この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
スイッチ設置の前に、ラックおよびキャビネットの要件に記載された要件を満たす、標準的な 4 支柱 19 インチ(48.3 cm)EIA データセンター ラック(またはこのようなラックを含むキャビネット)を設置する必要があります。
ステップ 1 |
床にラックをボルトで固定してからシャーシを載せます。
|
||||
ステップ 2 | 接合された構造を持つラックの場合は、アースに接続します。 この処置により、スイッチおよびコンポーネントを容易にアースでき、取り付けの際にアースされていないコンポーネントを扱うときに静電破壊の防止するために、静電放電(ESD)リスト ストラップを簡単にアースできます。 | ||||
ステップ 3 |
ラックにある電源装置にアクセスする必要がある場合は、設置するスイッチで必要なアンペア数の AC 電源コンセントを含めます。 アンペア数など回路の要件については、ラックおよびキャビネットの要件を参照してください。
|
新しいシャーシを設置する前に開梱して検査し、注文したすべての品目が揃っていることと、輸送中にスイッチが損傷していないことを確認します。
注意 |
シャーシまたはそのコンポーネントを取り扱うときには、常に静電気防止手順に従って静電破壊を防止してください。 この手順には、静電気防止用リスト ストラップを着用してアースに接続する作業が含まれますが、これに限定されません。 |
ヒント |
スイッチを取り出したあと、梱包用の箱は廃棄しないでください。 輸送用カートンを折りたたみ、システムに使用されていたパレットとともに保管してください。 今後システムを移動するか輸送する必要がある場合、このコンテナが必要になります。 |
ステップ 1 |
カスタマー サービス担当者から提供された機器リストと、梱包品の内容を照合します。注文したすべての品目が揃っていることを確認してください。 梱包品には次のボックスが含まれます。
|
ステップ 2 | それぞれの箱の内容に損傷がないこと確認します。 |
ステップ 3 | 不一致または損傷がある場合は、次の情報をカスタマー サービス担当者に電子メールで送信します。 |
下部支持レールは、ラックまたはキャビネットのスイッチ シャーシの重量を支えます。 ラックを安定させるためには、ラック ユニット(RU)の最下部にこのレールを取り付ける必要があります。
シャーシの下部支持レールを取り付ける前に、次の作業を実行してください。
4 支柱ラックまたはキャビネットがコンクリート床に設置され固定されていることを確認します(4 支柱ラックの設置とコンクリート床への固定を参照)。
他のデバイスがラックまたはキャビネットに格納されている場合は、スイッチを設置しようとしている場所よりも下に設置されていることを確認します。 また、同じラック内の軽いデバイスは、このスイッチを設置する場所よりも上にあることを確認します。
下部支持レール キットはがスイッチのアクセサリ キットに入っていることを確認します(シャーシ梱包の開梱および内容物と損傷の検査を参照)。
下部支持レールを最も低い RU に取り付け、水平になっていれば、これで、ラックまたはキャビネットにシャーシを取り付けることができます。
シャーシをラックに移動するには、シャーシをリフトに移動し、このリフトを使用してシャーシをラック上の該当する場所の前に位置づけ、リフトからラックにシャーシをスライドして、シャーシをラックにボルトで固定する必要があります。 電源モジュール、ファン トレイ、およびファブリック モジュールを取り外すと、シャーシを移動しやすくなります。 これらのモジュールは、静電放電(ESD)による破損の可能性を最小限に抑えるように密閉されているため、シャーシを簡単に移動できるように、シャーシから取り外すことができます。
ラックまたはキャビネットが完全に取り付けてあること(4 支柱ラックまたはキャビネットの設置を参照)。
警告 |
安定性に注意してください。 ラックの安定装置をかけるか、ラックを床にボルトで固定してから、保守のために装置を取り外す必要があります。 ラックを安定させないと、転倒することがあります。 |
