この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
このモジュールでは、レイヤ 2 バーチャル プライベート ネットワーク(VPN)の設定、モニタ、およびトラブルシューティングに使用するコマンドについて説明します。
ポイントツーポイント レイヤ 2 サービスの概念、設定作業、および例の詳細については、Cisco NCS 5000 シリーズルータ向け L2VPN およびイーサネットサービスのコンフィギュレーション ガイド』の「Implementing Point-to-point Layer 2 Services」の章を参照してください。
接続回線を設定するには、p2p コンフィギュレーション サブモードで interface コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
interface type interface-path-id l2transport
no interface type interface-path-id l2transport
type | インターフェイス タイプ。詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用します。 |
||
interface-path-id | 物理インターフェイスまたは仮想インターフェイス。
ルータの構文の詳細については、疑問符(?)を使用してオンライン ヘルプを参照してください。 |
なし
p2p コンフィギュレーション サブモード
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID |
動作 |
---|---|
l2vpn |
読み取り、書き込み |
次に、TenGigE インターフェイスで接続回線を設定する例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface TenGigE 0/0/0/10.20 l2transport RP/0/RP0/CPU0:router(config-subif)# encap dot1ad 3000 RP/0/RP0/CPU0:router(config-subif)# commit RP/0/RP0/CPU0:router(config-subif)#
物理インターフェイスをレイヤ 2 転送モードで動作するように設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで l2transport コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
l2transport
no l2transport
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
なし
インターフェイス コンフィギュレーション
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
l2transport コマンドとこれらの設定項目は、互いに排他的です。
(注) |
インターフェイスまたは接続がレイヤ 2 でスイッチングされるように設定した後は、ipv4 address などのコマンドが使用できなくなります。インターフェイスにルーティング コマンドを設定した場合、l2transport は拒否されます。 |
タスク ID |
動作 |
---|---|
l2vpn |
読み取り、書き込み |
次に、いくつかの異なるモードでインターフェイスまたは接続をレイヤ 2 スイッチドとして設定する例を示します。
イーサネット ポート モード:
RP/0/RP0/CPU0:router# configure RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface TenGigE 0/0/0/10 RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# l2transport
イーサネット VLAN モード:
RP/0/RP0/CPU0:router# configure RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface TenGigE 0/0/0/0.1 l2transport RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# encapsulation dot1q 10
イーサネット VLAN モード(QinQ):
RP/0/RP0/CPU0:router# configure RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface TenGigE 0/0/0/0.1 l2transport RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# encapsulation dot1q 10 second-dot1q 11
L2VPN コンフィギュレーション モードを開始するには、XR コンフィギュレーション モードで l2vpn コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
l2vpn
no l2vpn
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
なし
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID |
動作 |
---|---|
l2vpn |
読み取り、書き込み |
次に、L2VPN コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure RP/0/RP0/CPU0:router(config)# l2vpn RP/0/RP0/CPU0:router(config-l2vpn)#
ポイントツーポイントの相互接続を設定し、p2p コンフィギュレーション サブモードを開始するには、L2VPN xconnect モードで p2p コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
p2p xconnect-name
no p2p xconnect-name
xconnect-name | (任意)ポイントツーポイント相互接続の名前を設定します。 |
なし
L2VPN xconnect
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
ポイントツーポイント相互接続ストリングの名前は、自由形式の説明ストリングです。
タスク ID |
動作 |
---|---|
l2vpn |
読み取り、書き込み |
