トラブルシューティングに必要な情報の収集
統計詳細情報の表示
管理者またはエンドユーザーは、現在の Cisco Secure Client セッションの統計情報を表示できます。
Procedure
Step 1 |
Windows では、 ボタンをクリックします。 に移動します。Linux では、ユーザ GUI 上の [詳細(Details)] |
Step 2 |
クライアント コンピュータにロードされたパッケージに応じて、次のオプションから選択します。
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トラブルシューティング用にデータを収集するための DART の実行
DART は Cisco Secure Client Diagnostics and Reporting Tool の略で、Cisco Secure Client のインストールと接続に関する問題のトラブルシューティング用データの収集に使用できます。DART によってログ、ステータス、および診断情報が収集され、それを Cisco Technical Assistance Center(TAC)での分析に使用できます。デフォルトでは、データ収集は米国地域の形式(MM/DD/YY)に基づいています。
Note |
DART でログを収集するには、macOS、Ubuntu 18.04、および Red Hat 7 の管理者権限が必要です。 |
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Windows:%LocalAppData%\Cisco\Cisco Secure Client
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macOS:~/.cisco/iseposture/log
次のオペレーティング システムがサポートされています。
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Windows
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macOS
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Linux
Procedure
Step 1 |
DART を起動します。
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Step 2 |
歯車アイコンをクリックしてから、[診断(Diagnostics)] をクリックします。 |
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Step 3 |
[デフォルト(Default)] または [カスタム(Custom)] のバンドル作成を選択します。
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Step 4 |
DART がデフォルトリストのファイル収集に時間がかかっていると思われる場合は、[キャンセル(Cancel)] をクリックし、DART を再実行して、[カスタム(Custom)] を選択して含めるファイルを減らします。 |
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Step 5 |
[デフォルト(Default)] を選択すると、DART はバンドルの作成を開始します。[カスタム(Custom)] を選択した場合、ウィザードのプロンプトに従って、ログ、プリファレンス ファイル、診断情報、およびその他のカスタマイズを指定します。 |
DART で UDID を公開する
DART CLI 内では、クライアントの固有デバイス識別子(UDID) を表示できます。たとえば、Windows で、dartcli.exe(C:\Program Files\Cisco\Cisco Secure Client)が含まれているフォルダに移動し、 dartcli.exe -u または dartclie.exe udid を入力します。
インストールまたはアンインストールの問題についてデータを収集するためのログの収集(Windows)
Cisco Secure Client のインストールまたはアンインストールに失敗した場合は、DART コレクションはこの状況を診断しないため、ログを収集する必要があります。
Cisco Secure Client ファイルを解凍したのと同じディレクトリで、msiexec コマンドを実行します。
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インストールに失敗した場合は、次のように入力します。
ここで c:/temp/ac-install.log? は、任意のファイル名にすることができます。C:\temp>msiexec \i cisco-secure-client-win-version-predeploy-k9.msi \lvx c:\Temp\ac-install.log?
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アンインストールに失敗した場合は、次のように入力します。
ここで c:/temp/ac-uninstall.log? は、任意のファイル名にすることができます。c:\temp>msiexec \x cisco-secure-client-win-version-predeploy-k9.msi /lvx c:\Temp\ac-uninstall.log?
(注) |
アンインストールに失敗した場合は、現在インストールされているバージョン固有の MSI を使用する必要があります。 |
上記と同じコマンドを変更して、正しくインストールまたはアンインストールされなかった Windows のすべてのモジュールに関する情報をキャプチャすることもできます。
コンピュータ システム情報の取得
Windows の場合は、msinfo32 /nfo c:\msinfo.nfo と入力します。
systeminfo ファイル ダンプの取得
Windows の場合、systeminfo コマンドを使用して情報を収集し、txt ファイル systeminfo > c:\temp\sysinfo.txt に保存します。
レジストリ ファイルの確認
次の SetupAPI ログ ファイル内のエントリは、ファイルが見つからないことを示しています。
E122 Device install failed. Error 2: The system cannot find the file specified.
E154 Class installer failed. Error 2: The system cannot fine the file specified.
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunOnce レジストリ キーが存在することを確認してください。このレジストリ キーが存在しない場合、すべての INF インストール パッケージが禁止されます。
Cisco Secure Client ログファイルの場所
ログは、次のファイル内に保持されます。
- Windows:\Windows\Inf\setupapi.app.log または \Windows\Inf\setupapi.dev.log
(注)
Windows では、隠しファイルを表示する必要があります。
展開は手動であるため、Web ポータルでインストーラーファイルをダウンロードし、独自のログファイル名を割り当てることを選択できます。
。
アップグレードがゲートウェイからプッシュされた場合、ログファイルは次の場所にあります。
%WINDIR%\TEMP\cisco-secure-client-win-<version>-core-vpn-webdeploy-k9-install-yyyyyyyyyyyyyy.log
インストールするクライアントのバージョンの最新ファイルを取得します。xxx はバージョンによって異なり、yyyyyyyyyyyyyy はインストールの日時を示します。
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macOS(10.12 以降):ロギングデータベース。「コンソール」アプリまたはログコマンドを使用して、VPN、DART、または Umbrella のログを照会します。
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macOS(レガシーファイルベースのログ):/var/log/system.log(他のすべてのモジュール)
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Linux Ubuntu:/var/log/syslog
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Linux Red Hat:/var/log/messages
DART を実行してトラブルシューティング データをクリアする
Procedure
Step 1 |
管理者権限で DART を起動します。 |
Step 2 |
[すべてのログをクリア(Clear All Logs)] をクリックし、ログの消去を開始します。 |