基本的なシステム コマンド
この章では、Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチで使用可能な基本的な Cisco NX-OS システム コマンドについて説明します。これらのコマンドを使用して、スイッチをナビゲートおよび制御できます。
banner motd
ユーザが Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチにログインしたときに表示される Message-of-The-Day(MOTD)バナーを設定するには、 banner motd コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
banner motd delimiter message delimiter
no banner motd
構文の説明
delimiter |
デリミタ文字。メッセージの最初と最後を示します。メッセージ内では使用しないでください。デリミタとして '' または % を使用しないでください。空白文字は機能しません。 |
message |
メッセージ テキスト。テキストは英数字で入力し、大文字と小文字が区別され、特殊文字を含めることができます。デリミタとして選択した文字は含めないでください。テキストは、最大 80 文字の長さで、40 行以内で指定します。 |
コマンド デフォルト
デフォルトの MOTD 文字列は「Nexus 3000 Switch」です。
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
複数行の MOTD バナーを作成する場合は、デリミタを入力する前に Enter を押して改行します。40 行以内でテキストを入力できます。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、1 行の MOTD バナーを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# banner motd #Unauthorized access to this device is prohibited!#
次に、複数行の MOTD バナーを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# banner motd #Welcome Authorized Users Unauthorized access prohibited!#
次に、MOTD バナーをデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# no banner motd
関連コマンド
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|
show banner motd |
MOTD バナーを表示します。 |
boot
Cisco Nexus 3000 シリーズ キックスタートまたはシステム ソフトウェア イメージのブート変数を設定するには、 boot コマンドを使用します。ブート変数をクリアするには、このコマンドの no 形式を使用します。
boot { kickstart | system } [ bootflash :] [// server /] [ directory ] filename
no boot { kickstart | system }
構文の説明
kickstart |
キックスタート イメージを設定します。 |
system |
システム イメージを設定します。 |
bootflash: |
(任意)ブートフラッシュ ファイル システムの名前を指定します。 |
// server / |
(任意)サーバの名前。有効な値は、 /// 、 //module-1/ 、 //sup-1/ 、 //sup-active/ または //sup-local/ です。2 個のスラッシュ( // )を含む必要があります。 |
directory |
(任意)ディレクトリの名前。ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。 |
filename |
キックスタート イメージまたはシステム イメージのファイル名を指定します。ファイル名では、大文字と小文字が区別されます。 |
(注) bootflash://server/directory/filename 文字列にはスペースを含めることはできません。この文字列の各要素は、コロン(:)とスラッシュ(/)で区切ります。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
Cisco NX-OS ソフトウェアは、起動時にブート変数を使用してイメージをロードします。リロードする前に、スイッチに正しいイメージをコピーする必要があります。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、システムのブート変数を設定する例を示します。
switch(config)# boot system bootflash:n3000-uk9.5.0.3.U1.1.bin
次に、キックスタートのブート変数を設定する例を示します。
switch(config)# boot kickstart bootflash:n3000-uk9-kickstart.5.0.3.U1.1.bin
次に、システムのブート変数をクリアする例を示します。
switch(config)# no boot system
次に、キックスタートのブート変数をクリアする例を示します。
switch(config)# no boot kickstart
関連コマンド
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|
copy |
ファイルをコピーします。 |
show boot |
ブート変数のコンフィギュレーション情報を表示します。 |
cd
デバイス ファイル システムの現在の作業ディレクトリを変更するには、 cd コマンドを使用します。
cd [ filesystem :] [// server /] directory
構文の説明
filesystem : |
(任意)ファイル システムの名前。有効な値は、 bootflash または volatile です。 |
// server / |
(任意)サーバの名前。有効な値は、 /// 、 //module-1/ 、 //sup-1/ 、 //sup-active/ または //sup-local/ です。2 個のスラッシュ( // )を含む必要があります。 |
directory |
変更先ディレクトリの名前。ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。 |
(注) filesystem://server/directory 文字列にスペースを含めることはできません。この文字列の各要素は、コロン(:)とスラッシュ(/)で区切ります。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
現在の作業ディレクトリを確認するには、 pwd コマンドを使用します。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、現在のファイル システム上の現在の作業ディレクトリを変更する例を示します。
次に、別のファイル システム上の現在の作業ディレクトリを変更する例を示します。
clear cli history
コマンドの履歴をクリアするには、clear cli history コマンドを使用します。
clear cli history
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
コマンドライン インターフェイス(CLI)で入力したコマンドの履歴を表示するには、 show cli history コマンドを使用します。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コマンドの履歴をクリアする例を示します。
switch# clear cli history
関連コマンド
|
|
show cli history |
コマンドの履歴を表示します。 |
clear cores
コア ファイルをクリアするには、 clear cores コマンドを使用します。
clear cores
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
コア ファイルに関する情報を表示するには、 show system cores コマンドを使用します。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コア ファイルをクリアする例を示します。
関連コマンド
|
|
show system cores |
コア ファイル名を表示します。 |
system cores |
コア ファイル名を設定します。 |
clear debug-logfile
デバッグ ログ ファイルの内容をクリアするには、 clear debug-logfile コマンドを使用します。
clear debug-logfile filename
構文の説明
filename |
クリアするデバッグ ログ ファイルの名前。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、デバッグ ログ ファイルをクリアする例を示します。
switch# clear debug-logfile syslogd_debugs
関連コマンド
|
|
debug logfile |
デバッグ ログ ファイルを設定します。 |
debug logging |
デバッグ ログ ファイルをイネーブルにします。 |
show debug logfile |
デバッグ ログ ファイルの内容を表示します。 |
clear install failure-reason
ソフトウェアをインストールできなかった理由をクリアするには、 clear install failure-reason コマンドを使用します。
clear install failure-reason
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、ソフトウェアをインストールできなかった理由をクリアする例を示します。
switch# clear install failure-reason
関連コマンド
|
|
show install all |
ソフトウェア インストールのステータス情報を表示します。 |
clear license
ライセンスをアンインストールするには、 clear license コマンドを使用します。
clear license filename
構文の説明
filename |
アンインストールするライセンス ファイルの名前。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、特定のライセンスをアンインストールする例を示します。
switch# clear license fm.lic
関連コマンド
|
|
show license |
ライセンス情報を表示します。 |
clear user
特定のユーザをログアウトさせるには、 clear user コマンドを使用します。
clear user username
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
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5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、特定のユーザをログアウトさせる例を示します。
関連コマンド
|
|
show users |
現在、スイッチにログインしているユーザを表示します。 |
cli var name
ターミナル セッションのコマンドライン インターフェイス(CLI)変数を定義するには、 cli var name コマンドを使用します。CLI 変数を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
cli var name variable-name variable-text
no cli var name variable-name
構文の説明
variable-name |
変数の名前。名前は、最大 31 文字の長さの英数字で、大文字と小文字が区別されます。 |
variable-text |
変数のテキスト。テキストは、最大 200 文字の長さの英数字で、スペースを含むことができます。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
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5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
次の構文を使用して CLI 変数を参照できます。
次のインスタンスに変数を使用できます。
• コマンド スクリプト
• ファイル名
変数の定義内で、別の変数を参照することはできません。
Cisco NX-OS ソフトウェアは、TIMESTAMP という定義済みの変数を提供しており、これを使用して時刻を挿入できます。TIMESTAMP CLI 変数は、変更することも削除することもできません。
CLI 変数の定義は変更できません。変更する場合は、変数を削除した後に、新しい定義で再作成する必要があります。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、CLI 変数を定義する例を示します。
switch# cli var name testvar interface ethernet 1/3
次に、CLI 変数を参照する例を示します。
次に、TIMESTAMP 変数を参照する例を示します。
switch# copy running-config > bootflash:run-config-$(TIMESTAMP).cnfg
次に、CLI 変数を削除する例を示します。
switch# cli no var name testvar
関連コマンド
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|
run-script |
コマンドスクリプトを実行します。 |
show cli variables |
CLI 変数を表示します。 |
clock set
手動で Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチのクロックを設定するには、 clock set コマンドを使用します。
clock set time day month year
構文の説明
time |
時刻。形式は、 HH : MM : SS です。 |
day |
日。指定できる範囲は 1 ~ 31 です。 |
month |
月。有効な値は、 January 、 February 、 March 、 April 、 May 、 June 、 July、August 、 September 、 October 、 November および December です。 |
year |
年。有効な範囲は 2000 ~ 2030 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
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5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドは、NTP サーバなどの外部のクロック ソースとスイッチを同期できないときに使用します。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、手動でクロックを設定する例を示します。
switch# clock set 12:00:00 04 July 2008
関連コマンド
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show clock |
クロックの時刻を表示します。 |
clock summer-time
サマータイム(夏時間)オフセットを設定するには、 clock summer-time コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
clock summer-time zone-name start-week start-day start-month start-time end-week end-day end-month end-time offset-minutes
no clock summer-time
構文の説明
zone-name |
タイムゾーンの文字列。タイムゾーン文字列は 3 文字の文字列です。 |
start-week |
サマータイム オフセットを開始する週。指定できる範囲は 1 ~ 5 です。 |
start-day |
サマータイム オフセットを開始する曜日。有効な値は、 Monday 、 Tuesday 、 Wednesday 、 Thursday 、 Friday 、 Saturday または Sunday です。 |
start-month |
サマータイム オフセットを開始する月。有効な値は、 January 、 February 、 March 、 April 、 May 、 June 、 July、August 、 September 、 October 、 November および December です。 |
start-time |
サマータイム オフセットを開始する時刻。形式は、 HH : MM です。 |
end-week |
サマータイム オフセットを終了する週。指定できる範囲は 1 ~ 5 です。 |
end-day |
サマータイム オフセットを終了する曜日。有効な値は、 Monday 、 Tuesday 、 Wednesday 、 Thursday 、 Friday 、 Saturday または Sunday です。 |
end-month |
サマータイム オフセットを終了する月。有効な値は、 January 、 February 、 March 、 April 、 May 、 June 、 July、August 、 September 、 October 、 November および December です。 |
end-time |
サマータイム オフセットを終了する時刻。形式は、 HH : MM です。 |
offset-minutes |
分単位でのクロックのオフセット。有効な範囲は 1 ~ 1440 です。 |
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
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5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、サマータイムまたは夏時間のオフセットを設定する例を示します。
switch(config)# clock summer-time PDT 1 Sunday March 02:00 5 Sunday November 02:00 60
次に、サマータイムをデフォルト オフセットに戻す例を示します。
switch(config)# no clock summer-time
関連コマンド
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show clock |
クロックのサマータイム オフセット設定を表示します。 |
clock timezone
Coordinated Universal Time(UTC; 協定世界時)からのタイムゾーン オフセットを設定するには、 clock timezone コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
clock timezone zone-name offset-hours offset-minutes
no clock timezone
構文の説明
zone-name |
ゾーン名。ゾーン名は、タイムゾーンの略語(PST、EST など)である 3 文字の文字列です。 |
offset-hours |
UTC からのオフセット時間数。有効な範囲は -23 ~ 23 です。 |
offset-minutes |
UTC からのオフセット分数。有効な範囲は 0 ~ 59 です。 |
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
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5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドは、デバイスのクロックに UTC からのオフセットを設定するときに使用します。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、UTC からのタイムゾーンオフセットを設定する例を示します。
switch(config)# clock timezone PST -8 0
次に、タイムゾーンオフセットをデフォルトに戻す例を示します。
switch# no clock timezone
関連コマンド
|
|
show clock |
クロックの時刻を表示します。 |
configure session
コンフィギュレーション セッションを作成または修正するには、 configure session コマンドを使用します。
configure session name
構文の説明
name |
セッションの名前。名前は、最大 63 文字の英数字で指定します。大文字と小文字は区別されます。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
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5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コンフィギュレーション セッションを作成する例を示します。
switch# configure session MySession
関連コマンド
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show configuration session |
コンフィギュレーション セッションに関する情報を表示します。 |
configure terminal
コンフィギュレーション モードを開始するには、 configure terminal コマンドを使用します。
configure terminal
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
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5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドは、コンフィギュレーション モードを開始するために使用します。このモードでのコマンドは、入力(Enter キー/キャリッジ リターンを使用)と同時に実行コンフィギュレーション ファイルに書き込まれます。
configure terminal コマンドを入力した後は、システム プロントが switch# から switch(config)# に変わり、スイッチがコンフィギュレーション モードであることを示します。コンフィギュレーション モードを終了して EXEC モードに戻るには、 end と入力するか、Ctrl+Z を押します。
変更した設定を表示するには、 show running-config コマンドを使用します。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
switch# configure terminal
関連コマンド
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copy running-config startup-config |
実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルとして保存します。 |
end |
コンフィギュレーション セッションを終了して、EXEC モードに移行します。 |
exit(グローバル) |
現在のコンフィギュレーション モードを終了して、その次に高度なコンフィギュレーション モードへと移行します。 |
show running-config |
現在の実行コンフィギュレーションを表示します。 |
copy
コピー元からコピー先へとファイルをコピーするには、 copy コマンドを使用します。
copy source-url destination-url
構文の説明
source-url |
コピーされる元のファイルまたはディレクトリの場所の URL(または変数)。ファイルがダウンロードされるか、アップロードされるかに応じて、コピー元がローカルの場合とリモートの場合があります。 詳細については、「使用上のガイドライン」の項を参照してください。 |
destination-url |
コピーしたファイルまたはディレクトリのコピー先 URL(または変数)。ファイルがダウンロードされるか、アップロードされるかに応じて、コピー先がローカルの場合とリモートの場合があります。 詳細については、「使用上のガイドライン」の項を参照してください。 |
コマンド デフォルト
コピー先のファイルのデフォルト名は、コピー元のファイル名です。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
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5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
copy コマンドを使用すると、1 つの場所から別の場所へファイル(システム イメージまたはコンフィギュレーション ファイルなど)をコピーできます。コピー元ファイルとそのコピー先は、Cisco NX-OS ファイル システムの URL を使用して指定します。これにより、ローカルとリモートのどちらのファイルの場所でも指定できます。使用するファイル システム(ローカル メモリ ソースまたはリモート サーバなど)により、コマンドで使用する構文が決定されます。
すべての必要なコピー元およびコピー先 URL 情報や、使用するユーザ名は、コマンドラインに入力できます。または copy コマンドを入力すると、CLI から必要な情報の入力を求められます。
コピー プロセス全体は、ネットワーク条件やファイルのサイズに応じて数分間かかる場合があります。また、それぞれのプロトコルおよびネットワークによっても異なります。
