Cisco NX-OS Fundamentals コマンド
この章では、Cisco NX-OS Fundamentals コマンドについて説明します。
banner motd
ユーザがデバイスにログインしたときに表示される Message-of-The-Day(MoTD)バナーを設定するには、 banner motd コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
banner motd delimiting-character message delimiting-character
no banner motd
シンタックスの説明
delimiting-character |
デリミタを指定。この文字は、メッセージの最初と最後を示すものであり、メッセージ内では使用しないでください。デリミタとして " および % は使用しないでください。 |
message |
メッセージ テキスト。テキストは英数字で入力し、大文字と小文字が区別され、特殊文字を含めることができます。デリミタとして選択した文字は含めないでください。テキストは 80 文字以内で、40 行以内で指定します。 |
デフォルト
User Access Verification
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
複数行の MoTD バナーを作成する場合は、デリミタを入力する前に Enter を押して改行します。40 行以内でテキストを入力できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、1 行の MoTD バナーを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# banner motd #Unauthorized access to this device is prohibited!#
次に、複数行の MoTD バナーを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# banner motd #Welcome to authorized users!
> Unauthorized access prohibited.#
次に、MoTD バナーをデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# no banner motd
関連コマンド
|
|
show banner motd |
MoTD バナーが表示されます。 |
boot auto-copy
スタンバイ スーパーバイザ モジュールへのブート イメージ ファイルの自動コピーをイネーブルにするには、 boot auto-copy コマンドを使用します。自動コピーをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
boot auto-copy
no boot auto-copy
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
使用上のガイドライン
イメージ ファイルの自動コピーがイネーブルになっている場合、Cisco NX-OS ソフトウェアにより、ブート変数で参照されるイメージ ファイルがスタンバイ スーパーバイザ モジュールにコピーされます。これらのイメージ ファイルは、アクティブ スーパーバイザ モジュール上のローカル メモリに存在する必要があります。キックスタート ブート変数およびシステム ブート変数の場合、スタンバイ スーパーバイザ モジュールに設定されているイメージ ファイルのみがコピーされます。モジュール イメージの場合、スタンバイの対応する場所(bootflash: または slot0:)に存在するすべてのモジュールがコピーされます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、スタンバイ スーパーバイザ モジュールへのブート イメージ ファイルの自動コピーをイネーブルにする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# boot auto-copy
Auto-copy administratively enabled
関連コマンド
|
|
boot kickstart |
キックスタート ブート変数が設定されます。 |
boot system |
システム ブート変数が設定されます。 |
copy |
ファイルがコピーされます。 |
show boot |
ブート変数の設定情報が表示されます。 |
boot kickstart
Cisco NX-OS ソフトウェアのキックスタート イメージ用のブート変数を設定するには、 boot kickstart コマンドを使用します。キックスタート イメージのブート変数を消去するには、このコマンドの no 形式を使用します。
boot kickstart [ filesystem :[// directory ] | directory ] filename [sup-1] [ sup-2 ]
no boot kickstart
シンタックスの説明
filesystem : |
(任意)ファイル システムの名前。有効な値は、 bootflash または slot0 です。 |
// directory |
(任意)ディレクトリの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
filename |
キックスタート イメージ ファイルの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
sup-1 |
(任意)キックスタート ブートが、sup-1 スーパーバイザ モジュール用にのみ設定されます。 |
sup-2 |
(任意)キックスタート ブートが、sup-2 スーパーバイザ モジュール用にのみ設定されます。 |
デフォルト
変数は、両方のスーパーバイザ モジュール用に設定されます。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
使用上のガイドライン
Cisco NX-OS ソフトウェアでは、ブート時にイメージをロードするためにブート変数を使用します。リロードの前に、キックスタート イメージをデバイスにコピーする必要があります。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、キックスタート ブート変数を両方のスーパーバイザ モジュール用に設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# boot kickstart bootflash:kickstart-image
次に、キックスタート ブート変数を sup-1 スーパーバイザ モジュール用に設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# boot kickstart bootflash:kickstart-image sup-1
次に、キックスタート ブート変数を消去する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# no boot kickstart
関連コマンド
|
|
copy |
ファイルがコピーされます。 |
show boot |
ブート変数の設定情報が表示されます。 |
boot system
Cisco NX-OS ソフトウェアのシステム イメージ用のブート変数を設定するには、 boot system コマンドを使用します。システム イメージのブート変数を消去するには、このコマンドの no 形式を使用します。
boot system [ filesystem :[// directory ] | directory ] filename [sup-1] [ sup-2 ]
no boot system
シンタックスの説明
filesystem : |
(任意)ファイル システムの名前。有効な値は、 bootflash または slot0 です。 |
// directory |
(任意)ディレクトリの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
filename |
システム イメージ ファイルの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
sup-1 |
(任意)システム ブートが、sup-1 スーパーバイザ モジュール用にのみ設定されます。 |
sup-2 |
(任意)システム ブートが、sup-2 スーパーバイザ モジュール用にのみ設定されます。 |
デフォルト
変数は、両方のスーパーバイザ モジュール用に設定されます。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
使用上のガイドライン
Cisco NX-OS ソフトウェアでは、ブート時にイメージをロードするためにブート変数を使用します。リロードの前に、システム イメージをデバイスにコピーする必要があります。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、システム ブート変数を両方のスーパーバイザ モジュール用に設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# boot system bootflash:system-image
次に、システム ブート変数を sup-1 スーパーバイザ モジュール用に設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# boot system bootflash:system-image sup-1
次に、システム ブート変数を消去する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# no boot system
関連コマンド
|
|
show boot |
ブート変数の設定情報が表示されます。 |
cd
デバイス ファイル システムの現在の作業ディレクトリを変更するには、 cd コマンドを使用します。
cd [ filesystem :[// directory ] | directory ]
シンタックスの説明
filesystem : |
(任意)ファイル システムの名前。有効な値は、 bootflash 、 slot0 、 volatile 、 usb1 、または usb2 です。 |
// directory |
(任意)ディレクトリの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
現在の作業ディレクトリを確認するには、 pwd コマンドを使用します。
アクティブ スーパーバイザ モジュール上のディレクトリのみを変更できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、現在のファイル システム上の現在の作業ディレクトリを変更する例を示します。
次に、現在の作業ディレクトリを別のファイル システムに変更する例を示します。
次に、作業ディレクトリをデフォルトの設定(bootflash)に戻す例を示します。
関連コマンド
|
|
pwd |
現在の作業ディレクトリの名前が表示されます。 |
clear cli history
コマンド履歴を消去するには、 clear cli history コマンドを使用します。
clear cli history
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
CLI(コマンドライン インターフェイス)で入力したコマンドの履歴を表示するには、 show cli history コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、コマンド履歴を消去する例を示します。
switch# clear cli history
関連コマンド
|
|
show cli history |
コマンド履歴が表示されます。 |
clear debug-logfile
デバッグ ログファイルの内容を消去するには、 clear debug-logfile コマンドを使用します。
clear debug-logfile filename
シンタックスの説明
filename |
消去するデバッグ ログファイルの名前 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、デバッグ ログファイルを消去する例を示します。
switch# clear debug-logfile syslogd_debugs
関連コマンド
|
|
debug logfile |
デバッグをロギングするファイルが設定されます。 |
debug logging |
デバッグのロギングがイネーブルになります。 |
show debug logfile |
デバッグ ログファイルの内容が表示されます。 |
clear install failure-reason
ソフトウェアのインストールが失敗した理由を消去するには、 clear install failure-reason コマンドを使用します。
clear install failure-reason
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、ソフトウェアのインストールが失敗した理由を消去する例を示します。
switch# clear install failure-reason
関連コマンド
|
|
show install all |
ソフトウェアのインストールに関するステータス情報が表示されます。 |
clear license
ライセンスをアンインストールするには、 clear license コマンドを使用します。
clear license filename
シンタックスの説明
filename |
アンインストールするライセンス ファイルの名前 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、特定のライセンスを消去する例を示します。
switch# clear license Enterprise.lic
Clearing license Enterprise.lic:
Do you want to continue? (y/n) y
関連コマンド
|
|
show license |
ライセンス情報が表示されます。 |
cli alias name
コマンド エイリアスを設定するには、 cli alias name コマンドを使用します。コマンド エイリアスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
cli alias name alias-name alias-text
no cli alias name
シンタックスの説明
alias-name |
コマンド エイリアスの名前。エイリアス名は英数字で表します。大文字と小文字は区別されません。先頭は英字にする必要があり、30 文字以内で指定します。 |
alias-text |
エイリアスのテキスト ストリング。このコマンドは、英数字で指定します。大文字と小文字は区別されず、スペースと特殊文字を含めることができ、100 文字以内で指定します。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドを使用すると、使用頻度の高いコマンドのエイリアスを作成できます。
Cisco NX-OS ソフトウェアには、alias という定義済みのコマンド エイリアスが 1 つあります。このコマンドを使用すると、現在設定されているコマンド エイリアスを表示できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、コマンド エイリアスを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# cli alias name crun copy running-config startup-config
次に、コマンド エイリアスを削除する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# no cli alias name crun
関連コマンド
|
|
show cli alias |
コマンド エイリアスの設定に関する情報が表示されます。 |
cli var name
ターミナル セッションの CLI(コマンドライン インターフェイス)変数を定義するには、 cli var name コマンドを使用します。CLI 変数を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
cli var name variable-name variable-text
cli no var name variable-name
シンタックスの説明
variable-name |
変数の名前。名前は、31 文字以内の英数字で指定します。大文字と小文字が区別されます。 |
variable-text |
変数のテキスト。テキストは、200 文字以内の英数字で指定します。スペースを含めることができます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
CLI 変数は、次のシンタックスを使用して参照できます。
$( 変数名 )
変数を使用できるインスタンスは、次のとおりです。
• コマンド スクリプト
• ファイル名
変数は、別の変数の定義内では参照できません。
Cisco NX-OS ソフトウェアでは、TIMESTAMP という変数が定義済みであり、この変数を使用して日付を挿入できます。TIMESTAMP CLI 変数は、変更または削除することはできません。
CLI 変数の定義を変更するには、その変数を事前に削除する必要があります。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、CLI 変数を定義する例を示します。
switch# cli var name testinterface interface 2/3
次に、CLI 変数を参照する例を示します。
次に、TIMESTAMP 変数を参照する例を示します。
switch# copy running-config > bootflash:run-config-$(TIMESTAMP).cnfg
次に、CLI 変数を削除する例を示します。
switch# cli no var name testinterface interface 2/3
関連コマンド
|
|
show cli variables |
CLI 変数が表示されます。 |
clock set
NX-OS デバイスのクロックを手動で設定するには、 clock set コマンドを使用します。
clock set time day month year
シンタックスの説明
time |
時刻。フォーマットは、 HH : MM : SS です。 |
day |
日。範囲は 1 ~ 31 です。 |
month |
月。値は、 January 、 February 、 March 、 April 、 May 、 June 、 July 、 August 、 September 、 October 、 November 、および December です。 |
year |
年。範囲は 2000 ~ 2030 です。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドは、使用しているデバイスを、NTP などの外部クロック ソースと同期できない場合に使用します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、クロックを手動で設定する例を示します。
switch# clock set 9:00:00 1 June 2008
関連コマンド
|
|
show clock |
クロック時刻が表示されます。 |
clock summer-time
サマータイム(夏時間)のオフセットを設定するには、 clock summer-time コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
clock summer-time zone-name start-week start-day start-month start-time end-week end-day end-month end-time offset-minutes
no clock summer-time
シンタックスの説明
zone-name |
時間帯のストリング。3文字のストリングです。 |
start-week |
サマータイムのオフセットを月の何週目に開始するかを示す値。範囲は 1 ~ 5 です。 |
start-day |
サマータイムのオフセットを開始する曜日。有効な値は、 Monday 、 Tuesday 、 Wednesday 、 Thursday 、 Friday 、 Saturday 、または Sunday です。 |
start-month |
サマータイムのオフセットを開始する月。有効な値は、 January 、 February 、 March 、 April 、 May 、 June 、 July 、 August 、 September 、 October 、 November 、および December です。 |
start-time |
サマータイムのオフセットを開始する時刻。フォーマットは、 hh : mm です。 |
end-week |
サマータイムのオフセットを月の何週目に終了するかを示す値。範囲は 1 ~ 5 です。 |
end-day |
サマータイムのオフセットを終了する曜日。有効な値は、 Monday 、 Tuesday 、 Wednesday 、 Thursday 、 Friday 、 Saturday 、または Sunday です。 |
end-month |
サマータイムのオフセットを終了する月。有効な値は、 January 、 February 、 March 、 April 、 May 、 June 、 July 、 August 、 September 、 October 、 November 、および December です。 |
end-time |
サマータイムのオフセットを終了する時刻。フォーマットは、 hh : mm です。 |
offset-minutes |
時刻を何分オフセットするかを示す値。範囲は 1 ~ 1440 です。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、サマータイム(夏時間)のオフセットを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# clock summer-time PDT 1 Sunday March 02:00 1 Sunday November 02:00 60
次に、サマータイムのオフセットを解除する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# no clock summer-time
関連コマンド
|
|
show clock |
サマータイムのオフセットの設定が表示されます。 |
clock timezone
Coordinated Universal Time(UTC; 世界標準時)の時間帯のオフセットを設定するには、 clock timezone コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
clock timezone zone-name offset-hours offset-minutes
no clock timezone
シンタックスの説明
zone-name |
時間帯の名前。名前は、時間帯を表す略語 3 文字のストリングです(たとえば、PST や EST)。 |
offset-hours |
UTC から何時間オフセットするかを示す値。範囲は -23 ~ 23 です。 |
offset-minutes |
UTC から何分オフセットするかを示す値。範囲は 0 ~ 59 です。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドは、デバイスのクロックを UTC からオフセットする場合に使用します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、UTC の時間帯のオフセットを設定する例を示します。
