この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ここでは、イーサネットとコンソール ポートにケーブルを接続する方法について説明します。
警告 この装置の 設置、交換、保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 49
ステップ 2 コンピュータまたはターミナルをポートに接続する前に、シリアル ポートのボー レートを確認します。ボー レートは、適応型セキュリティ アプライアンスのコンソール ポートのデフォルト ボー レート(9600 ボー)と一致している必要があります。端末を 9600 ボー(デフォルト)、8 データ ビット、パリティなし、1 ストップ ビット、およびフロー制御(FC) = ハードウェアに設定します。
ステップ 1 ポート 0(外部ポート)をパブリック ネットワーク(インターネット)に接続します。
(注) デフォルトでは、スイッチ ポート 0/0 は、外部ポートです。内部および外部ポート割り当ては、後から必要に応じて変更できます。
ステップ 2 内部ポート(番号 1~7)の 1 つに、イーサネット ケーブルでネットワーク デバイスを接続します。
PoE デバイスを接続する場合は、PoE をサポートするスイッチ ポート(ポート番号 6 と 7)の 1 つに接続します。
ステップ 3 内部ポート(番号 0~7)の 1 つに対するにネットワーク デバイスの基本的な接続が存在することを確認するために、LINK LED を検査します。Cisco ASA 5505接続が確立すると、Cisco ASA 5505 の前面パネルの LINK LED が緑色に点灯します。
図 3-1 ネットワーク インターフェイスへのケーブルの接続
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ステップ 4 電源コードを適応型セキュリティ アプライアンスに接続し、もう一方の端を電源に差し込みます。シャーシの電源の詳細については、「Cisco ASA 5505 の電源投入」を参照してください。
Cisco ASA 5505上のコンソール ポートを使用して、管理のためのコマンドラインにアクセスできます。コンソール ポートに接続して、PC またはワーク ステーションのシリアル ターミナル エミュレータを実行するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 PC 端末アダプタの一端を、PC の標準 9 ピン PC シリアル ポートに差し込みます。
ステップ 2 PC 端末アダプタに、青色のコンソール ケーブルの一端を差し込みます。
ステップ 3 青色のコンソール ケーブルの反対側を、コンソール ポートに差し込みます。
ステップ 4 PC ターミナル エミュレーション ソフトウェアまたは端末を、9600 ボー、8 データ ビット、パリティなし、1 ストップ ビットに設定してください。
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Cisco ASA 5505 の電源を入れるには、次の手順に従います。
ステップ 2 電源ケーブルの小さい四角形コネクタを、背面の電源コネクタに接続します。
ステップ 3 電源入力ケーブルの AC 電源コネクタを、電源コンセントに接続します。
(注) この Cisco ASA 5505 には電源スイッチがありません。ステップ3 を完了すると、デバイスの電源がオンになります。
ステップ 4 電源 LED を確認してください。これが緑色に点灯している場合は、デバイスの電源が入っています。
(注) 100Mbps のデバイスに対してだけ、ライトが緑色に点灯します。
物理的なセキュリティを提供するために、Cisco ASA 5505 には標準のデスクトップのケーブル ロックを受け入れるスロットがあります。ケーブル ロックは含まれていません。
ステップ 1 Cisco ASA 5505を保護するためには、ケーブルの反対側を接続するためのメーカーの指示に従ってください。
ステップ 2 ケーブル ロックを、Cisco ASA 5505の背面パネルにあるロック スロットに接続します。
警告 ラックへのユニットの設置や、ラック内のユニットの保守作業を行う場合は、負傷事故を防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。次のガイドラインは、安全に作業を行うためのものです。ラックに装置が 1 つしかない場合は、一番下に搭載するようにしてください。ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックに装置を設置したり、ラック内の装置を保守したりしてください。 ステートメント 1006
次の情報は、ラックへの機器の取り付けを計画する場合に役立ちます。
• メンテナンスのために、ラックの周囲にスペースを確保してください。
• ラックにスタビライザが付属している場合、スタビライザを取り付けてから、ラックへの装置の取り付けまたはラックでの作業を行います。
• 閉鎖型ラックにデバイスをマウントする場合、換気が十分に行われるようにします。閉鎖型ラックに装置を詰め込みすぎないようにしてください。各装置で熱が発生するため、ラック内に装置を詰め込みすぎないように注意してください。
• 開放型ラックに装置をマウントする場合、ラックのフレームで吸気口や排気口をふさがないように注意してください。
• ラックに装置を 1 つだけマウントする場合は、ラックの一番下にマウントします。
• すでに別の装置がこのラックに取り付けられている場合は、最も重い装置をラックの一番下に取り付け、重い順にラックの下から上へと設置します。
• 「Cisco ASA 5505 FIPS エンクロージャの設置と壁面への取り付け」
適応型セキュリティ アプライアンスは、壁面またはラックに取り付けられます。適応型セキュリティ アプライアンス用の壁面取り付けキットのオーダー用部品番号は、ASA-5505-WALL-MNT= です。適応型セキュリティ アプライアンス用のラックマウント キットのオーダー用部品番号は、ASA5505-RACK-MNT= です。この項では、次のトピックについて取り上げます。
ステップ 1 適応型セキュリティ アプライアンスを取り付けたい壁面を選択します。
ステップ 2 壁面取り付けブラケットをテンプレートとして使用し、適応型セキュリティ アプライアンスを壁にしっかりと固定するための 4 本のプラスチック アンカーの場所を鉛筆でマーキングします。すべての鉛筆マークが、図 3-10 のように中心にあることを確認します。