ファイルシステムの URL プレフィックス キーワード( bootflash など)の後にはコロン( : )が必要です。
ftp: 、 scp: 、 sftp: および tftp: の URL 構文では、サーバは、IPv4 アドレスまたはホスト名のいずれかです。
コピー元およびコピー先 URL の形式
コピー元とコピー先の URL の形式は、ファイルまたはディレクトリの場所によって異なります。Cisco NX-OS ファイル システムの構文( filesystem :[/ directory ][/ filename ])に従ったディレクトリ名またはファイル名のコマンドライン インターフェイス(CLI)変数を入力できます。
次の表は、ファイル システムのタイプごとの URL プレフィックス キーワードのリストです。URL プレフィックスのキーワードを指定しない場合、スイッチは、現在のディレクトリ内のファイルを検索します。
表 i-1 は、書き込み可能なローカル ストレージ ファイル システムの URL プレフィックス キーワードのリストです。 表 i-2 は、リモート ファイル システムの URL プレフィックス キーワードのリストです。 表 i-3 は、書き込み不可のファイル システムの URL プレフィックス キーワードのリストです。
表 i-1 書き込み可能なローカル ストレージ ファイル システムの URL プレフィックス キーワード
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bootflash: [ // server / ] |
ブート フラッシュ メモリのコピー元またはコピー先の URL。 server 引数の値は、 module-1 、 sup-1 、 sup-active または sup-local です。 |
volatile: [ // server / ] |
デフォルトの内部ファイル システムのコピー元またはコピー先の URL。このファイル システムに格納されたファイルまたはディレクトリはすべて、スイッチのリブート時に消去されます。 server 引数の値は、 module-1 、 sup-1 、 sup-active または sup-local です。 |
表 i-2 リモート ファイル システムの URL プレフィックス キーワード
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ftp: |
FTP ネットワーク サーバのコピー元またはコピー先の URL。このエイリアスの構文は次のとおりです。 ftp: [ // server][/path]/filename |
scp: |
Secure Shell(SSH; セキュア シェル)をサポートし、Secure Copy Protocol(SCP)を使用してファイルのコピーを受け入れるネットワーク サーバのコピー元またはコピー先の URL。このエイリアスの構文は次のとおりです。 scp: [ // [ username @ ] server ][ / path ] / filename |
sftp: |
SSH FTP(SFTP)ネットワーク サーバのコピー元またはコピー先の URL。このエイリアスの構文は次のとおりです。 sftp: [ // [ username @ ] server ][ / path ] / filename |
tftp: |
TFTP ネットワーク サーバのコピー元またはコピー先の URL。このエイリアスの構文は次のとおりです。 tftp: [ // server [ : port ]][ / path ] / filename |
表 i-3 特殊ファイル システムの URL プレフィックス キーワード
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debug: |
デバッグ ファイルのローカル メモリ。コア ファイルをデバッグ ファイル システムからコピーできます。 |
log: |
ログ ファイルのローカル メモリ。ログ ファイルをログ ファイル システムからコピーできます。 |
modflash: |
mod ファイルの外部メモリ。mod ファイルを modflash ファイル システムからコピーできます。 |
system: |
ローカル システム メモリ。実行コンフィギュレーションをシステム ファイル システムへ、またはシステム ファイル システムからコピーできます。システム ファイル システムの使用は、コマンドで running-config ファイルを参照するときは任意です。 |
usb1: |
外部 USB フラッシュ メモリ デバイスのコピー元またはコピー先の URL。 |
volatile: |
ローカル揮発性メモリ。揮発性ファイル システムへ、または揮発性ファイル システムからファイルをコピーできます。揮発性メモリのファイルはすべて、物理デバイスがリロードすると失われます。 |
ここでは、次の操作に関する使用ガイドラインを示します。
• 「サーバからブートフラッシュ メモリへのファイルのコピー」
• 「サーバから実行コンフィギュレーションへのコンフィギュレーション ファイルのコピー」
• 「サーバからスタートアップ コンフィギュレーションへのコンフィギュレーション ファイルのコピー」
• 「サーバ上の実行コンフィギュレーションまたはスタートアップ コンフィギュレーションのコピー」
サーバからブートフラッシュ メモリへのファイルのコピー
イメージをサーバからローカルブートフラッシュ メモリにコピーするには、 copy source-url bootflash: コマンド(たとえば、 copy tftp: source-url bootflash: )を使用します。
サーバから実行コンフィギュレーションへのコンフィギュレーション ファイルのコピー
ネットワーク サーバから、デバイスの実行コンフィギュレーションにコンフィギュレーション ファイルをダウンロードするには、 copy { ftp: | scp: | sftp: | tftp: } source-url running-config コマンドを使用します。設定は、コマンドを CLI に入力した場合と同様に、実行コンフィギュレーションに追加されます。その結果、コンフィギュレーション ファイルは、以前の実行コンフィギュレーションとダウンロードされたコンフィギュレーション ファイルを組み合わせたものとなります。以前の実行コンフィギュレーションより、ダウンロードされたコンフィギュレーション ファイルが優先して適用されます。
ホスト コンフィギュレーション ファイルまたはネットワーク コンフィギュレーション ファイルをコピーできます。特定の 1 つのネットワーク サーバに適用するコマンドを含むホスト コンフィギュレーション ファイルをコピーして読み込むには、デフォルト値の host を使用します。ネットワーク上のすべてのネットワーク サーバに適用するコマンドを含むネットワーク コンフィギュレーション ファイルをコピーして読み込むには、 network を入力します。
サーバからスタートアップ コンフィギュレーションへのコンフィギュレーション ファイルのコピー
コンフィギュレーション ファイルを、ネットワーク サーバからスイッチのスタートアップ コンフィギュレーションにコピーするには、 copy { ftp: | scp: | sftp: | tftp: } source-url startup-config コマンドを使用します。これらのコマンドにより、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルが、コピーしたコンフィギュレーション ファイルに置き換えられます。
サーバ上の実行コンフィギュレーションまたはスタートアップ コンフィギュレーションのコピー
FTP、SCP、SFTP、または TFTP を使用するネットワーク サーバに現在のコンフィギュレーション ファイルをコピーするには、 copy running-config { ftp: | scp: | sftp: | tftp: } destination-url コマンドを使用します。ネットワーク サーバにスタートアップ コンフィギュレーション ファイルをコピーするには、 copy startup-config { ftp: | scp: | stfp: | tftp: } destination-url コマンドを使用します。
コピーしたコンフィギュレーション ファイルのコピーはバックアップとして使用できます。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、同じディレクトリ内にファイルをコピーする例を示します。
次に、別のディレクトリにファイルをコピーする例を示します。
switch# copy file1 my-scripts/file2
次に、別のファイル システムにファイルをコピーする例を示します。
switch# copy file1 bootflash:
次に、別のスーパーバイザ モジュールにファイルをコピーする例を示します。
switch# copy file1 bootflash://sup-1/file1.bak
次に、リモート サーバからファイルをコピーする例を示します。
switch# copy scp://192.168.1.1/image-file.bin bootflash:image-file.bin
関連コマンド
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cd |
現在の作業ディレクトリを変更します。 |
delete |
ファイルまたはディレクトリを削除します。 |
dir |
ディレクトリの内容を表示します。 |
move |
ファイルを移動します。 |
pwd |
現在の作業ディレクトリ名を表示します。 |
copy running-config startup-config
現在のすべての設定情報をリブート後にも使用可能になるよう、実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存するには、 copy running-config startup-config コマンドを使用します。
copy running-config startup-config
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
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5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
変更した設定を表示するには、 show startup-config コマンドを使用します。
(注) copy running-config startup-config コマンドを入力した後は、実行中の設定と起動時の設定が同じになります。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存する例を示します。
switch# copy running-config startup-config
関連コマンド
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show running-config |
現在の実行コンフィギュレーションを表示します。 |
show startup-config |
スタートアップ コンフィギュレーション ファイルを表示します。 |
databits
端末ポートの文字に含まれるデータ ビット数を設定するには、 databits コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
databits bits
no databits bits
構文の説明
bits |
1 文字中のデータ ビット数。有効な範囲は 5 ~ 8 です。 |
コマンド モード
端末ライン コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
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5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
コンソール ポートは、コンソール ポート上のセッションだけから設定可能です。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コンソール ポートのデータ ビット数を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# databits 7
次に、コンソール ポートのデータ ビット数をデフォルト値に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# no databits 7
関連コマンド
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|
show line |
コンソール ポートの設定に関する情報を表示します。 |
debug logfile
指定のファイルに debug コマンドの結果を出力するには、 debug logfile コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug logfile filename [ size bytes ]
no debug logfile filename [ size bytes ]
構文の説明
filename |
debug コマンドの出力ファイルの名前。ファイル名は、最大 64 文字の長さの英数字で、大文字と小文字が区別されます。 |
size bytes |
(任意)ログ ファイルのサイズをバイト単位で指定します。有効な範囲は 4096 ~ 4194304 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
Cisco NX-OS ソフトウェアは、log: ファイル システム ルート ディレクトリにログ ファイルを作成します。ログ ファイルを表示するには、 dir log: コマンドを使用します。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、デバッグ ログ ファイルを指定する例を示します。
switch# debug logfile debug_log
次に、デフォルトのデバッグ ログ ファイルに戻す例を示します。
switch# no debug logfile debug_log
関連コマンド
|
|
dir |
ディレクトリの内容を表示します。 |
show debug logfile |
デバッグ ログ ファイルの内容を表示します。 |
debug logging
debug コマンド出力のロギングをイネーブルにするには、 debug logging コマンドを使用します。デバッグ ロギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug logging
no debug logging
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、 debug コマンドの出力のロギングをイネーブルにする例を示します。
次に、 debug コマンドの出力のロギングをディセーブルにする例を示します。
関連コマンド
|
|
debug logfile |
debug コマンド出力のログ ファイルを設定します。 |
delete
ファイルまたはディレクトリを削除するには、 delete コマンドを使用します。
delete [ filesystem :] [// server /] [ directory ] filename
構文の説明
filesystem: |
(任意)ファイル システムの名前。有効な値は、 bootflash 、 debug 、 log 、 modflash または volatile です。 |
// server / |
(任意)サーバの名前。有効な値は、 /// 、 //module-1/ 、 //sup-1/ 、 //sup-active/ または //sup-local/ です。2 個のスラッシュ( // )を含む必要があります。 |
directory |
(任意)ディレクトリの名前。ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。 |
filename |
削除するファイルの名前。ファイル名では、大文字と小文字が区別されます。 |
(注) filesystem://server/directory/filename 文字列にスペースを含めることはできません。この文字列の各要素は、コロン(:)とスラッシュ(/)で区切ります。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
削除するファイルを見つけるには、 dir コマンドを使用します。
delete コマンドでディレクトリを削除すると、その内容も削除されます。このコマンドでディレクトリを削除する場合は、注意が必要です。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、ファイルを削除する例を示します。
switch# delete bootflash:old_config.cfg
次に、ディレクトリを削除する例を示します。
This is a directory. Do you want to continue (y/n)? [y] y
関連コマンド
|
|
dir |
ディレクトリの内容を表示します。 |
save |
コンフィギュレーション セッションをファイルに保存します。 |
dir
ディレクトリの内容を表示するには、 dir コマンドを使用します。
dir [ filesystem :] [// server /] [ directory ]
構文の説明
filesystem: |
(任意)ファイル システムの名前。有効な値は、 bootflash 、 debug 、 log 、 modflash または volatile です。 |
// server / |
(任意)サーバの名前。有効な値は、 /// 、 //module-1/ 、 //sup-1/ 、 //sup-active/ または //sup-local/ です。2 個のスラッシュ( // )を含む必要があります。 |
directory |
(任意)ディレクトリの名前。ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。 |
(注) filesystem://server/directory 文字列にスペースを含めることはできません。この文字列の各要素は、コロン(:)とスラッシュ(/)で区切ります。
コマンド デフォルト
現在の作業ディレクトリの内容を表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
dir コマンドを使用すると、指定したディレクトリにあるファイルのリストが表示されます。各ファイルについては、ファイルのサイズ(バイト単位)、最終変更日時、ファイル名のリストが表示されます。その後に、ファイル システムの使用に関する統計が表示されます。
現在の作業ディレクトリを確認するには、 pwd コマンドを使用します。
現在の作業ディレクトリを変更するには、 cd コマンドを使用します。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、ブートフラッシュのルート ディレクトリの内容を表示する例を示します。
次に、現在の作業ディレクトリの内容を表示する例を示します。
関連コマンド
|
|
cd |
現在の作業ディレクトリを変更します。 |
delete |
ファイルまたはディレクトリを削除します。 |
pwd |
現在の作業ディレクトリ名を表示します。 |
rmdir |
ディレクトリを削除します。 |
echo
端末にテキスト文字列を表示するには、 echo コマンドを使用します。
echo [ text ]
構文の説明
text |
(任意)表示するテキスト文字列を指定します。このテキスト文字列は 200 文字以下の長さの英数字で、大文字と小文字を区別し、スペースを含むことができます。テキスト文字列には、CLI 変数への参照も含めることができます。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドをコマンド スクリプトで使用すると、ステータス情報を表示したり、スクリプトの実行中にプロンプトを表示したりできます。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コマンド プロンプトで空白行を表示する例を示します。
次に、コマンド プロンプトで 1 行のテキストを表示する例を示します。
switch# echo Script run at $(TIMESTAMP)
関連コマンド
|
|
run-script |
コマンドスクリプトを実行します。 |
show cli variables |
CLI 変数を表示します。 |
end
現在のコンフィギュレーション セッションを終了して、EXEC モードに戻るには、 end コマンドを使用します。
end
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドを使用すると、現在使用しているコンフィギュレーション モードにかかわらず、EXEC モードに戻ります。このコマンドは、システムの設定を終了し、EXEC モードに戻って確認手順を実行するときに使用します。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次の例では、 end コマンドを使用してインターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、EXEC モードに戻ります。設定を確認するには、EXEC モードで show コマンドを使用します。
switch# configure terminal
switch(config)# interface ethernet 1/1
switch(config-if)# switchport host
switch# show interface ethernet 1/1
関連コマンド
|
|
exit(EXEC) |
スイッチからログアウトして、アクティブなターミナル セッションを終了します。 |
exit(グローバル) |
現在のコンフィギュレーション モードを終了します。 |
exec-timeout
コンソール ポート上または仮想端末上の非アクティブ セッションのタイムアウトを設定するには、 exec-timeout コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
exec-timeout minutes
no exec-timeout
構文の説明
minutes |
分単位での時間。有効な範囲は 0 ~ 525600 です。0 分を設定すると、タイムアウトがディセーブルになります。 |
コマンド デフォルト
タイムアウトはディセーブルです。
コマンド モード
端末ライン コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
コンソール ポートは、コンソール ポート上のセッションだけから設定可能です。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コンソール ポートの非アクティブ セッションのタイムアウトを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# exec-timeout 30
次に、コンソール ポートの非アクティブ セッションのタイムアウトをデフォルト値に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# no exec-timeout
次に、仮想端末の非アクティブ セッションのタイムアウトを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config-line)# exec-timeout 30
次に、仮想端末の非アクティブ セッションのタイムアウトをデフォルト値に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config-line)# no exec-timeout
関連コマンド
|
|
line console |
コンソール端末コンフィギュレーション モードを開始します。 |
line vty |
仮想端末コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show running-config |
実行コンフィギュレーションを表示します。 |
exit(EXEC)
スイッチからログアウトして、アクティブなターミナル セッションを終了するには、EXEC モードで exit コマンドを使用します。
exit
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、 exit(グローバル) コマンドを使用して、コンフィギュレーション モードから EXEC モードに移行し、 exit (EXEC)コマンドを使用してログアウト(アクティブなセッションを終了)する例を示します。
関連コマンド
|
|
end |
コンフィギュレーション セッションを終了して、EXEC モードに移行します。 |
exit(グローバル) |
現在のコンフィギュレーション モードを終了して、その次に高度なコンフィギュレーション モードへと移行します。 |
exit(グローバル)
任意のコンフィギュレーション モードを終了して、CLI モードの階層構造で次に高度なモードに移動するには、任意のコンフィギュレーション モードで exit コマンドを使用します。
exit
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
すべてのコンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
exit コマンドをコンフィギュレーション モードで使用すると、EXEC モードに戻ります。 exit コマンドをインターフェイス、VLAN、またはゾーンの各コンフィギュレーション モードで使用すると、コンフィギュレーション モードに戻ります。最高レベルである EXEC モードでは、 exit コマンドで EXEC モードを終了し、スイッチとの接続を切断します(詳細については、 exit(EXEC) コマンドの説明を参照してください)。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了して、コンフィギュレーション モードに戻る例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# interface ethernet 1/1
関連コマンド
|
|
end |
コンフィギュレーション セッションを終了して、特権 EXEC モードに移行します。 |
exit(EXEC) |
スイッチからログアウトして、アクティブなターミナル セッションを終了します。 |
