この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
スイッチの初期設定、スイッチの IP アドレスの割り当て、および電源情報については、Cisco.com にあるスイッチのクイック スタート ガイドを参照してください。
この章の内容は、次のとおりです。
ここでは、設置の基本的な注意事項と警告事項について説明します。インストレーション手順を開始する前に、ここに記載されている内容をお読みください。警告事項の各国語版は、Cisco.com で提供されている RCSI ガイドに記載されています。
警告 |
電力系統に接続された装置で作業する場合は、事前に、指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外してください。金属は電源やアースに接触すると、過熱して重度のやけどを引き起こしたり、金属類が端子に焼き付いたりすることがあります。ステートメント 43 |
警告 |
壁面への設置手順をよく読んでから、設置を開始してください。適切なハードウェアを使用しなかった場合、または、正しい手順に従わなかった場合は、人体に危険が及んだり、システムが破損したりする可能性があります。ステートメント 378 |
警告 |
雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行ったりしないでください。ステートメント 1001 |
警告 |
設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004 |
警告 |
警告 |
クラス 1 レーザー製品です。ステートメント 1008 |
警告 |
この装置は、アースさせる必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024 |
警告 |
本製品の最終処分は、各国のすべての法律および規制に従って行ってください。ステートメント 1040 |
警告 |
この装置が設置された建物の外部の接続に関しては、集積回路保護が施された、認定されたネットワーク終端装置を通して、10/100/1000 イーサネット ポートに接続する必要があります。ステートメント 1044 |
警告 |
システムの過熱を防ぐため、周囲温度が推奨範囲の最大値である 113 °F(45 °C)を超える場所ではシステムを使用しないでください。ステートメント 1047 |
(注) |
Catalyst 3560CX-12PD-S および C3560CX-8XPD-S スイッチの最大動作温度は 40 °C、他のすべてのスイッチ モデルは 45 °C です。ただし、WS-C3560CX-8XPD-S を反転させて設置する場合、フルロード条件(10 G SFP+ トランシーバを設置し、最大 PoE を使用)下での最大動作温度は 35 °C です。 |
警告 |
This warning symbol means danger.You are in a situation that could cause bodily injury.Before you work on any equipment, be aware of the hazards involved with electrical circuitry and be familiar with standard practices for preventing accidents.Use the statement number provided at the end of each warning to locate its translation in the translated safety warnings that accompanied this device.Statement 1071 |
警告 |
スイッチ内部にはユーザが保守できる部品はありません。筐体を開けないでください。ステートメント 1073 |
警告 |
装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。ステートメント 1074 |
警告 |
通気を妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保してください。ステートメント 1076 |
梱包内容は、スイッチのクイック スタート ガイドに記載されています。欠落または破損している製品がある場合には、シスコの担当者か購入された代理店に連絡してください。
次の工具と機器を用意します。
スイッチの設置場所を決める場合は、次の注意事項が守られていることを確認してください。
前面パネルの周囲に、LED が簡単に読み取れるようなスペースがあること。
電源コンセントからスイッチのコネクタまで電源コードが届くこと。
ケーブルがラジオ、電線、蛍光灯などの電気ノイズ源から離れていること。