ラックで使用可能な最も下の RU に下部支持レールが取り付けられ、シャーシを設置するレールの上に 21 RU(36.7 インチ(93.4 cm))以上の空きスペースがあること。
シャーシを設置する場所でデータセンターのアースを利用できること。
ラックに他のデバイスがある場合は、より重いデバイスが軽いデバイスの下に配置され、すべてのデバイスが、スイッチ シャーシのスペースを残して、可能な限り低い位置に取り付けられていること。
シャーシ梱包内容を開梱し、部品が揃っていて損傷がないか調べてあること(シャーシ梱包の開梱および内容物と損傷の検査を参照)
次の工具と部品があること。
シャーシ、およびそれに取り付けられたモジュール、ファン トレイ、および電源モジュールの重量を持ち上げることが可能なリフト。 フル装備の場合、スイッチの重量は最大 568 ポンド(258 kg)になります。 モジュールが取り付けられた状態のシャーシの重量(または保護されたモジュールを取り外した状態の重量)を判断するには、スイッチおよびモジュールの重量と数量を参照してください。
注意 |
重さが 120 ポンド(55 kg)を超えるものを持ち上げる場合は、リフトを使用する必要があります。 |
No.1 プラス トルク ドライバ
下部支持レール キットの 8 本の 12-24 x 3/4 インチまたは M6 x 19 mm プラス ネジ
(注) |
また、最大で 568 ポンド(258 kg)になるシャーシをリフトとラックの間で移動するには、最低 3 人が必要です。 |
警告 |
この装置をラックに設置したり保守作業を行ったりするときは、人身事故を防ぐため、ブレがなく安定しているかを十分に確認する必要があります。 次の注意事項に従ってください。
|
警告 |
機器の取り付けは各地域および各国の電気規格に適合する必要があります。 |
ステップ 1 |
移動のためにシャーシをできるだけ軽くする必要がある場合は、次のモジュールを取り外し、コネクタが損傷しない場所に置きます。
|
||||||||
ステップ 2 |
シャーシをリフトに載せる手順は次のとおりです。
|
||||||||
ステップ 3 | リフトを使用して 4 支柱ラックまたはキャビネット前面にシャーシを配置し、下部支持レールと水平の位置かまたはブラケット上 1/4 インチ(0.6 cm)以内の位置までシャーシを持ち上げます。 | ||||||||
ステップ 4 | シャーシ背面(空き電源モジュール スロットの側)を先にして、ラックまたはキャビネットに取り付けられるように、シャーシが配置されていることを確認します。 必要に応じて、シャーシの両側にある 2 個のハンドルを使用してリフト上でシャーシを移動できます。 | ||||||||
ステップ 5 |
2 人の作業員が、ラックまたはキャビネットの途中までシャーシを押し、1 人の作業員が、下部支持ブラケットのいずれのエッジにもシャーシが引っかからないことを確認しながら、下部支持レールまでシャーシを支えるようにします。 シャーシ前面下部だけを押してください。シャーシを移動するときは、いずれのモジュールも押さず、いずれのモジュール ハンドルも使用しないでください。
|
||||||||
ステップ 6 |
リフトが下部支持レールを超えて上昇したら、ブラケットのレベルまたはレールの下 1/4 インチ(0.6 cm)以内のレベルまでリフトをゆっくりと下げます。 この操作により、シャーシがレール上で水平に保たれ、シャーシが下部支持レール内側のエッジに引っかかるのを防ぐのに役立ちます。 |
||||||||
ステップ 7 |
シャーシをラックまたはキャビネットに完全に押し込む作業は 2 人で実行します。 2 つの垂直取り付けブラケットがラックまたはキャビネットの垂直レールに接触したらシャーシは完全に押し込まれています。 |
||||||||
ステップ 8 |
シャーシの取り付けブラケットとラック上の垂直取り付けレールの位置を合わせ、シャーシをラックに取り付けます。 シャーシ取り付けブラケット内のネジ穴の位置を、ラックまたはキャビネット上の垂直取り付けレールのネジ穴に合わせます。 プラスドライバを使用し、4 本の M6 × 19 mm または 12-24 × 3/4 インチのネジで 2 個のシャーシ取り付けブラケットをそれぞれ固定します(2 個の取り付けブラケットで合計 8 本のネジを使用)。 次の図を参照してください。
|
