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Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)自律システム パス アクセス リストと照合するには、ルートマップ コンフィギュレーション モードで match as-path コマンドを使用します。パス リスト エントリを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match as-path name [... name ]
no match as-path name [... name ]
ルートマップ コンフィギュレーション(config-route-map)
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match as-path コマンドを使用して値を設定すると、グローバル値が上書きされます。
ルート マップは複数の部分で構成できます。 route-map コマンドに関連した match 節と 1 つも一致しないルートは無視されます。そのため、このようなルートは、アウトバウンド ルート マップではアドバタイズされず、インバウンド ルート マップでは受け入れられません。一部のデータのみを変更したい場合は、2 番めのルートマップ セクションに明示的に match を指定する必要があります。
自律システム パスを BGP 自律システム パス アクセス リスト 20 と照合するように設定する例を示します。
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標準アクセス リストまたは拡張アクセス リストで宛先ネットワーク番号のアドレスが許可されているルートを配布し、パケットのポリシー ルーティングを行います。 |
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1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルート再配布の条件を定義するか、またはポリシー ルーティングをイネーブルにします。 |
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Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)コミュニティと照合するには、ルートマップ コンフィギュレーション モードで match community コマンドを使用します。コンフィギュレーション ファイルから match community コマンドを削除し、システムをデフォルトの条件(BGP コミュニティ リスト エントリを削除)に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
community name [... name ] [ exact-match ]
no community name [... name ] [ exact-match ]
1 つ以上のコミュニティ リスト名。名前には最大 63 文字の英数字を使用できます。最大 32 のコミュニティ リストを設定できます。 |
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ルートマップ コンフィギュレーション(config-route-map)
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ルート マップは複数の部分で構成できます。 route-map コマンドに関連した match コマンドと 1 つも一致しないルートは無視されます。そのため、このようなルートは、アウトバウンド ルート マップではアドバタイズされず、インバウンド ルート マップでは受け入れられません。一部のデータのみを変更したい場合は、2 番めのルートマップ セクションに明示的に match を指定する必要があります。
次の例では、コミュニティ リスト 1 と一致するルートの重み値が 200 に設定されます。重み値が 200 に設定されるのは、標準コミュニティ 109 のルートだけです。
次の例では、コミュニティ リスト LIST_NAME と一致するルートの重み値が 100 に設定されます。重み値が 100 に設定されるのは、標準コミュニティ 101 のルートだけです。
次に示すのは、コミュニティ リスト 500と一致するルートの例です。拡張コミュニティ 1 を持つルートは重み値が 150 に設定されます。
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宛先 IP ネットワーク番号アドレスが標準アクセス リスト、拡張アクセス リスト、またはプレフィクス リストで許可されているルートを配布する場合、またはパケットにポリシー ルーティングを実行する場合は、ルートマップ コンフィギュレーション モードで match ip address コマンドを使用します。 match ip address エントリを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match ip address { access-list-name [ access-list-name... ] | prefix-list prefix-list-name [ prefix-list-name... ]}
no match ip address { access-list-name [ access-list-name... ] | prefix-list prefix-list-name [ prefix-list-name... ]}
標準アクセス リストまたは拡張アクセス リストの名前。最大 63 文字の英数字を使用できます。省略符合は、複数値(最大 32 のプレフィクス リスト)の入力が可能であることを示します。 |
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プレフィクス リストに基づいてルートを配布します。プレフィクス リスト名には最大 63 文字の英数字を使用できます。省略符合は、複数値(最大 32 のプレフィクス リスト)の入力が可能であることを示します。 |
ルートマップ コンフィギュレーション(config-route-map)
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access-list-name 引数がサポートされるのは、PBR のルートマップに限定されます。
このコマンド構文内の省略符号(...)は、 access-list-name 引数または prefix-list-name 引数に複数の値を入力できることを示します。
同じルート マップ サブブロック内の類似 match は、「OR」(論理和)でフィルタリングされます。ルート マップ サブブロック全体の中に一致する match 節が 1 つあれば、照合の成功として処理されます。非類似 match 節は、「AND」(論理積)でフィルタリングされます。したがって、非類似照合は論理的にフィルタリングされます。最初の条件セットが満たされない場合、2番めの match 節がフィルタリングされます。このプロセスは一致するものが見つかるまで、または match 節がなくなるまで続きます。
ルートを再配布する場合、またはパケットにポリシー ルーティングを適用する場合は、ルート マップを使用します。ここでは、この両方の用途について説明します。
1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルートの再配布条件を定義するには、 route-map グローバル コンフィギュレーション コマンドと、 match および set のルートマップ コンフィギュレーション コマンドを使用します。各 route-map コマンドには、関連する match コマンドおよび set コマンドのリストがあります。 match コマンドでは、 一致基準 (現行の route-map コマンドで再配布が許可される条件)を指定します。 set コマンドでは、 set 処理 ( match コマンドによる基準が満たされた場合に実行する特定の再配布処理)を指定します。 no route-map コマンドを使用すると、ルート マップが削除されます。
