この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ポート モードは、ファブリック インターコネクト上の統合ポートが、イーサネットまたはファイバ チャネル トラフィックを転送するかどうかを決定します。ポート モードは Cisco UCS Manager で設定します。ただし、ファブリック インターコネクトは自動的にポート モードを検出しません。
ポート モードを変更すると、既存のポート設定が削除され、新しい論理ポートに置き換えられます。VLAN や VSAN など、そのポート設定に関連付けられているオブジェクトもすべて削除されます。ユニファイド ポートのポート モードを変更できる回数に制限はありません。
ポート タイプは、統合ポート接続経由で転送されるトラフィックのタイプを定義します。
デフォルトでは、イーサネット ポート モードに変更されたユニファイド ポートはイーサネット アップリンク ポート タイプに設定されます。ファイバ チャネル ポート モードに変更された統合ポートは、ファイバ チャネル アップリンク ポート タイプに設定されます。ファイバ チャネル ポートを設定解除することはできません。
ポート タイプ変更時のリブートは不要です。
イーサネット ポート モード
イーサネットにポート モードを設定するときは、次のポート タイプを設定できます。
サーバ ポート
イーサネット アップリンク ポート
イーサネット ポート チャネル メンバ
FCoE ポート
アプライアンス ポート
アプライアンス ポート チャネル メンバ
SPAN 宛先ポート
SPAN 送信元ポート
(注) | SPAN 送信元ポートは、ポート タイプのいずれかを設定してから、そのポートを SPAN 送信元として設定します。 |
ファイバ チャネル ポート モード
ファイバ チャネルにポート モードを設定するときは、次のポート タイプを設定できます。
UCS 6300 ブレイクアウト 40 GB イーサネット ポート
サポートされているブレイクアウト ケーブルを使用することで、40 GB イーサネット ポートを装備した Cisco UCS 6300 ファブリック インターコネクトを、4 個の 10 GB ポートとして分離できます。この構成には、ファブリック インターコネクトと接続する 1 個の 40GB QSFP+ が一方の端にあり、10 GB 接続をサポートする異なるエンド ポイントに接続する 4 個の 10 GB ポートが他方の端にある、Small Form-Factor Pluggable アダプタ(SPF)が必要です。Cisco UCS 6300 ファブリック インターコネクトの詳細については、『UCS Manager Getting Started Guide』を参照してください。
注意 | ブレイクアウト ポートを設定するには、ファブリック インターコネクトの再起動が必要です。ポートの既存の構成はすべて消去されます。単一のトランザクションで必要なポートについては、それらをすべて分割することをお勧めします。 |
ブレイクアウト ポートの設定を終えれば、各 10 GB サブポートを、サーバ、アップリンク、FCoE アップリンク、FCoE ストレージまたはアプライアンスとして必要に応じて設定できます。
次の表は、Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトのブレイクアウト機能の制約をまとめています。
ファブリック インターコネクト |
ブレイクアウト設定可能なポート |
ブレイクアウトをサポートしない標準ポート |
||
---|---|---|---|---|
UCS-FI-6332 |
1 ~ 12、15 ~ 26 |
13 ~ 14、27 ~ 32
|
||
UCS-FI-6332-16UP |
17 ~ 34 |
1 ~ 16、35 ~ 40
|
(注) | ポートの速度を 1GB または 10GB に変更しようとすると、UCS Manager はプロンプトを表示し、ポートをブレイクアウト モードに設定するように要求します。ブレイクアウト ポートの設定を終えれば、各 10GB サブポートを、サーバ、アップリンク、FCoE アップリンク、FCoE ストレージまたはアプライアンスとして必要に応じて設定できます。 |
ポートをブレイクアウトした場合、最初のレーンのみが 10G インターフェイスとして使用可能になります。ブレイクアウト ケーブルを使用して 1 つのポートを 4 つの 10G ポートに分割し、それらのポートをブレイクアウト モードに設定すると、すべてのポートを 10 GB ポートとして使用できます。
ステップ 1 | Cisco UCS FI 6332 で 10GB ポートとして使用するポートにブレイクアウト機能を設定します。ブレイクアウト機能の設定の詳細については、「Configuring Fabric Interconnect Ethernet Breakout Ports」を参照してください。
| ||
ステップ 2 | Cisco UCS Manager では、QSA トランシーバを FI ポートに取り付けた後に、最初のタプル インターフェイスが有効になります。このインターフェイスは各自の要件に基づいて設定できます。
40G ポートのブレイクアウトにより生じたポートには、3 タプルの命名規則を使用して番号が割り当てられます。たとえば、サポートされるブレイクアウト ポートには Br-Ethernet 1/25/1、Br-Ethernet 1/25/2、Br-Ethernet 1/25/3、Br-Ethernet 1/25/4 などの番号が付けられ、最初のポートのみが 10 GB ポートとして使用可能になります。 |
サーバ、アップリンク、アプライアンスなど、特定のロールの未設定のブレイクアウト ポートを再設定できます。Cisco UCS 6300 ファブリック インターコネクト ブレイクアウト ポートを再設定して、現在の要件に既存のポート設定を変更することができます。
Cisco UCS 6300 ファブリック インターコネクトのブレイクアウト ポートを設定して 40 GB イーサネット ポートに戻す場合は、最初に設定を解除する必要があります。
注意 | ブレイクアウト ポートの設定を解除すると、そのポートを流れているすべてのトラフィックが停止されます。ブレイクアウト ポートの設定を解除するには、ファブリック インターコネクトの再起動が必要です。ポートの既存の構成はすべて消去されます。単一のトランザクションで必要なブレイクアウト ポートについては、それらをすべて解除することをお勧めします。 |