feature interface-vlan
VLAN インターフェイスの作成をイネーブルにするには、 feature interface-vlan コマンドを使用します。VLAN インターフェイス機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
feature interface-vlan
no feature interface-vlan
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド デフォルト
VLAN インターフェイスはディセーブルです。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
feature interface-vlan コマンドは、VLAN インターフェイスを作成する前に使用する必要があります。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、スイッチでインターフェイス上の VLAN 機能をイネーブルにする例を示します。
switch(config)# feature interface-vlan
関連コマンド
|
|
interface vlan |
VLAN インターフェイスを作成します。 |
show feature |
VLAN インターフェイスがスイッチでイネーブルになっているかどうかを表示します。 |
feature lacp
Link Aggregation Control Protocol(LACP)をイネーブルにするには、 feature lacp コマンドを使用します。LACP は、複数の物理ポートをバンドルして単一の論理チャネルを作成します。スイッチで LACP をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
feature lacp
no feature lacp
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド デフォルト
LACP はディセーブルです。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
LACP をディセーブルにするには、スイッチのすべてのポート チャネルからすべての LACP コンフィギュレーション パラメータを削除する必要があります。
グローバルに LACP をイネーブルにした後でも、スイッチのすべてのポート チャネルで LACP を実行する必要はありません。各チャネル モードで LACP をイネーブルにするには、 channel-group mode コマンドを使用します。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、スイッチで LACP ポート チャネルをイネーブルにする例を示します。
switch(config)# feature lacp
関連コマンド
|
|
show lacp |
LACP に関する情報を表示します。 |
show feature |
LACP がスイッチでイネーブルになっているかどうかを表示します。 |
feature udld
シスコ独自の Unidirectional Link Detection(UDLD; 単方向リンク検出)プロトコルをイネーブルにするには、 feature udld コマンドを使用します。UDLD をイネーブルにすると、光ファイバまたは銅線イーサネット ケーブルを介して接続されているポート上で、ケーブルの物理設定をモニタし、単方向リンクの存在を検出できます。スイッチで UDLD をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
feature udld
no feature udld
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド デフォルト
UDLD はディセーブルです。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、スイッチの UDLD をイネーブルにする例を示します。
switch(config)# feature udld
関連コマンド
|
|
show udld |
管理上および運用上の UDLD ステータスを表示します。 |
show feature |
UDLD がスイッチでイネーブルになっているかどうかを表示します。 |
find
特定の文字列で始まるファイル名を検索するには、 find コマンドを使用します。
find filename-prefix
構文の説明
filename-prefix |
ファイル名の最初の部分または全体。ファイル名プレフィックスでは、大文字と小文字が区別されます。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
find コマンドを使用すると、現在の作業ディレクトリの下にあるサブディレクトリがすべて検索されます。 cd および pwd コマンドを使用して、最初に検索するディレクトリに移動することができます。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、「n3000」で始まるファイル名を表示する例を示します。
関連コマンド
|
|
cd |
現在の作業ディレクトリを変更します。 |
pwd |
現在の作業ディレクトリ名を表示します。 |
format
ブートフラッシュ デバイスをフォーマットする、つまり、内容を消去して、工場からの出荷時の状態に戻すには、 format コマンドを使用します。
format bootflash:
構文の説明
bootflash: |
ブートフラッシュ ファイル システムの名前を指定します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、ブートフラッシュ デバイスをフォーマットする例を示します。
switch# format bootflash:
関連コマンド
|
|
cd |
現在の作業ディレクトリを変更します。 |
dir |
ディレクトリの内容を表示します。 |
pwd |
現在の作業ディレクトリ名を表示します。 |
gunzip
圧縮ファイルを解凍するには、 gunzip コマンドを使用します。
gunzip [ filesystem :] [// server /] [ directory ] filename
構文の説明
filesystem: |
(任意)ファイル システムの名前。有効な値は、 bootflash 、 modflash または volatile です。 |
// server / |
(任意)サーバの名前。有効な値は、 /// 、 //module-1/ 、 //sup-1/ 、 //sup-active/ または //sup-local/ です。2 個のスラッシュ( // )を含む必要があります。 |
directory |
(任意)ディレクトリの名前。ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。 |
filename |
解凍するファイルの名前。ファイル名では、大文字と小文字が区別されます。 |
(注) filesystem://server/directory/filename 文字列にスペースを含めることはできません。この文字列の各要素は、コロン(:)とスラッシュ(/)で区切ります。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
圧縮ファイルの名前に .gz 拡張子が含まれている必要があります
Cisco NX-OS ソフトウェアは、Lempel-Ziv 1977(LZ77)コーディングを使用して圧縮を行います。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、圧縮ファイルを解凍する例を示します。
switch# gunzip run_cnfg.cfg.gz
関連コマンド
|
|
dir |
ディレクトリの内容を表示します。 |
gzip |
ファイルを圧縮します。 |
gzip
ファイルを圧縮するには、 gzip コマンドを使用します。
gzip [ filesystem :] [// server /] [ directory ] filename
構文の説明
filesystem: |
(任意)ファイル システムの名前。有効な値は、 bootflash 、 modflash または volatile です。 |
// server / |
(任意)サーバの名前。有効な値は、 /// 、 //module-1/ 、 //sup-1/ 、 //sup-active/ または //sup-local/ です。2 個のスラッシュ( // )を含む必要があります。 |
directory |
(任意)ディレクトリの名前。ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。 |
filename |
圧縮するファイルの名前。ファイル名では、大文字と小文字が区別されます。 |
(注) filesystem://server/directory/filename 文字列にスペースを含めることはできません。この文字列の各要素は、コロン(:)とスラッシュ(/)で区切ります。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドを実行した後は、指定されたファイルが、ファイル名に .gz 拡張子が追加された圧縮ファイルに置き換えられます。
Cisco NX-OS ソフトウェアは、Lempel-Ziv 1977(LZ77)コーディングを使用して圧縮を行います。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、ファイルを圧縮する例を示します。
switch# gzip run_cnfg.cfg
関連コマンド
|
|
dir |
ディレクトリの内容を表示します。 |
gunzip |
圧縮ファイルを解凍します。 |
hostname
スイッチのホスト名を設定するには、 hostname コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
hostname name
no hostname
構文の説明
name |
スイッチのホスト名。この名前は、最大 32 文字の長さの英数字で、大文字と小文字が区別され、特殊文字を含むことができます。 |
コマンド デフォルト
デフォルトのホスト名は「switch」です。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
Cisco NX-OS ソフトウェアは、コマンドライン インターフェイス(CLI)プロンプト、およびデフォルトのコンフィギュレーション ファイル名でホスト名を使用します。
hostname コマンドは、 switchname コマンドと同じ機能を実行します。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチのホスト名を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# hostname Engineering2
次に、デフォルトのホスト名に戻す例を示します。
Engineering2# configure terminal
Engineering2(config)# no hostname
関連コマンド
|
|
show hostname |
スイッチのホスト名を表示します。 |
show switchname |
スイッチのホスト名を表示します。 |
switchname |
スイッチのホスト名を設定します。 |
install all
Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチにキックスタート イメージおよびシステム イメージをインストールするには、 install all コマンドを使用します
install all [ kickstart kickstart-url ] [ system system-url ]
構文の説明
kickstart |
(任意)キックスタート イメージ ファイルを指定します。 |
kickstart-url |
キックスタート イメージ ファイルの完全なアドレスを指定します。名前では、大文字と小文字が区別されます。 |
system |
(任意)システム イメージ ファイルを指定します。 |
system-url |
システム イメージ ファイルの完全なアドレスを指定します。名前では、大文字と小文字が区別されます。 |
コマンド デフォルト
パラメータを入力しない場合は、ブート変数の値が使用されます。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
キックスタートおよびシステムの URL の形式は、ファイル システム、ディレクトリ、およびファイルの場所によって異なります。
次の表は、ファイル システムのタイプごとの URL プレフィックス キーワードのリストです。URL プレフィックスのキーワードを指定しない場合、スイッチは、現在のディレクトリ内のファイルを検索します。
表 i-4 は、書き込み可能なローカル ストレージ ファイル システムの URL プレフィックス キーワードのリストです。 表 i-5 は、リモート ファイル システムの URL プレフィックス キーワードのリストです。リモート ファイル システムでは、特に指定しない場合、パスはリモート サーバ上のユーザのデフォルト パスです。
表 i-4 書き込み可能なローカル ストレージ ファイル システムの URL プレフィックス キーワード
|
|
bootflash: [ // server / ] |
ブート フラッシュ メモリのコピー元 URL。 server 引数の値は、 module-1 、 sup-1 、 sup-active または sup-local です。 |
modflash: [ // server / ] |
外部フラッシュ ファイル システムのコピー元 URL。 server 引数の値は、 module-1 、 sup-1 、 sup-active または sup-local です。 |
volatile: [ // server / ] |
デフォルトの内部ファイル システムのコピー元の URL。このファイル システムに格納されたファイルまたはディレクトリはすべて、スイッチのリブート時に消去されます。 server 引数の値は、 module-1 、 sup-1 、 sup-active または sup-local です。 |
表 i-5 リモート ファイル システムの URL プレフィックス キーワード
|
|
ftp: |
FTP ネットワーク サーバのコピー元の URL。このエイリアスの構文は次のとおりです。 ftp: [//server][/path]/filename |
scp: |
Secure Shell(SSH; セキュア シェル)をサポートし、Secure Copy Protocol(SCP)を使用するネットワークサーバのコピー元の URL を指定します。構文は次のとおりです。 scp: [//[ username @ ] server ][/ path ]/ filename |
sftp: |
SSH FTP(SFTP)ネットワーク サーバのコピー元の URL。構文は次のとおりです。 sftp: [//[ username @] server ][/ path ]/ filename |
tftp: |
TFTP ネットワーク サーバのコピー元の URL。構文は次のとおりです。 tftp: [// server [: port ]][/ path ]/filename |
イメージ ファイルをリモート サーバからダウンロードしてインストールするとき、サーバに関する情報またはユーザ名を入力していない場合は、情報の入力を求められます。
このコマンドは、キックスタートおよびシステムのブート変数を設定し、イメージ ファイルを冗長スーパーバイザ モジュールにコピーします。
install all コマンドは、スイッチ ソフトウェアをアップグレードします。
install all コマンドを使用すると、スイッチの Cisco NX-OS ソフトウェアをダウングレードできます。ダウングレード ソフトウェアに、スイッチの現在の設定との互換性があるかどうかを調べるには、 show incompatibility system コマンドを使用し、設定の互換性に問題がある場合は、それを解決します。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、bootflash: ディレクトリから Cisco NX-OS ソフトウェアをインストールする例を示します。
switch# install all kickstart bootflash:nx-os_kick.bin system bootflash:nx-os_sys.bin
次に、キックスタートおよびシステムのブート変数に設定された値を使って、Cisco NX-OS ソフトウェアをインストールする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# boot kickstart bootflash:n3000-uk9-kickstart.5.0.3.U1.1.bin
switch(config)# boot system bootflash:n3000-uk9.5.0.3.U1.1.bin
switch# copy running-config startup-config
次に、SCP サーバから Cisco NX-OS をインストールする例を示します。
switch# install all kickstart scp://adminuser@192.168.1.1/n3000-uk9-kickstart.5.0.3.U1.1.bin system bootflash:scp://adminuser@192.168.1.1/n3000-uk9.5.0.3.U1.1.bin
関連コマンド
|
|
reload |
デバイスに新しい Cisco NX-OS ソフトウェアをリロードします。 |
show incompatibility system |
Cisco NX-OS システム ソフトウェア イメージ間の設定互換性の問題を表示します。 |
show install all |
インストール処理に関する情報を表示します。 |
show version |
ソフトウェア バージョンに関する情報を表示します。 |
install license
ライセンスをインストールするには、 install license コマンドを使用します。
install license [ filesystem :] [// server /] [ directory ] src-filename [ target-filename ]
構文の説明
filesystem: |
(任意)ファイル システムの名前。有効な値は、 bootflash または volatile です。 |
// server / |
(任意)サーバの名前。有効な値は、 /// 、 //module-1/ 、 //sup-1/ 、 //sup-active/ または //sup-local/ です。2 個のスラッシュ( // )を含む必要があります。 |
directory |
(任意)ディレクトリの名前。ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。 |
src-filename |
元のライセンス ファイルの名前。 |
target-filename |
(任意)ターゲット ライセンス ファイルの名前。 |
(注) filesystem://server/directory/filename 文字列にスペースを含めることはできません。この文字列の各要素は、コロン(:)とスラッシュ(/)で区切ります。
コマンド デフォルト
Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチのライセンスはすべて、工場出荷時にインストールされています。手動インストールは不要です。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ターゲット ファイル名をコピー元の場所の後に指定した場合は、ライセンス ファイルがその名前でインストールされます。それ以外の場合、コピー元 URL のファイル名が使用されます。また、このコマンドはインストール前のライセンス ファイルも検証します。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、bootflash: ディレクトリに常駐する、license-file という名前のファイルをインストールする例を示します。
switch# install license bootflash:license-file
関連コマンド
|
|
show license |
ライセンス情報を表示します。 |
show license host-id |
ライセンスに使用するシャーシのシリアル番号を表示します。 |
show license usage |
ライセンス使用情報を表示します。 |
line console
コンソール ポートを指定して、コンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始するには、 line console コマンドを使用します。
line console
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
コンソール回線は、コンソール ポート セッションだけから設定できます。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
関連コマンド
|
|
databits |
ポートの文字に含まれるデータ ビットの数を設定します。 |
exec-timeout |
ポートの非アクティブ端末タイムアウトを設定します。 |
modem |
ポートのモデム設定を指定します。 |
parity |
ポートのパリティ設定を指定します。 |
show line |
コンソール ポートの設定に関する情報を表示します。 |
speed |
ポートの送信速度と受信速度を設定します。 |
stopbits |
ポートのストップ ビットを設定します。 |
line vty
仮想端末を指定して、ライン コンフィギュレーション モードを開始するには、 line vty コマンドを使用します。
line vty
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
switch# configure terminal
関連コマンド
|
|
access-class |
VTY コンフィギュレーション モードで、着信接続および発信接続を制限します。 |
exec-timeout |
ポートの非アクティブ端末タイムアウトを設定します。 |
session-limit |
同時仮想ターミナル セッションの最大数を設定します。 |
show line |
コンソール ポートの設定に関する情報を表示します。 |
modem in
コンソール ポートでモデム接続をイネーブルにするには、 modem in コマンドを使用します。モデム接続をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
modem in
no modem in
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド デフォルト
タイムアウトはディセーブルです。
コマンド モード
端末ライン コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
コンソール ポートは、コンソール ポート上のセッションだけから設定可能です。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コンソール ポートでモデム接続をイネーブルにする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# modem in
次に、コンソール ポートでモデム接続をディセーブルにする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# no modem in
関連コマンド
|
|
line console |
コンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show line |
コンソール ポートの設定に関する情報を表示します。 |
modem init-string
コンソール ポートに接続されたモデムに初期化文字列をダウンロードするには、 modem init-string コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
modem init-string { default | user-input }
no modem init-string
構文の説明
default |
デフォルトの初期化文字列をダウンロードします。 |
user-input |
ユーザ入力の初期化文字列をダウンロードします。 |
コマンド デフォルト
デフォルトの初期化文字列は ATE0Q1&D2&C1S0=1\015 です。
コマンド モード
端末ライン コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
コンソール ポートは、コンソール ポート上のセッションだけから設定可能です。
デフォルトの初期化文字列 ATE0Q1&D2&C1S0=1\015 の定義は次のとおりです。
• AT:注意
• E0(必須):エコーなし
• Q1:結果コードがオン
• &D2:通常の Data Terminal Ready(DTR; データ端末動作可能)オプション
• &C1:データ キャリア状態の追跡がイネーブル
• S0=1:1 回の呼び出し音の後に応答
• \015(必須):オクタルでの改行(CR)
ユーザ入力の初期化文字列を設定するには、 modem set-string コマンドを使用します。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コンソール ポートに接続されたモデムにデフォルトの初期化文字列をダウンロードする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# modem init-string default
次に、コンソール ポートに接続されたモデムにユーザ入力の初期化文字列をダウンロードする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# modem init-string user-input
次に、コンソール ポートに接続されたモデムの初期化文字列を削除する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# no modem init-string