match ルートマップ コンフィギュレーション コマンドには複数の形式があります。 match コマンドは任意の順序で入力できます。 set コマンドで指定された set 処理 に基づいてルートが再配布されるためには、すべての match コマンドを「通過する」必要があります。 match コマンドの no 形式を使用すると、そのコマンドで指定された一致基準が削除されます。
ルート マップを使用してルートを渡す場合、ルートマップの複数のセクションに特定の match 節を入力できます。 route-map コマンドに関連した match 節と 1 つも一致しないルートは無視されます。そのため、このようなルートは、アウトバウンド ルート マップではアドバタイズされず、インバウンド ルート マップでは受け入れられません。一部のデータのみを変更したい場合は、2 番めのルートマップ セクションに明示的に match を指定する必要があります。
ルートマップには、ポリシー ルーティングをイネーブルにするというもう 1つの用途があります。match ip address コマンドを使用すると、拡張アクセス リスト(プロトコル、プロトコル サービス、ソースまたは宛先の IP アドレスなど)による一致基準に基づいたパケットのポリシー ルーティングが可能になります。パケットのポリシー ルーティング条件を定義するには、 route-map グローバル コンフィギュレーション コマンドと、 match および set ルートマップ コンフィギュレーション コマンドに加えて、 ip policy route-map インターフェイス コンフィギュレーション コマンドも使用します。各 route-map コマンドは、関連する match コマンドおよび set コマンドのリストで構成されます。 match コマンドでは、 一致基準 (ポリシー ルーティングが発生する条件)を指定します。 set コマンドでは、 set 処理 ( match コマンドによる基準が満たされた場合に実行する特定のルーティング処理)を指定します。送信元に基づくパケットのポリシー ルーティングを、たとえばアクセス リストを使用して実行できます。
次の例では、アクセス リスト test で指定されたアドレスを持つルートが一致とみなされます。
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1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルート再配布の条件を定義するか、またはポリシー ルーティングをイネーブルにします。 |
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ポリシー ルーティング用のルート マップの match 節を通過したパケットの送出先、および Cisco NX-OS ソフトウェアに宛先への明示的なルートがないパケットの送出先を示します。 |
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ルート マップの照合に IPv4 マルチキャスト機能を設定するには、 match ip multicast ルートマップ コンフィギュレーション コマンドを使用します。この match 設定を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match ip multicast { group address/length | rp address/length [ rp-type { asm | bidir} ]}
ルートマップ コンフィギュレーション(config-route-map)
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照合するマルチキャスト アトリビュートを指定するには、 match ip multicast コマンドを使用します。
ルート マップ コンフィギュレーション モードを開始するには、 route-map コマンドを使用します。 route-map コマンドを入力すると、プロンプトが次のように変更されます。
照合するネイバーの group IPv4 プレフィクスと、IPv4 プレフィクスの長さを指定する例を示します。
照合するネイバーの group IPv4 プレフィクスと、rp IPv4 プレフィクスを両方指定する例を示します。
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1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルート再配布の条件を定義するか、またはポリシー ルーティングをイネーブルにします。 |
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ポリシー ルーティング用のルート マップの match 節を通過したパケットの送出先、および Cisco NX-OS ソフトウェアに宛先への明示的なルートがないパケットの送出先を示します。 |
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指定のアクセス リストの 1 つとネクストホップ ルータ アドレスが一致した IPv4 ルートを再配布するには、ルートマップ コンフィギュレーション モードで、 match ip next-hop prefix-list コマンドを使用します。ネクストホップ エントリを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match ip next-hop prefix-list prefix-list-name [ ...prefix-list-name ]
no match ip next-hop prefix-list prefix-list-name [ ...prefix-list-name ]
プレフィクス リストの番号または名前。最大 63 文字の英数字を使用できます。省略符合は、複数値(最大 32 のプレフィクス リスト)の入力が可能であることを示します。 |
ルートマップ コンフィギュレーション(config-route-map)
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このコマンド構文内の省略符号(...)は、 prefix-list-name 引数に複数の値を入力できることを示します。
1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルートの再配布条件を定義するには、 route-map グローバル コンフィギュレーション コマンドと、 match および set のルートマップ コンフィギュレーション コマンドを使用します。各 route-map コマンドには、関連する match コマンドおよび set コマンドのリストがあります。 match コマンドでは、 一致基準 (現行の route-map コマンドで再配布が許可される条件)を指定します。 set コマンドでは、 set 処理 ( match コマンドによる基準が満たされた場合に実行する特定の再配布処理)を指定します。 no route-map コマンドを使用すると、ルート マップが削除されます。
match ルートマップ コンフィギュレーション コマンドには複数の形式があります。 match コマンドは任意の順序で入力できます。 set コマンドで指定された set 処理 に基づいてルートが再配布されるためには、すべての match コマンドを「通過する」必要があります。 match コマンドの no 形式を使用すると、そのコマンドで指定された一致基準が削除されます。
ルート マップを使用してルートを渡す場合、ルートマップを複数の部分で構成できます。 route-map コマンドに関連した match 節と 1 つも一致しないルートは無視されます。そのため、このようなルートは、アウトバウンド ルート マップではアドバタイズされず、インバウンド ルート マップでは受け入れられません。一部のデータのみを変更したい場合は、2 番めのルートマップ セクションに明示的に match を指定する必要があります。