統合ポート
6200 シリーズ ファブリック インターコネクトの各ポートには、対応するビーコン LED があります。[Beacon LED] プロパティが設定されている場合は、ビーコン LED が点灯し、特定のポート モードに設定されているポートが示されます。
[Beacon LED] プロパティは、特定のポートモード(イーサネットまたはファイバ チャネル)にグループ化されているポートを示すように設定できます。デフォルトでは、ビーコン LED プロパティは Off に設定されます。
(注) | 拡張モジュールのユニファイド ポートの場合、[Beacon LED] プロパティは、拡張モジュールの再起動時にデフォルト値の [Off] にリセットされます。 |
ユニファイド ポートを設定する際は、次のガイドラインおよび制約事項を考慮してください。
ユニファイド ポートは、Cisco UCS Manager バージョン 2.0 を搭載した 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトでサポートされます。
ユニファイド ポートは 6100 シリーズ ファブリック インターコネクトではサポートされません。それらが Cisco UCS Manager バージョン 2.0 を実行している場合でも同様です。
Cisco UCS Manager GUI インターフェイスは、スライダを使用して固定または拡張モジュールのユニファイド ポートのポート モードを設定するので、ユニファイド ポートへのポート モードの割り当て方法を制限する次の制約事項が自動的に適用されます。Cisco UCS Manager CLI インターフェイスを使用する場合は、トランザクションをシステム設定にコミットするときに次の制約事項が適用されます。ポート モードの設定が次の制約事項のいずれかに違反している場合、Cisco UCS Manager CLI によってエラーが表示されます。
イーサネット ポートはブロックにグループ化する必要があります。各モジュールについて(固定または拡張)、イーサネット ポート ブロックは最初のポートから開始し、偶数ポートで終了する必要があります。
ファイバ チャネル ポートはブロックにグループ化する必要があります。各モジュールについて(固定または拡張)、ファイバ チャネル ポート ブロック内の最初のポートは最後のイーサネット ポートの後に続き、モジュール内の残りのポートを含むよう拡張する必要があります。ファイバ チャネル ポートだけを含む設定では、ファイバ チャネル ブロックは、固定または拡張モジュールの 1 番目のポートから開始する必要があります。
イーサネット ポートとファイバ チャネル ポートの交替は、単一モジュール上ではサポートされない。
有効な設定例:イーサネット ポート モードに設定された固定モジュールにユニファイド ポート 1 ~ 16 を含み、ファイバ チャネル ポート モードにポート 17 ~ 32 を含む。拡張モジュールでは、ポート 1 ~ 4 をイーサネット ポート モードに設定し、ポート 5 ~ 16 をファイバ チャネル モードに設定できます。このポート割り当ては各個別モジュールの規則に準拠しているため、ポート タイプ(イーサネット ポートとファイバ チャネル ポート)の交替に関する規則に違反していません。
無効な設定例:ポート 16 から始まるファイバ チャネル ポートのブロックが含まれている。ポートの各ブロックは奇数ポートから開始する必要があるため、ポート 17 からブロックを開始しなければなりません。
(注) | 各ファブリック インターコネクトで設定可能なアップリンク イーサネット ポートおよびアップリンク イーサネット ポート チャネル メンバの総数は、最大 31 に制限されています。この制限には、拡張モジュールで設定されるアップリンク イーサネット ポートおよびアップリンク イーサネット ポート チャネル メンバも含まれます。 |
以下は、ユニファイド アップリンク ポートとユニファイド ストレージ ポートを使用する際に従うべき注意事項とガイドラインです。
ユニファイド アップリンク ポートでは、SPAN 送信元として 1 つのコンポーネントを有効にすると、他のコンポーネントが自動的に SPAN 送信元になります。
(注) | イーサネット アップリンク ポートで SPAN 送信元を作成または削除すると、Cisco UCS Manager は FCoE アップリンク ポートで自動的に SPAN 送信元を作成または削除します。FCoE アップリンク ポートで SPAN 送信元を作成する場合も同じことが起こります。 |
FCoE およびユニファイド アップリンク ポートでデフォルトでないネイティブ VLAN を設定する必要があります。この VLAN は、トラフィックには使用されません。Cisco UCS Manager はこの目的のために、既存の fcoe-storage-native-vlan を再利用します。この fcoe-storage-native-vlan は、FCoE およびユニファイド アップリンクでネイティブ VLAN として使用されます。
ユニファイド アップリンク ポートでは、イーサネット アップリンク ポートにデフォルトでない VLAN を設定しないと、fcoe-storage-native-vlan がユニファイド アップリンク ポートのネイティブ VLAN として割り当てられます。イーサネット ポートにネイティブ VLAN として指定されているデフォルトでないネイティブ VLAN がある場合、ユニファイド アップリンク ポートのネイティブ VLAN としてこれが割り当てられます。
イーサネット ポート チャネル下でメンバ ポートを作成または削除すると、Cisco UCS Manager は FCoE ポート チャネル下で自動的にメンバ ポートを作成または削除します。FCoE ポート チャネルでメンバー ポートを作成または削除する場合も同じことが起こります。
サーバ ポート、イーサネット アップリンク、FCoE アップリンクまたは FCoE ストレージなどのスタンドアロン ポートとしてイーサネット ポートを設定し、それをイーサネットまたは FCOE ポート チャネルのメンバ ポートにすると、Cisco UCS Manager は自動的にこのポートをイーサネットと FCoE ポート チャネル両方のメンバにします。