switch# clock timezone EST 5 0
次に、時間帯のオフセットを解除する例を示します。
switch# no clock timezone
関連コマンド
|
|
show clock |
クロック時刻が表示されます。 |
configure terminal
グローバル コンフィギュレーション モードを開始するには、 configure terminal コマンドを使用します。
configure terminal
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドは、グローバル コンフィギュレーション モードを開始する場合に使用します。このモードで入力するコマンドは、Enter キーを押したあとに、実行コンフィギュレーション ファイルに書き込まれます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、グローバル コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
switch# configure terminal
関連コマンド
|
|
where |
現在のコンフィギュレーション モードのコンテキストが表示されます。 |
copy
ファイルをコピー元からコピー先にコピーするには、 copy コマンドを使用します。
copy source-url destination-url
シンタックスの説明
source-url |
コピー元のファイルまたはディレクトリの場所の URL(または変数)。コピー元は、ファイルがダウンロードされるか、またはアップロードされるかに応じて、ローカルまたはリモートを指定できます。 |
destination-url |
コピーしたファイルまたはディレクトリのコピー先の URL(または変数)。コピー先は、ファイルがダウンロードされるか、またはアップロードされるかに応じて、ローカルまたはリモートを指定できます。 |
コピー元およびコピー先の URL のフォーマットは、ファイルまたはディレクトリの場所によって異なります。Cisco NX-OS ファイル システムのシンタックス( filesystem :[/ directory ][/ filename ])に準じたディレクトリまたはファイル名の CLI(コマンドライン インターフェイス)変数を入力できます。
次の各表に、URL プレフィクスのキーワードをファイル システムのタイプ別に示します。URL プレフィクスのキーワードを指定しない場合、現在のディレクトリ内のファイルが検索されます。
表1 には、書き込み可能なローカル ストレージ ファイル システムの URL プレフィクスのキーワードを示します。 表2 には、リモート ファイル システムの URL プレフィクスのキーワードを示します。 表3 には、書き込み不能なファイル システムの URL プレフィクスのキーワードを示します。
表1 書き込み可能なローカル ストレージ ファイル システムの URL プレフィクスのキーワード
|
|
bootflash: [ // module / ] |
ブート フラッシュ メモリのコピー元またはコピー先の URL。 module 引数の値は、 sup-active 、 sup-local 、 sup-remote 、または sup-standby です。 |
slot0: [ // module / ] |
外部 PCMCIA フラッシュ メモリ デバイスのコピー元またはコピー先の URL。 module 引数の値は、 sup-active 、 sup-local 、 sup-remote 、または sup-standby です。 |
usb0: [ // module / ] usb1: [ // module / ] |
外部 USB フラッシュ メモリ デバイスのコピー元またはコピー先の URL。 module 引数の値は、 sup-active 、 sup-local 、 sup-remote 、または sup-standby です。 |
表2 リモート ファイル システムの URL プレフィクスのキーワード
|
|
ftp: |
FTP ネットワーク サーバのコピー元またはコピー先の URL。このエイリアスのシンタックスは次のとおりです。 ftp: [ // server][/path]/filename |
scp: |
SSH をサポートし、SCP を使用してファイルのコピーを受け取るネットワーク サーバのコピー元またはコピー先の URL。このエイリアスのシンタックスは次のとおりです。 scp: [ // [ username @ ] server ][ / path ] / filename |
sftp: |
SFTP ネットワーク サーバのコピー元またはコピー先の URL。このエイリアスのシンタックスは次のとおりです。 sftp: [ // [ username @ ] server ][ / path ] / filename |
tftp: |
TFTP ネットワーク サーバのコピー元またはコピー先の URL。このエイリアスのシンタックスは次のとおりです。 tftp: [ // server [ : port ]][ / path ] / filename |
表3 特殊なファイル システムの URL プレフィクスのキーワード
|
|
core: |
コア ファイルのローカル メモリ。コア ファイルを core: ファイル システムからコピーできます。 |
debug: |
デバッグ ファイルのローカル メモリ。デバッグ ファイルを debug: ファイル システムからコピーできます。 |
log: |
ログファイルのローカル メモリ。ログファイルを log: ファイル システムからコピーできます。 |
logflash: |
ログファイルの外部メモリ。ログファイルを logflash: ファイル システムからコピーできます。 |
nvram: |
ローカルの NVRAM。スタートアップ コンフィギュレーションを nvram: ファイル システムとの間でコピーできます。nvram: ファイル システムは、startup-config ファイルをコマンドで参照する場合のオプションのシステムです。 |
system: |
ローカルのシステム メモリ。実行コンフィギュレーションを system: ファイル システムとの間でコピーできます。system: ファイル システムは、running-config ファイルをコマンドで参照する場合、任意となります。 |
volatile: |
ローカルの揮発性メモリ。ファイルを volatile: ファイル システムとの間でコピーできます。volatile: メモリ内のすべてのファイルは、物理デバイスのリロード時に失われます。 |
デフォルト
コピー先ファイルのデフォルト名は、コピー元ファイル名です。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
copy コマンドを使用すると、ファイル(たとえば、システム イメージやコンフィギュレーション ファイル)をある場所から別の場所にコピーできます。ファイルのコピー元およびコピー先は、Cisco NX-OS ファイル システムの URL を使用して指定し、ローカルまたはリモートのファイルの場所を指定できます。使用するファイル システム(たとえば、ローカル メモリ ソースやリモート サーバ)によって、コマンドで使用するシンタックスが決まります。
コマンドラインでは、必要なすべての情報(コピー元およびコピー先の URL と、使用するユーザ名)を入力するか、 copy コマンドを入力して、不足している情報を CLI にプロンプトで表示させます。
コピー プロセス全体の完了には、ネットワークの条件およびファイルのサイズに応じて数分かかる場合があり、プロトコルおよびネットワークによって異なります。
ファイル システムの URL プレフィクスのキーワード(たとえば、 bootflash )のあとには、コロン( : )が必要です。
ftp: 、 scp: 、 sftp: 、および tftp: の URL シンタックスでは、サーバは IPv4 アドレスまたはホスト名になります。
このコマンドにはライセンスは不要です。
このセクションの以下のトピックでは、使用上のガイドラインについて説明します。
• 「サーバからブートフラッシュ メモリへのファイルのコピー」
• 「サーバから実行コンフィギュレーションへのコンフィギュレーション ファイルのコピー」
• 「サーバからスタートアップ コンフィギュレーションへのコンフィギュレーション ファイルのコピー」
• 「サーバ上の実行コンフィギュレーションまたはスタートアップ コンフィギュレーションのコピー」
サーバからブートフラッシュ メモリへのファイルのコピー
イメージをサーバからローカル ブートフラッシュ メモリにコピーするには、 copy source-url bootflash: コマンド(たとえば、 copy tftp: source-url bootflash: )を使用します。
サーバから実行コンフィギュレーションへのコンフィギュレーション ファイルのコピー
コンフィギュレーション ファイルをネットワーク サーバからデバイスの実行コンフィギュレーションにダウンロードするには、 copy { ftp: | scp: | sftp: | tftp: } source-url running-config コマンドを使用します。コンフィギュレーションは、コマンドを CLI に入力したかのように、実行コンフィギュレーションに追加されます。その結果、コンフィギュレーション ファイルは、前の実行コンフィギュレーションと、ダウンロードしたコンフィギュレーション ファイルを組み合わせたファイルになります。ダウンロードしたコンフィギュレーション ファイルは、前の実行コンフィギュレーションよりも優先されます。
ホストまたはネットワークのコンフィギュレーション ファイルをコピーできます。ある特定のネットワーク サーバに適用するコマンドが含まれたホスト コンフィギュレーション ファイルをコピーおよびロードするには、 host のデフォルト値を受け入れます。ネットワーク上のすべてのネットワーク サーバに適用するコマンドが含まれたネットワーク コンフィギュレーション ファイルをコピーおよびロードするには、 network と入力します。
サーバからスタートアップ コンフィギュレーションへのコンフィギュレーション ファイルのコピー
コンフィギュレーション ファイルをネットワーク サーバからルータのスタートアップ コンフィギュレーションにコピーするには、 copy { ftp: | scp: | sftp: | tftp: } source-url startup-config コマンドを使用します。これらのコマンドにより、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルが、コピーしたコンフィギュレーション ファイルに置き換えられます。
サーバ上の実行コンフィギュレーションまたはスタートアップ コンフィギュレーションのコピー
FTP、SCP、SFTP、または TFTP を使用するネットワーク サーバに現在のコンフィギュレーション ファイルをコピーするには、 copy running-config { ftp: | scp: | sftp: | tftp: } destination-url コマンドを使用します。スタートアップ コンフィギュレーション ファイルをネットワーク サーバにコピーするには、 copy startup-config { ftp: | scp: | stfp: | tftp: } destination-url コマンドを使用します。
コピーしたコンフィギュレーション ファイルは、バックアップとして使用できます。
例
次に、ファイルを同じディレクトリ内でコピーする例を示します。
次に、ファイルを別のディレクトリにコピーする例を示します。
switch# copy file1 my_files:file2
次に、ファイルを別のファイル システムにコピーする例を示します。
switch# copy file1 slot0:
次に、ファイルを別のスーパーバイザ モジュールにコピーする例を示します。
switch# copy file1 bootflash://sup-remote/file1.bak
次に、ファイルをリモート サーバからコピーする例を示します。
switch# copy scp://10.10.1.1/image-file.bin bootflash:image-file.bin
関連コマンド
|
|
cd |
現在の作業ディレクトリが変更されます。 |
cli var name |
セッションの CLI 変数が設定されます。 |
dir |
ディレクトリの内容が表示されます。 |
move |
ファイルが移動されます。 |
pwd |
現在の作業ディレクトリの名前が表示されます。 |
copy running-config startup-config
実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーするには、 copy running-config startup-config コマンドを使用します。
copy running-config startup-config
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドは、実行コンフィギュレーション内の設定の変更を、持続性メモリ内のスタートアップ コンフィギュレーションに保存するために使用します。デバイスのリロードまたは切り替えが発生すると、保存済みの設定が適用されます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションに保存する例を示します。
switch# copy running-config startup-config
[########################################] 100%
関連コマンド
|
|
show running-config |
実行コンフィギュレーションが表示されます。 |
show running-config diff |
実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションの差異が表示されます。 |
show startup-config |
スタートアップ コンフィギュレーションが表示されます。 |
write erase |
持続性メモリ内のスタートアップ コンフィギュレーションが消去されます。 |
databits
COM1 ポートまたはコンソール ポートの文字のデータ ビット数を設定するには、 databits コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
databits bits
no databits bits
シンタックスの説明
bits |
文字のデータ ビット数。範囲は 5 ~ 8 です。 |
コマンド モード
COM1 ポート コンフィギュレーション
コンソール ポート コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
コンソール ポートおよび COM1 ポートは、コンソール ポート上のセッションからのみ設定できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、COM1 ポートのデータ ビット数を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line com1
switch(config-com1)# databits 7
次に、コンソール ポートのデータ ビット数を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# databits 7
次に、COM1 ポートのデータ ビット数をデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line com1
switch(config-com1)# no databits 7
次に、コンソール ポートのデータ ビット数をデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# no databits 7
関連コマンド
|
|
show line |
COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。 |
debug logfile
指定のファイルに debug コマンドの結果を出力するには、 debug logfile コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug logfile filename [size bytes ]
no debug logfile filename [size bytes ]
シンタックスの説明
filename |
debug コマンドの結果を出力するファイルの名前。ファイル名は、 64 文字以内の英数字で指定します。大文字と小文字が区別されます。 |
size bytes |
(任意)ログファイルのサイズをバイト数で指定します。範囲は 4096 ~ 10485760 です。 |
デフォルト
デフォルトのファイル名:syslogd_debugs
デフォルトのファイル サイズ:10485760 バイト
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
Cisco NX-OS ソフトウェアでは、ログファイルは log: ファイル システムのルート ディレクトリに作成されます。ログファイルを表示するには、 dir log: コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、デバッグ ログファイルを指定する例を示します。
switch# debug logfile debug_log
次に、デバッグ ログファイルをデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# no debug logfile debug_log
関連コマンド
|
|
dir |
ディレクトリの内容が表示されます。 |
show debug |
デバッグ設定が表示されます。 |
show debug logfile |
デバッグ ログファイルの内容が表示されます。 |
debug logging
debug コマンドの出力のロギングをイネーブルにするには、 debug logging コマンドを使用します。デバッグのロギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug logging
no debug logging
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、 debug コマンドの出力のロギングをイネーブルにする例を示します。
次に、 debug コマンドの出力のロギングをディセーブルにする例を示します。
関連コマンド
|
|
debug logfile |
debug コマンドの出力先のログファイルが設定されます。 |
delete
ファイルを削除するには、 delete コマンドを使用します。
delete [ filesystem :[// directory /] | directory /]filename
シンタックスの説明
filesystem : |
(任意)ファイル システムの名前。有効な値は、 bootflash 、 slot0 、 usb1 、 usb2 、または volatile です。 |
// directory / |
(任意)ディレクトリの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
filename |
ファイルの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
削除するファイルを検索するには、 dir コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、ファイルを削除する例を示します。
switch# delete bootflash:old_config.cfg
dir
ディレクトリの内容を表示するには、 dir コマンドを使用します。
dir [ filesystem :[// directory /] | directory /]
シンタックスの説明
filesystem : |
(任意)ファイル システムの名前。有効な値は、 bootflash 、 debug 、 log 、 logflash 、 slot0 、 usb1 、 usb2 、または volatile です。 |
// directory / |
(任意)ディレクトリの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
デフォルト
現在の作業ディレクトリの内容が表示されます。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
現在の作業ディレクトリを確認するには、 pwd コマンドを使用します。
現在の作業ディレクトリを変更するには、 cd コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、bootflash 内のルート ディレクトリの内容を表示する例を示します。
次に、現在の作業ディレクトリの内容を表示する例を示します。
関連コマンド
|
|
cd |
現在の作業ディレクトリが変更されます。 |
pwd |
現在の作業ディレクトリの名前が表示されます。 |
echo
ターミナル セッションでテキスト ストリングを表示するには、 echo コマンドを使用します。
Cisco NX-OS Release 4.0(2) およびそれ以前のリリース
echo [-e] [ text ]
Cisco NX-OS Release 4.0(3) およびそれ以降のリリース
echo [backslash-interpret] [ text ]
シンタックスの説明
-e |
(任意)バックスラッシュ文字(\)のあとの任意の文字がフォーマット オプションとして解釈されます。 |
backslash-interpret |
(任意)バックスラッシュ文字(\)のあとの任意の文字がフォーマット オプションとして解釈されます。 |
text |
(任意)表示するテキスト ストリング。テキスト ストリングは、200 文字以内の英数字で指定します。大文字と小文字が区別され、スペースを含めることができます。テキスト ストリングには、CLI 変数への参照も含めることができます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
コマンド履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが導入されました。 |
4.0(3) |
-e キーワードが backslash-interpret キーワードに変更されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドをコマンド スクリプトで使用すると、スクリプトの実行中に情報を表示できます。
表4 に、 -e または backslash-interpret キーワードを指定した場合にテキストに挿入できるフォーマット キーワードを示します。
表4 echo コマンドのフォーマット オプション
|
|
\b |
バック スペース |
\c |
テキスト ストリングの最後にある改行文字が削除されます。 |
\f |
フォーム フィード文字が挿入されます。 |
\n |
改行文字が挿入されます。 |
\r |
テキスト行の最初に戻ります。 |
\t |
水平タブ文字が挿入されます。 |
\v |
垂直タブ文字が挿入されます。 |
\\ |
バックスラッシュ文字が表示されます。 |
\ nnn |
対応する ASCII 8進文字が表示されます。 |
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、コマンド プロンプトでブランク行を表示する例を示します。
次に、コマンド プロンプトでテキスト行を表示する例を示します。
switch# echo Script run at $(TIMESTAMP).