装置周辺の温度が 45 °C(113 °F)を超えないこと。閉じたラックまたはマルチラックにスイッチを設置する場合は、周辺温度が室温より高くなることがあります。
(注) |
Catalyst 3560CX-12PD-S および C3560CX-8XPD-S スイッチの最大動作温度は 40 °C です。その他すべてのスイッチの最大動作温度は 45 °C です。ただし、WS-C3560CX-8XPD-S を反転させて設置する場合、フルロード条件(10 G SFP+ トランシーバを設置し、最大 PoE を使用)下での最大動作温度は 35 °C です。 |
(注) |
スイッチの周辺湿度が 95% を超えないこと。
設置場所の標高が 10,000 フィート(3,049 m)を超えないこと。
スイッチの周囲や通気口のエアーフローが妨げられないようにする必要があります。フローを妨げないために、次のガイドラインを強く推奨します。
スイッチの左右、前面および背面の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上の空間を確保してください。
スイッチを直立させて設置する場合は、上部カバーの周囲に 1.75 インチ(4 cm)以上の空間を確保してください。
スイッチを反転させて机の下に設置する場合は、上部カバーの周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上の空間を確保してください。
ラックにスイッチを設置する場合は、各スイッチ上に 1RU 以上の空のラック スペースを確保してください。
(注) |
規定の最大温度とフルロード条件(トランシーバを設置し最大 PoE を使用)下で動作する Catalyst 3560CX-12PD-S および C3560CX-8XPD-S スイッチを反転させて設置する場合、(最小限の 3 インチ(7.6 cm)に限定せず)スイッチの周囲全体に十分なエアーフローを確保してください。スイッチを直立させて設置する場合は、上部カバーの周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上の空間を確保してください。ラックに設置する場合、各スイッチ上に 2RU 以上の空のラック スペースが必要です。 |
スイッチを平らな水平面に設置する場合は、スイッチにゴム製の脚を付けていること(強く推奨)。
10/100/1000 固定ポートの場合、スイッチから接続先装置までのケーブル長は 328 フィート(100 m)以内であること。
SFP モジュール接続のケーブル要件については、SFP モジュール ケーブルを参照してください。各ポートはケーブルの反対側の波長仕様と一致させる必要があります。また、ケーブルは最小ケーブル長を超えないものとします。
ラック、壁面、卓上、または棚にスイッチを設置する前に、スイッチに電源を投入し、POST が正常に実行されることを確認します。
スイッチに電源を投入するには、スイッチ モデルに応じて次のいずれかを実行してください。
PoE または PoE+ スイッチに、10/100/1000 アップリンク ポートを接続します。
予備電源アダプタ コードをスイッチの AUX 電源コネクタと AC 電源コンセントに差し込みます。
(注) |
アップリンク ポートと予備電源アダプタの両方を使用できます。スイッチは使用可能なすべての電源からの電力を共有します。スイッチに供給可能な合計電力量は、すべての電源から使用可能な電力量から電力損失量を引いた値です。 |
AC 電源コードの一端をスイッチの AC 電源コネクタに接続し、もう一方の端を AC 電源コンセントに接続します。
スイッチの電源を入れると、POST が開始され、スイッチの正常動作を確認するためのテストが実行されます。テスト中に LED が点滅することがあります。POST は約 1 分で終了します。スイッチが POST を開始すると、SYST、STAT、および SPEED LED はグリーンに点灯します。SYST LED はグリーンに点滅し、その他の LED はグリーンに点灯したままです。
スイッチで POST が正常に終了すると、SYST LED がグリーンに点灯したままになります。その他の LED は、いったん消灯してからスイッチの動作状態を表します。スイッチが POST に失敗すると、SYST LED はオレンジに点灯します。
POST エラーは通常、修復不能です。スイッチが POST に失敗する場合は、シスコ テクニカル サポートに連絡してください。
ステップ 1 | ネジ用テンプレートは、取り付けネジ穴の位置を決め、机または棚との間に適切なスペースを確保しながらネジを取り付けるためのガイドとしても使用します。 | ||
ステップ 2 |
CABLE SIDE ENTRY とマークされているエッジが机または棚の前面を向くように、ネジ用テンプレートを机または棚の上に配置します。こうすることにより、スイッチ取り付け後に、電源コードが机または棚の背面に出るようになります。