次に、ポイントツーポイントの相互接続を設定する例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure RP/0/RP0/CPU0:router(config)# l2vpn RP/0/RP0/CPU0:router(config-l2vpn)# xconnect group XCON1 RP/0/RP0/CPU0:router(config-l2vpn-xc)# p2p XCON1_P2P3 RP/0/RP0/CPU0:router(config-l2vpn-xc-p2p)# interface TenGigE0/0/0/0 RP/0/RP0/CPU0:router(config-l2vpn-xc-p2p)# interface TenGigE0/0/0/8 RP/0/RP0/CPU0:router(config-l2vpn-xc-p2p)# commit
L2VPN 情報を表示するには、XR EXEC モードで show l2vpn コマンドを使用します。
show l2vpn
このコマンドにはキーワードまたは引数はありません。
なし
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID | 動作 |
---|---|
l2vpn |
読み取り |
次に、show l2vpn コマンドによる出力例を示します。この出力には、グローバルに設定された機能ステートの概要が示されます。
RP/0/RP0/CPU0:router# show l2vpn
Mon Oct 12 14:14:48.869 UTC
HA role : Active
ISSU role : Primary
Process FSM : PrimaryActive
---------------------------
PW-Status: enabled
PW-Grouping: disabled
Logging PW: disabled
Logging BD state changes: disabled
Logging VFI state changes: disabled
Logging NSR state changes: disabled
TCN propagation: disabled
PW OAM transmit time: 30s
l2vpn_mgr とその他のプロセスとの間の、プロセス間通信接続のステートに関する情報を表示するには、XR EXEC モードで show l2vpn collaborators コマンドを使用します。
show l2vpn collaborators
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
なし
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID |
動作 |
---|---|
l2vpn |
読み取り、書き込み |
次に、show l2vpn collaborators コマンドによる出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show l2vpn collaborators
Mon Oct 12 14:14:57.373 UTC
L2VPN Collaborator stats:
Name State Up Cnts Down Cnts
-------------------- ---------- ----------- -----------
LSD Up 1 0
次の表で、この出力に表示される重要なフィールドを説明します。
フィールド |
説明 |
---|---|
Name |
l2vpn_mgr と対話するタスクの短縮名。 |
State |
l2vpn_mgr と他のプロセスとの間に作業接続があるかどうかを示します。 |
Up Cnts |
l2vpn_mgr と他のプロセスとの間の接続が正常に確立された回数。 |
Down Cnts |
l2vpn_mgr と他のプロセスとの間の接続が失敗または中断した回数。 |
L2VPN データベースを表示するには、XR EXEC モードで show l2vpn database コマンドを使用します。
show l2vpn database { ac | node }
ac | L2VPN 接続回線(AC)データベースを表示します。 |
node | L2VPN ノードのデータベースを表示します。 |
なし
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID | 動作 |
---|---|
l2vpn |
読み取り |
次に、show l2vpn database ac コマンドによる出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show l2vpn database ac
Mon Oct 12 14:15:47.731 UTC
Bundle-Ether1:
Other-Segment MTU: 0
Other-Segment status flags: 0x3
Signaled capability valid: Yes
Signaled capability flags: 0x360018
Configured capability flags: 0x0
XCID: 0xa0000001
PSN Type: Undefined
ETH data:
Xconnect tags: 0
Vlan rewrite tag: 0
AC defn:
ac-ifname: Bundle-Ether1
capabilities: 0x00368079
extra-capabilities: 0x00000000
parent-ifh: 0x00000000
ac-type: 0x04
interworking: 0x00
AC info:
seg-status-flags: 0x00000003
segment mtu/l2-mtu: 1500/1514
TenGigE0/0/0/0.1:
Other-Segment MTU: 0
Other-Segment status flags: 0x3
Signaled capability valid: Yes
Signaled capability flags: 0x360018
Configured capability flags: 0x0
XCID: 0xea
PSN Type: Undefined
ETH data:
Xconnect tags: 0
Vlan rewrite tag: 0
AC defn:
ac-ifname: TenGigE0_0_0_0.1
capabilities: 0x00368079
extra-capabilities: 0x00000000
parent-ifh: 0x08000018
ac-type: 0x15
interworking: 0x00
AC info:
seg-status-flags: 0x00000003
segment mtu/l2-mtu: 1504/1518