Script run at 2008-08-12-23.29.24.
次に、テキスト ストリングでフォーマット オプションを使用する例を示します。
switch# echo backslash-interpret This is line #1. \nThis is line #2.
関連コマンド
|
|
run-script |
コマンド スクリプトが実行されます。 |
end
コンフィギュレーション モードを終了して EXEC モードに戻るには、 end コマンドを使用します。
end
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、グローバル コンフィギュレーション モードから EXEC モードに戻る例を示します。
次に、インターフェイス コンフィギュレーション モードから EXEC モードに戻る例を示します。
exec-timeout
コンソール ポートまたは仮想ターミナルで非アクティブ セッションのタイムアウトを設定するには、 exec-timeout コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
exec-timeout minutes
no exec-timeout
シンタックスの説明
minutes |
分。範囲は 0 ~ 525600 です。0 分を設定すると、タイムアウトはディセーブルになります。 |
コマンド モード
コンソール ポート コンフィギュレーション
ライン コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
コンソール ポートは、コンソール ポート上のセッションからのみ設定できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、コンソール ポートに対して非アクティブ セッションのタイムアウトを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-com1)# exec-timeout 30
次に、仮想ターミナルに対して非アクティブ セッションのタイムアウトを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config-line)# exec-timeout 30
次に、コンソール ポートの非アクティブ セッションのタイムアウトをデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-com1)# no exec-timeout
次に、仮想ターミナルの非アクティブ セッションのタイムアウトをデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config-line)# no exec-timeout
関連コマンド
|
|
show running-config |
実行コンフィギュレーションが表示されます。 |
exit
コンフィギュレーション モードを終了して前のコンフィギュレーション モードに戻るには、 exit コマンドを使用します。
exit
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、グローバル コンフィギュレーション モードから EXEC モードに戻る例を示します。
次に、インターフェイス コンフィギュレーション モードからグローバル コンフィギュレーション モードに戻る例を示します。
find
ある文字ストリングで始まるファイル名を検索するには、 find コマンドを使用します。
find filename-prefix
シンタックスの説明
filename-prefix |
ファイル名の最初の部分または全体。ファイル名プレフィクスでは、大文字と小文字が区別されます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
find コマンドを使用すると、現在の作業ディレクトリに含まれるすべてのサブディレクトリが検索されます。 cd および pwd コマンドを使用すると、開始ディレクトリにナビゲートできます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、ospf で始まるファイル名を表示する例を示します。
/usr/bin/find: ./lost+found: Permission denied
関連コマンド
|
|
cd |
現在の作業ディレクトリが変更されます。 |
pwd |
現在の作業ディレクトリの名前が表示されます。 |
flowcontrol hardware
COM1 ポートのフロー制御をイネーブルにするには、 flowcontrol コマンドを使用します。フロー制御をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
flowcontrol hardware
no flowcontrol hardware
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
COM1 ポート コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
COM1 ポートは、コンソール ポートまたは COM1 ポート上のセッションからのみ設定できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、COM1 ポートのフロー制御をイネーブルにする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line com1
switch(config-com1)# flowcontrol hardware
次に、COM1 ポートのフロー制御をディセーブルにする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line com1
switch(config-com1)# no flowcontrol hardware
関連コマンド
|
|
show line |
COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。 |
format
外部フラッシュ デバイスをフォーマットし、内容を消去して出荷時の状態に戻すには、 format コマンドを使用します。
format filesystem :
シンタックスの説明
filesystem : |
ファイル システムの名前。有効な値は、 slot0 、 usb1 、または usb2 です。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
(注) 破損したブートフラッシュをフォーマットして回復する詳細については、『Cisco NX-OS Troubleshooting Guide, Release 4.0』を参照してください。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、外部フラッシュ デバイスをフォーマットする例を示します。
関連コマンド
|
|
cd |
現在の作業ディレクトリが変更されます。 |
dir |
ディレクトリの内容が表示されます。 |
pwd |
現在の作業ディレクトリの名前が表示されます。 |
gunzip
圧縮ファイルを圧縮解除するには、 gunzip コマンドを使用します。
gunzip filename
シンタックスの説明
filename |
ファイルの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
圧縮ファイル名の拡張子は .gz である必要があります。ファイル名の一部として .gz 拡張子を入力する必要はありません。
Cisco NX-OS ソフトウェアでは、圧縮に Lempel-Ziv 1977(LZ77)符号化を使用します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、圧縮ファイルを圧縮解除する例を示します。
switch# gunzip run_cnfg.cfg
関連コマンド
|
|
dir |
ディレクトリの内容が表示されます。 |
gzip |
ファイルが圧縮されます。 |
gzip
ファイルを圧縮するには、 gzip コマンドを使用します。
gzip filename
シンタックスの説明
filename |
ファイルの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドの使用後、ファイル名は、拡張子が .gz の圧縮ファイル名に置き換わります。
Cisco NX-OS ソフトウェアでは、圧縮に Lempel-Ziv 1977(LZ77)符号化を使用します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、ファイルを圧縮する例を示します。
switch# gzip run_cnfg.cfg
関連コマンド
|
|
dir |
ディレクトリの内容が表示されます。 |
gunzip |
圧縮ファイルが圧縮解除されます。 |
hostname
デバイスのホスト名を設定するには、 hostname コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
hostname name
no hostname
シンタックスの説明
name |
デバイスの名前。名前は、32 文字以内の英数字で指定します。大文字と小文字が区別され、特殊文字を含めることができます。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
NX-OS ソフトウェアは、CLI(コマンドライン インターフェイス)のプロンプトおよびデフォルトのコンフィギュレーション ファイル名でホスト名を使用します。
hostname コマンドは、 switchname コマンドと同じ機能を実行します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、デバイスのホスト名を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# hostname Engineering2
次に、デバイスのホスト名をデフォルトの設定に戻す例を示します。
Engineering2# configure terminal
Engineering2(config)# no hostname
関連コマンド
|
|
switchname |
デバイスのホスト名が設定されます。 |
show hostname |
デバイスのホスト名が表示されます。 |
install all
NX-OS デバイスにキックスタート イメージおよびシステム イメージをインストールするには、 install all コマンドを使用します。
install all
[ kickstart {bootflash: | ftp:[// server ][/ path ] | scp:[//[ username @] server ][/ path ] | sftp:[//[ username @] server ][/ path ] | slot0: | tftp:[// server [: port ]][/ path ] | volatile:} kickstart-filename ]
[ system {bootflash: | ftp:[// server ][/ path ] | scp:[//[ username @] server ][/ path ] | sftp:[//[ username @] server ][/ path ] | slot0: | tftp:[// server [: port ]][/ path ] | volatile:} system-filename ]
シンタックスの説明
kickstart |
(任意)キックスタート イメージ ファイルが指定されます。 |
system |
(任意)システム イメージ ファイルが指定されます。 |
kickstart-filename |
キックスタート イメージ ファイルの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
system-filename |
システム イメージ ファイルの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
bootflash: |
内部フラッシュ メモリが指定されます。 |
ftp: |
FTP を使用してファイルがダウンロードされます。 |
// server |
(任意)サーバの IPv4 アドレスまたは名前。大文字と小文字が区別されます。 |
/ path |
(任意)ファイルへのパス。大文字と小文字が区別されます。 |
scp: |
SCP を使用してファイルがダウンロードされます。 |
username @ |
(任意)サーバ上のユーザ名。大文字と小文字が区別されます。 |
sftp: |
SFTP を使用してファイルがダウンロードされます。 |
slot0: |
外部フラッシュ メモリが指定されます。 |
tftp: |
TFTP を使用してファイルがダウンロードされます。 |
port |
(任意)ポート番号 |
volatile: |
デバイス上の揮発性メモリが指定されます。 |
デフォルト
パラメータを入力しない場合は、ブート変数の値が使用されます。
パスは、リモート サーバ上のユーザのデフォルト パスになります。
コマンド モード
任意のコマンド モード
使用上のガイドライン
イメージ ファイルをリモート サーバからダウンロードしてインストールする際に、サーバまたはユーザ名に関する情報を入力しないと、その情報を入力するようにプロンプトが表示されます。
このコマンドを使用することで、キックスタート ブート変数およびシステム ブート変数が設定され、イメージ ファイルが冗長スーパーバイザ モジュールにコピーされます。
install all コマンドを使用すると、デバイス上の NX-OS ソフトウェアをダウングレードできます。ダウングレードの NX-OS ソフトウェアと、デバイスの現在の NX-OS の設定との非互換性を判別するには、 show incompatibility system コマンドを使用し、設定の非互換性がある場合は解決します。
このコマンドでは、スーパーバイザ モジュールが 2 つあるデバイスにのみ NX-OS ソフトウェアをインストールします。スーパーバイザが 1 つのみのデバイスに新しい NX-OS ソフトウェアをインストールするには、 reload コマンドを使用する必要があります(『 Cisco NX-OS Software Upgrade Guide, Release 4.0 』を参照)。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、bootflash: ディレクトリから Cisco NX-OS ソフトウェアをインストールする例を示します。
switch# install all kickstart bootflash:nx-os_kick.bin system bootflash:nx-os_sys.bin
次に、キックスタート ブート変数およびシステム ブート変数の設定値を使用して Cisco NX-OS ソフトウェアをインストールする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# boot kickstart bootflash:nx-os_kick.bin
switch(config)# boot system bootflash:nx-os_sys.bin
switch# copy running-config startup-config
次に、SCP サーバから Cisco NX-OS ソフトウェアをインストールする例を示します。
switch# install all kickstart scp://adminuser@10.10.1.1/nx-os_kick.bin system bootflash:scp://adminuser@10.10.1.1/nx-os_sys.bin
関連コマンド
|
|
boot kickstart |
キックスタート イメージのブート変数が設定されます。 |
boot system |
システム イメージのブート変数が設定されます。 |
reload |
デバイスに新しい NX-OS ソフトウェアがリロードされます。 |
show incompatibility system |
NX-OS システム ソフトウェア イメージ間の設定の非互換性が表示されます。 |
show version |
ソフトウェア バージョンに関する情報が表示されます。 |
install fan-module epld
Electronically Programmable Logical Device(EPLD; 電子的にプログラム可能な論理デバイス)のイメージをファン モジュールにインストールするには、 install fan-module epld コマンドを使用します。
install fan-module slot epld {bootflash: | slot0: | volatile:} filename
シンタックスの説明
slot |
シャーシのスロット番号 |
bootflash: |
内部フラッシュ メモリが指定されます。 |
slot0: |
外部フラッシュ メモリが指定されます。 |
volatile: |
揮発性メモリが指定されます。 |
filename |
EPLD イメージ ファイルの名前 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
使用上のガイドライン
EPLD イメージ ファイルをインストールする前に、そのファイルをローカル ストレージにコピーする必要があります。
他のモジュールを更新するには、このコマンドをアクティブ スーパーバイザ モジュールから入力します。
ファン モジュールの EPLD のバージョンを表示するには、 show version fan slot epld コマンドを使用します。
注意 EPLD のアップグレードまたはダウングレードの進行中に、モジュールの挿入や取り外しは行わないでください。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、EPLD イメージをモジュールにインストールする例を示します。
switch# install fan-module 1 epld bootflash:n7000-s1-epld.4.0.2.bin
関連コマンド
|
|
copy |
ファイルがコピーされます。 |
show version |
ソフトウェア バージョンに関する情報が表示されます。 |
install license
ライセンスをインストールするには、 install license コマンドを使用します。
install license {bootflash: | slot0: | usb0: | usb1:} src-filename [ target-filename ]
シンタックスの説明
bootflash: |
ライセンス ファイルの送信元の場所として内部フラッシュ メモリが指定されます。 |
slot0: |
ライセンス ファイルの送信元の場所として外部フラッシュ メモリが指定されます。 |
usb0: |
ライセンス ファイルの送信元の場所として外部 USB メモリが指定されます。 |
usb1: |
ライセンス ファイルの送信元の場所として外部 USB メモリが指定されます。 |
src-filename |
送信元のライセンス ファイルの名前 |
target-filename |
(任意)ターゲット ライセンス ファイルの名前 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
使用上のガイドライン
ターゲット ファイル名が、送信元の場所に合わせて付けられた場合、ライセンス ファイルはその名前でインストールされます。それ以外の場合、送信元 URL のファイル名が使用されます。このコマンドは、ライセンス ファイルをインストールする前に、ファイルの検証も行います。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、bootflash: ディレクトリ内の license-file という名前のファイルをインストールする例を示します。
switch# install license bootflash:license-file
関連コマンド
|
|
show license |
ライセンス情報が表示されます。 |
install module epld
Electronically Programmable Logical Device(EPLD; 電子的にプログラム可能な論理デバイス)のイメージをファブリック モジュールにインストールするには、 install module epld コマンドを使用します。