サーバ アップリンク、イーサネット アップリンク、FCoE アップリンクまたは FCoE ストレージのメンバからメンバ ポートのメンバーシップを削除すると、Cisco UCS Manager はイーサネット ポート チャネルと FCoE ポート チャネルから対応するメンバ ポートを削除し、新しいスタンドアロン ポートを作成します。
Cisco UCS Manager をリリース 2.1 から以前のリリースにダウングレードする場合は、ダウングレードが完了するとすべてのユニファイド アップリンク ポートおよびポート チャネルが、イーサネット ポートおよびイーサネット ポート チャネルに変換されます。同様に、すべてのユニファイド ストレージ ポートが、アプライアンス ポートに変換されます。
ユニファイド アップリンク ポートとユニファイド ストレージ ポートの場合、2 つのインターフェイスを作成するときは、1 つだけライセンスがチェックされます。どちらかのインターフェイスが有効な限り、ライセンスはチェックされたままになります。両方のインターフェイスがユニファイド アップリンク ポートまたはユニファイド ストレージ ポートでディセーブルの場合にのみライセンスが解放されます。
Cisco UCS 6100 シリーズ ファブリック インターコネクト スイッチは、同一のダウンストリーム NPV スイッチ側の 1VF または 1VF-PO のみをサポートできます。
ビーコン LED を設定する各モジュールについて次のタスクを実行します。
ポート モードの変更
ポート モードの変更は、Cisco UCS domainのデータ トラフィックへの割り込みを引き起こす場合があります。割り込みの長さや影響を受けるトラフィックは、Cisco UCS domainの設定およびポート モード変更を行ったモジュールに依存します。
ヒント | システム変更中のトラフィックの中断を最小限にするには、固定と拡張モジュールにファイバ チャネル アップリンク ポートチャネルを形成します。 |
拡張モジュールのポート モードの変更後、モジュールを再起動します。拡張モジュールのポートを通過するすべてのトラフィックは、モジュールのリブート中に約 1 分間中断します。
クラスタ設定には 2 個のファブリック インターコネクトがあります。固定モジュールへのポート変更を行った後、ファブリック インターコネクトはリブートします。データ トラフィックの影響は、1 つのファブリック インターコネクトに障害が発生したときにもう一方にフェールオーバーするようサーバ vNIC を設定したかどうかに左右されます。
1 つのファブリック インターコネクトの拡張モジュール上のポート モードを変更し、第 2 のファブリック インターコネクトのポート モードを変更する前のリブートを待つ場合、次のことが発生します。
サーバ vNIC のフェールオーバーでは、トラフィックは他のファブリック インターコネクトにフェールオーバーし、中断は発生しません。
サーバ vNIC のフェールオーバーがない場合、ポート モードを変更したファブリック インターコネクトを通過するすべてのデータ トラフィックは、ファブリック インターコネクトがリブートする約 8 分間中断されます。
両方のファブリック インターコネクトの固定モジュールのポート モードを同時に変更すると、ファブリック インターコネクトによるすべてのデータ トラフィックが、ファブリック インターコネクトがリブートする約 8 分間中断されます。
スタンドアロン設定にはファブリック インターコネクトが 1 つだけあります。固定モジュールへのポート変更を行った後、ファブリック インターコネクトはリブートします。ファブリック インターコネクトによるすべてのデータ トラフィックは、ファブリック インターコネクトがリブートする約 8 分間中断されます。
注意 | いずれかのモジュールのポート モードを変更すると、データ トラフィックが中断されることがあります。これは、固定モジュールを変更するとファブリック インターコネクトのリブートが必要となるため、そして拡張モジュールを変更するとそのモジュールのリブートが必要となるためです。 Cisco UCS domainに、ハイ アベイラビリティ用に設定されたクラスタ構成が存在し、フェールオーバー用に設定されたサービス プロファイルを持つサーバが存在する場合、固定モジュールのポート モードを変更しても、トラフィックは他のファブリック インターコネクトにフェールオーバーし、データ トラフィックは中断されません。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 4 | [General] タブの [Actions] 領域で、[Configure Unified Ports] をクリックします。 |
ステップ 5 | 確認メッセージを確認し、次のいずれかをクリックします。 |
ステップ 6 | [Configure Fixed Module Port] ダイアログ ボックスで、マウスを使用して、モジュールに必要なポート モードの設定が表示されるまでバーに沿ってスライダをドラッグします。
以前設定されたポートのポート モードを変更すると、ポートは未設定の状態に戻ります。 |
ステップ 7 | 他のモジュールのポート モードを設定する必要がある場合は、ステップ 5 と 6 を繰り返します。 |
ステップ 8 | ポート モードの設定を保存するには、[Finish] をクリックします。
ファブリック インターコネクトがリブートします。そのファブリック インターコネクトを経由するすべてのデータ トラフィックが中断されます。ハイ アベイラビリティが提供され、フェールオーバー用に設定された vNIC があるサーバが含まれるクラスタ設定で発生した場合、トラフィックは他のファブリック インターコネクトにフェールオーバーし、中断は発生しません。 |
ポートのポート タイプを設定します。スライダの上に表示されるモジュールの任意のポートで右クリックして、そのポートに使用可能なポート タイプを設定できます。