次の例では、ネクストホップ ルータ アドレスがプレフィクス リスト test で一致したルートが再配布されます。
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標準アクセス リストまたは拡張アクセス リストで宛先ネットワーク番号のアドレスが許可されているルートを配布し、パケットのポリシー ルーティングを行います。 |
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1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルート再配布の条件を定義するか、またはポリシー ルーティングをイネーブルにします。 |
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アクセス リストに指定されているアドレスのルータおよびアクセス サーバによってアドバタイズされた IPv4 ルートを再配布するには、ルートマップ コンフィギュレーション モードで、 match ip route-source prefix-list コマンドを使用します。ルート ソース エントリを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match ip route-source prefix-list prefix-list-name [ ...prefix-list-name ]
no match ip route-source prefix-list prefix-list-name [ ...prefix-list-name ]
プレフィクス リストの番号または名前。最大 63 文字の英数字を使用できます。省略符合は、複数値(最大 32 のプレフィクス リスト)の入力が可能であることを示します。 |
ルートマップ コンフィギュレーション(config-route-map)
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このコマンド構文内の省略符号(...)は、 prefix-list-name 引数に、複数の値を入力できることを示します。
1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルートの再配布条件を定義するには、 route-map グローバル コンフィギュレーション コマンドと、 match および set のルートマップ コンフィギュレーション コマンドを使用します。各 route-map コマンドには、関連する match コマンドおよび set コマンドのリストがあります。 match コマンドでは、 一致基準 (現行の route-map コマンドで再配布が許可される条件)を指定します。 set コマンドでは、 set 処理 ( match コマンドによる基準が満たされた場合に実行する特定の再配布処理)を指定します。 no route-map コマンドを使用すると、ルート マップが削除されます。
match ルートマップ コンフィギュレーション コマンドには複数の形式があります。 match コマンドは任意の順序で入力できます。 set コマンドで指定された set 処理 に基づいてルートが再配布されるためには、すべての match コマンドを「通過する」必要があります。 match コマンドの no 形式を使用すると、そのコマンドで指定された一致基準が削除されます。
ルート マップは複数の部分で構成できます。 route-map コマンドに関連した match 節と 1 つも一致しないルートは無視されます。そのため、このようなルートは、アウトバウンド ルート マップではアドバタイズされず、インバウンド ルート マップでは受け入れられません。一部のデータのみを変更したい場合は、2 番めのルートマップ セクションに明示的に match を指定する必要があります。
次の例では、アクセス リスト 5 および 80 で指定されているアドレスのルータおよびアクセス サーバによってアドバタイズされたルートが再配布されます。
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標準アクセス リストまたは拡張アクセス リストで宛先ネットワーク番号のアドレスが許可されているルートを配布し、パケットのポリシー ルーティングを行います。 |
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1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルート再配布の条件を定義するか、またはポリシー ルーティングをイネーブルにします。 |
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宛先 IPv6 ネットワーク番号アドレスが標準アクセス リスト、拡張アクセス リスト、またはプレフィクス リストで許可されているルートを配布する場合、またはパケットにポリシー ルーティングを実行する場合は、ルートマップ コンフィギュレーション モードで match ipv6 address コマンドを使用します。 match 文をルート マップから削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match ipv6 address { prefix-list prefix-list-name [ prefix-list-name... ] | access-list-name
no match ipv6 address { prefix-list prefix-list-name [ prefix-list-name... ] | access-list-name }
プレフィクス リストに基づいてルートを配布します。プレフィクス リストには最大 63 文字の英数字を使用できます。省略符号は、複数の値を入力可能であることを示します。最大 32 のプレフィクス リストを設定できます。 |
ルートマップ コンフィギュレーション(config-route-map)
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access-list-name 引数がサポートされるのは、PBR のルートマップに限定されます。
このコマンド構文内の省略符号(...)は、 prefix-list-name 引数に複数の値を入力できることを示します。
同じルート マップ サブブロック内の類似 match は、「OR」(論理和)でフィルタリングされます。ルート マップ サブブロック全体の中に一致する match 節が 1 つあれば、照合の成功として処理されます。非類似 match 節は、「AND」(論理積)でフィルタリングされます。したがって、非類似照合は論理的にフィルタリングされます。最初の条件セットが満たされない場合、2番めの match 節がフィルタリングされます。このプロセスは一致するものが見つかるまで、または match 節がなくなるまで続きます。
ルートを再配布する場合、またはパケットにポリシー ルーティングを適用する場合は、ルート マップを使用します。ここでは、この両方の用途について説明します。
1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルートの再配布条件を定義するには、 route-map グローバル コンフィギュレーション コマンドと、 match および set のルートマップ コンフィギュレーション コマンドを使用します。各 route-map コマンドには、関連する match コマンドおよび set コマンドのリストがあります。 match コマンドでは、 一致基準 (現行の route-map コマンドで再配布が許可される条件)を指定します。 set コマンドでは、 set 処理 ( match コマンドによる基準が満たされた場合に実行する特定の再配布処理)を指定します。 no route-map コマンドを使用すると、ルート マップが削除されます。