install module slot epld {bootflash: | slot0: | volatile:} filename
シンタックスの説明
slot |
シャーシのスロット番号 |
bootflash: |
内部フラッシュ メモリが指定されます。 |
slot0: |
外部フラッシュ メモリが指定されます。 |
volatile: |
揮発性メモリが指定されます。 |
filename |
EPLD イメージ ファイルの名前 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
使用上のガイドライン
EPLD イメージ ファイルをインストールする前に、そのファイルをローカル ストレージにコピーする必要があります。
他のモジュールを更新するには、このコマンドをアクティブ スーパーバイザ モジュールから入力します。
ファブリック モジュールの EPLD のバージョンを表示するには、 show version module slot epld コマンドを使用します。
注意 EPLD のアップグレードまたはダウングレードの進行中に、モジュールの挿入や取り外しは行わないでください。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、EPLD イメージをファブリック モジュールにインストールする例を示します。
switch# install module 2 epld bootflash:n7000-s1-epld.4.0.2.bin
関連コマンド
|
|
copy |
ファイルがコピーされます。 |
show version |
ソフトウェア バージョンに関する情報が表示されます。 |
install xbar-module epld
Electronically Programmable Logical Device(EPLD; 電子的にプログラム可能な論理デバイス)のイメージを I/O モジュールにインストールするには、 install xbar-module epld コマンドを使用します。
install xbar-module slot epld {bootflash: | slot0: | volatile:} filename
シンタックスの説明
slot |
シャーシのスロット番号 |
bootflash: |
内部フラッシュ メモリが指定されます。 |
slot0: |
外部フラッシュ メモリが指定されます。 |
volatile: |
揮発性メモリが指定されます。 |
filename |
EPLD イメージ ファイルの名前 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
使用上のガイドライン
EPLD イメージ ファイルをインストールする前に、そのファイルをローカル ストレージにコピーする必要があります。
他のモジュールを更新するには、このコマンドをアクティブ スーパーバイザ モジュールから入力します。
I/O モジュールの EPLD のバージョンを表示するには、 show version xbar slot epld コマンドを使用します。
注意 EPLD のアップグレードまたはダウングレードの進行中に、モジュールの挿入や取り外しは行わないでください。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、EPLD イメージを I/O モジュールにインストールする例を示します。
switch# install xbar-module 2 epld bootflash:n7000-s1-epld.4.0.2.bin
関連コマンド
|
|
copy |
ファイルがコピーされます。 |
show version |
ソフトウェア バージョンに関する情報が表示されます。 |
line com1
COM1 ポートを指定して COM1 ポート コンフィギュレーション モードを開始するには、 line com1 コマンドを使用します。
line com1
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
COM1 回線は、コンソール ポート セッションまたは COM1 ポート セッションから設定できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、COM1 ポート コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line com1
関連コマンド
|
|
show line |
COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。 |
line console
コンソール ポートを指定してコンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始するには、 line console コマンドを使用します。
line console
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
コンソール回線は、コンソール ポート セッションからのみ設定できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、コンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
関連コマンド
|
|
show line |
COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。 |
line vty
仮想ターミナルを指定してライン コンフィギュレーション モードを開始するには、 line vty コマンドを使用します。
line vty
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、コンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
switch# configure terminal
関連コマンド
|
|
show line |
COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。 |
modem in
COM1 ポートまたはコンソール ポートでモデム接続をイネーブルにするには、 modem in コマンドを使用します。モデム接続をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
modem in
no modem in
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
COM1 ポート コンフィギュレーション
コンソール ポート コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
コンソール ポートおよび COM1 ポートは、コンソール ポート上のセッションからのみ設定できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、COM1 ポートでモデム接続をイネーブルにする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line com1
switch(config-com1)# modem in
次に、コンソール ポートでモデム接続をイネーブルにする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# modem in
次に、コンソール ポートのモデム接続をディセーブルにする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# no modem in
関連コマンド
|
|
line console |
コンソール ポート コンフィギュレーション モードが開始されます。 |
line com1 |
COM1 ポート コンフィギュレーション モードが開始されます。 |
show line |
COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。 |
modem init-string
COM1 ポートまたはコンソール ポートに接続されているモデムに初期化ストリングをダウンロードするには、 modem init-string コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
modem init-string {default | user-input}
no modem init-string
シンタックスの説明
default |
デフォルトの初期化ストリングがダウンロードされます。 |
user-input |
ユーザ入力の初期化ストリングがダウンロードされます。 |
デフォルト
デフォルトの初期化ストリングは、ATE0Q1&D2&C1S0=1\015 です。
コマンド モード
COM1 ポート コンフィギュレーション
コンソール ポート コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
コンソール ポートおよび COM1 ポートは、コンソール ポート上のセッションからのみ設定できます。
デフォルトの初期化ストリングである ATE0Q1&D2&C1S0=1\015 は、次のように定義されます。
• AT ― アテンション
• E0(必須) ― エコーなし
• Q1 ― 結果コードがオン
• &D2 ― 通常の Data Terminal Ready(DTR; データ ターミナル レディ)オプション
• &C1 ― データ キャリア ステート追跡のイネーブル化
• S0=1 ― 1 つのリングのあとに応答
• \015(必須) ― 復帰(8進数)
ユーザ入力の初期化ストリングを設定するには、 modem set-string コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、COM1 ポートに接続されているモデムにデフォルトの初期化ストリングをダウンロードする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line com1
switch(config-com1)# modem init-string default
次に、コンソール ポートに接続されているモデムにデフォルトの初期化ストリングをダウンロードする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# modem init-string default
次に、COM1 ポートに接続されているモデムにユーザ入力の初期化ストリングをダウンロードする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line com1
switch(config-com1)# modem init-string user-input
次に、コンソール ポートに接続されているモデムにユーザ入力の初期化ストリングをダウンロードする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# modem init-string user-input
次に、COM1 ポートに接続されているモデムの初期化ストリングをデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line com1
switch(config-com1)# no modem init-string
次に、コンソール ポートに接続されているモデムの初期化ストリングをデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# no modem init-string
関連コマンド
|
|
line console |
コンソール ポート コンフィギュレーション モードが開始します。 |
line com1 |
COM1 ポート コンフィギュレーション モードが開始します。 |
modem set-string user-input |
モデムにユーザ入力の初期化ストリングが設定されます。 |
show line |
COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。 |
modem set-string user-input
COM1 ポートまたはコンソール ポートに接続されているモデムにダウンロードするユーザ入力の初期化ストリングを設定するには、 modem set-string user-input コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
modem set-string user-input string
no modem set-string
シンタックスの説明
string |
ユーザ入力のストリング。このストリングは、100 文字以内の英数字で指定します。大文字と小文字が区別され、特殊文字を含めることができます。 |
コマンド モード
COM1 ポート コンフィギュレーション
コンソール ポート コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
コンソール ポートおよび COM1 ポートは、コンソール ポート上のセッションからのみ設定できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、COM1 ポートに接続されているモデムでのユーザ入力の初期化ストリングを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line com1
switch(config-com1)# modem set-string user-input ATE0Q1&D2&C1S0=3\015
次に、コンソール ポートに接続されているモデムでのユーザ入力の初期化ストリングを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# modem init-string user-input ATE0Q1&D2&C1S0=3\015
次に、COM1 ポートに接続されているモデムでのユーザ入力の初期化ストリングをデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line com1
switch(config-com1)# no modem set-string
次に、コンソール ポートに接続されているモデムでのユーザ入力の初期化ストリングをデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# no modem set-string
関連コマンド
|
|
line console |
コンソール ポート コンフィギュレーション モードが開始します。 |
line com1 |
COM1 ポート コンフィギュレーション モードが開始します。 |
modem init-string |
ユーザ入力の初期化ストリングがモデムにダウンロードされます。 |
show line |
COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。 |
move
ディレクトリ内のファイルを別のディレクトリに移動するには、 move コマンドを使用します。
move [ filesystem :[// module /][ directory /] | directory /] source-filename {{ filesystem :[ // module /][ directory / ] | directory /}[ destination-filename ] | target-filename }
シンタックスの説明
filesystem : |
(任意)ファイル システムの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
// module / |
(任意)スーパーバイザ モジュールの ID。有効な値は、 sup-active 、 sup-local 、 sup-remote 、または sup-standby です。ID では、大文字と小文字が区別されます。 |
directory / |
(任意)ディレクトリの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
source-filename |
移動するファイルの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
destination-filename |
(任意)移動先ファイルの名前。64 文字以内の英数字で指定します。大文字と小文字が区別されます。 |
デフォルト
移動先ファイルのデフォルト名は、移動元ファイル名と同じです。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
ファイルのコピーは、 copy コマンドを使用して作成できます。
ヒント ファイルを同じディレクトリ内で移動すると、ファイル名を変更できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、ファイルを別のディレクトリに移動する例を示します。
switch# move file1 my_files:file2
次に、ファイルを別のファイル システムに移動する例を示します。
switch# move file1 slot0:
次に、ファイルを別のスーパーバイザ モジュールに移動する例を示します。
switch# move file1 bootflash://sup-remote/file1.bak
関連コマンド
|
|
cd |
現在の作業ディレクトリが変更されます。 |
copy |
ファイルのコピーが作成されます。 |
dir |
ディレクトリの内容が表示されます。 |
pwd |
現在の作業ディレクトリの名前が表示されます。 |
parity
COM1 ポートまたはコンソール ポートのパリティを設定するには、 parity コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
parity {even | none | odd}
no parity {even | none | odd}
シンタックスの説明
even |
偶数パリティが指定されます。 |
none |
パリティなしが指定されます。 |
odd |
奇数パリティが指定されます。 |
デフォルト
none キーワードがデフォルトです。
コマンド モード
COM1 ポート コンフィギュレーション
コンソール ポート コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
コンソール ポートおよび COM1 ポートは、コンソール ポート上のセッションからのみ設定できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、COM1 ポートのパリティを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line com1
switch(config-com1)# parity even
次に、コンソール ポートのパリティを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# parity even
次に、COM1 ポートのパリティをデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line com1
switch(config-com1)# no parity even
次に、コンソール ポートのパリティをデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# no parity even
関連コマンド
|
|
show line |
COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。 |
ping
別のデバイスへのネットワーク接続を IPv4 アドレス指定を使用して特定するには、 ping コマンドを使用します。
ping { dest-ipv4-address | hostname } [ count { number | unlimited}] [df-bit] [interval seconds ] [packet-size bytes ] [source src-ipv4-address ] [timeout seconds ] [vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
dest-ipv4-address |