関連コマンド
|
|
line console |
コンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始します。 |
modem set-string |
モデムのユーザ入力の初期化文字列を設定します。 |
show line |
コンソール ポートの設定に関する情報を表示します。 |
modem set-string user-input
コンソール ポートに接続されたモデムにダウンロードするためのユーザ入力の初期化文字列を設定するには、 modem set-string user-input コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
modem set-string user-input string
no modem set-string
構文の説明
string |
ユーザ入力の文字列。この文字列は、最大 100 文字の長さの英数字で、大文字と小文字が区別され、特殊文字を含むことができます。 |
コマンド モード
端末ライン コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
コンソール ポートは、コンソール ポート上のセッションだけから設定可能です。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コンソール ポートに接続されたモデムのための、ユーザ入力の初期化文字列を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# modem set-string user-input ATE0Q1&D2&C1S0=3\015
次に、コンソール ポートに接続されたモデムのための、デフォルトのユーザ入力の初期化文字列に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# no modem set-string
関連コマンド
|
|
line console |
コンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始します。 |
modem init-string |
モデムにユーザ入力の初期化文字列をダウンロードします。 |
show line |
コンソール ポートの設定に関する情報を表示します。 |
move
あるディレクトリから別のディレクトリにファイルを移動するには、 move コマンドを使用します。
move {[ filesystem :] [// server /] [ directory ] source-filename } [ filesystem :] [// server /] [ directory ] [ destination-filename ]
構文の説明
filesystem: |
(任意)ファイル システムの名前。有効な値は、 bootflash 、 debug 、 modflash または volatile です。 |
// server / |
(任意)サーバの名前。有効な値は、 /// 、 //module-1/ 、 //sup-1/ 、 //sup-active/ または //sup-local/ です。2 個のスラッシュ( // )を含む必要があります。 |
directory |
(任意)ディレクトリの名前。ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。 |
source-filename |
移動するファイルの名前。ファイル名では、大文字と小文字が区別されます。 |
destination-filename |
(任意)移動先ファイルの名前。ファイル名は、最大 64 文字の長さの英数字で、大文字と小文字が区別されます。 |
コマンド デフォルト
デフォルトの移動先ファイル名は、移動元のファイルと同じです。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
copy コマンドを使用すると、ファイルのコピーを作成できます。
ヒント 同じディレクトリ内でファイルを移動することで、ファイル名を変更できます。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、別のディレクトリにファイルを移動する例を示します。
switch# move file1 my_files/file2
次に、別のファイル システムにファイルを移動する例を示します。
switch# move file1 volatile:
次に、別のスーパーバイザ モジュールにファイルを移動する例を示します。
switch# move file1 bootflash://sup-1/file1.bak
関連コマンド
|
|
cd |
現在の作業ディレクトリを変更します。 |
copy |
ファイルのコピーを作成します。 |
delete |
ファイルまたはディレクトリを削除します。 |
dir |
ディレクトリの内容を表示します。 |
pwd |
現在の作業ディレクトリ名を表示します。 |
parity
コンソール ポートのパリティを設定するには、 parity コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
parity { even | none | odd }
no parity { even | none | odd }
構文の説明
even |
偶数パリティを指定します。 |
none |
パリティなしを指定します。 |
odd |
奇数パリティを指定します。 |
コマンド デフォルト
デフォルトは none キーワードです。
コマンド モード
端末ライン コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
コンソール ポートは、コンソール ポート上のセッションだけから設定可能です。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コンソール ポートにパリティを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# parity even
次に、コンソール ポートのデフォルトのパリティに戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# no parity even
関連コマンド
|
|
show line |
コンソール ポートの設定に関する情報を表示します。 |
ping
別のネットワーク デバイスへのネットワーク接続性を調べるには、 ping コマンドを使用します。
ping { dest-address | hostname } [ count { number | unlimited }] [ df-bit ] [ interval seconds ] [ packet-size bytes ] [ parent-interface { ethernet slot / port | loopback if_number | port-channel number } member-interface { ethernet slot / port | loopback if_number | port-channel number }] [ source src-address ] [ timeout seconds ] [ vrf { vrf-name | default | management }]
構文の説明
dest-address |
宛先デバイスの IPv4 アドレス。形式は、 A . B . C . D です。 |
hostname |
宛先デバイスのホスト名。ホスト名では、大文字と小文字が区別されます。 |
count |
(任意)送信の回数を指定します。 |
number |
ping の数。有効な範囲は 1 ~ 655350 です。デフォルトは 5 です。 |
unlimited |
無制限の回数の ping を許可します。 |
df-bit |
(任意)IPv4 ヘッダーの do-not-fragment ビットをイネーブルにします。デフォルトではディセーブルです。 |
interval seconds |
(任意)送信の間隔を秒数で指定します。有効な範囲は 0 ~ 60 です。デフォルトは 1 秒です。 |
packet-size bytes |
(任意)送信するパケットサイズをバイト数で指定します。有効な範囲は 1 ~ 65468 です。デフォルト値は 56 バイトです。 |
parent-interface |
(任意)ping を実行する親インターフェイスを指定します。 |
ethernet slot / port |
イーサネット インターフェイス、およびスロット番号とポート番号を指定します。スロット番号は 1 ~ 255、ポート番号は 1 ~ 128 です。 |
loopback if_number |
ループバック インターフェイスを指定します。ループバック インターフェイスの番号は 0 ~ 1023 です。 |
port-channel number |
EtherChannel インターフェイスおよび EtherChannel 番号を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 4096 です。 |
member-interface |
ping を実行するメンバー インターフェイスを指定します。 |
source scr-address |
(任意)使用する送信元 IPv4 アドレスを指定します。形式は、 A . B . C . D です。デフォルトは、デバイスの管理インターフェイスの IPv4 アドレスです。 |
timeout seconds |
(任意)無応答タイムアウトの間隔を秒数で指定します。指定できる範囲は 1 ~ 60 です。デフォルト値は 2 秒です。 |
vrf vrf-name |
(任意)使用する Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティングおよび転送)インスタンスを指定します。名前は最大 32 文字で、大文字と小文字が区別されます。 |
default |
(任意)デフォルトの VRF を指定します。 |
management |
(任意)管理 VRF を指定します。 |
コマンド デフォルト
デフォルト値については、このコマンドの「構文の説明」の項を参照してください。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
5.0(3)U2(1) |
親インターフェイスの ping のサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、別のネットワーク デバイスへの接続性を調べる例を示します。
switch# ping 192.168.2.246
関連コマンド
|
|
ping6 |
IPv6 アドレスを使用して別のデバイスとの接続を確認します。 |
traceroute |
IP アドレスに転送されるときのパケットのルートを表示します。 |
ping multicast
IPv4 マルチキャスト インターフェイスとのネットワーク接続を確認するには、 ping multicast コマンドを使用します。
ping multicast multicast-grp-address interface { ethernet slot / port | loopback if_number | mgmt mgmt_intf | port-channel number } [[ count { number | unlimited }] [ df-bit ] [ interval seconds ]
[ packet-size bytes ] [ parent-interface { ethernet slot / port | loopback if_number | port-channel number } member-interface { ethernet slot / port | loopback if_number | port-channel number }] [ source src-address ] [ timeout seconds ] [ vrf { vrf-name | default | management }]]
構文の説明
multicast-grp-address |
宛先デバイスのマルチキャスト グループ アドレス。 |
interface |
IPv4 マルチキャスト パケットを送信するインターフェイスを指定します。 |
ethernet slot / port |
IEEE 802.3z イーサネット インターフェイスを指定します。スロット番号は 1 ~ 255、ポート番号は 1 ~ 128 です。 |
loopback if_number |
ループバック インターフェイスを指定します。ループバック インターフェイスの番号は 0 ~ 1023 です。 |
mgmt mgmt_intf |
管理インターフェイスを指定します。管理インターフェイスは 0 です。 |
port-channel number |
EtherChannel インターフェイスおよび EtherChannel 番号を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 4096 です。 |
count |
(任意)送信の回数を指定します。 |
number |
ping の数。有効な範囲は 1 ~ 655350 です。デフォルトは 5 です。 |
unlimited |
無制限の回数の ping を許可します。 |
df-bit |
(任意)IPv4 ヘッダーの do-not-fragment ビットをイネーブルにします。デフォルトではディセーブルです。 |
interval seconds |
(任意)送信の間隔を秒数で指定します。有効な範囲は 0 ~ 60 です。デフォルトは 1 秒です。 |
packet-size bytes |
(任意)送信するパケットサイズをバイト数で指定します。有効な範囲は 1 ~ 65468 です。デフォルト値は 56 バイトです。 |
parent-interface |
ping を実行する親インターフェイスを指定します。 |
source scr-address |
(任意)使用する送信元 IPv4 アドレスを指定します。形式は、 A . B . C . D です。デフォルトは、デバイスの管理インターフェイスの IPv4 アドレスです。 |
timeout seconds |
(任意)無応答タイムアウトの間隔を秒数で指定します。指定できる範囲は 1 ~ 60 です。デフォルト値は 2 秒です。 |
vrf vrf-name |
(任意)使用する Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティングおよび転送)インスタンスを指定します。名前は最大 32 文字で、大文字と小文字が区別されます。 |
default |
(任意)デフォルトの VRF を指定します。 |
management |
(任意)管理 VRF を指定します。 |
コマンド モード
EXEC モード
グローバル コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
5.0(3)U2(1) |
親インターフェイスおよびマルチキャスト グループ アドレスの ping のサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、イーサネット インターフェイスにマルチキャスト パケットを送信する例を示します。
switch# ping multicast 239.128.1.0 interface ethernet 1/5
関連コマンド
|
|
ping |
IPv4 アドレスを使用して別のデバイスとの接続を確認します。 |
ping6 |
IPv6 アドレスを使用して別のデバイスとの接続を確認します。 |
traceroute |
IP アドレスに転送されるときのパケットのルートを表示します。 |
ping6
IPv6 アドレスを使用して別のデバイスとのネットワーク接続を確認するには、 ping6 コマンドを使用します。
ping6 { dest-address | hostname } [ count { number | unlimited }] [ interface { ethernet slot / port | loopback if_number | port-channel number }] [ interval seconds ] [ packet-size bytes ] [ source address ] [ timeout seconds ] [ vrf { vrf-name | default | management }]
構文の説明
dest-address |
宛先 IPv6 アドレス。形式は、 A : B :: C : D です。 |
hostname |
宛先デバイスのホスト名。ホスト名では、大文字と小文字が区別されます。 |
count |
(任意)送信の回数を指定します。 |
number |
ping の数。有効な範囲は 1 ~ 655350 です。デフォルトは 5 です。 |
unlimited |
無制限の回数の ping を許可します。 |
interface |
(任意)IPv6 パケットを送信するインターフェイスを指定します。 |
ethernet slot / port |
IEEE 802.3z イーサネット インターフェイスを指定します。スロット番号は 1 ~ 255、ポート番号は 1 ~ 128 です。 |
loopback if_number |
ループバック インターフェイスを指定します。ループバック インターフェイスの番号は 0 ~ 1023 です。 |
port-channel number |
EtherChannel インターフェイスおよび EtherChannel 番号を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 4096 です。 |
interval seconds |
(任意)送信の間隔を秒数で指定します。有効な範囲は 0 ~ 60 です。デフォルトは 1 秒です。 |
packet-size bytes |
(任意)送信するパケットサイズをバイト数で指定します。有効な範囲は 1 ~ 65468 です。 |
source address |
(任意)使用する送信元 IPv6 アドレスを指定します。形式は、 A : B :: C : D です。デフォルトは、デバイスの管理インターフェイスの IPv6 アドレスです。 |
timeout seconds |
(任意)無応答タイムアウトの間隔を秒数で指定します。指定できる範囲は 1 ~ 60 です。デフォルト値は 2 秒です。 |
vrf vrf-name |
(任意)使用する Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティングおよび転送)インスタンスを指定します。名前は最大 32 文字の英数字で、大文字と小文字が区別されます。 |
default |
(任意)デフォルトの VRF を指定します。 |
management |
(任意)管理 VRF を指定します。 |
コマンド デフォルト
デフォルト値については、このコマンドの「構文の説明」の項を参照してください。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、IPv6 アドレスを使用して別のデバイスとの接続を判別する例を示します。
switch# ping6 2001:0DB8::200C:417A vrf management
関連コマンド
|
|
ping |
IPv4 アドレスを使用して別のデバイスとの接続を確認します。 |
traceroute6 |
IPv6 アドレスに転送されるときのパケットのルートを表示します。 |
reload
スイッチをリロードするには、 reload コマンドを使用します。
reload { all }
コマンド デフォルト
Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチをリロードします。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
注意
reload コマンドでは、スイッチ上のトラフィックを中断します。
(注) reload コマンドでは、実行コンフィギュレーションが保存されません。スイッチの現在のコンフィギュレーションを保存するには、copy running-config startup-config コマンドを使用します。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチをリロードする例を示します。
switch# copy running-config startup-config
WARNING: This command will reboot the system
Do you want to continue? (y/n) [n] y
関連コマンド
|
|
copy running-config startup-config |
現在の実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
show version |
ソフトウェア バージョンに関する情報を表示します。 |
rmdir
ディレクトリを削除するには、 rmdir コマンドを使用します。
rmdir [ filesystem : [// server /]] directory
構文の説明
filesystem: |
(任意)ファイル システムの名前。有効な値は、 bootflash 、 modflash または volatile です。 |
// server / |
(任意)サーバの名前。有効な値は、 /// 、 //module-1/ 、 //sup-1/ 、 //sup-active/ または //sup-local/ です。2 個のスラッシュ( // )を含む必要があります。 |
directory |
削除するディレクトリの名前。ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。 |
(注) filesystem://server/directory 文字列にスペースを含めることはできません。この文字列の各要素は、コロン(:)とスラッシュ(/)で区切ります。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次の例では、ディレクトリを 1 つ削除する方法を示します。
関連コマンド
|
|
cd |
現在の作業ディレクトリを変更します。 |
delete |
ファイルまたはディレクトリを削除します。 |
dir |
ディレクトリの内容を表示します。 |
pwd |
現在の作業ディレクトリ名を表示します。 |
run-script
コマンドライン インターフェイス(CLI)でコマンド スクリプト ファイルを実行するには、 run-script コマンドを使用します。
run-script [ filesystem :[// module /]][ directory / ] filename
構文の説明
filesystem : |
(任意)ファイル システムの名前。名前では、大文字と小文字が区別されます。 |
// module / |
(任意)スーパーバイザ モジュールの ID。有効な値は、 sup-active 、 sup-local 、 sup-remote または sup-standby です。ID では、大文字と小文字が区別されます。 |
directory / |
(任意)ディレクトリの名前。名前では、大文字と小文字が区別されます。 |
filename |
コマンドファイルの名前。名前では、大文字と小文字が区別されます。 |
(注) filesystem://server/directory/filename 文字列にスペースを含めることはできません。この文字列の各要素は、コロン(:)とスラッシュ(/)で区切ります。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
リモート デバイスでコマンド ファイルを作成し、 copy コマンドで Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチにダウンロードする必要があります。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コマンド スクリプト ファイルを実行する例を示します。
switch# run-script script-file
関連コマンド
|
|
cd |
現在の作業ディレクトリを変更します。 |
copy |
ファイルをコピーします。 |
dir |
ディレクトリの内容を表示します。 |
echo |
端末にテスト文字列を表示します。 |
pwd |
現在の作業ディレクトリ名を表示します。 |
sleep |
定義した秒数の間、CLI を一時停止します。 |
save
現在のコンフィギュレーション セッションをファイルに保存するには、 save コマンドを使用します。
save location
構文の説明
location |
ファイルの場所。保存場所には、bootflash または volatile を指定できます。ファイル名は、最大 63 文字の英数字で指定できます。 |
コマンド モード
セッション コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コンフィギュレーション セッションをブートフラッシュのファイルに保存する例を示します。
switch# configure session MySession
switch(config-s)# save bootflash:sessions/MySession
関連コマンド
|
|
configure session |
コンフィギュレーション セッションを作成または修正します。 |
delete |
指定位置からファイルを削除します。 |
send
アクティブなユーザ セッションにメッセージを送信するには、 send コマンドを使用します。
send [ session line ] text
構文の説明
session line |
(任意)ユーザ セッションを指定します。 |
text |
テキスト文字列。このテキスト文字列は最大 80 文字の英数字で、大文字と小文字を区別します。 |
コマンド デフォルト
アクティブなすべてのユーザ セッションにメッセージを送信します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show users コマンドを使用すると、アクティブなユーザ セッションに関する情報を表示できます。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、スイッチでアクティブなすべてのユーザ セッションにメッセージを送信する例を示します。
switch# send The system will reload in 15 minutes!