次に、show l2vpn database node コマンドによる出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show l2vpn database node
Mon Oct 12 14:16:30.540 UTC
Node ID: 0x1000 (0/RP0/CPU0)
MA: vlan_ma inited:1, flags:0x 2, circuits:3744
AC event trace history [Total events: 4]
-----------------------------------------
Time Event Num Rcvd Num Sent
==== ===== ======== ========
10/12/2015 12:46:00 Process joined 0 0
10/12/2015 12:46:00 Process init success 0 0
10/12/2015 12:46:00 Replay start rcvd 0 0
10/12/2015 12:46:00 Replay end rcvd 0 0
MA: ether_ma inited:1, flags:0x 2, circuits:2
AC event trace history [Total events: 4]
-----------------------------------------
Time Event Num Rcvd Num Sent
==== ===== ======== ========
10/12/2015 12:41:19 Process joined 0 0
10/12/2015 12:41:19 Process init success 0 0
10/12/2015 12:41:19 Replay start rcvd 0 0
10/12/2015 12:41:19 Replay end rcvd 0 0
MA: atm_ma inited:0, flags:0x 0, circuits:0
MA: hdlc_ma inited:0, flags:0x 0, circuits:0
MA: fr_ma inited:0, flags:0x 0, circuits:0
MA: ppp_ma inited:0, flags:0x 0, circuits:0
MA: cem_ma inited:0, flags:0x 0, circuits:0
MA: vif_ma inited:0, flags:0x 0, circuits:0
MA: pwhe_ma inited:0, flags:0x 0, circuits:0
MA: nve_mgr inited:0, flags:0x 0, circuits:0
MA: mstp inited:0, flags:0x 0, circuits:0
MA: span inited:0, flags:0x 0, circuits:0
MA: erp inited:0, flags:0x 0, circuits:0
MA: erp_test inited:0, flags:0x 0, circuits:0
MA: mstp_test inited:0, flags:0x 0, circuits:0
MA: evpn inited:0, flags:0x 0, circuits:0
layer2_fib マネージャからの転送情報を表示するには、XR EXEC モードで lshow l2vpn forwarding コマンドを使用します。
show l2vpn forwarding { counter | debug | detail | hardware | interface | location [node-id] | private }
counter | 相互接続カウンタを表示します。 |
debug | デバッグ情報を表示します。 |
detail | layer2_fib マネージャからの詳細情報を表示します。 |
hardware | ハードウェア関連の layer2_fib マネージャ情報を表示します。 |
interface | 一致 AC サブインターフェイスを表示します。 |
locationnode-id |
指定した場所の layer2_fib マネージャ情報を表示します。node-id 引数は、rack/slot/module の形式で入力します。 |
private | 出力には個人情報が含まれます。 |
なし
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID |
動作 |
---|---|
l2vpn |
読み取り |
RP/0/RP0/CPU0:router# show l2vpn forwarding location 0/RP0/CPU0
Mon Oct 12 14:19:11.771 UTC
Segment 1 Segment 2 State
------------------------------------ ------------------------------------ ------
Te0/0/0/0.234 ac Te0/0/0/26.234 UP
Te0/0/0/0.233 ac Te0/0/0/26.233 UP
Te0/0/0/0.232 ac Te0/0/0/26.232 UP
Te0/0/0/0.231 ac Te0/0/0/26.231 UP
Te0/0/0/0.230 ac Te0/0/0/26.230 UP
RP/0/RP0/CPU0:router# show l2vpn forwarding counter location 0/RP0/CPU0
Mon Oct 12 14:18:01.194 UTC
Legend: ST = State, DN = Down
Segment 1 Segment 2 ST Byte
Switched
---------------------------------- ---------------------------------- -- ---------
Te0/0/0/0.234 ac Te0/0/0/26.234 UP 15098997504
Te0/0/0/0.233 ac Te0/0/0/26.233 UP 15098997568
Te0/0/0/0.232 ac Te0/0/0/26.232 UP 15098997504
Te0/0/0/0.231 ac Te0/0/0/26.231 UP 15098997568
Te0/0/0/0.230 ac Te0/0/0/26.230 UP 15098997568
RP/0/RP0/CPU0:router# show l2vpn forwarding summary location 0/RP0/CPU0
Mon Oct 12 14:18:25.838 UTC
To Resynchronize MAC table from the Network Processors, use the command...