宛先デバイスの IPv4 アドレス。フォーマットは、 A . B . C . D です。 |
hostname |
宛先デバイスのホスト名。大文字と小文字が区別されます。 |
count |
(任意)送信数が指定されます。 |
number |
PING の数。範囲は 1 ~ 655350 で、デフォルトは 5 です。 |
unlimited |
無限の数の PING が許可されます。 |
df-bit |
(任意)IPv4 ヘッダーの do-not-fragment ビットがイネーブルになります。デフォルトはディセーブルです。 |
interval seconds |
(任意)送信間隔が秒数で指定されます。範囲は 0 ~ 60 で、デフォルトは 1 秒です。 |
packet-size bytes |
(任意)送信するパケットのサイズがバイト数で指定されます。範囲は 1 ~ 65468 で、デフォルトは 56 バイトです。 |
source scr-ipv4-address |
(任意)使用する送信元 IPv4 アドレスが指定されます。フォーマットは、 A . B . C . D です。デフォルトは、デバイスの管理インターフェイスの IPv4 アドレスです。 |
timeout seconds |
(任意)応答がない場合のタイムアウト間隔が秒数で指定されます。範囲は 1 ~ 60 で、デフォルトは 2 秒です。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF 名が指定されます。デフォルトは、デフォルトの VRF です。 |
デフォルト
デフォルト値については、このコマンドの「シンタックスの説明」を参照してください。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
別のデバイスへのネットワーク接続を IPv6 アドレス指定を使用して特定するには、 ping6 コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、別のデバイスへの接続を IPv4 アドレス指定を使用して判別する例を示します。
switch# ping 172.28.231.246 vrf management
PING 172.28.231.246 (172.28.231.246): 56 data bytes
64 bytes from 172.28.231.246: icmp_seq=1 ttl=63 time=0.799 ms
64 bytes from 172.28.231.246: icmp_seq=2 ttl=63 time=0.597 ms
64 bytes from 172.28.231.246: icmp_seq=3 ttl=63 time=0.711 ms
64 bytes from 172.28.231.246: icmp_seq=4 ttl=63 time=0.67 ms
--- 172.28.231.246 ping statistics ---
5 packets transmitted, 4 packets received, 20.00% packet loss
round-trip min/avg/max = 0.597/0.694/0.799 ms
関連コマンド
|
|
ping6 |
IPv6 アドレス指定により、別のデバイスへの接続が特定されます。 |
ping6
別のデバイスへのネットワーク接続を IPv6 アドレス指定を使用して判別するには、 ping6 コマンドを使用します。
ping6 { dest-ipv6-address | hostname } [ count { number | unlimited}] [interface intf-id ] [interval seconds ] [packet-size bytes ] [source ipv6-address ] [timeout seconds ] [vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
dest-ipv6-address |
宛先デバイスの IPv6 アドレス。フォーマットは、 A . B . C . D です。 |
hostname |
宛先デバイスのホスト名。大文字と小文字が区別されます。 |
count |
(任意)送信の数が指定されます。 |
number |
PING の数。範囲は 1 ~ 655350 で、デフォルトは 5 です。 |
unlimited |
無限数の PING が許可されます。 |
interface intf-id |
(任意)IPv6 パケットを送信するインターフェイスが指定されます。有効なインターフェイスのタイプは、イーサネット、ループバック、ポート チャネル、および VLAN です。 |
interval seconds |
(任意)送信間隔が秒数で指定されます。範囲は 0 ~ 60 で、デフォルトは 1 秒です。 |
packet-size bytes |
(任意)送信するパケットのサイズがバイト数で指定されます。範囲は 1 ~ 65468 です。 |
source ipv6-address |
(任意)使用する送信元 IPv6 アドレスが指定されます。フォーマットは、 A : B :: C : D です。デフォルトは、デバイスの管理インターフェイスの IPv6 アドレスです。 |
timeout seconds |
(任意)応答がない場合のタイムアウト間隔が秒数で指定されます。範囲は 1 ~ 60 で、デフォルトは 2 秒です。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF 名が指定されます。デフォルトは、デフォルトの VRF です。 |
デフォルト
デフォルト値については、このコマンドの「シンタックスの説明」を参照してください。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
別のデバイスへのネットワーク接続を IPv6 アドレス指定を使用して判別するには、 ping コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、別のデバイスへの接続を IPv6 アドレス指定を使用して判別する例を示します。
switch# ping6 2001:0DB8::200C:417A vrf management
関連コマンド
|
|
ping |
IPv6 アドレス指定により、別のデバイスへの接続が特定されます。 |
power redundancy-mode
電源の冗長モードを設定するには、 power redundancy-mode コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
power redundancy-mode {combined | insrc-redundant | ps-redundant | redundant}
no power redundancy-mode {combined | insrc-redundant | ps-redundant | redundant}
シンタックスの説明
combined |
複合電源モードが指定されます。 |
insrc-redundant |
入力電源冗長モードが指定されます。 |
ps-redundant |
電源サポート冗長モードが指定されます。 |
redundant |
完全冗長モードが指定されます。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
電源は、次のモードに設定できます。
• 複合モード ― これは、最も簡素な電源モードですが、電源の冗長性がありません。このモードで使用できる電源は、すべての電源モジュールの合計の電力です。
• 電源冗長モード ― このモードでは、アクティブな電源モジュールが停止した場合に備えて、予備の電源が用意されます。このモードの場合、最大電力を供給できる電源モジュールがスタンバイ モードで動作します。他の 1 台または 2 台の電源モジュールはアクティブになります。使用できる電力は、アクティブな電源ユニットから供給される電力量です。
• 入力電源冗長モード ― このモードでは、2 つの電気系統を使用し、各系統がそれぞれの電源内の各モジュールの半分に電力を供給します。一方の電源系統が停止すると、各電源モジュールには、他方の半分のモジュールから電力が供給され続けます。使用できる電力は、2 つの系統のうちの電力が小さい方から供給される電力です。
• 完全冗長モード ― このモードは、電源冗長と入力電源冗長を組み合わせたものです。つまり、シャーシには予備の電源があり、各電源モジュールの半分が一方の電気系統に接続され、残りの半分が他方の電気系統に接続されます。使用できる電力は、電源モードで使用できる電力と、入力電源モードで使用できる電力のうち、小さい方です。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、電源冗長モードを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# power redundancy-mode redundant
次に、電源冗長モードをデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# no power redundancy-mode redundant
関連コマンド
|
|
show environment |
デバイスのハードウェア環境に関する情報が表示されます。 |
poweroff module
I/O モジュールの電源をオフにするには、 poweroff module コマンドを使用します。モジュールの電源をオンにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
poweroff module slot
no poweroff module slot
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、I/O モジュールの電源をオフにする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# poweroff module 2
次に、I/O モジュールの電源をオンにする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# no poweroff module 2
関連コマンド
|
|
show module |
モジュールのステータス情報が表示されます。 |
purge module running-config
存在しないモジュールの設定を実行コンフィギュレーションから削除するには、 purge module コマンドを使用します。
purge module slot running-config
コマンド モード
任意のコマンド モード
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
どのモジュールが存在しないかを確認するには、 show hardware コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、存在しないモジュールの設定を実行コンフィギュレーションから削除する例を示します。
switch# purge module 1 running-config
関連コマンド
|
|
show running-config |
実行コンフィギュレーションが表示されます。 |
reload
NX-OS デバイス全体をリロードするには、 reload コマンドを使用します。
reload [soft]
シンタックスの説明
soft |
(任意)アクティブ スーパーバイザ モジュールに CMP をリロードしないように指定されます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
reload コマンドでは、デバイス上のトラフィックを中断します。
(注) reload コマンドでは、実行コンフィギュレーションは保存されません。デバイスの現在の設定を保存するには、copy running-config startup-config コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、NX-OS デバイスをリロードする例を示します。
switch# copy running-config startup-config
[########################################] 100%
This command will reboot the system. (y/n)? [n] y
関連コマンド
|
|
copy running-config startup-config |
現在の実行コンフィギュレーションがスタートアップ コンフィギュレーションにコピーされます。 |
show version |
ソフトウェア バージョンに関する情報が表示されます。 |
reload cmp module
Connectivity Management Processor(CMP; 接続管理プロセッサ)をリロードするには、 reload cmp module コマンドを使用します。
reload cmp module slot
コマンド モード
任意のコマンド モード
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
使用しているデバイスでの CMP の場所を特定するには、 show hardware コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、スロット 5 のスーパーバイザ モジュールに CMP をリロードする例を示します。
switch# reload cmp module 5
関連コマンド
|
|
show version |
ソフトウェア バージョンに関する情報が表示されます。 |
reload module
デバイスにモジュールをリロードするには、 reload module コマンドを使用します。
reload module slot [force-dnld]
シンタックスの説明
slot |
シャーシのスロット番号 |
force-dnld |
(任意)ソフトウェアがモジュールに強制的にダウンロードされます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
使用しているデバイス上のハードウェアに関する情報を表示するには、 show hardware コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
関連コマンド
|
|
show version |
ソフトウェア バージョンに関する情報が表示されます。 |
rmdir
ディレクトリを削除するには、 rmdir コマンドを使用します。
rmdir [ filesystem :[// module /]] directory
シンタックスの説明
filesystem : |
(任意)ファイル システムの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
// module / |
(任意)スーパーバイザ モジュールの ID。有効な値は、 sup-active 、 sup-local 、 sup-remote 、または sup-standby です。ID では、大文字と小文字が区別されます。 |
directory |
ディレクトリの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
デフォルト
ディレクトリが現在の作業ディレクトリから削除されます。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
関連コマンド
|
|
cd |
現在の作業ディレクトリが変更されます。 |
dir |
ディレクトリの内容が表示されます。 |
pwd |
現在の作業ディレクトリの名前が表示されます。 |
run-script
コマンド スクリプト ファイルを CLI(コマンドライン インターフェイス)で実行するには、 run-script コマンドを使用します。
run-script [ filesystem :[// module /]][ directory / ] filename
シンタックスの説明
filesystem : |
(任意)ファイル システムの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
// module / |
(任意)スーパーバイザ モジュールの ID。有効な値は、 sup-active 、 sup-local 、 sup-remote 、または sup-standby です。ID では、大文字と小文字が区別されます。 |
directory / |
(任意)ディレクトリの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
filename |
コマンド ファイルの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
コマンド ファイルをリモート デバイス上に作成し、 copy コマンドを使用してそのファイルを NX-OS デバイスにダウンロードする必要があります。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、コマンド スクリプト ファイルを実行する例を示します。
switch# run-script script-file
関連コマンド
|
|
cd |
現在の作業ディレクトリが変更されます。 |
copy |
ファイルがコピーされます。 |
dir |
ディレクトリの内容が表示されます。 |
pwd |
現在の作業ディレクトリの名前が表示されます。 |
send
メッセージをアクティブ ユーザ セッションに送信するには、 send コマンドを使用します。
send [session line ] text
シンタックスの説明
session line |
(任意)ユーザ セッションが指定されます。 |
text |
テキスト ストリング。80 文字以内の英数字を使用でき、大文字と小文字が区別されます。 |
デフォルト
メッセージがすべてのアクティブ ユーザ セッションに送信されます。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
show users コマンドを使用すると、アクティブ ユーザ セッションに関する情報を表示できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、デバイス上のすべてのアクティブ ユーザ セッションにメッセージを送信する例を示します。
switch# send The system will reload in 15 minutes!
The system will reload in 15 minutes!
次に、特定のユーザ セッションにメッセージを送信する例を示します。
switch# send session pts/39 You must log off the device.
関連コマンド
|
|
show users |
デバイス上のアクティブ ユーザ セッションが表示されます。 |
setup
デバイスの基本セットアップ ダイアログを開始するには、 setup コマンドを使用します。
setup
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
セットアップ スクリプトでは、ユーザが設定した値ではなく、出荷時のデフォルト値が使用されます。このダイアログは、Ctrl-C を押すと、いつでも終了できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、デバイスの基本セットアップ スクリプトを開始する例を示します。
---- Basic System Configuration Dialog VDC: 1 ----
This setup utility will guide you through the basic configuration of
the system. Setup configures only enough connectivity for management
*Note: setup is mainly used for configuring the system initially,
when no configuration is present. So setup always assumes system
defaults and not the current system configuration values.
Press Enter at anytime to skip a dialog. Use ctrl-c at anytime
to skip the remaining dialogs.
