この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
Quad Small Form-Factor Pluggable Plus(QSFP+)、Small Form-Factor Pluggable Plus(SFP+)、SFP トランシーバ、または RJ-45 コネクタを使用して、I/O モジュール上のポートを他のネットワーク デバイスに接続できます。
銅ケーブルとともに使用される RJ-45 コネクタとトランシーバはすでにシャーシに組み込まれています。 光ファイバ ケーブルを使用するトランシーバは、ケーブルと接続しないで出荷されます。 光ファイバ ケーブルやトランシーバの破損を防止するため、トランシーバを I/O モジュールに取り付けるときは、トランシーバから光ファイバ ケーブルを外しておくことを推奨します。 光ファイバ ケーブル用のトランシーバを取り外す前に、トランシーバからケーブルを取り外してください。
トランシーバと光ケーブルの有効性と耐用年数を最大化するには、次の手順に従ってください。
トランシーバを扱うときは、アース線に接続された静電気防止用リスト ストラップを着用してください。 通常、スイッチを設置するときはアースされており、リスト ストラップを接続できる静電気防止用のポートがあります。
トランシーバの取り外しおよび取り付けは、必要以上に行わないでください。 取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。
高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐために、トランシーバおよび光ファイバ ケーブルを常に埃のない清潔な状態に保ってください。 減衰(光損失)は汚れによって増加します。減衰量は 0.35 dB 未満に保つ必要があります。
埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。 損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。
警告 |
接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。 レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。 |
スイッチをネットワーク管理接続するか、スイッチをネットワークに接続する前に、コンソール端末でローカルの管理接続を確立して、スイッチの IP アドレスを設定する必要があります。 コンソールを使用し、次の機能を実行することもできます。それぞれの機能は、その接続を確立したあとで管理インターフェイスによって実行できます。
コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用してスイッチを設定する。
ネットワークの統計データおよびエラーを監視する。
簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)エージェント パラメータを設定する。
ソフトウェア アップデートをダウンロードする。
スーパーバイザ モジュールの非同期シリアル ポートと非同期伝送に対応したコンソール デバイス間で、このローカル管理接続を行います。 通常、コンピュータ端末をコンソール デバイスとして使用できます。 スーパーバイザ モジュールのコンソール シリアル ポートを使用します。
(注) |
コンソール ポートをコンピュータ端末に接続する前に、コンピュータ端末で VT100 端末エミュレーションがサポートされていることを確認してください。 端末エミュレーション ソフトウェアにより、セットアップ中および設定中にスイッチとコンピュータ間の通信が可能になります。 |
スイッチの初期設定を作成する準備が整いました(初期スイッチ設定を参照)。
スーパーバイザ管理ポート(MGMT ETH)はアウトオブバンド管理を提供するもので、これによってコマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して IP アドレスでスイッチを管理できます。 このポートでは、RJ-45 インターフェイスで 10/100/1000 イーサネット接続が使用されます。
(注) |
デュアル スーパーバイザ スイッチでは、両方のスーパーバイザ モジュールの管理インターフェイスをネットワークに接続することで、アクティブなスーパーバイザ モジュールが常にネットワークに接続されていることを確認できます(つまり、スーパーバイザ モジュールごとにこのタスクを実行できます)。 どちらのスーパーバイザ モジュールがアクティブであっても、ネットワークから実行され、アクセス可能な管理インターフェイスをスイッチで自動的に使用できるようになります。 |
注意 |
IP アドレスの重複を防ぐために、初期設定が完了するまでは、MGMT 10/100/1000 イーサネット ポートを接続しないでください。 詳細については、初期スイッチ設定を参照してください。 |
初期スイッチ設定を完了しておく必要があります(初期スイッチ設定を参照)。
ステップ 1 | モジュラ型 RJ-45 UTP ケーブルをスーパーバイザ モジュールの MGMT ETH ポートに接続します。 |
ステップ 2 | ケーブル管理システムの中央スロットにケーブルを通します。 |
ステップ 3 | ケーブルの反対側をネットワーク デバイスの 10/100/1000 イーサネット ポートに接続します。 |
各 I/O モジュールのインターフェイス ポートをネットワークに接続することができます。
スイッチ管理インターフェイスに IP アドレスを割り当て、スイッチをネットワークに接続できるようにします。