l2vpn resynchronize forwarding mac-address-table location <r/s/i>
Major version num:1, minor version num:0
Shared memory timestamp:0xa41120d180
Global configuration:
Number of forwarding xconnect entries:1873
Up:1873 Down:0
AC-PW(atom):0 AC-PW(l2tpv2):0 AC-PW(l2tpv3):0
AC-PW(l2tpv3-ipv6):0
AC-AC:1873 AC-BP:0 (PWHE AC-BP:0) AC-Unknown:0
PW-BP:0 PW-Unknown:0
PBB-BP:0 PBB-Unknown:0
EVPN-BP:0 EVPN-Unknown:0
VNI-BP:0 VNI-Unknown:0
Monitor-Session-PW:0 Monitor-Session-Unknown:0
Number of xconnects down due to:
AIB:0 L2VPN:0 L3FIB:0 VPDN:0
Number of xconnect updates dropped due to:
Invalid XID: 0 VPWS PW, 0 VPLS PW, 0 Virtual-AC, 0 PBB,
0 EVPN
0 VNI
Exceeded max allowed: 0 VPLS PW, 0 Bundle-AC
Number of p2p xconnects: 1873
Number of bridge-port xconnects: 0
Number of nexthops:0
Number of bridge-domains: 0
0 with routed interface
0 with PBB-EVPN enabled
0 with EVPN enabled
0 with p2mp enabled
Number of bridge-domain updates dropped: 0
Number of total macs: 0
0 Static macs
0 Routed macs
0 BMAC
0 Source BMAC
0 Locally learned macs
0 Remotely learned macs
Number of total P2MP Ptree entries: 0
Number of PWHE Main-port entries: 0
Number of EVPN Multicast Replication lists: 0 (0 default)
RP/0/RP0/CPU0:router# show l2vpn forwarding detail location 0/RP0/CPU0
Mon Oct 12 14:18:47.187 UTC
Local interface: TenGigE0/0/0/0.234, Xconnect id: 0x1, Status: up
Segment 1
AC, TenGigE0/0/0/0.234, status: Bound
Statistics:
packets: received 238878391, sent 313445
bytes: received 15288217024, sent 20060480
packets dropped: PLU 0, tail 0
bytes dropped: PLU 0, tail 0
Segment 2
AC, TenGigE0/0/0/26.234, status: Bound
Local interface: TenGigE0/0/0/0.233, Xconnect id: 0x2, Status: up
Segment 1
AC, TenGigE0/0/0/0.233, status: Bound
Statistics:
packets: received 238878392, sent 313616
bytes: received 15288217088, sent 20071424
packets dropped: PLU 0, tail 0
bytes dropped: PLU 0, tail 0
Segment 2
AC, TenGigE0/0/0/26.233, status: Bound
Local interface: TenGigE0/0/0/0.232, Xconnect id: 0x3, Status: up
Segment 1
AC, TenGigE0/0/0/0.232, status: Bound
Statistics:
packets: received 238878391, sent 313476
bytes: received 15288217024, sent 20062464
packets dropped: PLU 0, tail 0
bytes dropped: PLU 0, tail 0
Segment 2
AC, TenGigE0/0/0/26.232, status: Bound
インデックス マネージャに関する統計情報を表示するには、XR EXEC モードで show l2vpn index コマンドを使用します。
show l2vpn index [ location | private ] private
location | (任意)指定した場所のインデックス マネージャに関する統計情報を表示します。 |
private | (任意)各プールに割り当てられたすべてのインデックスに関する詳細情報。 |
なし
XR EXEC モード
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID |
動作 |
---|---|
l2vpn |
読み取り |
RP/0/RP0/CPU0:router# show l2vpn index
Mon Oct 12 14:20:20.218 UTC
Pool id: 0x0, App: AC
Max number of ID mgr instances: 1
ID mgr instances in use: 1
Pool size: 32513
zombied IDs: 0
allocated IDs: 3745
Pool id: 0xfff80002, App: BD
Max number of ID mgr instances: 1
ID mgr instances in use: 1