|
||
ステップ 3 | 粘着ストリップをネジ用テンプレートの底面から剥がし、ネジ用テンプレートを机または棚の上に貼り付けます。 | ||
ステップ 4 | 0.144 インチ(3.7 mm)または #27 のドリル ビットを使用し、ネジ用テンプレートの 2 つのスロットに、1/2 インチ(12.7 mm)の穴を開けます。 | ||
ステップ 5 |
ネジ用テンプレートのスロットにネジを 2 本挿入して、ネジ頭がネジ用テンプレートの上面に接触するまで締めます。
|
||
ステップ 6 | ネジ用テンプレートを机または棚から取り外します。 | ||
ステップ 7 |
取り付けネジの上にスイッチを載せ、ロックされるまで前方にスライドさせます。
|
ステップ 1 | ネジ用テンプレートは、取り付けネジの穴の位置を決め、机または棚の下に適切なスペースを確保しながらネジを取り付けるためのガイドとしても使用します。 | ||
ステップ 2 |
CABLE SIDE ENTRY とマークされているエッジが机または棚の前面を向くように、ネジ用テンプレートを机または棚の上に配置します。こうすることにより、スイッチ取り付け後に、電源コードが机または棚の背面に出るようになります。
|
||
ステップ 3 | 粘着ストリップをネジ用テンプレートの底面から剥がし、ネジ用テンプレートを机または棚の上に貼り付けます。 | ||
ステップ 4 | 0.144 インチ(3.7 mm)または #27 のドリル ビットを使用し、ネジ用テンプレートの 2 つのスロットに、1/2 インチ(12.7 mm)の穴を開けます。 | ||
ステップ 5 |
ネジ用テンプレートのスロットにネジを 2 本挿入して、ネジ頭がネジ用テンプレートの上面に接触するまで締めます。
|
||
ステップ 6 | ネジ用テンプレートを机または棚の下から取り外します。 | ||
ステップ 7 |
スイッチを上下逆にして取り付けネジに合わせて、ロックされるまで前方にスライドさせます。
|
(注) |
壁面への設置手順をよく読んでから、設置を開始してください。適切なハードウェアを使用しなかった場合、または、正しい手順に従わなかった場合は、人体に危険が及んだり、システムが破損したりする可能性があります。ステートメント 378 |
注意 |
前面パネルを上に向けた状態で、スイッチを壁面に設置しないでください。スイッチを壁面に設置する場合は、エアフローを妨げないようにするため、またケーブルを扱いやすくするため、安全上の規定に従ってスイッチの前面パネルを下または横に向けてください。 |
ステップ 1 | ネジ用テンプレートを取り出します。このテンプレートは、取り付けネジ穴の位置を決めるために使用します。 | ||
ステップ 2 |
CABLE SIDE ENTRY とマークされたエッジがフロアに向くように、ネジ用テンプレートを置きます。
|
||
ステップ 3 | ネジ用テンプレートの底面から粘着ストリップを剥がします。 | ||
ステップ 4 | ネジ用テンプレートを壁面に貼り付けます。 | ||
ステップ 5 | 0.144 インチ(3.7 mm)または #27 のドリル ビットを使用し、ネジ用テンプレートの 2 つのスロットに、1/2 インチ(12.7 mm)の穴を開けます。 | ||
ステップ 6 |
ネジ用テンプレートのスロットにネジを 2 本挿入して、ネジ頭がネジ用テンプレートの上面に接触するまで締めます。
|
||
ステップ 7 | ネジ用テンプレートを壁面から取り外します。 | ||
ステップ 8 |
スイッチを取り付けネジに合わせて、ロックされるまで下方にスライドさせます。
|
取り付けキット(部品番号 CMPCT-MGNT-TRAY=)はオプションです。スイッチの注文時に同時にご注文いただくか、スイッチ購入後にシスコ代理店にご注文ください。
取り付けトレイは取り付けネジを使用して単独で、またはマグネットと一緒に使用できます。
注意 |
前面パネルを上に向けた状態で、スイッチを壁面に設置しないでください。スイッチを壁面に設置する場合は、十分な通気を確保するため、およびケーブルを扱いやすくするため、安全上の規定に従ってスイッチの前面パネルを下または横に向けてください。 |
次に、スイッチを机または棚の上に設置する例を示します。机または壁の下にスイッチを設置する場合は、同様の手順を使用できます。
ステップ 1 | 机の上に取り付けトレイを置きます。 | ||
ステップ 2 | 0.144 インチ(3.7 mm)または #27 ドリル ビットを使用して、机に 1/2 インチ(12.7 mm)の穴を 3 つ空けます。 | ||
ステップ 3 |
取り付けトレイのスロットに No.8 プラスなべネジを挿入し、締め付けます。
|
||
ステップ 4 |
スイッチを取り付けネジに合わせて、ロックされるまで前方にスライドさせます。
|
||
ステップ 5 |
取り付けトレイにスイッチをしっかり固定するために No.10 プラスなべネジを 2 本使用します。