The system will reload in 15 minutes!
次に、特定のユーザ セッションにメッセージを送信する例を示します。
switch# send session pts/0 You must log off the switch.
関連コマンド
|
|
show users |
スイッチでアクティブなユーザ セッションを表示します。 |
setup
基本デバイス セットアップ ダイアログを開始するには、 setup コマンドを使用します。
setup [ ficon ]
構文の説明
ficon |
(任意)基本 ficon セットアップ コマンド ファシリティを実行します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
セットアップ スクリプトは、ユーザが設定した値ではなく、出荷時のデフォルト値を使用します。Ctrl+C を押すと、どの時点でもダイアログを終了できます。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、基本デバイス セットアップ スクリプトを開始する例を示します。
関連コマンド
|
|
show running-config |
実行コンフィギュレーションを表示します。 |
session-limit
デバイスの同時仮想ターミナル セッションの最大数を設定するには、 session-limit コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
session-limit sessions
no session-limit sessions
構文の説明
sessions |
セッションの最大数。有効な範囲は 1 ~ 64 です。 |
コマンド モード
端末ライン コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、同時仮想ターミナル セッションの最大数を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config-line)# session-limit 48
次に、同時仮想ターミナル セッションのデフォルトの最大数に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config-line)# no session-limit 48
関連コマンド
|
|
line vty |
仮想端末コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show running-config |
実行コンフィギュレーションを表示します。 |
show banner motd
Message-of-The-Day(MOTD)バナーを表示するには、 show banner motd コマンドを使用します。
show banner motd
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、MOTD バナーを表示する例を示します。
関連コマンド
|
|
banner motd |
MOTD バナーを設定します。 |
show boot
ブート変数の設定を表示するには、 show boot コマンドを使用します。
show boot [ variables ]
構文の説明
variables |
(任意)ブート変数のリストを表示します。 |
コマンド デフォルト
設定されたすべてのブート変数を表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、設定されたすべてのブート変数を表示する例を示します。
次に、ブート変数名のリストを表示する例を示します。
switch# show boot variables
List of boot variables are:
関連コマンド
|
|
boot |
キックスタート イメージまたはシステム イメージのブート変数を設定します。 |
show cli alias
コマンド エイリアス設定を表示するには、 show cli alias コマンドを使用します。
show cli alias [ name alias-name ]
構文の説明
name alias-name |
(任意)コマンド エイリアスの名前を指定します。エイリアス名では、大文字と小文字の区別がありません。 |
コマンド デフォルト
設定されたすべてのコマンド エイリアス変数を表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、設定されたすべてのコマンド エイリアスを表示する例を示します。
次に、特定のコマンド エイリアスを表示する例を示します。
switch# show cli alias name ethint
関連コマンド
|
|
cli alias name |
コマンド エイリアスを設定します。 |
show cli history
コマンドの履歴を表示するには、 show cli history コマンドを使用します。
show cli history [ lines ] [ unformatted ]
構文の説明
lines |
(任意)コマンド履歴の末尾から指定した行数を表示します。 |
unformatted |
(任意)行番号もタイム スタンプも含めずにコマンドを表示します。 |
コマンド デフォルト
書式化された履歴全体を表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コマンドの履歴全体を表示する例を示します。
1 08:47:15 show ssh server
5 08:47:27 show ssh server
7 08:47:58 show ssh names
8 08:59:24 policy-map type qos my_policy
9 08:59:39 show class type qos
10 08:59:51 class type qos class-default
11 08:59:59 class-map type qos c1
次に、コマンド履歴の最後の 10 行を表示する例を示します。
switch# show cli history 10
38 10:28:05 sho sprom all
39 10:29:40 show sprom sup
41 10:31:09 show sprom backplane
43 10:38:42 show system resources
46 10:39:36 show boot variables
47 10:40:20 show banner motd
50 10:41:20 sh cli history
52 10:43:03 sh cli history 10
次に、書式化されていないコマンド履歴を表示する例を示します。
switch# show cli history unformatted
関連コマンド
|
|
clear cli history |
コマンドの履歴をクリアします。 |
show cli variables
コマンドライン インターフェイス(CLI)変数の設定を表示するには、 show cli variables コマンドを使用します。
show cli variables
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、CLI 変数を表示する例を示します。
switch# show cli variables
TIMESTAMP="2010-05-22-10.44.20"
関連コマンド
|
|
cli var name |
CLI 変数を設定します。 |
show clock
現在の日時を表示するには、 show clock コマンドを使用します。
show clock [ detail ]
構文の説明
detail |
(任意)サマータイム(夏時間)オフセットの設定を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、現在のクロックの設定を表示する例を示します。
10:44:44.891 UTC Sat May 22 2010
次に、現在のクロックの設定とサマータイム(夏時間)の設定を表示する例を示します。
switch# show clock detail
10:45:02.685 UTC Sat May 22 2010
関連コマンド
|
|
clock set |
クロックの時刻をセットします。 |
clock summer-time |
サマータイム(夏時間)オフセットを設定します。 |
show configuration session
コンフィギュレーション セッションに関する情報を表示するには、 show configuration session コマンドを使用します。
show configuration session [ session-name | status | summary ]
構文の説明
session-name |
(任意)コンフィギュレーション セッション名です。この名前には最大 64 文字までの英数字を指定できます。 |
status |
(任意)コンフィギュレーション セッションのステータスを表示します。 |
summary |
(任意)アクティブなコンフィギュレーション セッションに関する情報のサマリーを表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、アクティブなコンフィギュレーション セッションのステータスを表示する例を示します。
switch# show configuration session status
次に、アクティブなコンフィギュレーション セッションに関する情報のサマリーを表示する例を示します。
switch# show configuration session summary
関連コマンド
|
|
configure session |
コンフィギュレーション セッションを作成します。 |
show copyright
Cisco NX-OS ソフトウェアの版権情報を表示するには、 show copyright コマンドを使用します。
show copyright
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、Cisco NX-OS の版権情報を表示する例を示します。
Cisco Nexus Operating System (NX-OS) Software
TAC support: http://www.cisco.com/tac
Copyright (c) 2002-2011, Cisco Systems, Inc. All rights reserved.
The copyrights to certain works contained in this software are
owned by other third parties and used and distributed under
license. Certain components of this software are licensed under
the GNU General Public License (GPL) version 2.0 or the GNU
Lesser General Public License (LGPL) Version 2.1. A copy of each
such license is available at
http://www.opensource.org/licenses/gpl-2.0.php and
http://www.opensource.org/licenses/lgpl-2.1.php
関連コマンド
|
|
show version |
スイッチのソフトウェア バージョンを表示します。 |
show debug logfile
デバッグ ログ ファイルの内容を表示するには、 show debug logfile コマンドを使用します。
show debug logfile filename
構文の説明
filename |
デバッグ ログ ファイルの名前。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ログ ファイルは log: ファイル システムにあります。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、デバッグ ログ ファイルの内容を表示する例を示します。
switch# show debug logfile dmesg
関連コマンド
|
|
debug logfile |
デバッグ ログ ファイルを設定します。 |
show environment
ハードウェア環境のステータスに関する情報を表示するには、 show environment コマンドを使用します。
show environment [ fan | power | temperature ]
構文の説明
fan |
(任意)ファンの環境に関する情報を表示します。 |
power |
(任意)電力容量と配電に関する情報を表示します。 |
temperature |
(任意)温度環境に関する情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、ハードウェア環境に関する情報を表示する例を示します。
------------------------------------------------------
------------------------------------------------------
Chassis-1 N3K-C3064-FAN -- ok
PS-1 N2200-PAC-400W -- ok
PS-2 N5K-PAC-750W -- failure
-----------------------------------------------------------------
Module Sensor MajorThresh MinorThres CurTemp Status
(Celsius) (Celsius) (Celsius)
-----------------------------------------------------------------
次に、温度環境に関する情報を表示する例を示します。
switch# show environment temperature
-----------------------------------------------------------------
Module Sensor MajorThresh MinorThres CurTemp Status
(Celsius) (Celsius) (Celsius)
-----------------------------------------------------------------
次に、ファンの環境に関する詳細情報を表示する例を示します。
switch# show environment fan detail
---------------------------------------------------
Module Fan Airflow Speed(%) Speed(RPM)
---------------------------------------------------
1 1 Front-to-Back 40 11739
1 2 Front-to-Back 40 8955
1 3 Front-to-Back 40 11637
1 4 Front-to-Back 40 9060
1 5 Front-to-Back 40 11764
1 6 Front-to-Back 40 8955
1 7 Front-to-Back 40 11894
1 8 Front-to-Back 40 9075
-----------------------------------
Module Airflow Configured
-----------------------------------
関連コマンド
|
|
show module |
モジュール情報を表示します。 |
show feature
スイッチの機能のステータスを表示するには、 show feature コマンドを使用します。
show feature
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
5.0(3)U2(2) |
双方向フォワーディング検出(BFD)および高精度時間プロトコル(PTP)のサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、Cisco NX-OS Release 5.0(3)U1(1) を実行するスイッチのすべての機能の状態を表示する例を示します。
Feature Name Instance State
-------------------- -------- --------
interface-vlan 1 disabled
次に、Cisco NX-OS Release 5.0(3)U2(2) を実行するスイッチのすべての機能の状態を表示する例を示します。
Feature Name Instance State
-------------------- -------- --------
interface-vlan 1 disabled
関連コマンド
|
|
feature |
スイッチの機能をイネーブルまたはディセーブルにします。 |
show file
ローカルメモリのファイルの内容を表示するには、 show file コマンドを使用します。
show file [ filesystem :] [// server /] [ directory ] filename
構文の説明
filesystem: |
(任意)ファイル システムの名前。有効な値は、 bootflash 、 debug 、 modflash 、 usb1 または volatile です。 |
// server / |
(任意)サーバの名前。有効な値は、 /// 、 //module-1/ 、 //sup-1/ 、 //sup-active/ または //sup-local/ です。2 個のスラッシュ( // )を含む必要があります。 |
directory |
(任意)ディレクトリの名前。ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。 |
filename |
削除するファイルの名前。ファイル名では、大文字と小文字が区別されます。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ファイルシステムの URL プレフィックス キーワード( bootflash など)の後にはコロン( : )が必要です。
filesystem://server/directory/filename 文字列にスペースを含めることはできません。この文字列の各要素は、コロン(:)とスラッシュ(/)で区切ります。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、ファイルの内容を表示する例を示します。
switch# show file base.lic
FEATURE LAN_BASE_SERVICES_PKG cisco 1 permanent uncounted \
NOTICE="<LicFileID>testFileName</LicFileID><LicLineID>0</LicLine
<PAK>dummyPak</PAK>" SIGN=3B68DB3CB4F0
この例は、表示するファイルがディレクトリである場合に表示されるエラー メッセージを示します。
switch# show file bootflash:///routing-sw
/bin/showfile: /bootflash/routing-sw: No such file or directory
関連コマンド
|
|
cd |
現在の作業ディレクトリを変更します。 |
dir |
ディレクトリの内容を表示します。 |
pwd |
現在の作業ディレクトリ名を表示します。 |
show hardware internal cpu-mac
物理デバイス ハードウェアの MAC 情報を表示するには、 show hardware internal cpu-mac コマンドを使用します。
show hardware internal cpu-mac { inband | mgmt } { counters | stats }
構文の説明
inband |
インバンド ポート関連の情報を表示します。 |
mgmt |
管理ポート関連情報を表示します。 |
counters |
インバンド ポート カウンタを表示します。 |
stats |
イン バンド ポートの統計情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、物理デバイス ハードウェアの MAC 関連のインバンド ポート カウンタを表示する例を示します。
switch# show hardware internal cpu-mac inband counters
eth3 Link encap:Ethernet HWaddr 02:10:18:09:27:43
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:9312 Metric:1
RX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:1000
RX bytes:0 (0.0 b) TX bytes:0 (0.0 b)
eth4 Link encap:Ethernet HWaddr 02:10:18:09:27:44
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:9312 Metric:1
RX packets:7060 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:56650 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:1000
RX bytes:700436 (684.0 KiB) TX bytes:4007900 (3.8 MiB)
次に、物理デバイス ハードウェアの MAC 関連の管理ポート カウンタを表示する例を示します。
switch# show hardware internal cpu-mac mgmt counters
eth0 Link encap:Ethernet HWaddr 00:05:05:05:05:05
inet addr:192.168.0.160 Bcast:192.168.0.255 Mask:255.255.255.0
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1
RX packets:162662 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:10206 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:100
RX bytes:14866297 (14.1 MiB) TX bytes:1378804 (1.3 MiB)
関連コマンド
|
|
show hardware internal pci |
Peripheral Component Interconnect(PCI)バスとデバイス情報を表示します。 |
show inventory |
ハードウェア インベントリ情報を表示します。 |
show module |
モジュールに関する情報を表示します。 |
show hardware internal pci
物理デバイス ハードウェアの Peripheral Component Interconnect(PCI)バスおよびデバイスの情報を表示するには、 show hardware internal pci コマンドを使用します。
show hardware internal pci
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、物理デバイス ハードウェアの PCI 情報を表示する例を示します。
switch# show hardware internal pci
0000:00:00.0 Host bridge: Intel Corporation: Unknown device 0044 (rev 18)
00: 86 80 44 00 46 01 90 20 18 00 00 06 00 00 00 00
10: 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
20: 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 86 80 44 00
30: 00 00 00 00 e0 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
0000:00:01.0 PCI bridge: Intel Corporation: Unknown device 0045 (rev 18)
00: 86 80 45 00 47 01 10 00 18 00 04 06 10 00 01 00
10: 00 00 00 00 00 00 00 00 00 01 01 00 e0 e0 00 00
20: b0 fb b0 fb f1 ff 01 00 00 00 00 00 00 00 00 00
30: 00 00 00 00 88 00 00 00 00 00 00 00 0b 01 13 00
0000:00:02.0 VGA compatible controller: Intel Corporation: Unknown device 0046 (rev 18)
00: 86 80 46 00 07 00 90 00 18 00 00 03 00 00 00 00
関連コマンド
|
|
show hardware internal cpu-mac |
CPU-MAC の関連情報を表示します。 |
show inventory |
ハードウェア インベントリ情報を表示します。 |
show module |
モジュールに関する情報を表示します。 |
show hostname
スイッチのホスト名を表示するには、 show hostname コマンドを使用します。
show hostname
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show switchname コマンドでも、スイッチのホスト名が表示されます。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、スイッチのホスト名を表示する例を示します。