Pool size: 8192
zombied IDs: 0
allocated IDs: 0
Pool id: 0xfff80003, App: MP2MP
Max number of ID mgr instances: 1
ID mgr instances in use: 1
Pool size: 65535
zombied IDs: 0
allocated IDs: 0
Pool id: 0xfff80004, App: RD
Max number of ID mgr instances: 1
ID mgr instances in use: 1
Pool size: 65536
zombied IDs: 0
allocated IDs: 0
Pool id: 0xfff80005, App: IFLIST
Max number of ID mgr instances: 1
ID mgr instances in use: 1
Pool size: 65535
zombied IDs: 0
allocated IDs: 1
Pool id: 0xfff80006, App: ATOM
Max number of ID mgr instances: 1
ID mgr instances in use: 1
Pool size: 131071
zombied IDs: 0
allocated IDs: 0
Pool id: 0xfff80007, App: PWGroup
Max number of ID mgr instances: 1
ID mgr instances in use: 1
Pool size: 65535
zombied IDs: 0
allocated IDs: 1
Pool id: 0xfffd0000, App: Global
Max number of ID mgr instances: 1
ID mgr instances in use: 1
Pool size: 16383
zombied IDs: 0
allocated IDs: 2
L2VPN プロセスのメモリ ステートを表示するには、XR EXEC モードで show l2vpn resource コマンドを使用します。
show l2vpn resource
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
なし
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID |
動作 |
---|---|
l2vpn |
読み取り |
次に、show l2vpn resource コマンドによる出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show l2vpn resource
Mon Oct 12 14:21:54.670 UTC
Memory: Normal
次の表で、この出力に表示される重要なフィールドを説明します。
フィールド |
説明 |
---|---|
Memory |
メモリのステータスを表示します。 |
L2VPN に関するトレース データを表示するには、XR EXEC モードで show l2vpn trace コマンドを使用します。
show l2vpn trace [ checker | file | hexdump | last | location | reverse | stats | tailf | unique | usec | verbose | wide | wrapping ]
checker | L2VPN Uberverifier に関するトレース データを表示します。 |
file | 指定したファイルに関するトレース データを表示します。 |
hexdump | トレース データを 16 進数形式で表示します。 |
last | 最後の <n> 個のエントリを表示します。 |
location | 指定した場所に関するトレース データを表示します。 |
reverse | 最初に最新のトレースを表示します。 |
stats | トレース統計情報を表示します。 |
tailf | 新たに追加されたトレースを表示します。 |
unique | 一意のエントリとそのカウントを表示します。 |
usec | タイムスタンプ付きの usec の詳細情報を表示します。 |
verbose | 内部デバッグ情報を表示します。 |
wide | バッファ名、ノード名、tid を除くトレース データを表示します。 |
wrapping | ラッピング エントリを表示します。 |
なし
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID | 動作 |
---|---|
l2vpn |
読み取り |
次に、show l2vpn trace コマンドによる出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show l2vpn trace
Mon Oct 12 14:22:09.082 UTC
188 unique entries (2596 possible, 0 filtered)
Oct 12 12:37:44.197 l2vpn/policy 0/RP0/CPU0 1# t4349 POLICY:320: l2vpn_policy_reg_agent started - route_policy_supported=False, forward_class_supported=False
Oct 12 12:39:21.870 l2vpn/fwd-pd 0/RP0/CPU0 1# t5664 FWD_PD:731:
Oct 12 12:39:21.883 l2vpn/fwd-err 0/RP0/CPU0 1# t5664 FWD_ERR|ERR:76: Major version mis-match, SHM: 0x0 Expected: 0x1
Oct 12 12:39:21.883 l2vpn/fwd-err 0/RP0/CPU0 1# t5664 FWD_ERR|ERR:87: Magic number mis-match, SHM: 0x0 Expected: 0xa7b6c3d8
Oct 12 12:39:21.884 l2vpn/err 0/RP0/CPU0 1# t5664 FWD_ERR|ERR:76: Major version mis-match, SHM: 0x0 Expected: 0x1