Would you like to enter the basic configuration dialog (yes/no):
関連コマンド
|
|
show running-config |
実行コンフィギュレーションが表示されます。 |
session-limit
デバイス上の同時仮想ターミナル セッションの最大数を設定するには、 session-limit コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
session-limit sessions
no session-limit sessions
シンタックスの説明
sessions |
セッションの最大数。範囲は 1 ~ 64 です。 |
コマンド モード
ライン コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、同時仮想ターミナル セッションの最大数を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config-line)# session-limit 48
次に、同時仮想ターミナル セッションの最大数をデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config-line)# no session-limit 48
関連コマンド
|
|
show running-config |
実行コンフィギュレーションが表示されます。 |
show banner motd
MoTD(Message-of-The-Day)バナーを表示するには、 show banner motd コマンドを使用します。
show banner motd
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、MoTD バナーを表示する例を示します。
Unauthorize access prohibited!
関連コマンド
|
|
banner motd |
MoTD バナーが設定されます。 |
show boot
ブート変数の設定を表示するには、 show boot コマンドを使用します。
show boot [ auto-copy | module [ slot ] | sup-1 | sup-2 | variables]
シンタックスの説明
auto-copy |
(任意)ブートの自動コピーのステータスが表示されます。 |
module |
(任意)I/O モジュールに設定されているブート変数が表示されます。 |
slot |
(任意)シャーシのスロット番号 |
sup-1 |
(任意)スーパーバイザ モジュール 1(sup-1)に設定されているブート変数が表示されます。 |
sup-2 |
(任意)スーパーバイザ モジュール 2(sup-2)に設定されているブート変数が表示されます。 |
variable |
(任意)ブート変数のリストが表示されます。 |
デフォルト
設定されているすべてのブート変数が表示されます。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
sup-1 は、2 つのスーパーバイザ モジュールがあるシャーシの上位のスーパーバイザ モジュールを指し、sup-2 は下位のスーパーバイザ モジュールを指します。たとえば、Cisco NX-OS 7010 デバイスでは、sup-1 はスロット 5 にあり、sup-2 はスロット 6 にあります。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、設定されているすべてのブート変数を表示する例を示します。
kickstart variable = bootflash:/n7000-s1-kickstart.4.0.2.bin
system variable = bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.2.bin
kickstart variable = bootflash:/n7000-s1-kickstart.4.0.2.bin
system variable = bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.2.bin
No module boot variable set
次に、スーパーバイザ モジュール 1 のブート変数を表示する例を示します。
kickstart variable = bootflash:/n7000-s1-kickstart.4.0.2.bin
system variable = bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.2.bin
次に、ブート変数名のリストを表示する例を示します(フィールドの説明については、 表5 を参照)。
switch# show boot variables
表5 show boot variables のフィールドの説明
|
|
ssi |
サポート対象外 |
system |
システム イメージ ファイル名の変数の名前 |
asm-sfn |
サポート対象外 |
kickstart |
キックスタート イメージ ファイル名の変数の名前 |
関連コマンド
|
|
boot auto-copy |
スタンバイ スーパーバイザ モジュールへのブート イメージの自動コピーがイネーブルになります。 |
boot kickstart |
キックスタート イメージのブート変数が設定されます。 |
boot system |
システム イメージのブート変数が設定されます。 |
show cli alias
コマンド エイリアスの設定を表示するには、 show cli alias コマンドを使用します。
show cli alias [name alias-name ]
シンタックスの説明
name alias-name |
(任意)コマンド エイリアスの名前が指定されます。大文字と小文字は区別されません。 |
デフォルト
設定されているすべてのコマンド エイリアス変数が表示されます。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、設定されているすべてのコマンド エイリアスを表示する例を示します。
ethint :interface ethernet
shintbr :show interface br
shintupbr :shintbr | include up | include ethernet
crun :copy running-config startup-config
次に、特定のコマンド エイリアスを表示する例を示します。
switch# show cli alias name ethint
ethint :interface ethernet
関連コマンド
|
|
cli alias name |
コマンド エイリアスが設定されます。 |
show cli history
コマンド履歴を表示するには、 show cli history コマンドを使用します。
show cli history [ lines ] [unformatted]
シンタックスの説明
lines |
(任意)コマンド履歴行の最後の行を何行表示するかを示す値 |
unformatted |
(任意)コマンドは、行番号およびタイムスタンプなしで表示されます。 |
デフォルト
履歴全体が、行番号およびタイムスタンプ付きで表示されます。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、すべてのコマンド履歴を表示する例を示します。
1 23:00:05 show boot sup-1
2 23:01:23 show boot variables
5 23:22:25 show cli alias
6 00:00:10 show cli alias name ethint
次に、コマンド履歴の最後の 10 行を表示する例を示します。
switch# show cli history 10
42 00:42:54 ip route 0.0.0.0/0 172.28.230.1
43 00:42:54 interface mgmt0
44 00:42:54 ip address 172.28.231.193/23
46 00:42:54 aaa group server radius aaa-private-sg
47 00:42:54 use-vrf management
48 00:42:54 telnet server enable
49 00:42:54 logging server 172.28.254.254
50 00:42:54 power redundancy-mode combined
51 00:43:28 show cli history 10
次に、コマンド履歴を行番号およびタイムスタンプなしで表示する例を示します。
switch# show cli history unformatted
ip route 0.0.0.0/0 172.28.230.1
ip address 172.28.231.193/23
aaa group server radius aaa-private-sg
logging server 172.28.254.254
power redundancy-mode combined
show cli history unformated
show cli variables
CLI 変数の設定を表示するには、 show cli variables コマンドを使用します。
show cli variables
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、CLI 変数を表示する例を示します。
switch# show cli variables
TIMESTAMP="2008-06-13-01.14.09"
testinterface="ethernet 2/3"
関連コマンド
|
|
cli var name |
CLI 変数が設定されます。 |
show clock
クロックの設定を表示するには、 show clock コマンドを使用します。
show clock [detail]
シンタックスの説明
detail |
(任意)サマータイム(夏時間)のオフセット設定が表示されます。 |
デフォルト
設定されているすべてのコマンド エイリアス変数が表示されます。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、クロックの設定を表示する例を示します。
Fri Jun 13 02:19:20 PDT 2008
次に、クロックの設定およびサマータイム(夏時間)の設定を表示する例を示します。
switch# show clock detail
Fri Jun 13 02:19:02 PDT 2008
summer-time configuration:
--------------------------
starts : 1 Sunday March at 02:00 hours
Ends : 1 Sunday November at 02:00 hours
関連コマンド
|
|
clock set |
クロック時刻が設定されます。 |
clock summer-time |
サマータイム(夏時間)のオフセットが設定されます。 |
show copyright
Cisco NX-OS ソフトウェアの著作権情報を表示するには、 show copyright コマンドを使用します。
show copyright
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、Cisco NX-OS の著作権情報を表示する例を示します。
Cisco Nexus Operating System (NX-OS) Software
TAC support: http://www.cisco.com/tac
Copyright (c) 2002-2008, Cisco Systems, Inc. All rights reserved.
The copyrights to certain works contained in this software are
owned by other third parties and used and distributed under
license. Certain components of this software are licensed under
the GNU General Public License (GPL) version 2.0 or the GNU
Lesser General Public License (LGPL) Version 2.1. A copy of each
such license is available at
http://www.opensource.org/licenses/gpl-2.0.php and
http://www.opensource.org/licenses/lgpl-2.1.php
show debug logfile
デバッグ ログファイルの内容を表示するには、 show debug-logfile コマンドを使用します。
show debug logfile filename
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
ログファイルは、log: ファイル システムに含まれています。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、デバッグ ログファイルの内容を表示する例を示します。
switch# show debug logfile syslogd_debugs
Dropping MTS notif(not a reject) reference, from: 0x00000601/22000, To: 0x000006
01/32, Opcode: 8888, MsgID: 38388549, rr_token: 0
select_and_process_log_messages :: Successful select, count = 1, Activity on: 9
Jun 9 23:49:58 2008 Message from UNIX socket: #9
Jun 9 23:49:58 2008 printchopped :: Message - <15>Jun 9 23:49:58 aaad: Semapho
Jun 9 23:49:58 2008 printchopped :: Calling copy_message(do loop), message - <1
5>Jun 9 23:49:58 aaad: Semaphore lock success
関連コマンド
|
|
debug logfile |
デバッグ ログファイルが設定されます。 |
show file
ローカル メモリ上のファイルの内容を表示するには、 show file コマンドを使用します。
show file [ filesystem :][// directory / ] filename
シンタックスの説明
filesystem : |
(任意)ファイル システムの名前。有効な値は、 bootflash 、 debug 、 logflash 、 slot0 、 usb1 、 usb2 、または volatile です。 |
// directory / |
(任意)ディレクトリの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
filename |
ファイルの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、ファイルの内容を表示する例を示します。
switch# show file scriptfile
interface $(testinterface)
show interface $(testinterface)
関連コマンド
|
|
cd |
現在の作業ディレクトリが変更されます。 |
dir |
ディレクトリの内容が表示されます。 |
pwd |
現在の作業ディレクトリの名前が表示されます。 |
show hostname
デバイスのホスト名を表示するには、 show hostname コマンドを使用します。
show hostname
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
show switchname コマンドでも、デバイスのホスト名が表示されます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、デバイスのホスト名を表示する例を示します。
関連コマンド
|
|
hostname |
デバイスのホスト名が設定されます。 |
show switchname |
ホスト名が表示されます。 |
show incompatibility system
実行中のシステム イメージと、Cisco NX-OS ソフトウェアをダウングレードする前のシステム イメージとの設定の非互換性を表示するには、 show incompatibility system コマンドを使用します。
show incompatibility system { bootflash: | slot0: | volatile: } filename
シンタックスの説明
bootflash: |
内部フラッシュ メモリが指定されます。 |
slot0: |
外部フラッシュ メモリが指定されます。 |
volatile: |
デバイス上の揮発性メモリが指定されます。 |
filename |
ロードしたソフトウェア イメージと比較するシステム イメージのファイル名 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、設定の非互換性を表示する例を示します。
switch# show incompatibility system bootflash:old_image.bin
The following configurations on active are incompatible with the system image
1) Service : eth_port_channel , Capability : CAP_FEATURE_AUTO_CREATED_PORT_CHANNEL
Description : active mode port channels, auto create enabled ports or auto created port-channels are present
Capability requirement : STRICT
Disable command : 1.Convert Active mode port channels to On mode port channels (no channel
2.Disable autocreate on interfaces (no channel-group auto).
3.Convert autocreated port channels to be persistent (port-channel 1 persistent).
show install all
install all コマンドの動作に関連する情報を表示するには、 show install all コマンドを使用します。
show install all { failure-reason | impact [ kickstart | system] | status }
シンタックスの説明
failure-reason |
ソフトウェアのインストールが失敗した理由が表示されます。 |
impact |
ブート変数で参照されるイメージをインストールすることで生じる影響が表示されます。 |
kickstart |
(任意)キックスタート ブート変数で参照されるキックスタート イメージをインストールすることで生じる影響が表示されます。 |
system |
(任意)キックスタート ブート変数で参照されるシステム イメージをインストールすることで生じる影響が表示されます。 |
status |
ソフトウェア インストール プロセスのステータスが表示されます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、インストールが失敗した理由を表示する例を示します。
switch# show install all failure-reason
No install all failure-reason
次に、新しいイメージをインストールすることで生じる影響を表示する例を示します。
switch# show install all impact
Verifying image bootflash:/n7000-s1-kickstart.4.0.2.bin for boot variable "
[####################] 100% -- SUCCESS
Verifying image bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.2.bin for boot variable "system
[####################] 100% -- SUCCESS
[####################] 100% -- SUCCESS
Extracting "lc1n7k" version from image bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.2.bin.
[####################] 100% -- SUCCESS
Extracting "bios" version from image bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.2.bin.
[####################] 100% -- SUCCESS
Extracting "system" version from image bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.2.bin.
[####################] 100% -- SUCCESS
Extracting "kickstart" version from image bootflash:/n7000-s1-kickstart.4.0.2.gb
[####################] 100% -- SUCCESS
Compatibility check is done:
Module bootable Impact Install-type Reason
------ -------- -------------- ------------ ------
2 yes non-disruptive none
6 yes non-disruptive none
Images will be upgraded according to following table:
Module Image Running-Version(pri:alt) New-Versi
------ ---------- ---------------------------------------- ------------------
2 bios v1.10.5(02/27/08): v1.10.5(02/27/08) v1.10.5(02/27/0
6 bios v3.17.0(03/23/08): v3.17.0(03/23/08) v3.17.0(03/23/0
次に、ソフトウェアのインストールのステータスを表示する例を示します。
switch# show install all impact
There is an on-going installation...
Enter Ctrl-C to go back to the prompt.
Verifying image bootflash:/n7000-s1-kickstart.4.0.2.bin
Verifying image bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.2.bin
Extracting "system" version from image bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.2.bin.
Extracting "kickstart" version from image bootflash:/n7000-s1-kickstart.4.0.2.bin.
Extracting "loader" version from image bootflash:/n7000-s1-kickstart.4.0.2.bin.