match ルートマップ コンフィギュレーション コマンドには複数の形式があります。 match コマンドは任意の順序で入力できます。 set コマンドで指定された set 処理 に基づいてルートが再配布されるためには、すべての match コマンドを「通過する」必要があります。 match コマンドの no 形式を使用すると、そのコマンドで指定された一致基準が削除されます。
ルート マップを使用してルートを渡す場合、ルートマップの複数のセクションに特定の match 節を入力できます。 route-map コマンドに関連した match 節と 1 つも一致しないルートは無視されます。そのため、このようなルートは、アウトバウンド ルート マップではアドバタイズされず、インバウンド ルート マップでは受け入れられません。一部のデータのみを変更したい場合は、2 番めのルートマップ セクションに明示的に match を指定する必要があります。
次の例では、アクセス リスト名 red で指定されたアドレスを持つルートが一致とみなされます。
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1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルート再配布の条件を定義するか、またはポリシー ルーティングをイネーブルにします。 |
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ポリシー ルーティング用のルート マップの match 節を通過したパケットの送出先、および Cisco NX-OS ソフトウェアに宛先への明示的なルートがないパケットの送出先を示します。 |
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ルート マップの照合に IPv6 マルチキャスト機能を設定するには、 match ipv6 multicast ルートマップ コンフィギュレーション コマンドを使用します。この match 設定を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip multicast { group address/length | rp address/length [ rp -type { asm | bidir }]}
ルートマップ コンフィギュレーション(config-route-map)
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照合するマルチキャスト アトリビュートを指定するには、 match ipv6 multicast ルートマップ コンフィギュレーション コマンドを使用します。 route-map コマンドを入力する前に、 feature pbr グローバル コンフィギュレーション モード コマンドを入力して PBR をイネーブルにする必要があります。
ルート マップ コンフィギュレーション モードを開始するには、 route-map コマンドを使用します。 route-map コマンドを入力すると、プロンプトが次のように変更されます。
ルートマップ コンフィギュレーション モードになると、 match ipv6 multicast コマンドを入力できます。
照合するネイバーの group IPv6 プレフィクスと、IPv6 プレフィクスの長さを指定する例を示します。
照合するネイバーの group IPv6 プレフィクスと、rp IPv6 プレフィクスを両方指定する例を示します。
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1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルート再配布の条件を定義するか、またはポリシー ルーティングをイネーブルにします。 |
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ポリシー ルーティング用のルート マップの match 節を通過したパケットの送出先、および Cisco NX-OS ソフトウェアに宛先への明示的なルートがないパケットの送出先を示します。 |
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指定のアクセス リストの 1 つとネクストホップ ルータ アドレスが一致した IPv6 ルートを再配布するには、ルートマップ コンフィギュレーション モードで、 match ip next-hop prefix-list コマンドを使用します。ネクストホップ エントリを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match ipv6 next-hop prefix-list name [ ...name ]
no match ipv6 next-hop prefix-list name [ ...name ]
プレフィクス リストの名前。最大 63 文字の英数字を使用できます。省略符合は、複数値(最大 32 のプレフィクス リスト)の入力が可能であることを示します。 |
ルートマップ コンフィギュレーション(config-route-map)
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このコマンド構文内の省略符号(...)は、 name 引数に複数の値を入力できることを示します。
1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルートの再配布条件を定義するには、 route-map グローバル コンフィギュレーション コマンドと、 match および set のルートマップ コンフィギュレーション コマンドを使用します。各 route-map コマンドには、関連する match コマンドおよび set コマンドのリストがあります。 match コマンドでは、 一致基準 (現行の route-map コマンドで再配布が許可される条件)を指定します。 set コマンドでは、 set 処理 ( match コマンドによる基準が満たされた場合に実行する特定の再配布処理)を指定します。 no route-map コマンドを使用すると、ルート マップが削除されます。
match ルートマップ コンフィギュレーション コマンドには複数の形式があります。 match コマンドは任意の順序で入力できます。 set コマンドで指定された set 処理 に基づいてルートが再配布されるためには、すべての match コマンドを「通過する」必要があります。 match コマンドの no 形式を使用すると、そのコマンドで指定された一致基準が削除されます。
(注) match コマンドがなく、set コマンドだけの許可ルート マップでは、すべてのルートが許可されます。
ルート マップを使用してルートを渡す場合、ルートマップを複数の部分で構成できます。 route-map コマンドに関連した match 節と 1 つも一致しないルートは無視されます。そのため、このようなルートは、アウトバウンド ルート マップではアドバタイズされず、インバウンド ルート マップでは受け入れられません。一部のデータのみを変更したい場合は、2 番めのルートマップ セクションに明示的に match を指定する必要があります。
次の例では、ネクストホップ ルータ アドレスがプレフィクス リスト 5 で一致したルートが再配布されます。
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1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルート再配布の条件を定義するか、またはポリシー ルーティングをイネーブルにします。 |
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ポリシー ルーティング用のルート マップの match 節を通過したパケットの送出先、および Cisco NX-OS ソフトウェアに宛先への明示的なルートがないパケットの送出先を示します。 |