最初にスイッチの電源を入れるとブートが始まり、スイッチを設定するための一連の質問が表示されます。 スイッチをネットワークに接続できるようにするために、ユーザが指定する必要がある IP アドレス以外の各設定にはデフォルトを使用できるようになっています。 他の設定は『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS Fundamentals Configuration Guide』を参照して後で実行できます。
(注) |
ネットワーク内のデバイス間でスイッチを識別するために必要な、一意の名前も確認しておいてください。 |
これで、スイッチのスーパーバイザ モジュールごとに管理インターフェイスを設定できるようになりました。
ネットワーク接続のために、I/O モジュール上の BASE-T(銅線)ポートおよび光インターフェイス ポートを、他のデバイスに接続できます。
両端の RJ-45 コネクタが付いた銅線のネットワーク インターフェイス ケーブルを使用してネットワーク上の別のデバイスに I/O モジュール BASE-T(銅線)ポートを接続できます。
ステップ 1 | 先方のネットワーキング デバイスからスイッチまで銅インターフェイス ケーブルを通します。 スイッチで、接続する 48 ポート 10/100/1000 イーサネット I/O モジュールの横にあるケーブル管理スロットからケーブルを通します。 |
ステップ 2 |
新しいインターフェイス ケーブルの RJ-45 コネクタを I/O モジュールの適切なポートに挿入します。 ポートの LED が点灯しており緑色であることを確認します。 |
I/O モジュールのインターフェイス ポートから RJ-45 コネクタが付いた銅線のネットワーク インターフェイス ケーブルを取り外すことにより、ネットワークから BASE-T(銅線)ポートを接続解除できます。
電子部品を取り扱うときは、アースされた静電気防止用リスト ストラップの着用など、静電気防止手順に従ってください。
ステップ 1 |
I/O モジュール上の接続解除するインターフェイス ポートから RJ-45 コネクタを取り外します。 ポート LED が消灯します。 |
ステップ 2 | (任意)ケーブルの反対側のデバイスからインターフェイス ケーブルを取り外すことができます。 |
使用している I/O モジュールのモデルによっては、SFP、SFP+、または QSFP+ トランシーバを使用できます。 これらのトランシーバの一部は、トランシーバに接続する光ファイバ ケーブルを使用して動作し、他のトランシーバは事前に接続されている銅ケーブルを使用して動作します。 ポート用の光ファイバ ケーブルを取り付けるには、トランシーバに光ファイバ ケーブルを取り付ける前に、1 ギガビット光ポート用の SFP トランシーバを取り付けるか、10 ギガバイト光ポート用の SFP+ トランシーバを取り付ける必要があります。
注意 |
トランシーバの取り付けおよび取り外しを行うと、耐用年数が短くなります。 トランシーバの取り外しおよび取り付けは、絶対必要な場合以外は行わないでください。 トランシーバの取り付けまたは取り外しを行う際は、ケーブルやトランシーバの破損を防止するため、ケーブルを抜いた状態で行うことを推奨します。 |
光ファイバ トランシーバを取り外す場合は、まずトランシーバから光ファイバ ケーブルを取り外し、その後でポートからトランシーバを取り外します。
高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐためには、トランシーバおよび光ファイバ ケーブルを常に埃のない清潔な状態に保つ必要があります。 減衰(光損失)は汚れによって増加します。減衰量は 0.35 dB 未満でなければなりません。
メンテナンスの際には、次の注意事項に従ってください。
トランシーバは静電気に敏感です。 静電破壊を防止するために、アースしたシャーシに接続している静電気防止用リスト ストラップを着用してください。
トランシーバの取り外しおよび取り付けは、必要以上に行わないでください。 取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。
未使用の光接続端子には、必ずカバーを取り付けてください。 埃によって光ファイバ ケーブルの先端が傷つかないように、使用前に清掃してください。
コネクタの端に触れないように注意してください。 端に触れると指紋が残り、その他の汚染の原因となることがあります。
コネクタを定期的に清掃してください。必要な清掃の頻度は、設置環境によって異なります。 また、埃が付着したり、誤って手を触れた場合には、コネクタを清掃してください。 ウェット クリーニングとドライ クリーニングのいずれもが効果的です。設置場所の光ファイバ接続清掃手順を参照してください。
埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。 損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。
目次
Quad Small Form-Factor Pluggable Plus(QSFP+)、Small Form-Factor Pluggable Plus(SFP+)、SFP トランシーバ、または RJ-45 コネクタを使用して、I/O モジュール上のポートを他のネットワーク デバイスに接続できます。
銅ケーブルとともに使用される RJ-45 コネクタとトランシーバはすでにシャーシに組み込まれています。 光ファイバ ケーブルを使用するトランシーバは、ケーブルと接続しないで出荷されます。 光ファイバ ケーブルやトランシーバの破損を防止するため、トランシーバを I/O モジュールに取り付けるときは、トランシーバから光ファイバ ケーブルを外しておくことを推奨します。 光ファイバ ケーブル用のトランシーバを取り外す前に、トランシーバからケーブルを取り外してください。
