release 3.5S |
プロキシ モバイル IPv6 モバイル アクセス ゲートウェイ機能の IPv6 クライアント サポートを導入する前は、PMIP ドメイン内の MN には IPv4 サービスのみが提供できました。 プロキシ モバイル IPv6 MAG 機能の IPv6 クライアント サポートは、PMIP ドメイン内の MN に IPv4、IPv6、およびデュアル サービスを提供するための拡張です。 次のコマンドが変更されました。service |