関連コマンド
|
|
hostname |
スイッチのホスト名を設定します。 |
show switchname |
ホスト名を表示します。 |
switchname |
スイッチのホスト名を設定します。 |
show incompatibility system
実行中のシステム イメージと、Cisco NX-OS ソフトウェアのダウングレード前のシステムイメージとの間の設定の互換性の問題を表示するには、 show incompatibility system コマンドを使用します。
show incompatibility system { filesystem : // server / [ directory ] filename }
構文の説明
filesystem: |
ファイル システムの名前。有効な値は、 bootflash または volatile です。 |
// server / |
サーバの名前。有効な値は、 /// 、 //module-1/ 、 //sup-1/ 、 //sup-active/ または //sup-local/ です。2 個のスラッシュ( // )を含む必要があります。 |
directory |
(任意)ディレクトリの名前。ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。 |
filename |
ロードされたソフトウェア イメージと比較するファイルの名。ファイル名では、大文字と小文字が区別されます。 |
(注) filesystem://server/directory/filename 文字列にスペースを含めることはできません。この文字列の各要素は、コロン(:)とスラッシュ(/)で区切ります。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、設定の互換性の問題を表示する例を示します。
switch# show incompatibility system bootflash://sup-local/old_image.bin
関連コマンド
|
|
install all |
キックスタート イメージおよびシステム イメージをインストールします。 |
reload |
デバイスに新しい Cisco NX-OS ソフトウェアをリロードします。 |
show version |
ソフトウェア バージョンに関する情報を表示します。 |
show install all
install all コマンドの動作に関連する情報を表示するには、 show install all コマンドを使用します。
show install all { failure-reason | impact [ kickstart | system ] | status }
構文の説明
failure-reason |
ソフトウェアをインストールできなかった理由を表示します。 |
impact |
ブート変数で参照されたイメージのインストールが及ぼす影響を表示します。 |
kickstart |
(任意)キックスタート ブート変数で参照されたキックスタート イメージのインストールが及ぼす影響を表示します。 |
system |
(任意)キックスタート ブート変数で参照されたシステム イメージのインストールが及ぼす影響を表示します。 |
status |
ソフトウェア インストール プロセスのステータスを表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、インストールできなかった理由を表示する例を示します。
switch# show install all failure-reason
次に、新しいイメージのインストールが及ぼす影響を表示する例を示します。
switch# show install all impact
次に、ソフトウェアのインストール プロセスのステータスを表示する例を示します。
switch# show install all status
関連コマンド
|
|
install all |
物理デバイスにソフトウェアをインストールします。 |
show boot |
ブート変数の設定を表示します。 |
show inventory
スイッチ ハードウェアの物理インベントリ情報を表示するには、 show inventory コマンドを使用します。
show inventory
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド デフォルト
すべてのハードウェア インベントリ情報を表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、スイッチのハードウェア インベントリに関する情報を表示する例を示します。
NAME: "Chassis", DESCR: "Nexus3000 Chassis"
PID: , VID: , SN: SSI14430C31
NAME: "Module 1", DESCR: "48x10GE + 16x10G/4x40G Supervisor"
NAME: "Fan 1", DESCR: "Chassis fan module"
PID: N3K-C3064-FAN , VID: N/A , SN: N/A
NAME: "Power supply 1", DESCR: "AC power supply"
PID: N2200-PAC-400W , VID: V02 , SN: LIT14291UFS
NAME: "Power supply 2", DESCR: "AC power supply"
PID: N5K-PAC-750W , VID: V01 , SN: LIT14291Q4B
関連コマンド
|
|
show hardware internal |
物理ハードウェアに関する情報を表示します。 |
show module |
モジュールに関する情報を表示します。 |
show license
ライセンス情報を表示するには、 show license コマンドを使用します。
show license [ brief | default | file filename ]
構文の説明
brief |
(任意)デバイスにインストールされているライセンス ファイルのリストを表示します。 |
default |
(任意)デフォルトのライセンスを使用するサービスを表示します。 |
file filename |
(任意)特定のライセンス ファイルの情報を表示します。 |
コマンド デフォルト
インストールされているライセンスに関する情報を表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、スイッチにインストールされている特定のライセンスを表示する例を示します。
switch# show license file l3-license.lic
FEATURE LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG cisco 1 permanent uncounted \
NOTICE="<LicFileID>testFileName</LicFileID><LicLineID>0</LicLineID> \
<PAK>dummyPak</PAK>" SIGN=1B7020B6BAFA
次に、デバイスにインストールされているライセンス ファイルのリストを表示する例を示します。
switch# show license brief
次に、デバイスにインストールされているすべてのライセンスを表示する例を示します。
次に、デフォルトのライセンスを使用するサービスを表示する例を示します。
switch# show license default
Feature Default License Count
-----------------------------------------------------------------------------
LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG -
-----------------------------------------------------------------------------
関連コマンド
|
|
install license |
ライセンスをインストールします。 |
show license host-id |
ライセンスに使用するシャーシのシリアル番号を表示します。 |
show license usage |
ライセンス使用情報を表示します。 |
show license host-id
ライセンスに使用するスイッチ シャーシのシリアル番号(ホスト ID)を表示するには、 show license host-id コマンドを使用します。
show license host-id
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
シリアル番号は、例に示すようにコロン(:)の後に表示される文字列全体です。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、ノードにロックされたライセンスに必要なホスト ID を表示する例を示します。
switch# show license host-id
License hostid: VDH=SSI14430C31
関連コマンド
|
|
install license |
ライセンスをインストールします。 |
show license |
ライセンス情報を表示します。 |
show license usage |
ライセンス使用情報を表示します。 |
show license usage
ライセンス使用情報を表示するには、 show license usage コマンドを使用します。
show license usage [ PACKAGE ]
構文の説明
PACKAGE |
(任意)指定したライセンス パッケージで使用中の、ライセンスされた機能のリストを表示します。 |
コマンド デフォルト
スイッチでのライセンスの使用状況を表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、現在のライセンス使用に関する情報を表示する例を示します。
switch# show license usage
Feature Ins Lic Status Expiry Date Comments
--------------------------------------------------------------------------------
LAN_BASE_SERVICES_PKG Yes - Unused Never -
LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG Yes - In use Never -
--------------------------------------------------------------------------------
表 i-6 に、 show license usage コマンド出力で使用されるカラムについて説明します。
表 i-6 show license usage のカラム
|
|
Feature |
ライセンス パッケージの名前。 |
Ins |
ライセンス インストール ステータス。「No」はライセンスがインストールされていないことを示し、「Yes」はライセンスがインストールされていることを示します。 |
Lic Count |
ライセンス数。「-」は、このライセンス パッケージでカウントが使用されていないことを示します。このフィールドの数字は、機能別のライセンスの現在の使用数を示します。このフィールドはサポートされていません。 |
Status |
ライセンス ステータス。「Unused」は、ライセンスを必要とする機能がイネーブルでないことを示します。「In use」は、1 つ以上の機能がライセンスを使用していることを示します。 |
Expiry Date |
ライセンスの有効期限。ライセンスがインストールされていない場合、このフィールドはブランクです。ライセンスがインストールされている場合、このフィールドには、ライセンスの時間制限がないことを示す「Never」か、ライセンスの有効期限が表示されます。 |
Comments |
その他の情報。日数(「D」)および時間(「H」)で残り期間を表す「Grace」は、猶予期間のあるライセンスを使用していることを示し、「license missing」は、エラーが発生していることを示します。 |
次に、特定のライセンスで使用中の機能のリストを表示する例を示します。
switch# show license usage LAN_BASE_SERVICES_PKG
関連コマンド
|
|
install license |
ライセンスをインストールします。 |
show license |
ライセンス情報を表示します。 |
show license host-id |
ライセンスに使用するシャーシのシリアル番号を表示します。 |
show line
端末ポートのコンフィギュレーション情報を表示するには、 show line コマンドを使用します。
show line [ console [ connected | user-input-string ]]
構文の説明
console |
(任意)コンソール ポートの設定に関する情報だけ表示します。 |
connected |
(任意)現在ラインが物理的に接続されているかどうかを表示します。 |
user-input-string |
(任意)ユーザ入力初期化文字列を表示します。 |
コマンド デフォルト
端末ポートの設定に関する情報を表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、端末ポート設定に関する情報を表示する例を示します。
Databits: 8 bits per byte
default : ATE0Q1&D2&C1S0=1\015
Databits: 8 bits per byte
default : ATE0Q1&D2&C1S0=1\015
次に、コンソールポート設定に関する情報だけを表示する例を示します。
switch# show line console
Databits: 8 bits per byte
default : ATE0Q1&D2&C1S0=1\015
次に、物理接続のステータスを表示する例を示します。
switch# show line console connected
Line console is connected
次に、モデムのユーザ入力初期化文字列を表示する例を示します。
switch# show line console user-input-string
関連コマンド
|
|
line console |
コンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show module
モジュール情報を表示するには、 show module コマンドを使用します。
show module [ module-number ]
構文の説明
module-number |
(任意)モジュール番号。有効な範囲は 1 ~ 3 です。 |
コマンド デフォルト
スイッチ シャーシのすべてのモジュールに関するモジュール情報を表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、シャーシのすべてのモジュールに関する情報を表示する例を示します。
Mod Ports Module-Type Model Status
--- ----- -------------------------------- ---------------------- ------------
1 64 48x10GE + 16x10G/4x40G Superviso -SUP active *
Mod Sw Hw World-Wide-Name(s) (WWN)
--- -------------- ------ --------------------------------------------------
Mod MAC-Address(es) Serial-Num
--- -------------------------------------- ----------
1 0005.0505.050d to 0005.0505.0534
次に、特定のモジュールの情報を表示する例を示します。
Mod Ports Module-Type Model Status
--- ----- -------------------------------- ---------------------- ------------
1 64 48x10GE + 16x10G/4x40G Superviso -SUP active *
Mod Sw Hw World-Wide-Name(s) (WWN)
--- -------------- ------ --------------------------------------------------
Mod MAC-Address(es) Serial-Num
--- -------------------------------------- ----------
1 0005.0505.050d to 0005.0505.0534
関連コマンド
|
|
show hardware internal |
物理ハードウェアに関する情報を表示します。 |
show inventory |
ハードウェア インベントリ情報を表示します。 |
show processes
スイッチのプロセス情報を表示するには、 show processes コマンドを使用します。
show processes
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド デフォルト
スイッチで実行中のすべてのプロセスの情報を表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、デバイスのプロセス情報を表示する例を示します。
PID State PC Start_cnt TTY Process
----- ----- -------- ----------- ---- -------------
関連コマンド
|
|
show processes cpu |
プロセスの CPU 使用率情報を表示します。 |
show processes log |
プロセス ログの内容を表示します。 |
show processes memory |
プロセスのメモリ割り当て情報を表示します。 |
show processes cpu
デバイス上のプロセスの CPU 使用率情報を表示するには、 show processes cpu コマンドを使用します。
show processes cpu
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド デフォルト
ローカル デバイスのすべてのプロセスの情報を表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、プロセスの CPU 使用率情報を表示する例を示します。
switch# show processes cpu
PID Runtime(ms) Invoked uSecs 1Sec Process
----- ----------- -------- ----- ------ -----------
2 10 3931 2 0.0% migration/0
3 2282 45391585 0 0.0% ksoftirqd/0
4 26 7882 3 0.0% desched/0
5 9 3706 2 0.0% migration/1
6 596 23862071 0 0.0% ksoftirqd/1
7 23 6629 3 0.0% desched/1
CPU util : 5.9% user, 0.5% kernel, 93.6% idle
関連コマンド
|
|
show processes |
スイッチのプロセス情報を表示します。 |
show processes log |
プロセス ログの内容を表示します。 |
show processes memory |
プロセスのメモリ割り当て情報を表示します。 |
show processes log
プロセス ログの内容を表示するには、 show processes log コマンドを使用します。
show processes log [ details | pid process-id ]
構文の説明
details |
(任意)プロセス ログにある詳細情報を表示します。 |
pid process-id |
(任意)特定のプロセスのプロセス ログにある詳細情報を表示します。有効なプロセス ID の範囲は 1 ~ 2147483647 です。 |
コマンド デフォルト
デバイス上のすべてのプロセスの情報の要約を表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、プロセス ログにある情報の要約を表示する例を示します。
switch# show processes log
Process PID Normal-exit Stack Core Log-create-time
--------------- ------ ----------- ----- ----- ---------------
bcm_usd 4181 N Y N Sun Jan 31 19:15:44 2010
bcm_usd 4294 N Y N Sun May 23 09:10:22 2010
bcm_usd 4313 N Y N Mon Apr 12 09:24:59 2010
bcm_usd 4331 N Y N Mon Apr 12 07:17:09 2010
carmelusd 4156 N N N Fri Feb 12 18:58:29 2010
carmelusd 4468 N N N Fri Feb 12 23:48:48 2010
ethpm 4471 N N N Sun May 2 05:02:54 2010
fwm 4195 N Y N Sun Jan 31 16:19:10 2010
fwm 4345 N Y N Mon May 3 12:54:59 2010
ipfib 4360 N Y N Mon Apr 12 07:16:58 2010
ipfib 4367 N Y N Mon Apr 12 09:24:49 2010
ipqosmgr 4326 N Y N Fri May 21 19:44:02 2010
次に、プロセス ログにある詳細情報を表示する例を示します。
switch# show processes log details
次に、特定のプロセスのプロセス ログにある詳細情報を表示する例を示します。
switch# show processes log pid 4181
関連コマンド
|
|
show processes |
スイッチのプロセス情報を表示します。 |
show processes cpu |
プロセスの CPU 使用率情報を表示します。 |
show processes memory |
プロセスのメモリ割り当て情報を表示します。 |
show processes memory
プロセスのメモリ割り当て情報を表示するには、 show processes memory コマンドを使用します。
show processes memory [ shared [ detail ]]
構文の説明
shared |
(任意)共有メモリの割り当てを表示します。 |
detail |
(任意)共有メモリを、デフォルトのキロバイト単位でなく、バイト単位で表示します。 |
コマンド デフォルト
プロセスに割り当てられたメモリを表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、プロセスのメモリ割り当てに関する情報を表示する例を示します。
switch# show processes memory
PID MemAlloc StkSize RSSMem LibMem StackBase/Ptr Process
---- ------- ------- ------- ------- ------------- ---------
1 147456 86016 495616 1126400 bffffea0/bffff990 init
2 0 0 0 0 0/0 migration/0
3 0 0 0 0 0/0 ksoftirqd/0
5 0 0 0 0 0/0 migration/1
6 0 0 0 0 0/0 ksoftirqd/1
次に、プロセスの共有メモリの割り当てに関する情報を表示する例を示します。
switch# show processes memory shared
Component Shared Memory Size Used Available Ref
Address (kbytes) (kbytes) (kbytes) Count
smm 0X50000000 1024 3 1021 36
cli 0X50110000 30720* 12530 18190 11
npacl 0X51F20000 4096* 2 4094 2
am 0X52330000 1024* 83 941 6
u6rib-ufdm 0X52440000 320* 188 132 2
urib 0X524A0000 32768* 734 32034 18
mrib 0X544B0000 59392* 3238 56154 4
urib-redist 0X57EC0000 4096* 0 4096 18
mrib-mfdm 0X582D0000 4096* 9 4087 2
urib-ufdm 0X586E0000 2048* 0 2048 2
u6rib 0X588F0000 16384* 545 15839 9
u6rib-notify 0X59900000 2048* 795 1253 9
icmpv6 0X59B10000 1024 0 1024 6
ip 0X59C20000 2048 65 1983 16
ipv6 0X59E30000 1024 9 1015 7
igmp 0X59F40000 4096* 1173 2923 2
rpm 0X5A350000 1024 0 1024 7
mcastfwd 0X5A460000 1024 146 878 3
pim 0X5A570000 2048 225 1823 4
bgp 0X5A780000 1024 464 560 1
Shared memory totals - Size: 168 MB, Used: 20 MB, Available: 148 MB
'+' - Dynamic shared memory segment.