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アクセス リストに指定されているアドレスのルータおよびアクセス サーバによってアドバタイズされた IPv6 ルートを再配布するには、ルートマップ コンフィギュレーション モードで、 match ipv6 route-source prefix-list コマンドを使用します。ルート ソース エントリを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match ipv6 route-source prefix-list name [ ...name ]
no match ipv6 route-source prefix-list name [ ...name ]
プレフィクス リストの名前。最大 63 文字の英数字を使用できます。省略符合は、複数値(最大 32 のプレフィクス リスト)の入力が可能であることを示します。 |
ルートマップ コンフィギュレーション(config-route-map)
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このコマンド構文内の省略符号(...)は、 name 引数に複数の値を入力できることを示します。
1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルートの再配布条件を定義するには、 route-map グローバル コンフィギュレーション コマンドと、 match および set のルートマップ コンフィギュレーション コマンドを使用します。各 route-map コマンドには、関連する match コマンドおよび set コマンドのリストがあります。 match コマンドでは、 一致基準 (現行の route-map コマンドで再配布が許可される条件)を指定します。 set コマンドでは、 set 処理 ( match コマンドによる基準が満たされた場合に実行する特定の再配布処理)を指定します。 no route-map コマンドを使用すると、ルート マップが削除されます。
match ルートマップ コンフィギュレーション コマンドには複数の形式があります。 match コマンドは任意の順序で入力できます。 set コマンドで指定された set 処理 に基づいてルートが再配布されるためには、すべての match コマンドを「通過する」必要があります。 match コマンドの no 形式を使用すると、そのコマンドで指定された一致基準が削除されます。
ルート マップは複数の部分で構成できます。 route-map コマンドに関連した match 節と 1 つも一致しないルートは無視されます。そのため、このようなルートは、アウトバウンド ルート マップではアドバタイズされず、インバウンド ルート マップでは受け入れられません。一部のデータのみを変更したい場合は、2 番めのルートマップ セクションに明示的に match を指定する必要があります。
次の例では、プレフィクス リスト test で指定されているアドレスのルータおよびアクセス サーバによってアドバタイズされたルートが再配布されます。
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標準アクセス リストまたは拡張アクセス リストで宛先ネットワーク番号のアドレスが許可されているルートを配布し、パケットのポリシー ルーティングを行います。 |
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1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルート再配布の条件を定義するか、またはポリシー ルーティングをイネーブルにします。 |
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レベル 3 パケット長に基づくポリシー ルーティングを実行するには、ルートマップ コンフィギュレーション モードで、 match length コマンドを使用します。エントリを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match length minimum-length maximum-length
no match length minimum-length maximum-length
ルートマップ コンフィギュレーション(config-route-map)
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IPv4 でパケットのポリシー ルーティング条件を定義するには、 ip policy route-map インターフェイス コンフィギュレーション コマンド、 route-map グローバル コンフィギュレーション コマンド、および match と set のルートマップ コンフィギュレーション コマンドを使用します。 ip policy route-map コマンドでは、ルート マップを名前で指定します。各 route-map コマンドには、関連する match コマンドおよび set コマンドのリストがあります。 match コマンドでは、 一致基準 (ポリシー ルーティングが発生する条件)を指定します。 set コマンドでは、 set 処理 ( match コマンドによる基準が満たされた場合に実行する特定のルーティング処理)を指定します。
IPv4 の match ルートマップ コンフィギュレーション コマンドには複数の形式があります。 match コマンドは任意の順序で入力できます。 set コマンドで指定された set 処理 に基づいてパケットがルーティングされるようにするためには、すべての match コマンドを「通過する」必要があります。 match コマンドの no 形式を使用すると、そのコマンドで指定された一致基準が削除されます。
IPv4 では、パケット長に基づくポリシー ルーティングが可能なため、インタラクティブ トラフィックとバルク トラフィックを異なるルータに送信できます。
パケット長を 3 ~ 200 バイトに設定する例を示します。
指定タイプのルートを再配布するには、ルートマップ コンフィギュレーション モードで match route-type コマンドを使用します。ルート タイプ エントリを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match route-type { external | internal | level-1 | level-2 | local | nssa-external | type-1 | type-2 }
no match route-type { external | internal | level-1 | level-2 | local | nssa-external | type-1 | type-2 }
ルートマップ コンフィギュレーション(config-route-map)
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1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルートの再配布条件を定義するには、 route-map グローバル コンフィギュレーション コマンドと、 match および set のルートマップ コンフィギュレーション コマンドを使用します。各 route-map コマンドには、関連する match コマンドおよび set コマンドのリストがあります。 match コマンドでは、 一致基準 (現行の route-map コマンドで再配布が許可される条件)を指定します。 set コマンドでは、 set 処理 ( match コマンドによる基準が満たされた場合に実行する特定の再配布処理)を指定します。 no route-map コマンドを使用すると、ルート マップが削除されます。