|
取り付けトレイにマグネットを使用して、スイッチを金属面に取り付けることができます。
注意 |
マグネットは必ず取り付けトレイと一緒に使用してください。 |
次に、スイッチを金属の壁面に設置する例を示します。金属性の机の上または下にスイッチを設置する場合は、同様の手順に従います。
ステップ 1 |
取り付けトレイにスイッチを載せます。
|
||||||
ステップ 2 |
2 本の No.10 プラスなべネジを使用して、取り付けトレイをスイッチに固定します。
|
||||||
ステップ 3 |
取り付けトレイの底面にマグネットの片側を置きます。金属の壁面にマグネットとスイッチを設置します。
|
警告 |
スイッチの片側にブラケットを取り付けます。同じ手順で、反対側にもブラケットを取り付けます。次の図は、19 インチ ラック取り付けブラケットおよび 23 インチ ラック取り付けブラケットを取り付ける方法を示しています。
スイッチをラックに挿入して、ラックのブラケットの位置を合わせます。No.12 または No.10 のプラス小ネジを使用して、ラック内のスイッチを固定します。
(注) |
エアー フローを妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上の空間を確保してください。ステートメント 1076 |
DIN 取り付けキット(部品番号 CMPCT-DIN-MNT=)はオプションです。スイッチの注文時に同時にご注文いただくか、スイッチ購入後にシスコ代理店にご注文ください。
DIN レールにスイッチを設置するには、次の各手順に従います。
ステップ 1 |
DIN レール マウント上にスイッチを置きます。
|
||||
ステップ 2 |
2 本の No.10 プラスなべネジを使用して、DIN レール マウントをスイッチに固定します。
|
注意 |
前面パネルを上に向けた状態でスイッチを設置しないでください。スイッチを DIN レールに設置する場合は、十分な通気を確保するため、およびケーブルを扱いやすくするため、安全上の規定に従ってスイッチの前面パネルを下に向けてください。 |
(注) |
エアー フローを妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上の空間を確保してください。ステートメント 1076 |
ステップ 1 |
DIN レールの正面にスイッチを直接乗せ、DIN レール マウントのクリップ上部が DIN レール上端に確実に引っかかるようにします。
|
ステップ 2 | DIN レール上端にスイッチを引っかけた状態で、DIN レール マウント上のリリース タブがカチッとはまるまで、スイッチ下部を DIN レールの方向に押し込みます。 |
ステップ 3 | スイッチの底面をわずかに持ち上げてみて、スイッチが確実に固定されていることを確認します。 |
ステップ 1 | スイッチの電源が切断されたことを確認し、スイッチの前面パネルからすべてのケーブルおよびコネクタを取り外します。 |
ステップ 2 |
DIN レール マウントのリリース タブを下方に引きます。クリップの固定が外れたところで、スイッチの底面を持ち上げます。
|
ステップ 1 |
スイッチが取り付けトレイまたは DIN レール マウントに取り付けられていることを確認します。
|
||
ステップ 2 | アダプタを電源アダプタ ブラケットに挿入します。 | ||
ステップ 3 |
電源アダプタ ブラケットの 3 つのタブを、取り付けトレイまたは DIN レール マウントの背面にある対応する 3 つのスロットに差し込みます。
|
||
ステップ 4 |
取り付けトレイまたは DIN レール マウントのネジ穴にネジを挿入して締め付けます。
|
(注) |
ここでは、AC 電源コネクタを持つスイッチを対象とします。 |
電源コード保持具(部品番号 PWR-CLP=)はオプションです。スイッチの注文時に同時にご注文いただくか、スイッチ購入後にシスコ代理店にご注文ください。
ステップ 1 | 電源コードの太さに基づいて電源コード保持具のスリーブ サイズを選択します。サイズが小さいほうのスリーブははめ込み式で、細いコードに使用します。 | ||||||||
ステップ 2 |
保持具に AC 電源コードを通し、スイッチ上のループに保持具の先端を通します。
|
||||||||
ステップ 3 |
保持具の先端を最初のラッチに通します。
|
||||||||
ステップ 4 |
保持具の先端をもう 1 つのラッチに通して固定します。
|
||||||||
ステップ 5 |
(任意)細い電源コードには小型スリーブを使用します。細いコードに小型スリーブを使用すると、高い安定性が得られます。スリーブを取り出し、電源コードにはめ込みます。
|
||||||||
ステップ 6 |
保持具を押し込んで AC 電源コードを固定します。
|