注意 | いずれかのモジュールのポート モードを変更すると、データ トラフィックが中断されることがあります。これは、固定モジュールを変更するとファブリック インターコネクトのリブートが必要となるため、そして拡張モジュールを変更するとそのモジュールのリブートが必要となるためです。 Cisco UCS domainに、ハイ アベイラビリティ用に設定されたクラスタ構成が存在し、フェールオーバー用に設定されたサービス プロファイルを持つサーバが存在する場合、固定モジュールのポート モードを変更しても、トラフィックは他のファブリック インターコネクトにフェールオーバーし、データ トラフィックは中断されません。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 4 | [General] タブの [Actions] 領域で、[Configure Unified Ports] をクリックします。 |
ステップ 5 | 確認メッセージを確認し、次のいずれかをクリックします。 |
ステップ 6 | ポート モードを設定するモジュールを選択するには、次のボタンの 1 つをクリックします。 |
ステップ 7 | マウスを使用して、モジュールに必要なポート モード設定が表示されるまで、バーに沿ってスライダをドラッグします。
以前設定されたポートのポート モードを変更すると、ポートは未設定の状態に戻ります。 |
ステップ 8 | 他のモジュールのポート モードを設定する必要がある場合は、ステップ 6 と 7 を繰り返します。 |
ステップ 9 | ポート モードの設定を保存するには、[Finish] をクリックします。
ポート モードを設定したモジュールに基づいて、Cisco UCS domain のデータ トラフィックは次のように中断されます。 |
ポートのポート タイプを設定します。スライダの上に表示されるモジュールの任意のポートで右クリックして、そのポートに使用可能なポート タイプを設定できます。
注意 | いずれかのモジュールのポート モードを変更すると、データ トラフィックが中断されることがあります。これは、固定モジュールを変更するとファブリック インターコネクトのリブートが必要となるため、そして拡張モジュールを変更するとそのモジュールのリブートが必要となるためです。 Cisco UCS domainに、ハイ アベイラビリティ用に設定されたクラスタ構成が存在し、フェールオーバー用に設定されたサービス プロファイルを持つサーバが存在する場合、固定モジュールのポート モードを変更しても、トラフィックは他のファブリック インターコネクトにフェールオーバーし、データ トラフィックは中断されません。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 4 | [General] タブの [Actions] 領域で、[Configure Unified Ports] をクリックします。 |
ステップ 5 | 確認メッセージを確認し、次のいずれかをクリックします。 |
ステップ 6 | [Configure Fixed Module Ports] ページで、次の手順を実行します。 以前設定されたポートのポート モードを変更すると、ポートは未設定の状態に戻ります。 |
ステップ 7 | [Configure Expansion Module 1 Ports] ページで、次の手順を実行します。 以前設定されたポートのポート モードを変更すると、ポートは未設定の状態に戻ります。 |
ステップ 8 | 拡張モジュール 3 のポートのポート モードを設定する必要がある場合は、ステップ 7 を繰り返します。 |
ステップ 9 | ポート モードの設定を保存するには、[Finish] をクリックします。 ポート モードを設定したモジュールに基づいて、Cisco UCS domain のデータ トラフィックは次のように中断されます。 |
ファブリック インターコネクト上でポートを有効または無効にした後、1 分以上待ってからシャーシを再認識させます。シャーシを再認識させるのが早すぎると、シャーシからのサーバ トラフィックのピン接続が、有効または無効にしたポートに対する変更を使用して更新されないことがあります。
ポートが設定されている場合にのみ、イネーブルまたはディセーブルにできます。ポートが未設定の場合は、イネーブルとディセーブルのオプションはアクティブではありません。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | イネーブルまたはディセーブルにするポートのノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Ethernet Ports] ノードで、ポートを選択します。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [Actions] 領域で、[Enable Port] または [Disable Port] をクリックします。 |
ステップ 7 | 確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
ステップ 8 | [OK] をクリックします。 |
サーバ ポート
Cisco UCS Manager リリース 3.1(3) 以降では、ファブリック インターコネクトのサーバ ポートを自動設定できます。サーバ ポートの自動検出ポリシーは、新しいラック サーバ、シャーシ、FEX が追加された際のシステム対応を決定します。ポリシーを有効にすると、Cisco UCS Manager はスイッチ ポートに接続されたデバイスのタイプを自動的に特定し、それに応じてスイッチ ポートを設定します。
(注) | Cisco UCSC シリーズのアプライアンスを UCS Manager から管理しない場合は、VIC ポートをファブリック インターコネクトに接続する前にアプライアンス ポートをCisco UCS事前設定します。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 | ||||||
ステップ 2 | を展開します。 | ||||||
ステップ 3 | [Port Auto-Discovery Policy] のアクション エリアでは、デフォルトでポリシーは、[Local] に設定されています。ポリシーは Cisco UCS Manager によって特定され、管理されます。この場合、[Use Global] が Cisco UCS Manager で表示されます。
ポートの自動検出ポリシーを Cisco UCS Central によって管理するためには、『Cisco UCS Manager Server Management Guide』の「Cisco UCS Manager Server Administration Guide 」を参照してください。 | ||||||