トランシーバと光ケーブルの有効性と耐用年数を最大化するには、次の手順に従ってください。
トランシーバを扱うときは、アース線に接続された静電気防止用リスト ストラップを着用してください。 通常、スイッチを設置するときはアースされており、リスト ストラップを接続できる静電気防止用のポートがあります。
トランシーバの取り外しおよび取り付けは、必要以上に行わないでください。 取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。
高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐために、トランシーバおよび光ファイバ ケーブルを常に埃のない清潔な状態に保ってください。 減衰(光損失)は汚れによって増加します。減衰量は 0.35 dB 未満に保つ必要があります。
埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。 損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。
警告 |
接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。 レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。 |
スイッチをネットワーク管理接続するか、スイッチをネットワークに接続する前に、コンソール端末でローカルの管理接続を確立して、スイッチの IP アドレスを設定する必要があります。 コンソールを使用し、次の機能を実行することもできます。それぞれの機能は、その接続を確立したあとで管理インターフェイスによって実行できます。
コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用してスイッチを設定する。
ネットワークの統計データおよびエラーを監視する。
簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)エージェント パラメータを設定する。
ソフトウェア アップデートをダウンロードする。
スーパーバイザ モジュールの非同期シリアル ポートと非同期伝送に対応したコンソール デバイス間で、このローカル管理接続を行います。 通常、コンピュータ端末をコンソール デバイスとして使用できます。 スーパーバイザ モジュールのコンソール シリアル ポートを使用します。
(注) |
コンソール ポートをコンピュータ端末に接続する前に、コンピュータ端末で VT100 端末エミュレーションがサポートされていることを確認してください。 端末エミュレーション ソフトウェアにより、セットアップ中および設定中にスイッチとコンピュータ間の通信が可能になります。 |
ステップ 1 | 次のデフォルトのポート特性と一致するように、コンソール デバイスを設定します。 |
ステップ 2 |
CONSOLE シリアル ポートに RJ-45 ロールオーバー ケーブルを接続します。 このケーブルはアクセサリ キットに含まれています。 |
ステップ 3 | ケーブル管理システムの中央のスロットに RJ-45 ロールオーバー ケーブルを通してから、コンソールかモデムまで送ります。 |
ステップ 4 |
コンソールまたはモデムに RJ-45 ロールオーバー ケーブルの反対側を接続します。 コンソールまたはモデムで RJ-45 接続を使用できない場合は、スイッチのアクセサリ キットに含まれている DB-9F/RJ-45F PC 端末アダプタを使用します。 また、RJ-45/DSUB F/F または RJ-45/DSUB R/P アダプタを使用します。ただし、これらのアダプタを用意する必要があります。 |
スイッチの初期設定を作成する準備が整いました(初期スイッチ設定を参照)。
スーパーバイザ管理ポート(MGMT ETH)はアウトオブバンド管理を提供するもので、これによってコマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して IP アドレスでスイッチを管理できます。 このポートでは、RJ-45 インターフェイスで 10/100/1000 イーサネット接続が使用されます。
(注) |
デュアル スーパーバイザ スイッチでは、両方のスーパーバイザ モジュールの管理インターフェイスをネットワークに接続することで、アクティブなスーパーバイザ モジュールが常にネットワークに接続されていることを確認できます(つまり、スーパーバイザ モジュールごとにこのタスクを実行できます)。 どちらのスーパーバイザ モジュールがアクティブであっても、ネットワークから実行され、アクセス可能な管理インターフェイスをスイッチで自動的に使用できるようになります。 |
注意 |
IP アドレスの重複を防ぐために、初期設定が完了するまでは、MGMT 10/100/1000 イーサネット ポートを接続しないでください。 詳細については、初期スイッチ設定を参照してください。 |
初期スイッチ設定を完了しておく必要があります(初期スイッチ設定を参照)。
ステップ 1 | モジュラ型 RJ-45 UTP ケーブルをスーパーバイザ モジュールの MGMT ETH ポートに接続します。 |
ステップ 2 | ケーブル管理システムの中央スロットにケーブルを通します。 |
ステップ 3 | ケーブルの反対側をネットワーク デバイスの 10/100/1000 イーサネット ポートに接続します。 |
