CSC Setup Wizard の実行
CSC 設定ウィザードを実行するには、次の手順に従います。
ステップ 1 ASDM メイン アプリケーション ウィンドウで、[Configuration] > [Trend Micro Content Security] > [Wizard Setup] > [Launch Wizard Setup] の順に選択します。
[CSC Setup Wizard] 画面が表示されます。
ステップ 2 CSC Setup Wizard の Step 1 で、[Base License] および、該当する場合は [Plus License] のプロダクト アクティベーション コードを入力します。[Plus License] のアクティベーション コードは CSC SSM の初期設定後に入力できます。
ステップ 3 [Next] をクリックします。
ステップ 4 CSC Setup Wizard の Step 2 で、次の情報を入力します。
• CSC 管理インターフェイスの IP アドレス、ネットワーク マスク、およびゲートウェイ IP アドレス
• Primary DNS サーバの IP アドレス
• (オプション)HTTP プロキシ サーバの IP アドレスおよびプロキシ ポート(ネットワークで HTTP プロキシ サーバを使用して HTTP 要求をインターネットに送信している場合)
ステップ 5 [Next] をクリックします。
ステップ 6 CSC Setup Wizard の Step 3 で、次の情報を入力します。
• CSC SSM のホスト名とドメイン名
• ローカル メール サーバにより着信ドメインとして使用されているドメイン名
(注) アンチスパム ポリシーは、このドメインに入る E メール トラフィックにだけ適用されます。
• 通知用のアドミニストレータの E メール アドレス、E メール サーバの IP アドレス、およびポート
ステップ 7 [Next] をクリックします。
ステップ 8 CSC Setup Wizard の Step 4 で、次の情報を入力します。
• CSC SSM への管理アクセス権を持っているはずの、各サブネットおよびホストの IP アドレスとネットワーク マスク デフォルトでは、すべてのネットワークに CSC SSM への管理アクセス権があります。
(注) セキュリティを考え、特定のサブネットや管理ホストへのアクセスを制限することを推奨します。
• ホストとネットワークの新しい組み合せを入力するには、[Add] をクリックします。
• 既存のホストとネットワークの組み合せを削除するには、[Selected Hosts/Networks] リストから 1 つ選択し、[Delete] をクリックします。
ステップ 9 [Next] をクリックします。
ステップ 10 CSC Setup Wizard の Step 5 で、次の情報を入力します。
• 工場出荷時のデフォルト パスワード「cisco」
• 管理アクセス用の新規パスワード
• 新規パスワードの確認
ステップ 11 [Next] をクリックします。
ステップ 12 CSC Setup Wizard の Step 6 で、CSC スキャンのためのトラフィック選択肢を定義します。[Add] をクリックします。
[Specify Traffic for CSC Scan] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 13 ドロップダウン リストからインターフェイスを選択します。利用可能なオプションは、[global (all interfaces)]、[inside]、[management]、および [ssm management] です。
ステップ 14 [IPv4 Network Objects] リストからネットワーク トラフィックの発信元を選択し、[OK] をクリックします。
ステップ 15 スキャンのため CSC のネットワーク トラフィックの宛先を指定するには、省略記号をクリックし、[Browse Destination] ダイアログボックスを表示します。
ステップ 16 [IPv4 Network Objects] リストからネットワーク トラフィックの宛先を選択し、[OK] をクリックします。
ステップ 17 スキャンのため CSC のサービスのタイプを指定するには、省略記号をクリックし、[Browse Service] ダイアログボックスを表示します。
ステップ 18 リストからサービス(複数の場合もあり)を選択し、[OK] をクリックします。
ステップ 19 CSC でスキャンするネットワーク トラフィックの説明を指定のフィールドに入力します。
ステップ 20 スキャンに失敗した場合に CSC でネットワーク トラフィックをスキャンできるかどうか指定する場合は、次の内容を実行します。
• スキャンせずにトラフィックの通過を許可する場合は、[Permit] をクリックします。
• スキャンせずにトラフィックが通過しないようにするには、[Deny] をクリックします。
• 設定を保存するには、[OK] をクリックします。追加されたトラフィックの詳細が [Traffic Selection for CSC Scan] 画面に表示されます。
• これらの設定を廃棄し、[Traffic Selection for CSC Scan] 画面に戻るには、[Cancel] をクリックします。[Cancel] をクリックすると、ASDM により決定を確認するダイアログボックスが表示されます。
ステップ 21 [Next] をクリックします。
ステップ 22 CSC Setup Wizard の Step 7 で、[Summary] 画面で CSC SSM に入力した設定内容を確認します。
ステップ 23 適切に設定されている場合は、[Finish] をクリックします。設定を変更するには、変更する設定が表示されている画面になるまで [Back] をクリックします。
CSC SSM がアクティブであることを示す情報メッセージが表示されます。
デフォルトでは、CSC SSM は、(アンチウイルス、アンチスパム、アンチフィッシング、およびコンテンツ フィルタリングを含む場合がある)購入したライセンスにしたがって有効になったコンテンツ セキュリティをスキャンするよう設定されています。また、Trend Micro 社のアップデート サーバから定期的にアップデートを入手するよう設定されています。
Plus ライセンスを購入した場合は、URL ブロッキングおよび URL フィルタリングだけでなく、E メール パラメータや FTP パラメータのカスタム設定を作成できます。詳細については、『Cisco Content Security and Control SSM Administrator Guide』を参照してください。