この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この付録では、ASA 5585-X イーサネット管理ポート、コンソール ポート、および補助ポートについて説明します。次の項があります。
• すべての RJ-45 イーサネット ポートは MDI/MDIX をサポートするため、イーサネット ポートにはストレートまたはクロスしたツイスト ペア ケーブルを使用できます。
(注) 自動 MDI/MDIX とは、ツイスト ペアの RJ-45 ケーブルを介したシグナルの送信と受信を感知し、自動的に(必要に応じて)切替えを行う、特定のポートに関連付けられた PHY 機能のことです。この機能によって、接続ポートに基づいて特定の(たとえばクロス)ケーブルを使用する必要がなくなります。
• 管理ポートは 10/100/1000 Mbps に対応しています。ポートは MDI/MDIX もサポートするため、ストレートまたはクロスしたツイスト ペア ケーブルを使用できます。
• コンソール ポートおよび補助ポートはシリアル ポートであり、ターミナル サーバへの接続にはフラットなロール オーバー ケーブル(さらに PC への接続には DB9 コネクタ)の使用が必要です。
ASA 5585-Xは 10/100/1000BaseT ポートをサポートします。100/1000Base-TX オペレーションには少なくともカテゴリ 5 ケーブルを使用する必要があります。10Base-TX オペレーションには、カテゴリ 3 のケーブルを使用できます。
図 A-1は 10/100BaseT(RJ-45)ポートのピン割り当てを示します。
図 A-2は 10/100/1000BaseT(RJ-45)ポートのピン割り当てを示します。
管理ポートは、RJ-45 コネクタを備えた 10/100/1000-Mbps のイーサネット ポートです。管理ポートを外部ハブ、スイッチ、またはルータに接続する場合、モジュラ、RJ-45、ストレート型 UTP ケーブルを使用できます。
図 A-3 に、10/100/1000BASE-T 管理ポート ケーブルのピン割り当て(MDI/MDIX)を示します。
図 A-3 10/100/1000BASE-T 管理ポート ケーブルのピン割り当て(MDI/MDIX)
図 A-4 に、RJ-45 ケーブルを示します。
RJ-45 ケーブルの種類を識別するには、ケーブルの両端を並べて持ち、ケーブル端の中にあるワイヤの色を確認します。図 A-5 を参照してください。
カラー ワイヤが並ぶ順序で、RJ-45 ケーブルの種類を判別します。
• ストレート ケーブル:カラー ワイヤがケーブルの両端で同じ並び方をしています。
• クロス ケーブル:一方の端で最初(左端)のカラー ワイヤが、もう一方の端で 3 番目のカラー ワイヤになっています。
• ロールオーバー:カラー ワイヤがケーブルの一方の端で反対の並び方をしています。
表 A-1 に、RJ-45 ロールオーバー(コンソール)ケーブルのピン割り当てを示します。
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表 A-2 に、RJ-45/DB-9 ケーブルのピン割り当てを示します。
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