ケーブル ガードは、設置後のケーブルに手が加えられることを防止します。ケーブル ガード(CMPCT-CBLE-GRD=)はスイッチに付属していないので、必要な場合はシスコ代理店にご注文ください。
(注) |
机の上、机の下、または壁面にスイッチを取り付ける場合に、ケーブル ガードを使用できます。 |
ケーブル ガードには、以下のものが付属しています。
ステップ 1 |
(任意)ケーブル ガードを設置する前に付属のワッシャを取り付けます。
|
||||||||
ステップ 2 |
付属の No.10 なべネジを使用して、スイッチにケーブル ガードを取り付けます。
|
||||||||
ステップ 3 |
No.10 プラスなべネジを緩め、ケーブル ガードを外側に引き出してから上方に持ち上げ、ケーブルを接続できるようにします。
|
||||||||
ステップ 4 |
スイッチにケーブルを接続します。
|
||||||||
ステップ 5 |
接続したケーブルをケーブル ガード前面のスロットに入れます。次の図に示すように、ケーブル ガードをスライドさせます。ネジを締めます。
|
||||||||
ステップ 6 |
(任意)机または壁にケーブル ガードを固定するには、0.144 インチ(3.7 mm)または #27 のドリル ビットを使用して、2 ヵ所のケーブル ガード取り付け位置に 1/2 インチ(12.7 mm)の穴を開けます。この取り付け穴に、付属の 0.5 インチ(12.7 mm)の No.8 プラス木ネジを挿入して締め付けます。
|
スイッチ モジュールによっては、SFP モジュール、SFP+ モジュール、またはその両方がサポートされています。 SFP スロットでは SFP モジュールだけがサポートされます。 SFP+ スロットでは、SFP モジュールと SFP+ モジュールの両方がサポートされます。
サポートする SFP モジュールの一覧は、Cisco.com にあるスイッチのリリース ノートを参照してください。スイッチには、シスコ製 SFP モジュールだけを使用してください。各シスコ製モジュールには、セキュリティ情報が符号化されたシリアル EEPROM が組み込まれています。この符号化によって、シスコはそのモジュールがスイッチの要件を満たしているかどうかを識別し、検証できます。
SFP モジュールの取り付け、取り外し、ケーブル接続、およびトラブルシューティングについては、装置に付属しているモジュールのマニュアルを参照してください。
SFP モジュールまたは SFP+ モジュールを取り付けるには、次の注意事項に従ってください。
モジュール ポートの埃よけプラグ、または光ファイバ ケーブルのゴム製キャップは、ケーブルを接続する準備が整うまでは取り外さないでください。これらのプラグおよびキャップは、モジュール ポートやケーブルを汚れや周辺光から保護する役割を果たします。
静電破壊を防ぐため、ケーブルをスイッチや他の装置に接続する場合は、ボードおよびコンポーネントを正しい手順で取り扱うようにしてください。
注意 |
SFP モジュールや SFP+ モジュールの取り外しや取り付けを行うと、モジュールの耐用期間が短くなる可能性があります。必要な場合以外は、SFP モジュールの着脱を行わないようにしてください。 |
(注) |
クラス 1 レーザー製品です。ステートメント 1008 |
ステップ 1 | 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側を塗装されていない金属面に取り付けます。 |
ステップ 2 |
モジュール上部で送信(TX)および受信(RX)マークを探します。 SFP または SFP+ モジュールによっては、送信側と受信側(TX と RX)の印が、接続の方向を示す矢印に置き換えられている場合もあります。 |
ステップ 3 | ベールクラスプ ラッチ付きのモジュールの場合は、ロック解除の位置までラッチを開きます。 |
ステップ 4 | モジュールをスロットの開口部に合わせて、コネクタをスロットの奥にはめ込みます。 |
ステップ 5 | ベールクラスプ ラッチ付きのモジュールの場合は、ラッチを閉じます。 |
ステップ 6 | 光ファイバ SFP または SFP+ モジュールの場合は、埃よけプラグを取り外して保管しておきます。 |
ステップ 7 |
SFP ケーブルを接続します。
|
ステップ 1 | 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側を塗装されていない金属面に取り付けます。 |
ステップ 2 | SFP モジュールからケーブルを取り外します。ケーブル コネクタ プラグを再び取り付ける際には、送信(TX)と受信(RX)を間違えないように注意してください。 |
ステップ 3 | 光インターフェイスを清潔に保つために、SFP モジュールまたは SFP+ モジュールの光ポートにダスト プラグを取り付けます。 |