||||||||
ステップ 9 | ファブリック モジュールを再度取り付ける必要がある場合は、ファブリック モジュールの取り付けを参照してください。 | ||||||||
ステップ 10 | ファン トレイを再度取り付ける必要がある場合は、t_n95xx_install_fan_tray_1.xml を参照してください。 |
シャーシをラックに固定すると、スイッチをアース接続できます(シャーシのアース接続を参照)。
次の方法でシャーシと電源モジュールをアースに接続するとスイッチは接地されます。
データセンターのアースまたは完全に接合して接地したラックのどちらかにシャーシを接続します(アース パッド位置で)。
(注) |
シャーシのアース接続は、AC 電源ケーブルがシステムに接続されていなくても有効です。 |
AC 電源に AC 電源モジュールを接続すると AC 電源モジュールが自動的にアースに接続されます。
警告 |
装置を設置または交換するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 |
シャーシをアースする前に、データセンター ビルディングのアースに接続できるようになっている必要があります。 データセンターのアースに接続している接合ラック(詳細についてはラック メーカーのマニュアルを参照)にスイッチ シャーシを設置した場合は、アース パッドをラックに接続してシャーシをアースできます。 接合ラックを使用していない場合は、シャーシのアース パッドをデータセンターのアースに直接接続する必要があります。
データセンター アースにスイッチ シャーシを接続するには、次の工具と部品が必要です。
アース ラグ:最大 6 AWG 線をサポートする、2 穴の標準的バレル ラグ。 このラグはアクセサリ キットに付属しています。
アース用ネジ:M4 x 8 mm(メトリック)なべネジ× 2。 これらのネジはアクセサリ キットに付属しています。
アース線:アクセサリ キットに付属していません。 アース線のサイズは、地域および国内の設置要件を満たす必要があります。 米国で設置する場合は、電源とシステムに応じて、6 ~ 12 AWG の銅の導体が必要です。 6 ~ 12 AWG の銅の導体が必要です。 一般に入手可能な 6 AWG 線の使用を推奨します。 アース線の長さは、スイッチとアース設備の間の距離によって決まります。
No.1 プラス トルク ドライバ
アース線をアース ラグに取り付ける圧着工具。
アース線の絶縁体をはがすワイヤ ストリッパ。
ステップ 1 | ワイヤ ストリッパを使用して、アース線の端から 0.75 インチ(19 mm)ほど、被膜をはがします。 | ||||||||
ステップ 2 |
アース線の被膜をはぎとった端をアース ラグの開放端に挿入し、圧着工具を使用してラグをアース線に圧着します(次の図の 2 を参照)。 アース線をアース ラグから引っ張り、アース線がアース ラグにしっかりと接続されていることを確認します。
|
||||||||
ステップ 3 | アース ラグを 2 本の M4 ネジを使用してシャーシのアース パッドに固定し(前の図の 1 と 3 を参照)、11.5 ~ 15 インチポンド(1.3 ~ 1.7 N·m)のトルクで各ネジを締めます。 | ||||||||
ステップ 4 | アース線の反対側の端を処理し、設置場所の適切なアースに接続して、スイッチに十分なアースが確保されるようにします。 ラックが完全に接合されてアースされている場合は、ラックのベンダーが提供するマニュアルで説明されているようにアース線を接続します。 |
1 ~ 2 個の AC 電源に AC 電源モジュールを接続すると即時にスイッチに電源が投入されます。
警告 |
必ず設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。 |
警告 |
装置を電気回路に接続するときに、配線が過負荷にならないように注意してください。 |
スイッチをオンにする前に、以下の点を確認する必要があります。
スイッチに取り付けられているすべてのモジュールに必要な電力を出力できる十分な電源モジュールが搭載されている。 使用する電源モードに応じて、以下の点を検討する必要があります。