ステップ 4 | [Properties] エリアで、次のフィールドに値を入力します。
|
このタスクでは、ポートの設定方法を 1 つだけ説明します。右クリック メニューから、または LAN アップリンク マネージャでも設定できます。
アップリンク イーサネット ポート
固定モジュールまたは拡張モジュールのアップリンク イーサネット ポートを設定できます。
このタスクでは、アップリンク イーサネット ポートの設定方法を 1 つだけ説明します。右クリック メニューからもアップリンク イーサネット ポートを設定できます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | 設定するポートのノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Ethernet Ports] ノード下のポートの 1 つをクリックします。
サーバ ポート、アプライアンスのポート、または FCoE ストレージ ポートを再設定する場合は、適切なノードを展開します。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [Actions] 領域で、[Reconfigure] をクリックします。 |
ステップ 7 | ドロップダウン リストから [Configure as Uplink Port] を選択します。 |
必要に応じて、アップリンク イーサネット ポートのデフォルト フロー制御ポリシーおよび管理速度のプロパティを変更します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | 設定するポートのノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Ethernet Ports] ノードで、変更するアップリンク イーサネット ポートをクリックします。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [Actions] 領域で、[Show Interface] をクリックします。 |
ステップ 7 | [Properties] ダイアログ ボックスで、次のフィールドに値を入力します。 |
ステップ 8 | [OK] をクリックします。 |
(注) | 新しいアプライアンス VLAN を作成すると、IEEE VLAN ID は LAN クラウドに追加されません。したがって、新しい VLAN に設定されたアプライアンス ポートは、ピン接続エラーにより、デフォルトで停止したままなります。これらのアプライアンス ポートを起動するには、同じ IEEE VLAN ID を使用して LAN クラウドで VLAN を設定する必要があります。 |
Cisco UCS Manager は、ファブリック インターコネクトごとに最大 4 つのアプライアンス ポートをサポートします。
アプライアンス ポートは、固定モジュールと拡張モジュールのどちらにも設定できます。
このタスクでは、アプライアンス ポートの設定方法を 1 つだけ説明します。[General] タブからアプライアンス ポートを設定することもできます。
(注) | アップリンク ポートのダウン時にアプライアンス ポートを設定すると、Cisco UCS Manager はそのアプライアンス ポートに障害が発生しているというエラー メッセージを表示する場合があります。このメッセージは、関連するネットワーク制御ポリシーの [Action on Uplink Fail] オプションで制御されます。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | 設定するポートのノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Ethernet Ports] ノードで、ポートを選択します。
サーバ ポート、アップリンク イーサネット ポート、または FCoE ストレージ ポートを再設定する場合は、適切なノードを展開します。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [Actions] 領域で、[Reconfigure] をクリックします。 |
ステップ 7 | ドロップダウン リストから、[Configure as Appliance Port] をクリックします。 |
ステップ 8 | 確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
ステップ 9 | [Configure as Appliance Port] ダイアログ ボックスで、必須フィールドに入力します。 |
ステップ 10 | [VLANs] 領域で、次の手順を実行します。 |
ステップ 11 | (任意) エンドポイントを追加する場合は、[Ethernet Target Endpoint] チェックボックスをオンにし、名前と MAC アドレスを指定します。 |
ステップ 12 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | 変更するアプライアンス ポートのノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Ethernet Ports] を展開します。 |
ステップ 5 | プロパティを変更するアプライアンス ポートをクリックします。 |
ステップ 6 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 7 | [Actions] 領域で、[Show Interface] をクリックします。
すべてのフィールドを表示するには、ペインを展開するか、[Properties] ダイアログ ボックスのスクロール バーを使用することが必要になる場合があります。 |
ステップ 8 | [Properties] ダイアログボックスで、必要に応じて値を変更します。 |
ステップ 9 | [OK] をクリックします。 |
FCoE およびファイバ チャネル ストレージ ポート
FCoE ストレージ ポートは、固定モジュールと拡張モジュールのどちらにも設定できます。
このタスクでは、FCoE ストレージ ポートの設定方法を 1 種類だけ説明します。ポートの[General] タブから FCoE ストレージ ポートを設定することもできます。
