プラットフォーム設定の概要
プラットフォーム設定ポリシーは、時刻の設定や外部認証など、展開内の他の管理対象デバイスと同様になる可能性の高い、管理対象デバイスの側面を定義する共有の機能またはパラメータのセットです。
共有ポリシーによって同時に複数の管理対象デバイスを設定することができ、これによって展開に一貫性をもたらし、管理の手間を合理化することができます。プラットフォーム設定ポリシーへの変更は、ポリシーを適用したすべての管理対象デバイスに影響します。デバイスごとに異なる設定を使用する場合でも、共有ポリシーを作成して目的のデバイスに適用する必要があります。
たとえば、組織のセキュリティ ポリシーではユーザのログイン時にアプライアンスに「無断使用禁止」のメッセージを表示する必要があるとします。プラットフォーム設定を使えば、プラットフォーム設定ポリシー内で一度ログイン バナーを設定するだけで完了します。
また、Firepower Management Center で複数のプラットフォーム設定ポリシーを活用することもできます。たとえば、さまざまな状況で別々のメール リレー ホストを使用する場合や、さまざまなアクセス リストをテストする場合は、単一のポリシーを編集するのではなく、いくつかのプラットフォーム設定ポリシーを作成し、それらを切り替えることができます。