match ルートマップ コンフィギュレーション コマンドには複数の形式があります。 match コマンドは任意の順序で入力できます。 set コマンドで指定された set 処理 に基づいてルートが再配布されるためには、すべての match コマンドを「通過する」必要があります。 match コマンドの no 形式を使用すると、そのコマンドで指定された一致基準が削除されます。
ルート マップは複数の部分で構成できます。 route-map コマンドに関連した match 節と 1 つも一致しないルートは無視されます。そのため、このようなルートは、アウトバウンド ルート マップではアドバタイズされず、インバウンド ルート マップでは受け入れられません。一部のデータのみを変更したい場合は、2 番めのルートマップ セクションに明示的に match を指定する必要があります。
内部ルートと タイプ 1 OSPF ルートを再配布する例を示します。
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標準アクセス リストまたは拡張アクセス リストで宛先ネットワーク番号のアドレスが許可されているルートを配布し、パケットのポリシー ルーティングを行います。 |
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1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルート再配布の条件を定義するか、またはポリシー ルーティングをイネーブルにします。 |
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指定タグと一致するルーティング テーブル内のルートを再配布するには、ルートマップ コンフィギュレーション モードで match tag コマンドを使用します。タグ エントリを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match tag tag-value [ ...tag-value ]
no match tag tag-value [ ...tag-value ]
1 つ以上のルート タグ値のリスト。各値は 0 ~ 4294967295 の整数で指定できます。最大 32 のタグを設定できます。 |
ルートマップ コンフィギュレーション(config-route-map)
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このコマンド構文内の省略符号(...)は、 tag-value 引数に複数の値を入力できることを示します。
1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルートの再配布条件を定義するには、 route-map グローバル コンフィギュレーション コマンドと、 match および set のルートマップ コンフィギュレーション コマンドを使用します。各 route-map コマンドには、関連する match コマンドおよび set コマンドのリストがあります。 match コマンドでは、 一致基準 (現行の route-map コマンドで再配布が許可される条件)を指定します。 set コマンドでは、 set 処理 ( match コマンドによる基準が満たされた場合に実行する特定の再配布処理)を指定します。 no route-map コマンドを使用すると、ルート マップが削除されます。
match ルートマップ コンフィギュレーション コマンドには複数の形式があります。 match コマンドは任意の順序で入力できます。 set コマンドで指定された set 処理 に基づいてルートが再配布されるためには、すべての match コマンドを「通過する」必要があります。 match コマンドの no 形式を使用すると、そのコマンドで指定された一致基準が削除されます。
ルート マップは複数の部分で構成できます。 route-map コマンドに関連した match 節と 1 つも一致しないルートは無視されます。そのため、このようなルートは、アウトバウンド ルート マップではアドバタイズされず、インバウンド ルート マップでは受け入れられません。一部のデータのみを変更したい場合は、2 番めのルートマップ セクションに明示的に match を指定する必要があります。
次の例では、ルーティング テーブルに保存されているタグ 5 のルートが再配布されます。
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標準アクセス リストまたは拡張アクセス リストで宛先ネットワーク番号のアドレスが許可されているルートを配布し、パケットのポリシー ルーティングを行います。 |
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1 つのルーティング プロトコルから別のルーティング プロトコルへのルート再配布の条件を定義するか、またはポリシー ルーティングをイネーブルにします。 |
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Link-State Packet(LSP; リンクステート パケット)がリフレッシュされずに維持される最大時間を設定するには、 max-lsp-lifetime コンフィギュレーション モード コマンドを使用します。デフォルトの時間に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ルータ コンフィギュレーション
VRF コンフィギュレーション
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LSP の最大維持時間を 11,000 秒(3 時間以上)に設定する例を示します。
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最大メトリックのアドバタイズによって、他のルータがそのルータを Shortest Path First(SPF; 最短パス優先)計算の中間ホップとして優先的に使用しないように Open Shortest Path First(OSPF)プロトコルを設定するには、 max-metric router-lsa コマンドを使用します。最大メトリックのアドバタイズをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
max-metric router-lsa [ on-startup [seconds | wait-for bgp tag ]]
no max-metric router-lsa [ on-startup [seconds | wait-for bgp tag ]]
(任意)指定の時間間隔でアドバタイズされる最大メトリック(秒)。設定範囲は 5 ~ 86400 秒です。デフォルトは 600 秒です。 |
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Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ルーティング テーブルがコンバージするまで、またはデフォルト タイマーが切れるまで、最大メトリックをアドバタイズします。デフォルト タイマーは 600 秒です。 |
通常のリンク メトリックでルータの Link-State Advertisement(LSA; リンクステート アドバタイズメント)を開始します。
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション
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max-metric router-lsa コマンドを使用すると、非スタブリンク全体に最大メトリック(LSInfinity:0xFFFF)の LSA が開始されます。これによって、トラフィックの中継に使用されることなく、BGP ルーティング テーブルのコンバージが可能です(そのルータへのより低コストの代替パスがない場合)。設定されたタイマーまたはデフォルト タイマーの満了後、あるいは BGB によってルーティング テーブルのコンバージェンス終了が通知されたあとは、ルータは正確な(通常の)メトリックをアドバタイズします。