ステップ 4 | ベールクラスプ ラッチ付きのモジュールの場合は、ベールを下げて、モジュールを取り外します。ラッチが手の届きにくい場所にあり、指でラッチを解除できない場合には、小型マイナス ドライバなどの細長い工具を使用してラッチを解除します。 |
ステップ 5 | SFP または SFP+ モジュールを持ち、モジュール スロットからゆっくりと引き出します。 |
ステップ 6 | モジュールは、静電気防止用袋に収めるか、その他の保護環境下に置いてください。 |
各ポートは、IEEE 802.3af および 802.3at(PoE+)に準拠した装置をサポートする PoE 機能を備えており、Cisco IP Phone や Cisco Aironet アクセス ポイントをサポートするシスコ独自規格の PoE 機能も備えています。
IP Phone またはアクセス ポイントを接続するとき、各ポートが自動的に電力を供給するかどうかを個別に制御することができます。
最新の PoE プランニング ツールにアクセスするには、Cisco.com の次の URL から入手できる Cisco Power Calculator を利用してください。 http://tools.cisco.com/cpc/launch.jsp
このアプリケーションを利用することで、特定の PoE 構成の電源要件を計算することができます。計算結果には、出力電流、出力電力、およびシステムの熱放散が表示されます。
警告 |
絶縁されていない金属接点、導体、または端子を Power over Ethernet(PoE)回路の相互接続に使用すると、電圧によって感電事故が発生することがあります。危険性を認識しているユーザまたは保守担当者だけに立ち入りが制限された場所を除いて、このような相互接続方式を使用しないでください。立ち入りが制限された場所とは、特殊な工具、錠と鍵、またはその他のセキュリティ手段を使用しないと入れない場所を意味します。ステートメント 1072 |
注意 |
カテゴリ 5e およびカテゴリ 6 のケーブルには、高レベルの静電気が蓄積されることがあります。必ずケーブルを適切かつ安全な方法でアースしてから、スイッチや他の装置に接続してください。 |
注意 |
不適合なケーブル配線または装置が原因で、PoE ポートに障害が発生している可能性があります。必ず規格に適合したケーブル配線で、シスコ独自規格の IP Phone およびワイヤレス アクセス ポイントである IEEE 802.3af または 802.3at(PoE+)に準拠した装置に接続してください。PoE 障害の原因となっているケーブルや装置は取り外す必要があります。 |
1. ケーブルの一端をスイッチの PoE ポートに接続します。
2. 接続先装置の RJ-45 コネクタに、ケーブルのもう一方の端を接続します。両方の装置間でリンクが確立されると、ポート LED が点灯します。
ステップ 1 | ケーブルの一端をスイッチの PoE ポートに接続します。 | ||
ステップ 2 |
接続先装置の RJ-45 コネクタに、ケーブルのもう一方の端を接続します。両方の装置間でリンクが確立されると、ポート LED が点灯します。 STP がトポロジを検出し、ループの有無を確認している間、ポート LED はオレンジに点灯します。このプロセスには 30 秒ほどかかり、その後、ポート LED はグリーンに点灯します。LED が消灯している場合は、他の装置がオンになっていないか、ケーブルに問題があるか、または他の装置のアダプタに問題がある可能性があります。 |
||
ステップ 3 | 必要に応じて、接続先装置を再設定してから再起動します。 | ||
ステップ 4 |
ステップ 1 ~ 3 を繰り返して、各装置を接続します。
|
スイッチの 10/100/1000 ポートの設定は、接続先装置の速度で動作するように変更されます。接続先のポートが自動ネゴシエーションをサポートしていない場合は、速度およびデュプレックスのパラメータを手動で設定できます。自動ネゴシエーション機能のない装置または手動で速度とデュプレックスのパラメータが設定されている装置に接続すると、パフォーマンスの低下やリンク障害が発生することがあります。
スイッチの自動ネゴシエーション機能と Auto-MDIX 機能は、デフォルトでイネーブルになっています。
自動ネゴシエーション機能を利用すると、接続先装置の速度で動作するようにスイッチ ポートの設定が変化します。接続先の装置が自動ネゴシエーションをサポートしていない場合は、スイッチ インターフェイスの速度とデュプレックスのパラメータを手動で設定できます。
Auto-MDIX 機能を利用するとスイッチで銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプが検出され、それに応じてインターフェイスが設定されます。
デフォルト設定で十分な場合は、これ以上のスイッチの設定作業は必要ありません。デフォルト設定は、次のいずれかの管理オプションを使用して変更できます。