これらのポートが有効になるためには、ファイバ チャネル スイッチング モードが [Switching] に設定されている必要があります。ストレージ ポートは、エンドホスト モードでは動作しません。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | 設定するポートの場所に応じて、次のいずれかを展開します。 |
ステップ 4 | [Ethernet Ports] ノード以下の 1 つ以上のポートをクリックします。
アップリンク イーサネット ポート、サーバ ポート、またはアプライアンス ポートを再設定する場合は、適切なノードを展開します。 |
ステップ 5 | 選択したポートを右クリックし、[Configure as FCoE Storage Port] を選択します。 |
ステップ 6 | 確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
ステップ 7 | [OK] をクリックします。 |
このタスクでは、FC ストレージ ポートの設定方法を 1 種類だけ説明します。そのポートの [General] タブから FC ストレージ ポートを設定することもできます。
これらのポートが有効になるためには、ファイバ チャネル スイッチング モードが [Switching] に設定されている必要があります。ストレージ ポートは、エンドホスト モードでは動作しません。
このタスクでは、アップリンク FC ポートとして動作する FC ストレージ ポートを復元する方法を 1 つだけ説明します。そのポートの [General] タブから FC ストレージ ポートを再設定することもできます。
固定モジュールまたは拡張モジュールのいずれかに FC アップリンク ポートを設定できます。
このタスクでは、FC アップリンク ポートの設定方法を 1 つだけ説明します。FC アップリンク ポートは、ポートの右クリック メニューから設定することもできます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | 設定するポートのノードを展開します。 |
ステップ 4 | [FC Ports] ノードで、[Storage] ポートを選択します。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [Actions] 領域から、[Configure as Uplink Port] を選択します。 |
ステップ 7 | 確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
ステップ 8 | Cisco UCS Manager GUI が成功のメッセージを表示します。
[Actions] 領域で、[Configure as Uplink Port] がグレーアウトして、[Configure as FC Storage Port] がアクティブになります。 |
FCoE アップリンク ポートは、FCoE トラフィックの伝送に使用される、ファブリック インターコネクトとアップストリーム イーサネット スイッチ間の物理イーサネット インターフェイスです。このサポートにより、同じ物理イーサネット ポートで、イーサネット トラフィックとファイバ チャネル トラフィックの両方を伝送できます。
FCoE アップリンク ポートはファイバ チャネル トラフィック用の FCoE プロトコルを使用してアップストリーム イーサネット スイッチに接続します。これにより、ファイバ チャネル トラフィックとイーサネット トラフィックの両方が同じ物理イーサネット リンクに流れることができます。
(注) | FCoE アップリンクとユニファイド アップリンクは、ユニファイド ファブリックをディストリビューション レイヤ スイッチまで拡張することによりマルチホップ FCoE 機能を有効にします。 |
次のいずれかと同じイーサネット ポートを設定できます。
固定モジュールまたは拡張モジュールに FCoE アップリンク ポートを設定できます。
このタスクでは、FCoE アップリンク ポートの設定方法を 1 つだけ説明します。アップリンク イーサネット ポートは、右クリックメニュー、またはポートの [General] タブから設定することもできます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | 設定するポートのノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Ethernet Ports] ノードの下の、[Unconfigured] ポートを選択します。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [Actions] 領域で、[Reconfigure] をクリックします。 |
ステップ 7 | ドロップ ダウン オプションから、[Configure as FCoE Uplink Port] を選択します。 |
ステップ 8 | 確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
ステップ 9 | Cisco UCS Manager GUI が成功のメッセージを表示します。
[Properties] 領域で、[Role] が [FCoE Uplink] に変わります。 |
ユニファイド ストレージでは、イーサネット ストレージ インターフェイスと FCoE ストレージ インターフェイスの両方として同じ物理ポートを設定する必要があります。固定モジュールまたは拡張モジュールのユニファイド ストレージ ポートとして、任意のアプライアンス ポートまたは FCoE ストレージ ポートを設定できます。ユニファイド ストレージ ポートを設定するには、ファブリック インターコネクトをファイバ チャネル スイッチング モードにする必要があります。
ユニファイド ストレージ ポートでは、個々の FCoE ストレージまたはアプライアンス インターフェイスをイネーブルまたはディセーブルにできます。
ユニファイド ストレージ ポートでは、アプライアンス ポートにデフォルト以外の VLAN が指定されていない限り、fcoe-storage-native-vlan がユニファイド ストレージ ポートのネイティブ VLAN として割り当てられます。アプライアンス ポートにデフォルト以外のネイティブ VLAN がネイティブ VLAN として指定されている場合は、それがユニファイド ストレージ ポートのネイティブ VLAN として割り当てられます。