(注) スタブ リンクのコストは常に出力インターフェイス コストに設定されているので、最大または無限のメトリックを設定しても、スタブ ネットワーク内の直接接続リンクには影響しません。
max-metric router-lsa コマンドは次の場合に使用できます。
• ルータのリロード時。ルータのリロード後、Interioir Gateway Protocol(IGP)はすぐにコンバージするので、他のルータは新しくリロードされたルータを通じてトラフィックを転送しようとする可能性があります。そのルータがまだ BGP ルーティング テーブルを確立中の場合、そのルータが BGP を通じて学習していない他のネットワークを宛先とするパケットは廃棄されます。
• ルータをネットワークに導入するが、そのルータがトラフィックを中継しないようにする場合。OSPF ネットワークにルータを接続したいが、他にも良い代替パスがある場合は、そのルータを通じて実際のトラフィックを転送したくない場合もあります。代替パスがない場合は、このルータがトラフィックの中継を受け入れます。
• ネットワークからルータを正常に取り外す場合。この機能を使用して、すべてのリンクに最大メトリックをアドバタイズすると、ルータのシャットダウン前に他のルータはトラフィック伝送に代替パスを選択できるようになるため、ルータを正常終了させて取り外すことができます。
(注) ルータにグレースフル シャットダウンが設定されている場合は実行コンフィギュレーションを保存しないでください。保存すると、リロード後にもルータは最大メトリックのアドバタイズを続行します。
100 秒の最大メトリックをアドバタイズするように OSPF 実行ルータを設定する例を示します。
次の例では、ルータは、BGP ルーティング テーブルがコンバージするまで、またはデフォルト タイマーが満了する(600 秒)まで、最大メトリックをアドバタイズします。
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Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)がサポートするパラレル ルートの最大数を制御するには、 maximum-paths コンフィギュレーション モード コマンドを使用します。デフォルトのパラレル ルート数に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
maximum-paths [ ibgp ] number-paths
no maximum-paths [ ibgp ] number-paths
IP ルーティング プロトコルがルーティング テーブルにインストールするパラレル ルートの最大数。範囲は 1 ~ 16 です。 |
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BGP ルーティング プロセスで、1 つの宛先に最大 16 のパスを許容する例を示します。
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IP ルーティング プロトコルがサポートするパラレル ルートの最大数を制御するには、 maximum-
paths コンフィギュレーション モード コマンドを使用します。デフォルトのパラレル ルート数に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
IP ルーティング プロトコルがルーティング テーブルにインストールするパラレル ルートの最大数。範囲は 1 ~ 16 です。 |
ルータ コンフィギュレーション
VRF コンフィギュレーション
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IS-IS ルーティング プロセスで、1 つの宛先に最大 16 のパスを許容する例を示します。
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Routing Information Protocol(RIP)がルーティング テーブルにインストールする等価コスト パラレル ルートの最大数を設定するには、ルータ アドレスファミリ コンフィギュレーション モードで、 maximum-paths コマンドを使用します。 maximum-paths コマンドを削除し、RIP に関してシステムをデフォルトの条件に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
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次の例では、1 つの宛先に最大 16 の等コスト パスが許可されます。
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Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)がサポートするパラレル ルータの最大数を制御するには、 maximum-paths コマンドを使用します。コンフィギュレーション ファイルから maximum-paths コマンドを削除し、デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
アドレスファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション
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EIGRP がルーティング テーブルに各プレフィクスに対して複数のパスをインストールできるようにするには、 maximum-paths コマンドを使用します。内部ルートと外部ルートの両方について、同じ自律システムで学習され、等コスト(EIGRP 最適パス アルゴリズムに基づいて)である複数のパスがインストールされます。
次の例では、1 つの宛先に最大 10 のパスが許可されます。
Open Shortest Path First(OSPF)がサポートするパラレル ルートの最大数を制御するには、 maximum-paths コマンドを使用します。コンフィギュレーション ファイルから maximum-paths コマンドを削除し、デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション
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OSPF がルーティング テーブルに各プレフィクスに対して複数のパスをインストールできるようにするには、 maximum-paths コマンドを使用します。内部ルートと外部ルートの両方について、同じ自律システムで学習され、等コスト(OSPF 最短パス優先アルゴリズムに基づいて)である複数のパスがインストールされます。
次の例では、1 つの宛先に最大 10 のパスが許可されます。
Open Shortest Path First version 3(OSPFv3)がサポートするパラレル ルートの最大数を制御するには、 maximum-paths コマンドを使用します。コンフィギュレーション ファイルから maximum-paths コマンドを削除し、デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
OSPFv3 がルーティング テーブル内にインストールできるパラレル ルートの最大数。範囲は 1 ~ 16 ルートです。 |
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OSPF がルーティング テーブルに各プレフィクスに対して複数のパスをインストールできるようにするには、 maximum-paths コマンドを使用します。内部ルートと外部ルートの両方について、同じ自律システムで学習され、等コスト(OSPFv3 最短パス優先アルゴリズムに基づいて)である複数のパスがインストールされます。
次の例では、1 つの宛先に最大 10 のパスが許可されます。
