FXOS CLI 管理対象オブジェクトモデル
FXOS は管理対象オブジェクトモデルを使用します。このモデルでは、管理対象オブジェクトは管理可能な物理エンティティまたは論理エンティティを抽象的に表現したものです。たとえば、シャーシ、ネットワークモジュール、ポート、プロセッサは、管理対象オブジェクトとして表現される物理エンティティです。また、ユーザーロールやプラットフォームポリシーは、管理対象オブジェクトとして表現される論理エンティティです。
オブジェクト管理用に 4 つの一般的なコマンドがあります。
-
create object
-
delete object
-
enter object
-
scope object
(注) |
アプライアンスモードでは、create および delete コマンドは使用できません。 |
scope コマンドは、永続的オブジェクトでもユーザ イスタンス化オブジェクトでも、すべての管理対象オブジェクトで使用できます。その他のコマンドを使用して、ユーザ インスタンス化オブジェクトを作成および管理できます。すべての create object コマンドには、それぞれに対応する delete object および enter object コマンドが存在します。enter object コマンドを使用して、新しいオブジェクトを作成したり既存のオブジェクトを編集したりできます。そのため、オブジェクトがすでに存在する場合にエラーとなる create object コマンドの代わりに使用できます。
? 文字を入力すれば、いつでもコマンド構文の現在の状態で使用可能なオプションを表示できます。