複合電源モード(電源冗長性なし)では、シャーシのすべてのモジュールに電力を供給できる十分な電源モジュールが必要です(冗長性のための追加の電源モジュールは不要です)。 最大 4 個の電源モジュールが必要です。
電源モジュールの冗長性(n +1)モードでは、シャーシ内のすべてのモジュールに電力を供給できる十分な電源モジュールが必要であり、また 1 個の電源モジュールがダウンした場合または交換する場合に冗長性を提供するため、1 個の追加電源モジュールが必要です。 必要な電源モジュールの最大数は、複合電源モードで使用する数に、冗長性のための 1 を加えたものです(n +1)。
入力電源の冗長性(n + n)モードでは 2 つの同等の電源モジュール セットが必要です。各セットは、シャーシのすべてのモジュールに電力を供給でき、個別の電源に接続します。 1 個の電源がダウンした場合、もう 1 個の電源に接続している電源モジュールがスイッチに電力を供給できます。 電源モジュールの最大数は、複合電源に必要な電源モジュールの数に、冗長性のための同数の電源モジュールの数を合算したものです(n+n)。
電源モジュールが次に示すように適切なシャーシ スロットに取り付けられている。
ステップ 1 | 電源モジュールごとに、AC 電源ケーブルを AC 電源と、電源モジュールの電源レセプタクルに差し込みます。 |
ステップ 2 | 出力電力 LED が点灯し、グリーンになることを確認します。 |
電源モジュールが稼働して、スイッチに完全に電源が投入されたら、スイッチをネットワークに接続できます。
目次
スイッチ設置の前に、ラックおよびキャビネットの要件に記載された要件を満たす、標準的な 4 支柱 19 インチ(48.3 cm)EIA データセンター ラック(またはこのようなラックを含むキャビネット)を設置する必要があります。
ステップ 1 |
床にラックをボルトで固定してからシャーシを載せます。
|
||||
ステップ 2 | 接合された構造を持つラックの場合は、アースに接続します。 この処置により、スイッチおよびコンポーネントを容易にアースでき、取り付けの際にアースされていないコンポーネントを扱うときに静電破壊の防止するために、静電放電(ESD)リスト ストラップを簡単にアースできます。 | ||||
ステップ 3 |
ラックにある電源装置にアクセスする必要がある場合は、設置するスイッチで必要なアンペア数の AC 電源コンセントを含めます。 アンペア数など回路の要件については、ラックおよびキャビネットの要件を参照してください。
|
新しいシャーシを設置する前に開梱して検査し、注文したすべての品目が揃っていることと、輸送中にスイッチが損傷していないことを確認します。
注意 |
シャーシまたはそのコンポーネントを取り扱うときには、常に静電気防止手順に従って静電破壊を防止してください。 この手順には、静電気防止用リスト ストラップを着用してアースに接続する作業が含まれますが、これに限定されません。 |
ヒント |
スイッチを取り出したあと、梱包用の箱は廃棄しないでください。 輸送用カートンを折りたたみ、システムに使用されていたパレットとともに保管してください。 今後システムを移動するか輸送する必要がある場合、このコンテナが必要になります。 |
ステップ 1 |
カスタマー サービス担当者から提供された機器リストと、梱包品の内容を照合します。注文したすべての品目が揃っていることを確認してください。 梱包品には次のボックスが含まれます。
|
ステップ 2 | それぞれの箱の内容に損傷がないこと確認します。 |
ステップ 3 | 不一致または損傷がある場合は、次の情報をカスタマー サービス担当者に電子メールで送信します。 |
下部支持レールは、ラックまたはキャビネットのスイッチ シャーシの重量を支えます。 ラックを安定させるためには、ラック ユニット(RU)の最下部にこのレールを取り付ける必要があります。
警告 |
この装置をラックに設置したり保守作業を行ったりするときは、人身事故を防ぐため、ブレがなく安定しているかを十分に確認する必要があります。 次の注意事項に従ってください。
|
シャーシの下部支持レールを取り付ける前に、次の作業を実行してください。
4 支柱ラックまたはキャビネットがコンクリート床に設置され固定されていることを確認します(4 支柱ラックの設置とコンクリート床への固定を参照)。