ネイバーから受信可能なプレフィクスの数を設定するには、ピア テンプレート コンフィギュレーション モードで、 maximum-prefix コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
maximum-prefix maximum [ threshold ] [ restart restart-interval ] [ warning-only ]
デフォルトでは、このコマンドはディセーブルです。プレフィクスの最大数を超えると、ピアリング セッションはディセーブルになります。再起動間隔(restart interval)を設定しないと、 最大プレフィクスの制限値超過後、ディセーブルになったセッションはダウン状態のままになります。
ピア テンプレート コンフィギュレーション
ルータ BGP コンフィギュレーション
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設定可能なプレフィクス数は、ルータ上の使用可能なシステム リソースのみによって制限されます。
maximum-prefix コマンドを使用すると、Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ルーティング プロセスが指定ピアから受け入れるプレフィクスの最大数を設定できます。この機能は、ピアから受信されるプレフィクスの制御メカニズムを提供します(配布リスト、フィルタ リスト、ルート マップに加えて)。
受信プレフィクスの数が設定されている最大数を超えると、BGP はピアリング セッションをディセーブルにします(デフォルト)。 restart キーワードが設定されている場合、BGP は設定されている時間間隔でピアリング セッションを自動的に再確立します。 restart キーワードが設定されていないと、最大プレフィクス数の制限値を超えたためにピアリング セッションが終了した場合、そのピアリング セッションは clear ip bgp コマンドが入力されるまで再確立されません。 warning-only キーワードが設定されていれば、BGP はログ メッセージだけを送信し、送信側とピアを保ちます。
このコマンドで設定できるプレフィクス数には、デフォルトの制限値はありません。設定可能なプレフィクス数の制限は、システム リソースの容量によって決まります。
192.168.1.1 ネイバーから受け入れる最大プレフィクス数を 1000 に設定する例を示します。
次の例では、192.168.2.2 ネイバーから受け入れるプレフィクスの最大数が 5000 に設定されます。さらに、このルータは、最大プレフィクス数の制限の 50 %(2500 プレフィクス)に到達すると、警告メッセージを表示するように設定されます。
次の例では、192.168.3.3 ネイバーから受け入れるプレフィクスの最大数が 2000 に設定されます。さらに、このルータは、ディセーブルになったピアリング セッションを 30 秒後に再確立するように設定します。
次の例では、192.168.4.4 ネイバーの最大プレフィクス数の制限値(500)を超えると警告メッセージが表示されます。
仮想リンクの Open Shortest Path First(OSPF)Message Digest 5(MD5)認証をイネーブルにするには、 message-digest-key コマンドを使用します。以前の MD5 キーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
message-digest-key key-id md5 [0 | 3] key
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MD5 認証モードを設定する場合は message-digest-key コマンドを使用します。仮想リンク上の両方のインターフェイスで key 値を同じにする必要があります。
キー 19、パスワード 8ry4222 を設定する例を示します。
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Open Shortest Path First(OSPF)ポリシー統計をイネーブルにするには、 policy statistics enable コマンドを使用します。ポリシー統計をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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この OSPF インスタンスに適用されるルート ポリシーに基づいた統計情報の収集をイネーブルにするには、 policy statistics enable コマンドを使用します。
OSPF 2 でポリシー統計の収集をイネーブルにする例を示します。
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指定した値よりも高いホップ カウントの Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)が到達不能であることをアドバタイズするには、 metric maximum-hops コマンドを使用します。値を デフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
metric maximum-hops hops-number
アドレスファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション
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metric maximum-hops コマンドは、 hops-number 引数に指定された値よりも大きいホップ カウントのルートを到達不能として EIGRP にアドバタイズさせる安全メカニズムを提供します。
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Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)メトリック計算を調整するには、 metric weights コマンドを使用します。デフォルト値にリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
metric weights tos k1 k2 k3 k4 k5
EIGRP メトリック ベクトルをスカラー量に変換する定数。この引数の値は次のとおりです。 • k1 ― 範囲は 0 ~ 255、デフォルト値は 1 です。 • k2 ― 範囲は 0 ~ 255、デフォルト値は 0 です。 • k3 ― 範囲は 0 ~ 255、デフォルト値は 1 です。 |
アドレスファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション
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EIGRP のルーティングおよびメトリック計算のデフォルト動作を変更し、特定の ToS の EIGRP メトリック計算の調整を可能にするには、 metric weights コマンドを使用します。
k5 が 0 の場合、Cisco NX-OS は複合 EIGRP メトリックの計算を次の式に従って行います。
メトリック = [k1 ×帯域幅 +(k2 ×帯域幅)/(256 - 負荷)+ k3 ×遅延]
k5 が 0 でない場合、Cisco NX-OS は次の計算を追加します。
メトリック = メトリック× [k5/(信頼性 + k4)]
帯域幅メトリックの設定には、インターフェイス コンフィギュレーション モードで bandwidth コマンドを使用します。
遅延の設定には、インターフェイス コンフィギュレーション モードで delay コマンドを使用します。
255 は 100 %の信頼性または完全に安定したリンクを表します。負荷 255 は、完全に飽和状態のリンクを表します。
metric weights のデフォルト値の変更例を示します。
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