'*' - Non-default sized share memory segment.
関連コマンド
|
|
show processes |
スイッチのプロセス情報を表示します。 |
show processes cpu |
プロセスの CPU 使用率情報を表示します。 |
show processes log |
プロセス ログの内容を表示します。 |
show running-config
実行コンフィギュレーションを表示するには、 show running-config コマンドを使用します。
show running-config [ all ]
構文の説明
all |
(任意)デフォルトの情報および設定された情報をすべて表示します。 |
コマンド デフォルト
設定されている情報だけを表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、ユーザが実行コンフィギュレーションに加えた変更を表示する例を示します。
switch# show running-config
!Command: show running-config
!Time: Thu Jun 3 09:12:13 2010
username admin password 5 $1$qlbQ8MOw$/WpKb1OE1R6BwZU9yfFL51 role network-admin
hardware profile multicast max-limit 2000
policy-map type network-qos jumbo
class type network-qos class-default
service-policy type network-qos jumbo
次に、デフォルト値を含む、実行コンフィギュレーション全体を表示する例を示します。
switch# show running-config all
!Command: show running-config all
!Time: Thu Jun 3 09:14:34 2010
cfs ipv4 mcast-address 239.255.70.83
cfs ipv6 mcast-address ff15::efff:4653
no hsrp timers extended-hold
username admin password 5 $1$qlbQ8MOw$/WpKb1OE1R6BwZU9yfFL51 role network-admin
関連コマンド
|
|
copy running-config startup-config |
実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
show running-config diff |
実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションの差異を表示します。 |
show startup-config |
スタートアップ コンフィギュレーションを表示します。 |
show running-config diff
実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションの差異を表示するには、 show running-config diff コマンドを使用します。
show running-config diff
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
表 i-7 では、コマンド出力で使用される表記法を説明しています。
表 i-7 show running-config diff の表記法
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|
差異を含む行の範囲を示します。アスタリスク(*)が示す範囲の行はスタートアップ コンフィギュレーションの行で、ダッシュ(-)が示す範囲の行はスタートアップ コンフィギュレーションの行です。 |
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この行が、実行コンフィギュレーションにはあるが、スタートアップ コンフィギュレーションにはないことを示します。 |
|
この行が、実行コンフィギュレーションにはないが、スタートアップ コンフィギュレーションにはあることを示します。 |
|
この行が両方のコンフィギュレーションにあるが、順番が異なっていることを示します。 |
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションとの差異を表示する例を示します。
switch# show running-config diff
- username adminbackup password 5 ! role network-operator
username admin password 5 $1$qlbQ8MOw$/WpKb1OE1R6BwZU9yfFL51 role network-adm
policy-map type network-qos jumbo
class type network-qos class-default
service-policy type network-qos jumbo
関連コマンド
|
|
copy running-config startup-config |
実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
show running-config |
実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションの差異を表示します。 |
show startup-config |
スタートアップ コンフィギュレーションを表示します。 |
show sprom
スイッチの Serial PROM(SPROM; シリアル PROM)の内容を表示するには、 show sprom コマンドを使用します。
show sprom { all | backplane | module module-number | powersupply ps-num | sup }
構文の説明
all |
物理デバイス上にあるすべてのコンポーネントの SPROM の内容を表示します。 |
backplane |
バックボーンの SPROM の内容を表示します。 |
module module-number |
I/O モジュールの SPROM の内容を表示します。有効なモジュール番号の範囲は 1 ~ 3 です。 |
powersupply ps-num |
電源モジュールの SPROM の内容を表示します。有効な電源モジュール番号は 1 または 2 です。 |
sup |
アクティブなスーパーバイザ モジュールの SPROM の内容を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
スイッチの SPROM には、シリアル番号、部品番号、リビジョン番号を含む、ハードウェアの詳細情報が含まれます。システム コンポーネントの問題を報告する必要がある場合は、 show sprom コマンドを使用してシリアル番号情報を抽出できます。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、物理デバイス上のすべてのコンポーネントの SPROM 情報を表示する例を示します。
DISPLAY backplane sprom contents:
OEM String : Cisco Systems, Inc.
Serial Number : SSI14430C31
次に、アクティブ スーパーバイザ モジュールの SPROM 情報を表示する例を示します。
DISPLAY supervisor sprom contents:
OEM String : Cisco Systems, Inc.
snmpOID : 0.0.0.0.0.0.0.0
Supervisor Module specific block:
次に、電源モジュールの SPROM 情報を表示する例を示します。
switch# show sprom powersupply 2
DISPLAY power-supply sprom contents:
OEM String : Cisco Systems, Inc.
Product Number : N5K-PAC-750W
Serial Number : LIT14291Q4B
Part Number : 341-0361-01
次に、バックプレーンの SPROM 情報を表示する例を示します。
switch# show sprom backplane
DISPLAY backplane sprom contents:
OEM String : Cisco Systems, Inc.
Serial Number : SSI14430C31
snmpOID : 0.0.0.0.0.0.0.0
関連コマンド
|
|
show hardware internal |
物理ハードウェアに関する情報を表示します。 |
show inventory |
ハードウェア インベントリ情報を表示します。 |
show startup-config
スタートアップ コンフィギュレーションを表示するには、 show startup-config コマンドを使用します。
show startup-config
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、スタートアップ コンフィギュレーションを表示する例を示します。
switch# show startup-config
!Command: show startup-config
!Time: Thu Jun 3 09:17:23 2010
!Startup config saved at: Wed Jun 2 08:25:11 2010
username adminbackup password 5 ! role network-operator
username admin password 5 $1$qlbQ8MOw$/WpKb1OE1R6BwZU9yfFL51 role network-admin
policy-map type network-qos jumbo
class type network-qos class-default
service-policy type network-qos jumbo
関連コマンド
|
|
copy running-config startup-config |
実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
show running-config |
実行コンフィギュレーションを表示します。 |
show running-config diff |
実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションの差異を表示します。 |
show switchname
デバイスのホスト名を表示するには、 show switchname コマンドを使用します。
show switchname
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show hostname コマンドでも、スイッチのホスト名が表示されます。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、スイッチのホスト名を表示する例を示します。
関連コマンド
|
|
hostname |
スイッチのホスト名を設定します。 |
show hostname |
ホスト名を表示します。 |
switchname |
スイッチのホスト名を設定します。 |
show system cores
コア ファイル名を表示するには、 show system cores コマンドを使用します。
show system cores
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
システム コア ファイル名を設定するには、 system cores コマンドを使用します。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、システム コア ファイルの宛先情報を表示する例を示します。
switch# show system cores
関連コマンド
|
|
system cores |
システム コア ファイル名を設定します。 |
show system reset-reason
スイッチのリセット履歴を表示するには、 show system reset-reason コマンドを使用します。
show system reset-reason
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、スイッチのリセット理由の履歴を表示する例を示します。
switch# show system reset-reason
----- reset reason for Supervisor-module 1 (from Supervisor in slot 1) ---
3) At 543557 usecs after Fri Jul 9 18:20:45 2010
Reason: Reset due to upgrade
4) At 572283 usecs after Fri Jul 9 05:12:27 2010
Reason: Reset due to upgrade
関連コマンド
|
|
clear install failure-reason |
ソフトウェアのインストール失敗の理由をクリアします。 |
show system resources
システム リソースを表示するには、 show system resources コマンドを使用します。
show system resources
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、Cisco NX-OS Release 5.0(3)U1(1) を実行しているスイッチのシステム リソースを表示する例を示します。
switch(config)# show system resources
Load average: 1 minute: 0.18 5 minutes: 0.15 15 minutes: 0.10
Processes : 296 total, 1 running
CPU states : 15.8% user, 2.0% kernel, 82.2% idle
Memory usage: 4007124K total, 1327428K used, 2679696K free
関連コマンド
|
|
show processes cpu |
デバイスのプロセスに対する CPU 使用率の情報を表示します。 |
show system uptime
最後にシステムを再起動した後に経過した時間を表示するには、 show system uptime コマンドを使用します。
show system uptime
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、最後にシステムを再起動した後に経過した時間を表示する例を示します。
switch# show system uptime
System start time: Wed Jun 2 10:41:07 2010
System uptime: 0 days, 22 hours, 38 minutes, 7 seconds
Kernel uptime: 0 days, 22 hours, 40 minutes, 15 seconds
Active supervisor uptime: 0 days, 22 hours, 38 minutes, 7 seconds
show tech-support
シスコ テクニカル サポートの情報を表示するには、 show tech-support コマンドを使用します。
show tech-support [ brief | commands | feature ]
構文の説明
brief |
(任意)デバイスのステータスに関する情報だけを表示します。 |
commands |
(任意) show tech-support コマンドによって実行されるコマンドの完全なリストを表示します。 |
feature |
(任意)特定の機能名を指定します。機能のリストを表示するには、コマンドライン インターフェイス(CLI)状況依存ヘルプ( show tech-support ? など)を使用します。 |
コマンド デフォルト
すべての機能の情報を表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show tech-support コマンドの出力は非常に長くなります。この出力を効率よく処理するには、ローカルの書き込み可能なストレージ、またはリモート ファイル システムで、この出力をファイルにリダイレクトします(たとえば、 show tech-support > filename )。
リダイレクトには、次のいずれかの方法を使用できます。
• > filename :出力をファイルにリダイレクトします。
• >> filename :出力をファイルに、アペンド モードでリダイレクトします。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、テクニカル サポート情報を表示する例を示します。
switch# show tech-support
---- show tech-support ----
System start time: Wed Jun 2 10:41:07 2010
System uptime: 0 days, 22 hours, 38 minutes, 48 seconds
Kernel uptime: 0 days, 22 hours, 40 minutes, 56 seconds
Active supervisor uptime: 0 days, 22 hours, 38 minutes, 48 seconds
次に、テクニカル サポートの情報をファイルにリダイレクトする例を示します。
switch# show tech-support > bootflash:TechSupport.txt
次に、スイッチの簡単なテクニカル サポート情報を表示する例を示します。
switch# show tech-support brief
Kickstart Image : 5.0(3)U1(1) bootflash:///n3000-uk9-kickstart.5.0.3.U1.1.bin
System Image : 5.0(3)U1(1) bootflash:///n3000-uk9.5.0.3.U1.1.bin
IP Address/Mask : 192.168.0.160/24
--------------------------------------------------------------------------------
Ethernet VLAN Type Mode Status Reason Speed Port
--------------------------------------------------------------------------------
Eth1/1 1 eth access down Administratively down 10G(D) --
Eth1/2 1 eth access up none 10G(D) --
Eth1/3 1 eth access down SFP not inserted 10G(D) --
次に、特定の機能のテクニカル サポート情報を表示する例を示します。
switch# show tech-support aaa
`show running-config aaa all`
!Command: show running-config aaa all
!Time: Thu Jun 3 09:21:28 2010
aaa authentication login default local
aaa authorization ssh-publickey default local
aaa authorization ssh-certificate default local
aaa accounting default local
aaa authentication login default fallback error local
aaa authentication login console fallback error local
no aaa authentication login error-enable
no aaa authentication login mschap enable
no aaa authentication login mschapv2 enable
no aaa authentication login chap enable
no aaa authentication login ascii-authentication
no radius-server directed-request
`show system internal aaa event-history msgs`
1) Event:E_MTS_RX, length:60, at 991227 usecs after Thu Jun 3 09:21:28 2010
次に、テクニカル サポート情報を生成するために使用するコマンドを表示する例を示します。
switch# show tech-support commands
show tech-support details:
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
---- show tech-support commands ----
show diagnostic result module all
show terminal
セッションの端末設定に関する情報を表示するには、 show terminal コマンドを使用します。
show terminal
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、セッションの端末設定に関する情報を表示する例を示します。
TTY: /dev/pts/0 Type: "ansi"
Length: 25 lines, Width: 80 columns
Session Timeout: 0 minutes
Event Manager CLI event bypass: no
関連コマンド
|
|
terminal length |
セッションの端末表示長を設定します。 |
terminal session-timeout |
セッションの端末非アクティブ セッション タイムアウトを設定します。 |
terminal type |
セッションの端末タイプを設定します。 |
terminal width |
セッションの端末表示幅を設定します。 |
show version
ソフトウェア バージョンに関する情報を表示するには、 show version コマンドを使用します。
show version [ image filename ]
構文の説明
image filename |
(任意)システム イメージ ファイルまたはキックスタート イメージ ファイルのバージョン情報を表示します。 |
コマンド デフォルト
実行中のキックスタート イメージおよびシステム イメージのソフトウェア バージョン情報を表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、スイッチで実行中の、キックスタート イメージおよびシステム イメージのバージョン情報を表示する例を示します。
Cisco Nexus Operating System (NX-OS) Software
TAC support: http://www.cisco.com/tac
Copyright (c) 2002-2010, Cisco Systems, Inc. All rights reserved.
The copyrights to certain works contained herein are owned by
other third parties and are used and distributed under license.