関連コマンド
|
|
install all |
ソフトウェアが物理デバイスにインストールされます。 |
show boot |
ブート変数の設定が表示されます。 |
show license
ライセンス情報を表示するには、 show license コマンドを使用します。
show license [brief | file filename ]
シンタックスの説明
brief |
(任意)デバイスにインストールされているライセンス ファイルのリストが表示されます。 |
file filename |
(任意)特定のライセンス ファイルの情報が表示されます。 |
デフォルト
インストールされているライセンスの情報が表示されます。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、デバイスにインストールされている特定のライセンスを表示する例を示します。
switch# show license file Enterprise.lic
INCREMENT LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG cisco 1.0 permanent uncounted \
VENDOR_STRING=<LIC_SOURCE>MDS_SWIFT</LIC_SOURCE><SKU>N7K-LAN1K9=</SKU> \
NOTICE="<LicFileID>20071025133322456</LicFileID><LicLineID>1</LicLineID>
<PAK></PAK>" SIGN=0CC6E2245FBE
次に、デバイスにインストールされているライセンス ファイルのリストを表示する例を示します。
switch# show license brief
次に、デバイスにインストールされているすべてのライセンスを表示する例を示します。
INCREMENT LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG cisco 1.0 permanent uncounted \
VENDOR_STRING=<LIC_SOURCE>MDS_SWIFT</LIC_SOURCE><SKU>N7K-LAN1K9=</SKU> \
NOTICE="<LicFileID>20071025133322456</LicFileID><LicLineID>1</LicLineID>
<PAK></PAK>" SIGN=0CC6E2245FBE
show license host-id
ライセンスの要求に使用するシャーシのシリアル番号を表示するには、 show license host-id コマンドを使用します。
show license host-id
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
シリアル番号は、コロン(:)のあとに表示されるストリング全体です。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、ホスト ID(ノード ロック ライセンスの要求に必要)を表示する例を示します。
switch# show license host-id
License hostid:VDH=4C0AF664
show license usage
ライセンス使用状況の情報を表示するには、 show license usage コマンドを使用します。
show license usage [vdc-all] [LAN_ADVANCED_SERVICES_PKG | LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG ]
シンタックスの説明
vdc-all |
(任意)すべての VDC のライセンス情報が表示されます。 |
LAN_ADVANCED_SERVICES_PKG |
(任意)Advanced Services ライセンス パッケージで使用中のライセンス付き機能のリストが表示されます。 |
LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG |
(任意)Enterprise Services ライセンス パッケージで使用中のライセンス付き機能のリストが表示されます。 |
デフォルト
ローカル VDC のライセンスの使用状況が表示されます。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、ローカル VDC の現在のライセンスの使用状況に関する情報を表示する例を示します。
switch# show license usage
Feature Ins Lic Status Expiry Date Comments
--------------------------------------------------------------------------------
LAN_ADVANCED_SERVICES_PKG No - In use Grace 116D 20H
LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG No - In use Grace 116D 20H
--------------------------------------------------------------------------------
次に、特定のライセンスで使用されている機能のリストを表示する例を示します。
switch# show license usage LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG
次に、すべての VDC の特定のライセンスで使用されている機能のリストを表示する例を示します。
switch# show license usage vdc-all LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG
(注) コマンド出力で機能名のあとに示される「@2」は、その機能が VDC 2 でイネーブルであることを示します。VDC の名前および ID の情報を表示するには、show vdc コマンドを使用します。
show line
COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報を表示するには、 show line コマンドを使用します。
show line [ com1 | console ]
シンタックスの説明
com1 |
(任意)COM1 ポートの設定に関する情報のみが表示されます。 |
console |
(任意)コンソール ポートの設定に関する情報のみが表示されます。 |
デフォルト
COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報を表示する例を示します。
Databits: 8 bits per byte
default : ATE0Q1&D2&C1S0=1\015
Statistics: tx:26197 rx:805 Register Bits:RTS|CTS|DTR|DSR|CD|RI
Databits: 8 bits per byte
default : ATE0Q1&D2&C1S0=1\015
Statistics: +o Cee+ Register Bits:RTS|CTS|DTR|DSR|CD|RI
次に、コンソール ポートの設定に関する情報のみを表示する例を示します。
switch# show line console
Databits: 8 bits per byte
default : ATE0Q1&D2&C1S0=1\015
Statistics: tx:26197 rx:805 Register Bits:RTS|CTS|DTR|DSR|CD|RI
関連コマンド
|
|
line com1 |
COM1 ポート コンフィギュレーション モードが開始します。 |
line console |
コンソール ポート コンフィギュレーション モードが開始します。 |
show running-config
実行コンフィギュレーションを表示するには、 show running-config コマンドを使用します。
show running-config [all]
シンタックスの説明
all |
(任意)すべてのデフォルト値および設定済み情報が表示されます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、実行コンフィギュレーションに対して行われた変更を表示する例を示します。
switch# show running-config
次に、デフォルト値を含めて、実行コンフィギュレーション全体を表示する例を示します。
switch# show running-config all
関連コマンド
|
|
copy running-config startup-config |
実行コンフィギュレーションがスタートアップ コンフィギュレーションにコピーされます。 |
show running-config diff |
実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションの差異が表示されます。 |
show startup-config |
スタートアップ コンフィギュレーションが表示されます。 |
show running-config diff
実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションの差異を表示するには、 show running-config diff コマンドを使用します。
show running-config diff
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
表6 に、コマンド出力で使用される表記を示します。
表6 show running-config diff の表記
|
|
******************* --- line1, line2 ---- *** line1, line2 **** |
差異のある行の範囲を示します。アスタリスク(*)で示される行の範囲はスタートアップ コンフィギュレーションの行であり、ダッシュ(-)で示される範囲は実行コンフィギュレーションの行です。 |
+ text |
その行が、実行コンフィギュレーションには含まれているが、スタートアップ コンフィギュレーションには含まれていないことを示します。 |
- text |
その行が、実行コンフィギュレーションには含まれていないが、スタートアップ コンフィギュレーションには含まれていることを示します。 |
! text |
その行が、両方のコンフィギュレーションに含まれているが、順序が違うことを示します。 |
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションの差異を表示する例を示します。
switch# show running-config diff
username foo role network-admin
username x password 5 ! role network-operator
username user-op password 5 $1$ykZCz5Y2$npXjKVQhpa4U7EtwMauQG1 role network-o
ip host 172.28.231.193 172.28.231.193
kernel core target 0.0.0.0
関連コマンド
|
|
copy running-config startup-config |
実行コンフィギュレーションがスタートアップ コンフィギュレーションにコピーされます。 |
show running-config |
実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションの差異が表示されます。 |
show startup-config |
スタートアップ コンフィギュレーションが表示されます。 |
show startup-config
スタートアップ コンフィギュレーションを表示するには、 show startup-config コマンドを使用します。
show startup-config
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、スタートアップ コンフィギュレーションを表示する例を示します。
switch# show startup-config
関連コマンド
|
|
copy running-config startup-config |
実行コンフィギュレーションがスタートアップ コンフィギュレーションにコピーされます。 |
show running-config |
実行コンフィギュレーションが表示されます。 |
show running-config diff |
実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションの差異が表示されます。 |
show switchname
デバイスのホスト名を表示するには、 show switchname コマンドを使用します。
show switchname
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
show hostname コマンドでも、デバイスのホスト名が表示されます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、デバイスのホスト名を表示する例を示します。
関連コマンド
|
|
switchname |
デバイスのホスト名が設定されます。 |
show hostname |
ホスト名が表示されます。 |
show tech-support
Cisco テクニカルサポートの情報を表示するには、 show tech-support コマンドを使用します。
show tech-support [brief | commands | feature ]
シンタックスの説明
brief |
(任意)デバイスのステータスに関する情報のみが表示されます。 |
commands |
(任意) show tech-support コマンドで実行されるコマンドの完全なリストが表示されます。 |
feature |
(任意)特定の機能の名前。機能のリストを確認するには、CLI の状況依存ヘルプ(たとえば、 show tech-support ? )を使用します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
show tech-support コマンドの出力は、非常に長い出力です。この出力をファイルにリダイレクトすると、効率よく管理できます(たとえば、 show tech-support > bootflash: filename を使用)。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、テクニカルサポート情報を表示してファイルにリダイレクトする例を示します。
switch# show tech-support > bootflash:tsupport_file
次に、デバイスに関する簡単なテクニカルサポート情報を表示する例を示します。
switch# show tech-support brief
次に、特定の機能に関するテクニカルサポート情報を表示する例を示します。
switch# show tech-support aaa
次に、テクニカルサポート情報を生成するコマンドを表示する例を示します。
switch# show tech-support commands
show terminal
セッションのターミナル設定に関する情報を表示するには、 show terminal コマンドを使用します。
show terminal
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、セッションのターミナル設定に関する情報を表示する例を示します。
TTY: /dev/pts/41 Type: "ansi"
Length: 31 lines, Width: 80 columns
関連コマンド
|
|
terminal length |
セッションのターミナルの表示の長さが設定されます。 |
terminal session-timeout |
セッションのターミナルの非アクティブ セッションのタイムアウトが設定されます。 |
terminal type |
セッションのターミナルのタイプが設定されます。 |
terminal width |
セッションのターミナルの表示幅が設定されます。 |
show version
ソフトウェア バージョンに関する情報を表示するには、 show version コマンドを使用します。
show version [epld filename | fan fan-number epld | image filename | module slot [epld] | xbar xbar-number epld]
シンタックスの説明
epld filename |
(任意)EPLD イメージ ファイルのバージョン情報が表示されます。 |
fan fan-number epld |
(任意)ファンの EPLD のバージョン情報が表示されます。 |
image filename |
(任意)システム イメージ ファイルまたはキックスタート イメージ ファイルのバージョン情報が表示されます。 |
module slot |
(任意)I/O モジュールのイメージおよび BIOS のバージョン情報が表示されます。 |
epld |
(任意)I/O モジュール上の EPLD イメージのバージョン情報が表示されます。 |
xbar xbar-number epld |
(任意)ファブリック モジュールの EPLD のバージョン情報が表示されます。 |
デフォルト
実行中のキックスタート イメージおよびシステム イメージのソフトウェア バージョン情報が表示されます。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
ネットワーク オペレータ
vdc オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、デバイスで実行中のキックスタート イメージおよびシステム イメージのバージョン情報を表示する例を示します。
Cisco Nexus Operating System (NX-OS) Software
TAC support: http://www.cisco.com/tac
Copyright (c) 2002-2008, Cisco Systems, Inc. All rights reserved.
The copyrights to certain works contained in this software are
owned by other third parties and used and distributed under
license. Certain components of this software are licensed under
the GNU General Public License (GPL) version 2.0 or the GNU
Lesser General Public License (LGPL) Version 2.1. A copy of each
such license is available at
http://www.opensource.org/licenses/gpl-2.0.php and
http://www.opensource.org/licenses/lgpl-2.1.php
kickstart: version 4.0(1a) [gdb]
system: version 4.0(1a) [gdb]
BIOS compile time: 03/23/08
kickstart image file is: bootflash:/n7000-s1-kickstart.4.0.1a.bin
kickstart compile time: 5/8/2008 13:00:00 [05/20/2008 07:52:26]
system image file is: bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.1a.bin
system compile time: 5/8/2008 13:00:00 [05/20/2008 08:35:00]
cisco Nexus7000 C7010 (10 Slot) Chassis ("Supervisor module-1X")
Intel(R) Xeon(R) CPU with 2063436 kB of memory.
