この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
このガイドでは、Cisco Context Directory Agent(CDA)アプリケーション、ハイレベル アーキテクチャの概要と Cisco CDA アプリケーションの使用方法について説明します。また、Cisco CDA との正常な接続を可能にするための Active Directory の要件を含む Cisco CDA アプリケーションをインストールする方法について説明します。
Cisco CDA は、システム コンフィグレーションと専用オペレーション システム用のユーザ インターフェイスが追加された AD Agent 1.0 と同じ機能を提供します。Cisco CDA と ASA、WSA、および DC との間のフローおよびセマンティックスは AD Agent 1.0 のときと同じままです。ただし、基礎となる実装は変更され、Cisco Identity Services Engine(ISE)テクノロジーに従っています。
• 対象読者
• マニュアルの編成
• 表記法
• マニュアルの更新
• 関連資料
このガイドは、Cisco CDA 1.0、パッチ 1 がインストールされている場合にのみ適用可能です。
Cisco CAD 1.0、パッチ 1 には新機能が含まれているので、パッチ 1 のインストールを推奨します。パッチ 1 をインストールしていない場合、このユーザ ガイドで説明する次の機能面は適用されません。
• NTLMv2 のサポート: 「CDA と AD NTLM のバージョン設定に基づいてサポートされる認証タイプ」 、 表 2-4 を参照してください。
• Active Directory ユーザがドメイン管理者グループのメンバーではない場合に必要な権限の設定:「Active Directory ユーザが Domain Admin グループのメンバーである場合に必要な権限」および「Active Directory ユーザが Domain Admin グループのメンバーでない場合に必要な権限」を参照してください。
このマニュアルは、導入時に Cisco Context Directory Agent を使用するネットワーク管理者を対象としています。このマニュアルでは、読者がネットワーキングの原理と応用についての実用的な知識を持ち、ネットワーク システム管理者としての経験があることを前提としています。
このマニュアルの内容は、概要、機能別作業、およびリファレンス カテゴリにグループ分けされ、次のように分類されています。
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Cisco Context Directory Agent ソフトウェアをインストールする方法、Cisco AD Agent から Cisco CDA に移行する方法について詳細に説明します。 |
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Cisco Context Directory Agent で使用可能な CLI コマンドのリストを示し、その使用法を説明します。 |
このマニュアルで使用する表記法では、^ 記号は Ctrl キーを表します。たとえば、 ^z というキーの組み合わせは、「Ctrl キーを押しながら z キーを押す」ことを意味します。
• システム プロンプトが含まれる例はインタラクティブなセッションを示し、プロンプトでコマンドを入力する必要があります。システム プロンプトは、現在の EXEC コマンド インタープリタのレベルを示しています。たとえば、プロンプト Router> は ユーザ レベル、プロンプト Router# は 特権 レベルであることを表しています。通常、特権レベルにアクセスするにはパスワードが必要です。
• ユーザが値を指定する引数は、 イタリック体 で示しています。
• 必ずいずれか 1 つを選択しなければならないキーワードは、波カッコ({})で囲み、縦棒(|)で区切って示しています。
• 端末セッションおよびコンソール画面例は、 screen フォントで示しています。
• ユーザが入力する情報は、 太字の screen フォントで示しています。
• パスワードのように出力されない文字は、山カッコ(< >)で囲んで示しています。
• システム プロンプトに対するデフォルトの応答は、角カッコ([])で囲んで示しています。
• 行の先頭に感嘆符(!)がある場合には、コメント行であることを示します。
ワンポイント アドバイス 「時間節約」の意味です。ここに紹介している方法で作業を行うと、時間を短縮できます。
(注) 「注釈」です。次に進む前に検討する必要がある重要情報、役に立つ情報、このマニュアル以外の参照資料などを紹介しています。
次の表は、このマニュアルの作成および更新の履歴を示しています。
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• 「スコープ」 • 「Active Directory ドメイン コントローラ マシン」 • 「サポートされる Active Directory バージョン」 • 「Cisco CDA との正常な接続のための Active Directory の要件」 |
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(注) 元のドキュメントの発行後に、電子ドキュメントを更新することがあります。マニュアルのアップデートについては、Cisco.com で確認してください。
Cisco Context Directory Agent 1.0、パッチ 1 の製品マニュアル は、Cisco Context Directory Agent リリース 1.0 、パッチ 1 で利用可能な製品マニュアルを示しています。
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『Installation and Configuration Guide for Cisco Context Directory Agent, Release 1.0』 |
http://www.cisco.com/en/US/docs/security/ibf/cda_10/Install_Config_guide/cda10.html |
http://www.cisco.com/en/US/docs/security/ibf/cda_10/release_notes/cda10_rn.html |
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『Open Source Licenses used in Context Directory Agent, Release 1.0 』 |
http://www.cisco.com/en/US/docs/security/ibf/cda_10/open_source_doc/open_source.pdf |
適応型セキュリティ アプライアンス(ASA)5500 シリーズのマニュアルと Cisco IronPort Web セキュリティ アプライアンス(WSA)のマニュアルへのリンクは、Cisco.com の以下の場所に記載されています。
• Cisco ASA 5500 シリーズ適応型セキュリティ アプライアンスのページ
http://www.cisco.com/en/US/products/ps6120/tsd_products_support_series_home.html
• Cisco IronPort Web セキュリティ アプライアンスのページ
http://www.cisco.com/en/US/products/ps10164/tsd_products_support_series_home.html
Cisco Context Directory リリース 1.0 で使用されているすべてのオープン ソース ライセンスについては、 http://www.cisco.com/en/US/docs/security/ibf/cda_10/open_source_doc/open_source.pdf を参照してください。
マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。
http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html
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