Oct 12 12:39:21.884 l2vpn/err 0/RP0/CPU0 1# t5664 FWD_ERR|ERR:87: Magic number mis-match, SHM: 0x0 Expected: 0xa7b6c3d8
Oct 12 12:39:21.890 l2vpn/fwd-detail 0/RP0/CPU0 1# t5664 FWD_DETAIL:263: PWGROUP Table init succeeded
Oct 12 12:39:21.890 l2vpn/fwd-detail 0/RP0/CPU0 2# t5664 FWD_DETAIL:416: l2tp session table rebuilt
Oct 12 12:39:21.903 l2vpn/fwd-common 0/RP0/CPU0 1# t5664 FWD_COMMON:39: L2FIB_OBJ_TRACE: trace_buf=0x7d48e0
Oct 12 12:39:25.613 l2vpn/issu 0/RP0/CPU0 1# t5664 ISSU:790: ISSU - iMDR init called; 'infra/imdr' detected the 'informational' condition 'the service is not supported in the node'
Oct 12 12:39:25.613 l2vpn/issu 0/RP0/CPU0 1# t5664 ISSU:430: ISSU - attempt to start COLLABORATOR wait timer while not in ISSU mode
Oct 12 12:39:25.638 l2vpn/fwd-common 0/RP0/CPU0 1# t5664 FWD_COMMON:4241: show edm thread initialized
Oct 12 12:39:25.781 l2vpn/fwd-mac 0/RP0/CPU0 1# t5664 FWD_MAC|ERR:783: Mac aging init
Oct 12 12:39:25.781 l2vpn/fwd-mac 0/RP0/CPU0 2# t5664 FWD_MAC:1954: l2vpn_gsp_cons_init returned Success
Oct 12 12:39:25.781 l2vpn/err 0/RP0/CPU0 1# t5664 FWD_MAC|ERR:783: Mac aging init
Oct 12 12:39:25.782 l2vpn/fwd-aib 0/RP0/CPU0 4# t5664 FWD_AIB:446: aib connection opened successfully
Oct 12 12:39:25.783 l2vpn/fwd-mac 0/RP0/CPU0 2# t5664 FWD_MAC:2004: Client successfully joined gsp group
Oct 12 12:39:25.783 l2vpn/fwd-mac 0/RP0/CPU0 1# t5664 FWD_MAC:781: Initializing the txlist IPC thread
Oct 12 12:39:25.783 l2vpn/fwd-mac 0/RP0/CPU0 1# t5664 FWD_MAC:3195: gsp_optimal_msg_size = 31264 (real: True)
Oct 12 12:39:25.783 l2vpn/fwd-mac 0/RP0/CPU0 1# t5664 FWD_MAC:626: Entering mac aging timer init
Oct 12 12:39:25.783 l2vpn/fwd-mac 0/RP0/CPU0 1# t7519 FWD_MAC:725: Entering event loop for mac txlist thread
Oct 12 12:39:25.797 l2vpn/fwd-mac 0/RP0/CPU0 1# t4222 FWD_MAC:2221: learning_client_colocated 0, is_client_netio 1
設定されている相互接続に関する簡潔な情報を表示するには、XR EXEC モードで show l2vpn xconnect コマンドを使用します。
show l2vpn xconnect [ brief | detail | encapsulation | group | groups | interface | location | neighbor | standby | state | summary | type locally-switched ]
brief | (任意)カプセル化の簡潔な情報を表示します。 |
detail | (任意)詳細情報を表示します。 |
encapsulation | (任意)カプセル化タイプをフィルタリングします。 |
group | (任意)指定したグループのすべての相互接続を表示します。 |
groups | (任意)すべてのグループ情報を表示します。 |
interface | (任意)インターフェイスおよびサブインターフェイスをフィルタリングします。 |
location | (任意)場所固有の情報を表示します。 |
neighbor | (任意)ネイバーをフィルタリングします。 |
private | (任意)プライベート情報を表示します。 |
standby | (任意)スタンバイ ノード固有の情報を表示します。 |
state | (任意)次の xconnect ステート タイプをフィルタリングします。 |
summary | (任意)AC マネージャ データベースの AC 情報を表示します。 |
type | (任意)ローカル スイッチング相互接続タイプをフィルタリングします。 |
なし
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 |
このコマンドが導入されました。 |
特定の相互接続がコマンドに指定されている場合は、その相互接続のみが表示されます。それ以外の場合は、すべての相互接続が表示されます。
タスク ID |
動作 |
---|---|
l2vpn |
読み取り、書き込み |
次に、show l2vpn xconnect コマンドによる出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show l2vpn xconnect