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ステップ 3 プラスチック アンカーの場所として印をつけた壁の各マークに穴をあけます。
ステップ 4 穴に 4 本のプラスチック アンカーを押しこみます。
ステップ 5 アンカーをアクセサリ キットの 4 本のネジで固定します。ただし、ネジは完全に締めてしまわないでください。ネジはすべて、1/8 インチ(0.317 cm)程度はみ出すようにしてください。
ステップ 6 ステップ 9 に示すように、適応型セキュリティ アプライアンスの下から 3 本のネジを外します。必要がないため、これらのネジは廃棄します。
ステップ 7 適応型セキュリティ アプライアンスに、壁面取り付けブラケットを取り付けます。アクセサリ キットの 3 本のネジを使用して、ステップ 9 に示すように壁面取り付けブラケットを適応型セキュリティ アプライアンスに取り付けます。
ステップ 8 壁面取り付けブラケットを壁面に向けて適応型セキュリティ アプライアンスを持ち上げます。アンカーのネジをブラケットの穴の位置と合わせます。
ステップ 9 アンカーのネジをブラケットの穴に通して取り付け、適応型セキュリティ アプライアンスを下にスライドします。
図 3-5 Cisco ASA 5505 シャーシの取り付け
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ケーブルの取り付けについては、「インターフェイス ケーブルの接続」のセクションを参照してください。
適応型セキュリティ アプライアンスシャーシをラックにマウントするには、次の手順に従います。
ステップ 1 ステップ 9 に示すように、適応型セキュリティ アプライアンスの下から 3 本のネジを外します。必要がないため、これらのネジは廃棄します。
ステップ 2 適応型セキュリティ アプライアンスに、壁面取り付けブラケットを取り付けます。アクセサリ キットの 3 本のネジを使用して、ステップ 9 に示すように壁面取り付けブラケットを適応型セキュリティ アプライアンスに取り付けます。
ステップ 3 図 3-6 に示すように、適応型セキュリティ アプライアンスが取り付けられた壁面取り付けブラケットを、ラック マウント トレイに取り付けます。
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ステップ 4 電源アダプタをラックマウント トレイ上に置き、付属のマジックテープで図 3-6に示すように固定します。
ステップ 5 セキュリティ ブラケットを、図 3-7に示すように、ネジでラック マウント前面に取り付け、固定します。
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ステップ 6 付属のネジを使用して、図 3-8 に示すように、ラックにラック マウント トレイを取り付けます。
ラックからシャーシを取り外すには、シャーシをラックに取り付けているネジを外してから、シャーシを取り外します。
図 3-9は、Cisco ASA 5505用の FIPS エンクロージャです。
Cisco ASA 5505 FIPS エンクロージャを設置し、壁面に取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco ASA 5505 を取り付けたい壁面を選択します。
ステップ 2 FIPS エンクロージャをテンプレートとして使用し、適応型セキュリティ アプライアンスを壁にしっかりと固定するための 4 本のプラスチック アンカーの場所を鉛筆でマーキングします。すべての鉛筆マークが、図 3-10 のように中心にあることを確認します。
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ステップ 3 プラスチック アンカーの場所として印をつけた壁の各マークに穴をあけます。
ステップ 4 穴に 4 本のプラスチック アンカーを押しこみます。
ステップ 5 アンカーをアクセサリ キットの 4 本のネジで固定します。ただし、ネジは完全に締めてしまわないでください。ネジはすべて、1/8 インチ(0.317 cm)程度はみ出すようにしてください。
改ざん防止用ラベルを 3 枚貼り付ける必要があります。改ざん防止用ラベルは、FIPS キット Cisco-FIPS-KIT= に含まれています。改ざん防止用ラベルを貼り付ける前に、シャーシのグリース、汚れ、油をクリーニングします。このためには、アルコール ベースのクリーニング パッドを推奨します。
ステップ 6 図 3-11 に示すように、1 枚目の改ざん防止用ラベルを貼り付けます。
図 3-11 Cisco ASA 5505 改ざん防止用ラベルの配置
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ステップ 7 図 3-12 に示すように、Cisco ASA 5505 の下から 3 本のネジを外します。
ステップ 8 図 3-13 に示すように、ASA 5540 をFIPS エンクロージャにスライドします。
図 3-13 Cisco ASA 5505 シャーシを FIPS エンクロージャにスライド
ステップ 9 FIPS エンクロージャをしっかりとシャーシの内側に入れ、ステップ 6 で外した 3 本のネジでFIPS エンクロージャを Cisco ASA 5505 に取り付けます。
ステップ 10 図 3-14 に示すように、2 枚目の改ざん防止用ラベルをネジの上に貼ります。
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ステップ 11 3 枚目の改ざん防止用ラベルは、図 3-15 に示すように、半分がエンクロージャにかかり、残りの半分がCisco ASA 5505 シャーシにかかるように貼る必要があります。
図 3-15 シャーシと FIPS エンクロージャにまたがって貼られた改ざん防止用ラベル
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ステップ 12 FIPS エンクロージャを壁面に向けて Cisco ASA 5505 を持ち上げます。アンカーのネジをブラケットの穴の位置と合わせます。
ステップ 13 図 3-16 に示すように、アンカーのネジをエンクロージャの穴に通して取り付け、Cisco ASA 5505 を下にスライドします。
図 3-16 Cisco ASA 5505 シャーシの取り付け
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ケーブルの取り付けについては、「インターフェイス ケーブルの接続」のセクションを参照してください。