Processor Board ID JAB10380101
slot0: 0 kB (expansion flash)
Kernel uptime is 1 day(s), 3 hour(s), 48 minute(s), 20 second(s)
Last reset at 761445 usecs after Wed May 21 11:46:23 2008
Reason: Reset Requested by CLI command reload
System version: 4.0(1.51)
Core Plugin, Ethernet Plugin
CMP (Module 6) no response
CMP (Module 5) no response
次に、イメージ ファイルのバージョン情報を表示する例を示します。
switch# show version image bootflash:old_image
compiled: 4/3/2008 8:00:00 [04/18/2008 08:26:29]
次に、I/O モジュールのバージョン情報を表示する例を示します。
switch# show version module 2
ModNo Image Type SW Version SW Interim Version BIOS Version
2 SLC 4.0(1a) 4.0(1a) 1.10.5
次に、I/O モジュール上の EPLD イメージのバージョン情報を表示する例を示します。
switch# show version module 2 epld
---------------------------------------
次に、ファブリック モジュール上の EPLD イメージのバージョン情報を表示する例を示します。
switch# show version xbar 1 epld
---------------------------------------
sleep
プロンプトを表示する前に CLI(コマンドライン インターフェイス)を一時停止させるには、 sleep コマンドを使用します。
sleep seconds
シンタックスの説明
seconds |
秒数。範囲は 0 ~ 2147483647 です。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドをコマンド スクリプトで使用すると、スクリプトの実行を遅らせることができます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、プロンプトを表示する前に CLI を一時停止させる例を示します。
speed(COM1 およびコンソール)
COM1 ポートまたはコンソール ポートの送受信速度を設定するには、 speed コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
speed speed
no speed speed
シンタックスの説明
speed |
速度(bps)。有効な速度は、300、1200、2400、4800、9600、19200、38400、57600、または 115200 です。 |
デフォルト
COM1 ポートのデフォルトの速度は 9600 です。
コンソール ポートのデフォルトの速度は 115200 です。
コマンド モード
COM1 ポート コンフィギュレーション
コンソール ポート コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
コンソール ポートおよび COM1 ポートは、コンソール ポート上のセッションからのみ設定できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、COM1 ポートの速度を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line com1
switch(config-com1)# speed 57600
次に、コンソール ポートの速度を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# speed 57600
次に、COM1 ポートの速度をデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line com1
switch(config-com1)# no speed 57600
次に、コンソール ポートの速度をデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# no speed 57600
関連コマンド
|
|
show line |
COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。 |
stopbits
COM1 ポートまたはコンソール ポートのストップ ビットを設定するには、 stopbits コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
stopbits {1 | 2}
no stopbits {1 | 2}
シンタックスの説明
1 |
1 ストップ ビットが指定されます。 |
2 |
2 ストップ ビットが指定されます。 |
コマンド モード
COM1 ポート コンフィギュレーション
コンソール ポート コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
コンソール ポートおよび COM1 ポートは、コンソール ポート上のセッションからのみ設定できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、COM1 ポートのストップ ビット数を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line com1
switch(config-com1)# stopbits 2
次に、コンソール ポートのストップ ビット数を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# stopbits 2
次に、COM1 ポートのストップ ビット数をデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line com1
switch(config-com1)# no stopbits 2
次に、コンソール ポートのストップ ビット数をデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# no stopbits 2
関連コマンド
|
|
show line |
COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。 |
switchname
デバイスのホスト名を設定するには、 switchname コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
switchname name
no switchname
シンタックスの説明
name |
デバイスの名前。32 文字以内の英数字で指定します。大文字と小文字が区別され、特殊文字を含めることができます。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
NX-OS ソフトウェアでは、CLI(コマンドライン インターフェイス)のプロンプトおよびデフォルトのコンフィギュレーション ファイル名でホスト名を使用します。
switchname コマンドは、 hostname コマンドと同じ機能を実行します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、デバイスのホスト名を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# switchname Engineering2
次に、デバイスのホスト名をデフォルトの設定に戻す例を示します。
Engineering2# configure terminal
Engineering2(config)# no switchname
関連コマンド
|
|
hostname |
デバイスのホスト名が設定されます。 |
show switchname |
デバイスのホスト名が表示されます。 |
tail
ファイルの末尾の行を表示するには、 tail コマンドを使用します。
tail [ filesystem :[// module /]][ directory / ] filename lines ]
シンタックスの説明
filesystem : |
(任意)ファイル システムの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
// module / |
(任意)スーパーバイザ モジュールの ID。有効な値は、 sup-active 、 sup-local 、 sup-remote 、または sup-standby です。ID では、大文字と小文字が区別されます。 |
directory / |
(任意)ディレクトリの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
filename |
コマンド ファイルの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
lines |
(任意)表示する行数。範囲は 0 ~ 80 です。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、ファイルの末尾の 10 行を表示する例を示します。
switch# tail bootflash:startup.cfg
ip arp inspection filter marp vlan 9
ip arp inspection vlan 13
ip arp inspection validate src-mac dst-mac ip
ip source binding 10.3.2.2 0f00.60b3.2333 vlan 13 interface Ethernet2/46
ip source binding 10.2.2.2 0060.3454.4555 vlan 100 interface Ethernet2/10
logging level dhcp_snoop 6
logging level eth_port_channel 6
次に、ファイルの末尾の 20 行を表示する例を示します。
switch# tail bootflash:startup.cfg 20
area 99 virtual-link 1.2.3.4
address-family ipv4 unicast
event manager applet sdtest
ip arp inspection filter marp vlan 9
ip arp inspection vlan 13
ip arp inspection validate src-mac dst-mac ip
ip source binding 10.3.2.2 0f00.60b3.2333 vlan 13 interface Ethernet2/46
ip source binding 10.2.2.2 0060.3454.4555 vlan 100 interface Ethernet2/10
logging level dhcp_snoop 6
logging level eth_port_channel 6
関連コマンド
|
|
cd |
現在の作業ディレクトリが変更されます。 |
copy |
ファイルがコピーされます。 |
dir |
ディレクトリの内容が表示されます。 |
pwd |
現在の作業ディレクトリの名前が表示されます。 |
terminal length
一時停止の前に、現在のセッションのターミナル画面に表示される出力行数を設定するには、 terminal length コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
terminal length lines
terminal no length
シンタックスの説明
lines |
表示する行数。範囲は 0 ~ 511 です。出力の表示中に一時停止しない場合は、0 を使用します。 |
デフォルト
コンソールのデフォルトは 0 です。
仮想ターミナル セッションのデフォルトは 31 です。
no 形式のデフォルトは 24 行です。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
セッションは、ターミナル長に設定された行数を表示したあと、一時停止します。別の画面で複数行を表示する場合はスペース バーを押し、別の 1 行を表示するときには Enter キーを押します。コマンド プロンプトに戻るには、Ctrl-C を押します。
ターミナル長の設定は、現在のセッションにのみ適用されます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、一時停止の前に、ターミナルに表示されるコマンドの出力行数を設定する例を示します。
switch# terminal length 28
次に、行数をデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# terminal no length
関連コマンド
|
|
show terminal |
ターミナル セッションの設定が表示されます。 |
terminal session-timeout
現在のセッションでのターミナルの無活動タイムアウトを設定するには、 terminal session-timeout コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
terminal session-timeout minutes
terminal no session-timeout
シンタックスの説明
minutes |
分。範囲は 0 ~ 525600 分(8760 時間)です。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
0 分の値を設定すると、セッション タイムアウトはディセーブルになります。
ターミナル セッションの無活動タイムアウトの設定は、現在のセッションにのみ適用されます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、セッションでのターミナルの無活動タイムアウトを設定する例を示します。
switch# terminal session-timeout 10
次に、セッションでのターミナルの無活動タイムアウトをデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# terminal no session-timeout
関連コマンド
|
|
show terminal |
ターミナル セッションの設定が表示されます。 |
terminal type
現在のセッションでのターミナル タイプを設定するには、 terminal type コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
terminal type type
terminal no type
シンタックスの説明
type |
ターミナルのタイプ。type ストリングでは大文字と小文字が区別され、有効なタイプである必要があります(たとえば、 vt100 または xterm )。文字数は 80 字以内です。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
ターミナル タイプの設定は、現在のセッションにのみ適用されます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、ターミナル タイプを設定する例を示します。
switch# terminal type xterm
次に、ターミナル タイプをデフォルトの設定に戻す例を示します。
関連コマンド
|
|
show terminal |
ターミナル セッションの設定が表示されます。 |
terminal width
セッションの現在の行に対し、ターミナル画面上の文字のカラム数を設定するには、 terminal width コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
terminal width columns
terminal no width
シンタックスの説明
columns |
カラム数。範囲は 24 ~ 511 です。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
ターミナル幅の設定は、現在のセッションにのみ適用されます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、ターミナル上に表示されるカラム数を設定する例を示します。
switch# terminal width 70
次に、カラム数をデフォルトの設定に戻す例を示します。
switch# terminal no width
関連コマンド
|
|
show terminal |
ターミナル セッションの設定が表示されます。 |
traceroute
パケットが IPv4 アドレスへの移動時に通るルートを検出するには、 traceroute コマンドを使用します。
traceroute { dest-ipv4-addr | hostname } [vrf vrf-name ] [show-mpls-hops] [source src-ipv4-addr ]
シンタックスの説明
dest-ipv4-addr |
宛先デバイスの IPv4 アドレス。フォーマットは、 A . B . C . D です。 |
hostname |
宛先デバイスの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
vrf vrf-name |
(任意)使用する VRF が指定されます。大文字と小文字が区別されます。 |
show-mpls-hops |
(任意)MPLS ホップ数が表示されます。 |
source src-ipv4-addr |
(任意)送信元 IPv4 アドレスが指定されます。フォーマットは、 A . B . C . D です。 |
デフォルト
デフォルトの VRF が使用されます。
MPLS ホップ数は表示されません。
送信元アドレスの管理 IPv4 アドレスが使用されます。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
IPv6 アドレス指定を使用してデバイスへのルートを検出するには、 traceroute6 コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、デバイスへのルートを検出する例を示します。
switch# traceroute 172.28.255.18 vrf management
traceroute to 172.28.255.18 (172.28.255.18), 30 hops max, 40 byte packets
1 172.28.230.1 (172.28.230.1) 0.746 ms 0.595 ms 0.479 ms
2 172.24.114.213 (172.24.114.213) 0.592 ms 0.51 ms 0.486 ms
3 172.20.147.50 (172.20.147.50) 0.701 ms 0.58 ms 0.486 ms
4 172.28.255.18 (172.28.255.18) 0.495 ms 0.43 ms 0.482 ms
関連コマンド
|
|
traceroute6 |
IPv6 アドレス指定を使用することで、デバイスへのルートが検出されます。 |
traceroute6
パケットが IPv6 アドレスへの移動時に通るルートを検出するには、 traceroute6 コマンドを使用します。
traceroute6 { dest-ipv6-addr | hostname } [vrf vrf-name ] [source src-ipv6-addr ]
シンタックスの説明
dest-ipv6-addr |
宛先デバイスの IPv6 アドレス。フォーマットは、 A : B :: C : D です。 |
hostname |
宛先デバイスの名前。大文字と小文字が区別されます。 |
vrf vrf-name |
(任意)使用する VRF が指定されます。大文字と小文字が区別されます。 |
source src-ipv6-addr |
(任意)送信元 IPv6 アドレスが指定されます。フォーマットは、 A : B :: C : D です。 |
デフォルト
デフォルトの VRF が使用されます。
送信元アドレスの管理 IPv6 アドレスが使用されます。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
IPv4 アドレス指定を使用してデバイスへのルートを検出するには、 traceroute コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、デバイスへのルートを検出する例を示します。
switch# traceroute6 2001:0DB8::200C:417A vrf management
関連コマンド
|
|
traceroute |
IPv4 アドレス指定を使用することで、デバイスへのルートが検出されます。 |
update license
既存のライセンスを更新するには、 update license コマンドを使用します。
update license { bootflash: | slot0: | usb0: | usb1:} filename
シンタックスの説明
bootflash: |
内部ブートフラッシュ メモリ内のライセンス ファイルが指定されます。 |
slot0: |
コンパクトフラッシュ メモリや PCMCIA カード内のライセンス ファイルが指定されます。 |
usb0: |
外部 USB メモリ内のライセンス ファイルが指定されます。 |
usb1: |
外部 USB メモリ内のライセンス ファイルが指定されます。 |
filename |
更新するライセンス ファイルの名前 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
使用上のガイドライン
このコマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)でのみ使用できます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、特定のライセンスを更新する例を示します。
switch# update license bootflash:Advanced2.lic Advanced1.lic
FEATURE LAN_ADVANCED_SERVICES cisco 1.000 permanent 30 HOSTID=VDH=4C0AF664 \
with bootflash:/Advance2.lic:
FEATURE LAN_ADVANCED_SERVICES cisco 1.000 permanent uncounted HOSTID=VDH=4C0AF664 \
Do you want to continue? (y/n) y
where
CLI(コマンドライン インターフェイス)内の現在のコンテキストを表示するには、 where コマンドを使用します。
where [detail]
シンタックスの説明
detail |
(任意)詳細なコンテキスト情報が表示されます。 |
デフォルト
コンテキスト情報の概要が表示されます。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドは、CLI 内の現在の場所と、その場所へどのように到達したかを追跡する場合に役立ちます。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、コンテキスト情報の概要を表示する例を示します。
?conf; interface Ethernet2/3 admin@switch%default
次に、詳細なコンテキスト情報を表示する例を示します。
switch(config-if)# where detail
?conf; interface Ethernet2/3 admin@switch%default
routing-context vrf: default
write erase
永続メモリ領域内の設定を消去するには、 write erase コマンドを使用します。
write erase [boot | debug]
シンタックスの説明
boot |
(任意)ブート設定のみが消去されます。 |
debug |
(任意)デバッグ設定のみが消去されます。 |
デフォルト
永続メモリ内のすべての設定が消去されます。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
vdc 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドを使用すると、情報が破損しているときや使用できない場合に、永続メモリ内のスタートアップ コンフィギュレーションを消去できます。スタートアップ コンフィギュレーションを消去すると、デバイスは初期状態に戻ります。
このコマンドにはライセンスは不要です。
例
次に、スタートアップ コンフィギュレーションを消去する例を示します。
switch(config-if)# write erase
Warning: This command will erase the startup-configuration.
Do you wish to proceed anyway? (y/n) [n] y
次に、永続メモリ内のデバッグ設定を消去する例を示します。
switch(config-if)# write erase debug
関連コマンド
|
|
copy running-config startup-config |
実行コンフィギュレーションがスタートアップ コンフィギュレーションにコピーされます。 |
show running-config |
実行コンフィギュレーションが表示されます。 |