Mon Oct 12 14:22:20.566 UTC
Legend: ST = State, UP = Up, DN = Down, AD = Admin Down, UR = Unresolved,
SB = Standby, SR = Standby Ready, (PP) = Partially Programmed
XConnect Segment 1 Segment 2
Group Name ST Description ST Description ST
------------------------ ----------------------------- -----------------------------
XC XC UP BE1 UP BE2 UP
----------------------------------------------------------------------------------------
XCON31 XCON1_P2P1 UP Te0/0/0/0.1 UP Te0/0/0/26.1 UP
----------------------------------------------------------------------------------------
XCON32 XCON1_P2P2 UP Te0/0/0/0.2 UP Te0/0/0/26.2 UP
----------------------------------------------------------------------------------------
XCON33 XCON1_P2P3 UP Te0/0/0/0.3 UP Te0/0/0/26.3 UP
----------------------------------------------------------------------------------------
XCON34 XCON1_P2P4 UP Te0/0/0/0.4 UP Te0/0/0/26.4 UP
----------------------------------------------------------------------------------------
XCON35 XCON1_P2P5 UP Te0/0/0/0.5 UP Te0/0/0/26.5 UP
----------------------------------------------------------------------------------------
XCON36 XCON1_P2P6 UP Te0/0/0/0.6 UP Te0/0/0/26.6 UP
----------------------------------------------------------------------------------------
XCON37 XCON1_P2P7 UP Te0/0/0/0.7 UP Te0/0/0/26.7 UP
----------------------------------------------------------------------------------------
XCON38 XCON1_P2P8 UP Te0/0/0/0.8 UP Te0/0/0/26.8 UP
----------------------------------------------------------------------------------------
RP/0/RP0/CPU0:router# show run l2vpn
Mon Oct 12 14:23:24.723 UTC
l2vpn
xconnect group XC
p2p XC
interface Bundle-Ether1
interface Bundle-Ether2
!
!
xconnect group XCON31
p2p XCON1_P2P1
interface TenGigE0/0/0/0.1
interface TenGigE0/0/0/26.1
!
!
xconnect group XCON32
p2p XCON1_P2P2
interface TenGigE0/0/0/0.2
interface TenGigE0/0/0/26.2
!
!
xconnect group XCON33
p2p XCON1_P2P3
interface TenGigE0/0/0/0.3
interface TenGigE0/0/0/26.3
次の表で、この出力に表示される重要なフィールドを説明します。
フィールド |
説明 |
---|---|
XConnect Group |
設定済みのすべての相互接続グループを表示します。 |
Group |
相互接続グループの番号を表示します。 |
Name |
相互接続グループの名前を表示します。 |
Description |
相互接続グループの説明を表示します。説明が設定されていない場合は、インターフェイス タイプが表示されます。 |
ST |
相互接続グループのステート:up(UP)または down(DN)です。 |
相互接続グループを設定するには、L2VPN コンフィギュレーション モードで xconnect group コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
xconnect group group-name
no xconnect group group-name
group-name | 自由形式の 32 文字ストリングを使用して、相互接続グループ名を設定します。 |
なし
L2VPN コンフィギュレーション
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
(注) |
ボックスごとに最大 16K の相互接続を設定できます。 |
タスク ID |
動作 |
---|---|
l2vpn |
読み取り、書き込み |
次に、XCON1 のすべての相互接続をグループ化する例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure RP/0/RP0/CPU0:router(config)# l2vpn RP/0/RP0/CPU0:router(config-l2vpn)# xconnect group XCON1