Some parts of this software are covered under the GNU Public
License. A copy of the license is available at
http://www.gnu.org/licenses/gpl.html.
kickstart: version 5.0(3)U1(1)
system: version 5.0(3)U1(1)
BIOS compile time: 09/08/09
kickstart image file is: bootflash:/n3000-uk9-kickstart.5.0.3.U1.1.bin
kickstart compile time: 7/28/2010 11:00:00 [07/07/2010 22:20:39]
system image file is: bootflash:/n3000-uk9.5.0.3.U1.1.bin
system compile time: 7/28/2010 11:00:00 [07/07/2010 23:47:55]
cisco Nexus5020 Chassis ("40x10GE/Supervisor")
Intel(R) Xeon(R) CPU with 2074288 kB of memory.
Processor Board ID JAF1344BHNK
Kernel uptime is 0 day(s), 9 hour(s), 9 minute(s), 7 second(s)
System version: 5.0(3)U1(1)
Core Plugin, Ethernet Plugin, Fc Plugin
関連コマンド
|
|
show module |
モジュール情報を表示します。 |
sleep
コマンドライン インターフェイス(CLI)が、プロンプトを表示する前に一時停止するよう設定するには、 sleep コマンドを使用します。
sleep seconds
構文の説明
seconds |
秒数。有効な範囲は 0 ~ 2147483647 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドをコマンド スクリプトで使用すると、スクリプトの実行を遅らせることができます。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、プロンプトを表示する前に CLI を 5 秒間、一時停止させる例を示します。
関連コマンド
|
|
run-script |
コマンドスクリプトを実行します。 |
slot
シャーシのスロットの事前プロビジョニングをイネーブルにするには、 slot コマンドを使用します。スロットの事前プロビジョニングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
slot slot-number
no slot slot-number
構文の説明
slot-number |
シャーシのスロット番号。有効な範囲は 2 ~ 199 です。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
コンフィギュレーション同期モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドは、シャーシのスロットでモジュールの機能またはインターフェイスの事前プロビジョニングをイネーブルにするために使用します。事前プロビジョニングにより、モジュールをスイッチのシャーシに挿入する前に、モジュールの機能またはインターフェイス(イーサネット、ファイバ チャネル)を設定できます。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、シャーシのスロットでモジュールの事前プロビジョニングをイネーブルにする例を示します。
次に、シャーシのスロットでモジュールの事前プロビジョニングがイネーブルになるようにスイッチ プロファイルを設定する例を示します。
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
switch(config-sync)# switch-profile sp
Switch-Profile started, Profile ID is 1
switch(config-sync-sp)# slot 2
switch(config-sync-sp-slot)#
次に、シャーシのスロットでモジュールの事前プロビジョニングをディセーブルにする例を示します。
switch(config)# no slot 2
関連コマンド
|
|
provision |
スロット内のモジュールの事前プロビジョニングを行います。 |
show running-config exclude-provision |
事前プロビジョニングされた機能を除く実行コンフィギュレーションを表示します。 |
speed
コンソール ポートの送受信速度を設定するには、 speed コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
speed speed
no speed speed
構文の説明
speed |
速度をビット/秒単位で指定します。有効な速度は 300、1200、2400、4800、9600、19200、38400、57600 または 115200 です。 |
コマンド デフォルト
デフォルトのコンソール ポート速度は 9600 ビット/秒単位です。
コマンド モード
端末ライン コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
コンソール ポートは、コンソール ポート上のセッションだけから設定可能です。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コンソール ポートの速度を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# speed 57600
次に、コンソール ポートのデフォルトの速度に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# no speed 57600
関連コマンド
|
|
line console |
コンソール端末コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show running-config |
実行コンフィギュレーションを表示します。 |
stopbits
コンソール ポートのストップ ビットを設定するには、 stopbits コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
stopbits { 1 | 2 }
no stopbits { 1 | 2 }
構文の説明
1 |
1 ストップ ビットを指定します。 |
2 |
2 ストップ ビットを指定します。 |
コマンド モード
端末ライン コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
コンソール ポートは、コンソール ポート上のセッションだけから設定可能です。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コンソール ポートのストップ ビット数を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# stopbits 2
次に、コンソール ポートのストップ ビット数をデフォルト値に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# no stopbits 2
関連コマンド
|
|
line console |
コンソール端末コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show running-config |
実行コンフィギュレーションを表示します。 |
switchname
デバイスのホスト名を設定するには、 switchname コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
switchname name
no switchname
構文の説明
name |
スイッチのホスト名。この名前は、最大 32 文字の長さの英数字で、大文字と小文字が区別され、特殊文字を含むことができます。 |
コマンド デフォルト
デフォルトのホスト名は「switch」です。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
Cisco NX-OS ソフトウェアは、コマンドライン インターフェイス(CLI)プロンプト、およびデフォルトのコンフィギュレーション ファイル名でホスト名を使用します。
switchname コマンドは、 hostname コマンドと同じ機能を実行します。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチのホスト名を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# switchname Engineering2
次に、デフォルトのホスト名に戻す例を示します。
Engineering2# configure terminal
Engineering2(config)# no switchname
関連コマンド
|
|
hostname |
スイッチのホスト名を設定します。 |
show hostname |
スイッチのホスト名を表示します。 |
show switchname |
スイッチのホスト名を表示します。 |
system cores
システム コアの宛先を設定するには、 system cores コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
system cores tftp: tftp_URL [ vrf management ]
no system cores
構文の説明
tftp: |
TFTP サーバを指定します。 |
tftp_URL |
宛先のファイル システムおよびファイルの URL を指定します。次の形式を使用します。 [// server [: port ]][/ path /] filename |
vrf management |
(任意)管理 Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティングおよび転送)を使用するよう指定します。 |
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、コア ファイルを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# system cores tftp://serverA:69/core_file
次に、システム コア ロギングをディセーブルにする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# no system cores
関連コマンド
|
|
show system cores |
コア ファイル名を表示します。 |
system startup-config unlock
スタートアップ コンフィギュレーション ファイルのロックを解除するには、 system startup-config unlock コマンドを使用します。
system startup-config unlock process-id
構文の説明
process-id |
スタートアップ コンフィギュレーション ファイルをロックしたプロセスの ID。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
スタートアップ コンフィギュレーション ファイルのロックを表示するには、 show system internal sysmgr startup-config locks コマンドを使用します。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルのロックを解除する例を示します。
switch# system startup-config unlock 10
関連コマンド
|
|
show startup-config |
スタートアップ コンフィギュレーション ファイルの情報を表示します。 |
tail
ファイルの末尾の行を表示するには、 tail コマンドを使用します。
tail [ filesystem : [// server /]] [ directory ] filename [ lines ]
構文の説明
filesystem : |
(任意)ファイル システムの名前。有効な値は、 bootflash 、 modflash または volatile です。 |
// server / |
(任意)サーバの名前。有効な値は、 /// 、 //module-1/ 、 //sup-1/ 、 //sup-active/ または //sup-local/ です。2 個のスラッシュ( // )を含む必要があります。 |
directory |
(任意)ディレクトリの名前。ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。 |
filename |
表示するファイルの名前。ファイル名では、大文字と小文字が区別されます。 |
lines |
(任意)表示する行数。有効な範囲は 0 ~ 80 です。 |
(注) filesystem://server/directory/filename 文字列にスペースを含めることはできません。この文字列の各要素は、コロン(:)とスラッシュ(/)で区切ります。
コマンド デフォルト
末尾の 10 行を表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、ファイルの末尾の 10 行を表示する例を示します。
switch# tail bootflash:startup.cfg
次に、ファイルの末尾の 20 行を表示する例を示します。
switch# tail bootflash:startup.cfg 20
関連コマンド
|
|
cd |
現在の作業ディレクトリを変更します。 |
copy |
ファイルをコピーします。 |
dir |
ディレクトリの内容を表示します。 |
pwd |
現在の作業ディレクトリ名を表示します。 |
terminal length
現在のセッションの端末画面で出力が一時停止する前に表示する出力行数を設定するには、 terminal length コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
terminal length lines
terminal no length
構文の説明
lines |
表示する行数。有効な範囲は 0 ~ 511 です。出力の表示中に一時停止しないようにするには 0 を指定します。 |
コマンド デフォルト
コンソールの初期デフォルト値は 0(出力を一時停止しない)です。仮想ターミナル セッションの初期デフォルト値はクライアント ソフトウェアにより定義されます。 no 形式のデフォルト値は 24 行です。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
セッションは、terminal length で設定された数の行を表示した後に一時停止します。次の行画面を表示するにはスペースバーを押します。または、Enter キーを押すと、次の行が表示されます。コマンドプロンプトに戻るには、Ctrl+C を押します。
端末の行数の設定は、現在のセッションだけに適用されます。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、一時停止する前に端末に表示されるコマンド出力の行数を設定する例を示します。
switch# terminal length 28
次に、デフォルトの行数に戻す例を示します。
switch# terminal no length
関連コマンド
|
|
show terminal |
ターミナル セッションの設定を表示します。 |
terminal session-timeout
現在のセッションの端末無活動タイムアウトを設定するには、 terminal session-timeout コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
terminal session-timeout minutes
terminal no session-timeout
構文の説明
minutes |
分単位での時間。有効な範囲は 0 ~ 525600 分(8760 時間)です。端末無活動タイムアウトをディセーブルにするには、0 を指定します。 |
コマンド デフォルト
ターミナル セッション タイムアウトはディセーブルです(0 分)。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ターミナル セッション無活動タイムアウトの設定は、現在のセッションだけに適用されます。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、セッションの端末無活動タイムアウトを 10 分に設定する例を示します。
switch# terminal session-timeout 10
次に、セッションのデフォルトの端末無活動タイムアウトに戻す例を示します。
switch# terminal no session-timeout
関連コマンド
|
|
show terminal |
ターミナル セッションの設定を表示します。 |
terminal terminal-type
現在のセッションの端末タイプを設定するには、 terminal terminal-type コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
terminal terminal-type type
terminal no terminal-type
構文の説明
type |
端末のタイプ。タイプ文字列は、最大 80 文字の長さで、大文字と小文字が区別されます。また、有効なタイプ(ansi、vt100、または xterm など)である必要があります。 |
コマンド デフォルト
仮想端末の場合は、クライアント ソフトウェアとのネゴシエーション中に端末タイプが設定されます。これ以外の場合、デフォルト値は vt100 です。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
端末タイプの設定は、現在のセッションだけに適用されます。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、端末タイプを設定する例を示します。
switch# terminal terminal-type xterm
次に、デフォルトの端末タイプに戻す例を示します。
switch# terminal no terminal-type
関連コマンド
|
|
show terminal |
ターミナル セッションの設定を表示します。 |
terminal width
セッションの現在の行を表示する端末画面上の文字の列数を設定するには、 terminal width コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
terminal width columns
terminal no width
構文の説明
columns |
列の数。有効な範囲は 24 ~ 511 です。 |
コマンド デフォルト
仮想端末の場合は、クライアント ソフトウェアとのネゴシエーション中に列の数が設定されます。これ以外の場合、デフォルト値は 80 列です。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
端末の列数の設定は、現在のセッションだけに適用されます。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、端末に表示する列の数を設定する例を示します。
switch# terminal width 70
次に、デフォルトの列数に戻す例を示します。
switch# terminal no width
関連コマンド
|
|
show terminal |
ターミナル セッションの設定を表示します。 |
traceroute
IP アドレスに到達するまでにパケットがたどるルートを調べるには、 traceroute コマンドを使用します。
traceroute { dest-addr | hostname } [ vrf { vrf-name | default | management }] [ source src-addr ]
構文の説明
dest-addr |
宛先デバイスの IP アドレス。形式は、 A . B . C . D です。 |
hostname |
宛先デバイスの名前。名前では、大文字と小文字が区別されます。 |
vrf vrf-name |
(任意)使用する Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティングおよび転送)を指定します。名前では、大文字と小文字が区別されます。 |
default |
(任意)デフォルトの VRF を指定します。 |
management |
(任意)管理 VRF を指定します。 |
source src-addr |
(任意)送信元 IP アドレスを指定します。形式は、 A . B . C . D です。デフォルトは、スイッチの管理インターフェイスの IPv4 アドレスです。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、ネットワーク デバイスへのルートを調べる例を示します。
switch# traceroute 192.168.255.18 vrf management
関連コマンド
|
|
ping |
別のネットワーク デバイスへのネットワーク接続性を表示します。 |
traceroute6 |
IPv6 アドレスを使用してデバイスへのルートを調べます。 |
traceroute6
IPv6 アドレスに到達するまでにパケットがたどるルートを調べるには、 traceroute6 コマンドを使用します。
traceroute6 { dest-addr | hostname } [ vrf { vrf-name | default | management }] [ source src-addr ]
構文の説明
dest-addr |
宛先デバイスの IPv6 アドレス。形式は、 A : B :: C : D です。 |
hostname |
宛先デバイスの名前。名前では、大文字と小文字が区別されます。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティングおよび転送)インスタンスを指定します。名前は最大 32 文字の英数字で、大文字と小文字が区別されます。 |
default |
(任意)デフォルトの VRF を指定します。 |
management |
(任意)管理 VRF を指定します。 |
source src-addr |
(任意)送信元 IPv6 アドレスを指定します。形式は、 A : B :: C : D です。デフォルトは、スイッチの管理インターフェイスの IPv6 アドレスです。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、デバイスへのルートを調べる例を示します。
switch# traceroute6 2001:0DB8::200C:417A vrf management
関連コマンド
|
|
ping6 |
IPv6 アドレスを使用して別のデバイスとの接続を確認します。 |
traceroute |
IPv4 アドレスを使用してデバイスへのルートを調べます。 |
update license
既存のライセンスを更新するには、 update license コマンドを使用します。
update license [ filesystem : [// server /]] [ directory ] src-filename [ target-filename ]
構文の説明
filesystem : |
(任意)ファイル システムの名前。有効な値は、 bootflash または volatile です。 |
// server / |
(任意)サーバの名前。有効な値は、 /// 、 //module-1/ 、 //sup-1/ 、 //sup-active/ または //sup-local/ です。2 個のスラッシュ( // )を含む必要があります。 |
directory |
(任意)ディレクトリの名前。ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。 |
src-filename |
元のライセンス ファイルの名前。 |
target-filename |
(任意)ターゲット ライセンス ファイルの名前。 |
(注) filesystem://server/directory/filename 文字列にスペースを含めることはできません。この文字列の各要素は、コロン(:)とスラッシュ(/)で区切ります。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、ライセンスを更新する例を示します。
switch# update license bootflash:fm.lic fm-update.lic
関連コマンド
|
|
show license |
ライセンス情報を表示します。 |
write erase
固定メモリ領域内の設定を消去するには、 write erase コマンドを使用します。
write erase [ boot | debug ]
構文の説明
boot |
(任意)ブート設定だけを消去します。 |
debug |
(任意)デバッグ設定だけを消去します。 |
コマンド デフォルト
固定メモリ内のすべての設定を消去します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
5.0(3)U1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
情報が破損しているなどの理由で使用できない場合は、このコマンドを使用して、固定メモリ内のスタートアップ コンフィギュレーションを消去できます。スタートアップ コンフィギュレーションを消去すると、スイッチが初期状態に戻ります。
このコマンドには、ライセンスは必要ありません。
例
次に、スタートアップ コンフィギュレーションを消去する例を示します。
次に、固定メモリ内のデバッグ設定を消去する例を示します。
switch# write erase debug
関連コマンド
|
|
copy running-config startup-config |
実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
show running-config |
スタートアップ コンフィギュレーションを表示します。 |