他のデバイスがラックまたはキャビネットに格納されている場合は、スイッチを設置しようとしている場所よりも下に設置されていることを確認します。 また、同じラック内の軽いデバイスは、このスイッチを設置する場所よりも上にあることを確認します。
下部支持レール キットはがスイッチのアクセサリ キットに入っていることを確認します(シャーシ梱包の開梱および内容物と損傷の検査を参照)。
ステップ 1 |
調整可能な 2 本の下部支持レールの 1 本をラックまたはキャビネットで使用可能な一番下の RU に配置し、ラックの前後にある垂直取り付けレールの外側の端まで届くように各レールの長さを調整します。 レールの上に、シャーシを設置するための垂直スペースが最小限でも 21 RU(36.7 インチ(93.4 cm))あることを確認してください。 取り付けブラケット間のスペースが 24 ~ 32 インチ(61.0 ~ 81.3 cm)になるように、レールを広げることができます。
|
||||||
ステップ 2 |
レールの各端用の 3 本の M6 x 19 mm または 12-24 x 3/4 インチのネジに、プラス トルク ドライバを使用してレールの下部支持レールをラックまたはキャビネットに接続し(次の図に示すように、レールに対して合計 6 本のネジを使用)、40 インチポンド(4.5 Nm)のトルクまで各ネジを締めます。
|
||||||
ステップ 3 |
ラックにもう 1 本の下部支持レールを取り付けるために、ステップ 1 および 2 を繰り返して行ってください。
|
下部支持レールを最も低い RU に取り付け、水平になっていれば、これで、ラックまたはキャビネットにシャーシを取り付けることができます。
シャーシをラックに移動するには、シャーシをリフトに移動し、このリフトを使用してシャーシをラック上の該当する場所の前に位置づけ、リフトからラックにシャーシをスライドして、シャーシをラックにボルトで固定する必要があります。 電源モジュール、ファン トレイ、およびファブリック モジュールを取り外すと、シャーシを移動しやすくなります。 これらのモジュールは、静電放電(ESD)による破損の可能性を最小限に抑えるように密閉されているため、シャーシを簡単に移動できるように、シャーシから取り外すことができます。
ラックまたはキャビネットが完全に取り付けてあること(4 支柱ラックまたはキャビネットの設置を参照)。
警告 |
安定性に注意してください。 ラックの安定装置をかけるか、ラックを床にボルトで固定してから、保守のために装置を取り外す必要があります。 ラックを安定させないと、転倒することがあります。 |
ラックで使用可能な最も下の RU に下部支持レールが取り付けられ、シャーシを設置するレールの上に 21 RU(36.7 インチ(93.4 cm))以上の空きスペースがあること。
シャーシを設置する場所でデータセンターのアースを利用できること。
ラックに他のデバイスがある場合は、より重いデバイスが軽いデバイスの下に配置され、すべてのデバイスが、スイッチ シャーシのスペースを残して、可能な限り低い位置に取り付けられていること。
シャーシ梱包内容を開梱し、部品が揃っていて損傷がないか調べてあること(シャーシ梱包の開梱および内容物と損傷の検査を参照)
次の工具と部品があること。
シャーシ、およびそれに取り付けられたモジュール、ファン トレイ、および電源モジュールの重量を持ち上げることが可能なリフト。 フル装備の場合、スイッチの重量は最大 568 ポンド(258 kg)になります。 モジュールが取り付けられた状態のシャーシの重量(または保護されたモジュールを取り外した状態の重量)を判断するには、スイッチおよびモジュールの重量と数量を参照してください。
注意 |
重さが 120 ポンド(55 kg)を超えるものを持ち上げる場合は、リフトを使用する必要があります。 |
No.1 プラス トルク ドライバ
下部支持レール キットの 8 本の 12-24 x 3/4 インチまたは M6 x 19 mm プラス ネジ
(注) |
また、最大で 568 ポンド(258 kg)になるシャーシをリフトとラックの間で移動するには、最低 3 人が必要です。 |
警告 |
