仮想クラウドネットワーク(VCN)の設定
FTDv 展開用の仮想クラウドネットワーク(VCN)を設定します。少なくとも、FTDv の各インターフェイスに 1 つずつ、合計 4 つの VCN が必要です。
次の手順に進み、管理 VCN を完了できます。次に、[ネットワーキング(Networking)] に戻り、診断、内部、および外部の各インターフェイスの VCN を作成します。
始める前に
(注) |
ナビゲーションメニューからサービスを選択すると、左側のメニューにコンパートメントリストが表示されます。コンパートメントはリソースの整理に役立ち、リソースへのアクセスを制御しやすくなります。ルートコンパートメントは、テナントがプロビジョニングされるときに Oracle によって作成されます。管理者は、ルートコンパートメントにさらに多くのコンパートメントを作成し、アクセスルールを追加して、どのユーザがそれらのコンパートメントを表示してアクションを実行できるかを制御できます。詳細については、Oracle のドキュメント『コンパートメントの管理(Managing Compartments)』を参照してください。 |
手順
ステップ 1 |
OCI にログインし、地域を選択します。 OCI は互いに分かれた複数の地域に分割されています。地域は、画面の右上隅に表示されます。ある地域内のリソースは、別の地域には表示されません。目的の地域内に存在していることを定期的に確認してください。 |
ステップ 2 |
[VCN の作成(Create VCN)] をクリックします。 を選択し、 |
ステップ 3 |
[名前(Name)] に、VCN のわかりやすい名前を入力します(例:FTDv-Management)。 |
ステップ 4 |
VCN の CIDR ブロックを入力します。 |
ステップ 5 |
[VCN の作成(Create VCN)] をクリックします。 |
次のタスク
次の手順に進み、管理 VCN を完了します。管理 VCN を完了したら、診断、内部、および外部の各インターフェイスの VCN を作成します。
ネットワーク セキュリティ グループの作成
ネットワーク セキュリティ グループは、一連の vNIC と、vNIC に適用される一連のセキュリティルールで構成されます。
手順
ステップ 1 |
[ネットワーク セキュリティ グループの作成(Create Network Security Group)] をクリックします。 を選択し、 |
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ステップ 2 |
[名前(Name)] に、ネットワーク セキュリティ グループのわかりやすい名前を入力します(例:FTDv-Mgmt-Allow-22-8305 )。 |
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ステップ 3 |
[Next] をクリックします。 |
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ステップ 4 |
セキュリティルールを追加します。
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ステップ 5 |
[作成(Create)] をクリックします。 |
インターネットゲートウェイの作成
管理サブネットを公的にアクセス可能にするには、インターネットゲートウェイが必要です。
手順
ステップ 1 |
[インターネットゲートウェイの作成(Create Internet Gateway)] をクリックします。 を選択し、 |
ステップ 2 |
[名前(Name)] にインターネットゲートウェイのわかりやすい名前を入力します(例:FTDv-IG)。 |
ステップ 3 |
[インターネットゲートウェイの作成(Create Internet Gateway) をクリックします。 |
ステップ 4 |
インターネットゲートウェイへのルートを追加します。
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サブネットの作成
各 VCN には、少なくとも 1 つのサブネットがあります。管理 VCN の管理サブネットを作成します。また、診断 VCN の診断サブネット、内部 VCN の内部サブネット、および外部 VCN の外部サブネットも必要です。
手順
ステップ 1 |
[サブネットの作成(Create Subnet)] をクリックします。 を選択し、 |
ステップ 2 |
サブネットのわかりやすい名前を入力します(例:Management)。 |
ステップ 3 |
[サブネットタイプ(Subnet Type)] を選択します(推奨されるデフォルトの [地域(Regional)] のままにします)。 |
ステップ 4 |
CIDR ブロックを入力します(例:10.10.0.0/24)。サブネットの内部(非公開)IP アドレスは、この CIDR ブロックから取得されます。 |
ステップ 5 |
[ルートテーブル(Route Table)] ドロップダウンから、以前に作成したルートテーブルのいずれかを選択します。 |
ステップ 6 |
サブネットの [サブネットアクセス(Subnet Access)] を選択します。 管理サブネットの場合、これはパブリックサブネットである必要があります。 |
ステップ 7 |
[DHCP オプション(DHCP Option)] を選択します。 |
ステップ 8 |
以前作成した [セキュリティリスト(Security List)] を選択します。 |
ステップ 9 |
[サブネットの作成(Create Subnet)] をクリックします。 |
次のタスク
VCN(管理、診断、内部、外部)を設定すると、FTDv を起動する準備が整います。FTDv VCN 構成の例については、次の図を参照してください。