アプライアンス インターフェイスをイネーブルまたはディセーブルにすると、対応する物理ポートがイネーブルまたはディセーブルになります。したがって、ユニファイド ストレージでアプライアンス インターフェイスをディセーブルにすると、FCoE ストレージが物理ポートとともにダウン状態になります(FCoE ストレージがイネーブルになっている場合でも同様です)。
FCoE ストレージ インターフェイスをイネーブルまたはディセーブルにすると、対応する VFC がイネーブルまたはディセーブルになります。したがって、ユニファイド ストレージ ポートで FCoE ストレージ インターフェイスをディセーブルにした場合、アプライアンス インターフェイスは正常に動作し続けます。
アプライアンス ポートまたは FCoE ストレージ ポートからユニファイド ストレージ ポートを設定できます。未設定のポートからユニファイド ストレージ ポートを設定することもできます。未設定ポートから開始する場合、アプライアンスの設定または FCoE ストレージの設定をポートに割り当てた後に、ユニファイド ストレージ ポートとしてイネーブルにするために別の設定を追加します。
ファブリック インターコネクトがファイバ チャネル スイッチング モードであることを確認します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | 設定するポートの場所に応じて、次のいずれかを展開します。 |
ステップ 4 | [Ethernet Ports] ノード下の、すでにアプライアンス ポートとして設定されているポートを選択します。
[Work] ペインの [General] タブの [Properties] 領域で、[Role] が [Appliance Storage] として表示されます。 |
ステップ 5 | [Actions] 領域で、[Reconfigure] をクリックします。 |
ステップ 6 | ポップアップ メニューから、[Configure as FCoE Storage] ポートを選択します。 |
ステップ 7 | 確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
ステップ 8 | Cisco UCS Manager GUI に成功メッセージが表示されます。[Properties] 領域で、[Role] の表示が [Unified Storage] に変わります。 |
ユニファイド接続ポートから両方の設定を解除して削除できます。または、いずれか一方を設定解除し、もう一方をポートに保持することができます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | 設定を解除するポートのノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Ethernet Ports] ノードで、設定を解除するポートを選択します。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [Actions] 領域で、[Unconfigure] をクリックします。次のオプションが表示されます。 |
ステップ 7 | 設定解除オプションのいずれか 1 つを選択します。 |
ステップ 8 | 確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
ステップ 9 | Cisco UCS Manager GUI に成功メッセージが表示されます。選択した設定解除オプションに基づいて、[Properties] 領域の [Role] が変更されます。 |
同じ物理イーサネット ポート上にイーサネット アップリンクと FCoE アップリンクを設定した場合、そのポートはユニファイド アップリンク ポートと呼ばれます。FCoE またはイーサネット インターフェイスは個別にイネーブルまたはディセーブルにできます。
FCoE アップリンクをイネーブルまたはディセーブルにすると、対応する VFC がイネーブルまたはディセーブルになります。
イーサネット アップリンクをイネーブルまたはディセーブルにすると、対応する物理ポートがイネーブルまたはディセーブルになります。
イーサネット アップリンクをディセーブルにすると、ユニファイド アップリンクを構成している物理ポートがディセーブルになります。したがって、FCoE アップリンクもダウンします(FCoE アップリンクがイネーブルになっている場合でも同様です)。しかし、FCoE アップリンクをディセーブルにした場合は、VFC だけがダウンします。イーサネット アップリンクがイネーブルであれば、FCoE アップリンクは引き続きユニファイド アップリンク ポートで正常に動作することができます。
次のいずれかから、ユニファイド アップリンク ポートを設定できます。
固定モジュールまたは拡張モジュールのユニファイド アップリンク ポートを設定できます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | 設定するポートのノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Ethernet Ports] ノードで、ポートを選択します。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [Properties] 領域で、[Role] が [FCoE Uplink] として表示されていることを確認します。 |
ステップ 7 | [Actions] 領域で、[Reconfigure] をクリックします。 |
ステップ 8 | ドロップダウン オプションから、[Configure as Uplink Port] を選択します。 |
ステップ 9 | 確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
ステップ 10 | Cisco UCS Manager GUI が成功のメッセージを表示します。
[Properties] 領域で、[Role] が [Unified Uplink] に変わります。 |
ステップ 11 | (任意)[Properties] 領域で、[VSAN] フィールドに [VSAN] を指定します。 |