各 I/O モジュールのインターフェイス ポートをネットワークに接続することができます。
スイッチ管理インターフェイスに IP アドレスを割り当て、スイッチをネットワークに接続できるようにします。
最初にスイッチの電源を入れるとブートが始まり、スイッチを設定するための一連の質問が表示されます。 スイッチをネットワークに接続できるようにするために、ユーザが指定する必要がある IP アドレス以外の各設定にはデフォルトを使用できるようになっています。 他の設定は『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS Fundamentals Configuration Guide』を参照して後で実行できます。
(注) |
ネットワーク内のデバイス間でスイッチを識別するために必要な、一意の名前も確認しておいてください。 |
ステップ 1 |
取り付けた各電源モジュールを AC 回路に接続することにより、スイッチに電源投入します。 複合または電源(n +1)電源モードを使用している場合は、同じ AC 回路にすべての電源モジュールを接続します。 入力電源(n+n)電源モードを使用する場合は、1 つの AC 回路に電源モジュールの半分を接続し、別の AC 回路に残りの半分を接続します。 電源モジュール ユニットがスイッチに電力を送信すると、各電源モジュールの Input LED と Output LED がグリーンに点灯し、スイッチで使用するパスワードを指定するように求められます。 |
||||
ステップ 2 |
このスイッチに使用する新しいパスワードを入力します。 パスワードのセキュリティ強度が確認され、強力なパスワードであると見なされない場合、そのパスワードは拒否されます。 パスワードのセキュリティ強度を上げるため、次のガイドラインにパスワードが従っていることを確認します。
強力なパスワードの例を次に示します。
強力なパスワードを入力すると、パスワードを確認するように求められます。 |
||||
ステップ 3 |
同じパスワードを再入力します。 同じパスワードを入力すると、パスワードが承認され、設定に関する一連の質問が開始されます。 |
||||
ステップ 4 |
IP アドレスを要求されるまで、質問ごとにデフォルト設定を入力できます。 Mgmt0 IPv4 アドレスを要求されるまで、質問ごとにこの手順を繰り返します。 |
||||
ステップ 5 |
管理インターフェイスの IP アドレスを入力します。 Mgmt0 IPv4 ネットマスクの入力を求められます。 |
||||
ステップ 6 |
管理インターフェイスのネットワーク マスクを入力します。 設定を編集する必要があるかどうかを尋ねられます。 |
||||
ステップ 7 |
設定を変更しない場合は、no と入力します。 設定を保存する必要があるかどうかを尋ねられます。 |
||||
ステップ 8 | 設定を保存する場合は、yes と入力します。 |
これで、スイッチのスーパーバイザ モジュールごとに管理インターフェイスを設定できるようになりました。
ネットワーク接続のために、I/O モジュール上の BASE-T(銅線)ポートおよび光インターフェイス ポートを、他のデバイスに接続できます。
使用している I/O モジュールのモデルによっては、SFP、SFP+、または QSFP+ トランシーバを使用できます。 これらのトランシーバの一部は、トランシーバに接続する光ファイバ ケーブルを使用して動作し、他のトランシーバは事前に接続されている銅ケーブルを使用して動作します。 ポート用の光ファイバ ケーブルを取り付けるには、トランシーバに光ファイバ ケーブルを取り付ける前に、1 ギガビット光ポート用の SFP トランシーバを取り付けるか、10 ギガバイト光ポート用の SFP+ トランシーバを取り付ける必要があります。
注意 |
トランシーバの取り付けおよび取り外しを行うと、耐用年数が短くなります。 トランシーバの取り外しおよび取り付けは、絶対必要な場合以外は行わないでください。 トランシーバの取り付けまたは取り外しを行う際は、ケーブルやトランシーバの破損を防止するため、ケーブルを抜いた状態で行うことを推奨します。 |
高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐためには、トランシーバおよび光ファイバ ケーブルを常に埃のない清潔な状態に保つ必要があります。 減衰(光損失)は汚れによって増加します。減衰量は 0.35 dB 未満でなければなりません。
メンテナンスの際には、次の注意事項に従ってください。
トランシーバは静電気に敏感です。 静電破壊を防止するために、アースしたシャーシに接続している静電気防止用リスト ストラップを着用してください。
トランシーバの取り外しおよび取り付けは、必要以上に行わないでください。 取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。
未使用の光接続端子には、必ずカバーを取り付けてください。 埃によって光ファイバ ケーブルの先端が傷つかないように、使用前に清掃してください。
コネクタの端に触れないように注意してください。 端に触れると指紋が残り、その他の汚染の原因となることがあります。
コネクタを定期的に清掃してください。必要な清掃の頻度は、設置環境によって異なります。 また、埃が付着したり、誤って手を触れた場合には、コネクタを清掃してください。 ウェット クリーニングとドライ クリーニングのいずれもが効果的です。設置場所の光ファイバ接続清掃手順を参照してください。
埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。 損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。