この装置をラックに設置したり保守作業を行ったりするときは、人身事故を防ぐため、ブレがなく安定しているかを十分に確認する必要があります。 次の注意事項に従ってください。
|
警告 |
機器の取り付けは各地域および各国の電気規格に適合する必要があります。 |
ステップ 1 |
移動のためにシャーシをできるだけ軽くする必要がある場合は、次のモジュールを取り外し、コネクタが損傷しない場所に置きます。
|
||||||||
ステップ 2 |
シャーシをリフトに載せる手順は次のとおりです。
|
||||||||
ステップ 3 | リフトを使用して 4 支柱ラックまたはキャビネット前面にシャーシを配置し、下部支持レールと水平の位置かまたはブラケット上 1/4 インチ(0.6 cm)以内の位置までシャーシを持ち上げます。 | ||||||||
ステップ 4 | シャーシ背面(空き電源モジュール スロットの側)を先にして、ラックまたはキャビネットに取り付けられるように、シャーシが配置されていることを確認します。 必要に応じて、シャーシの両側にある 2 個のハンドルを使用してリフト上でシャーシを移動できます。 | ||||||||
ステップ 5 |
2 人の作業員が、ラックまたはキャビネットの途中までシャーシを押し、1 人の作業員が、下部支持ブラケットのいずれのエッジにもシャーシが引っかからないことを確認しながら、下部支持レールまでシャーシを支えるようにします。 シャーシ前面下部だけを押してください。シャーシを移動するときは、いずれのモジュールも押さず、いずれのモジュール ハンドルも使用しないでください。
|
||||||||
ステップ 6 |
リフトが下部支持レールを超えて上昇したら、ブラケットのレベルまたはレールの下 1/4 インチ(0.6 cm)以内のレベルまでリフトをゆっくりと下げます。 この操作により、シャーシがレール上で水平に保たれ、シャーシが下部支持レール内側のエッジに引っかかるのを防ぐのに役立ちます。 |
||||||||
ステップ 7 |
シャーシをラックまたはキャビネットに完全に押し込む作業は 2 人で実行します。 2 つの垂直取り付けブラケットがラックまたはキャビネットの垂直レールに接触したらシャーシは完全に押し込まれています。 |
||||||||
ステップ 8 |
シャーシの取り付けブラケットとラック上の垂直取り付けレールの位置を合わせ、シャーシをラックに取り付けます。 シャーシ取り付けブラケット内のネジ穴の位置を、ラックまたはキャビネット上の垂直取り付けレールのネジ穴に合わせます。 プラスドライバを使用し、4 本の M6 × 19 mm または 12-24 × 3/4 インチのネジで 2 個のシャーシ取り付けブラケットをそれぞれ固定します(2 個の取り付けブラケットで合計 8 本のネジを使用)。 次の図を参照してください。
|
||||||||
ステップ 9 | ファブリック モジュールを再度取り付ける必要がある場合は、ファブリック モジュールの取り付けを参照してください。 | ||||||||
ステップ 10 | ファン トレイを再度取り付ける必要がある場合は、t_n95xx_install_fan_tray_1.xml を参照してください。 |
シャーシをラックに固定すると、スイッチをアース接続できます(シャーシのアース接続を参照)。
次の方法でシャーシと電源モジュールをアースに接続するとスイッチは接地されます。
データセンターのアースまたは完全に接合して接地したラックのどちらかにシャーシを接続します(アース パッド位置で)。
(注) |
シャーシのアース接続は、AC 電源ケーブルがシステムに接続されていなくても有効です。 |
AC 電源に AC 電源モジュールを接続すると AC 電源モジュールが自動的にアースに接続されます。
警告 |
装置を設置または交換するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 |
シャーシをアースする前に、データセンター ビルディングのアースに接続できるようになっている必要があります。 データセンターのアースに接続している接合ラック(詳細についてはラック メーカーのマニュアルを参照)にスイッチ シャーシを設置した場合は、アース パッドをラックに接続してシャーシをアースできます。 接合ラックを使用していない場合は、シャーシのアース パッドをデータセンターのアースに直接接続する必要があります。
