概要
[Overview] タブで、Firepower 2100 のステータスを簡単にモニタできます。[Overview] タブには次の要素が表示されます。
-
[Device Information]:[Overview] タブの上部には Firepower 2100 に関する次の情報が表示されます。
-
[Chassis name]:シャーシに割り当てられた名前を表示します。デフォルトでは、名前は firepower-model です(例:firepower-2140)。この名前が CLI プロンプトに表示されます。シャーシ名を変更するには、FXOS CLI scope system / set name コマンドを使用します。
-
[IP address]:シャーシに割り当てられた管理 IP アドレスを表示します。
-
[Model]:Firepower 2100 モデルを表示します。
-
[Version]:シャーシで実行されている ASA のバージョン番号を表示します。
-
[Operational State]:シャーシの動作可能ステータスを表示します。
-
[Chassis uptime]:システムが最後に再起動されてからの経過時間を表示します。
-
[Uptime Information] アイコン:アイコンにカーソルを合わせると、シャーシおよび ASA セキュリティ エンジンの稼働時間を表示します。
-
-
[Visual Status Display]:[Device Information] セクションの下にはシャーシが視覚的に表示されて、搭載されているコンポーネントとそれらの全般ステータスを示します。[Visual Status Display] に表示されるポートにカーソルを合わせると、インターフェイス名、速度、タイプ、管理状態、動作状態などの追加情報が表示されます。
-
Detailed Status Information:[Visual Status Display] の下に表示されるテーブルで、シャーシの詳細なステータス情報を含みます。ステータス情報は、[Faults]、[Interfaces]、[Devices]、[Inventory] の各セクションに分かれています。これらの各セクションの概要をテーブルの上に表示できます。さらに確認する情報の概要エリアをクリックするとそれぞれの詳細を表示できます。
システムは、シャーシについての次の詳細ステータス情報を提供します。
-
[Faults]:システムで発生した障害をリスト表示します。 これらの障害は、[Critical]、[Major]、[Minor]、[Warning]、[Info] の重大度によってソートされます。一覧表示された障害ごとに重大度、障害の説明、原因、発生回数、最近発生した時刻を表示できます。また、障害が確認されているかどうかも確認できます。
障害についての追加情報を表示したり、障害を確認するには、該当する障害をクリックします。
(注)
障害の根本原因に対処すると、その障害は次のポーリング間隔中にリストから自動的にクリアされます。特定の障害に対処する場合、現在処理中であることが他のユーザにわかるように、その障害を確認済みにすることができます。
-
Interfaces:システムにインストールされているインターフェイスをリスト表示し、インターフェイス名、動作ステータス、管理ステータス、受信したバイト数、送信したバイト数を示します。
いずれかのインターフェイスをクリックすると、過去 15 分間にそのインターフェイスが入出力したバイト数がグラフィック表示されます。
-
Devices:ASA を表示し、詳細(デバイス名、デバイス状態、アプリケーション、動作状態、管理状態、イメージ バージョン、および管理 IP アドレス)を示します。
-
Inventory:シャーシに搭載されているコンポーネントをリスト表示し、それらのコンポーネントの関連情報([component] 名、コアの数、設置場所、動作ステータス、運用性、キャパシティ、電源、温度、シリアル番号、モデル番号、製品番号、ベンダー)を示します。
-