データセンター アースにスイッチ シャーシを接続するには、次の工具と部品が必要です。
アース ラグ:最大 6 AWG 線をサポートする、2 穴の標準的バレル ラグ。 このラグはアクセサリ キットに付属しています。
アース用ネジ:M4 x 8 mm(メトリック)なべネジ× 2。 これらのネジはアクセサリ キットに付属しています。
アース線:アクセサリ キットに付属していません。 アース線のサイズは、地域および国内の設置要件を満たす必要があります。 米国で設置する場合は、電源とシステムに応じて、6 ~ 12 AWG の銅の導体が必要です。 6 ~ 12 AWG の銅の導体が必要です。 一般に入手可能な 6 AWG 線の使用を推奨します。 アース線の長さは、スイッチとアース設備の間の距離によって決まります。
No.1 プラス トルク ドライバ
アース線をアース ラグに取り付ける圧着工具。
アース線の絶縁体をはがすワイヤ ストリッパ。
ステップ 1 | ワイヤ ストリッパを使用して、アース線の端から 0.75 インチ(19 mm)ほど、被膜をはがします。 | ||||||||
ステップ 2 |
アース線の被膜をはぎとった端をアース ラグの開放端に挿入し、圧着工具を使用してラグをアース線に圧着します(次の図の 2 を参照)。 アース線をアース ラグから引っ張り、アース線がアース ラグにしっかりと接続されていることを確認します。
|
||||||||
ステップ 3 | アース ラグを 2 本の M4 ネジを使用してシャーシのアース パッドに固定し(前の図の 1 と 3 を参照)、11.5 ~ 15 インチポンド(1.3 ~ 1.7 N·m)のトルクで各ネジを締めます。 | ||||||||
ステップ 4 | アース線の反対側の端を処理し、設置場所の適切なアースに接続して、スイッチに十分なアースが確保されるようにします。 ラックが完全に接合されてアースされている場合は、ラックのベンダーが提供するマニュアルで説明されているようにアース線を接続します。 |
1 ~ 2 個の AC 電源に AC 電源モジュールを接続すると即時にスイッチに電源が投入されます。
警告 |
必ず設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。 |
警告 |
装置を電気回路に接続するときに、配線が過負荷にならないように注意してください。 |
スイッチをオンにする前に、以下の点を確認する必要があります。
スイッチに取り付けられているすべてのモジュールに必要な電力を出力できる十分な電源モジュールが搭載されている。 使用する電源モードに応じて、以下の点を検討する必要があります。
複合電源モード(電源冗長性なし)では、シャーシのすべてのモジュールに電力を供給できる十分な電源モジュールが必要です(冗長性のための追加の電源モジュールは不要です)。 最大 4 個の電源モジュールが必要です。
電源モジュールの冗長性(n +1)モードでは、シャーシ内のすべてのモジュールに電力を供給できる十分な電源モジュールが必要であり、また 1 個の電源モジュールがダウンした場合または交換する場合に冗長性を提供するため、1 個の追加電源モジュールが必要です。 必要な電源モジュールの最大数は、複合電源モードで使用する数に、冗長性のための 1 を加えたものです(n +1)。
入力電源の冗長性(n + n)モードでは 2 つの同等の電源モジュール セットが必要です。各セットは、シャーシのすべてのモジュールに電力を供給でき、個別の電源に接続します。 1 個の電源がダウンした場合、もう 1 個の電源に接続している電源モジュールがスイッチに電力を供給できます。 電源モジュールの最大数は、複合電源に必要な電源モジュールの数に、冗長性のための同数の電源モジュールの数を合算したものです(n+n)。
電源モジュールが次に示すように適切なシャーシ スロットに取り付けられている。
ステップ 1 | 電源モジュールごとに、AC 電源ケーブルを AC 電源と、電源モジュールの電源レセプタクルに差し込みます。 |
ステップ 2 | 出力電力 LED が点灯し、グリーンになることを確認します。 |
電源モジュールが稼働して、スイッチに完全に電源が投入されたら、スイッチをネットワークに接続できます。