ユニファイド アップリンク ポートから両方の設定を解除して削除できます。または、FCoE ポート設定またはイーサネット ポート設定のいずれか一方を設定解除し、もう一方をポートに保持することができます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | 設定を解除するポートのノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Ethernet Ports] ノードで、設定を解除するポートを選択します。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [Actions] 領域で、[Unconfigure] をクリックします。次のオプションのいずれかを選択します。 |
ステップ 7 | 確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
ステップ 8 | Cisco UCS Manager GUI に成功メッセージが表示されます。選択した設定解除オプションに基づいて、[Properties] 領域の [Role] が変更されます。 |
ステップ 9 | [Save Changes] をクリックします。 |
アップリンク イーサネット ポート チャネルを使用すると、複数の物理アップリンク イーサネット ポートをグループ化して(リンク集約)、1 つの論理イーサネット リンクを作成し、耐障害性と高速接続を実現できます。Cisco UCS Manager で、先にポート チャネルを作成してから、そのポート チャネルにアップリンク イーサネット ポートを追加します。1 つのポート チャネルには、最大 16 のアップリンク イーサネット ポートを追加できます。
(注) | Cisco UCS では、Port Aggregation Protocol(PAgP)ではなく、Link Aggregation Control Protocol(LACP)を使用して、アップリンク イーサネット ポートがポート チャネルにグループ化されます。アップストリーム スイッチのポートが LACP 用に設定されていない場合、ファブリック インターコネクトはアップリンク イーサネット ポート チャネルの全ポートを個別のポートとして扱い、パケットを転送します。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [LAN] をクリックします。 | ||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||
ステップ 3 | ポート チャネルを追加するファブリック インターコネクトのノードを展開します。 | ||
ステップ 4 | [Port Channels] ノードを右クリックし、[Create Port Channel] を選択します。 | ||
ステップ 5 | [Set Port Channel Name] パネルで、ID と名前を指定し、[Next] をクリックします。 | ||
ステップ 6 | [Add Ports] パネルで、追加するポートを指定します。
| ||
ステップ 7 | [Finish] をクリックします。 |
アプライアンス ポート チャネルを使用すると、複数の物理的なアプライアンス ポートをグループ化して 1 つの論理的なイーサネット ストレージ リンクを作成し、耐障害性と高速接続を実現できます。Cisco UCS Manager において、先にポート チャネルを作成してから、そのポート チャネルにアプライアンス ポートを追加します。1 つのポート チャネルには、最大で 8 個のアプライアンス ポートを追加できます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [LAN] をクリックします。 | ||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||
ステップ 3 | ポート チャネルを追加するファブリック インターコネクトのノードを展開します。 | ||
ステップ 4 | [Port Channels] ノードを右クリックし、[Create Port Channel] を選択します。 | ||
ステップ 5 | [Create Port Channel] ウィザードの [Set Port Channel Name] パネルで必須フィールドに入力し、ポート チャネルの ID やその他のプロパティを指定します。
このパネルから LAN ピン グループ、ネットワーク制御ポリシーとフロー制御ポリシーを作成できます。 | ||
ステップ 6 | [VLANs] 領域で、VLAN の [Port Mode] およびその他の情報を指定します。
このパネルから VLAN を作成できます。 | ||
ステップ 7 | (任意) エンドポイントを追加する場合は、[Ethernet Target Endpoint] チェックボックスをオンにして名前と MAC アドレスを指定します。 | ||
ステップ 8 | [Next] をクリックします。 | ||
ステップ 9 | [Create Port Channel] ウィザードの [Add Ports] パネルで、追加するポートを指定します。
| ||
ステップ 10 | [Finish] をクリックします。 |
Cisco UCS 6324 Fabric Interconnect には 4 つのユニファイド ポートに加えて、1 つのスケーラビリティ ポートがあります。スケーラビリティ ポートは、適切に配線されている場合に、4 つの 1G または 10G SFP+ ポートをサポート可能な 40 GB QSFP+ ブレイクアウト ポートです。スケーラビリティ ポートは、サポート対象の Cisco UCS ラック サーバ、アプライアンス ポート、または FCoE ポート用のライセンス サーバ ポートとして使用できます。
Cisco UCS Manager GUI では、スケーラビリティ ポートは、[Ethernet Ports] ノードの下に [Scalability Port 5] と表示されます。個々のブレイクアウト ポートは、[Port 1] ~ [Port 4] と表示されます。
Cisco UCS Manager CLI では、スケーラビリティ ポートは表示されませんが、個々のブレークアウト ポートは Br-Eth1/5/1 ~ Br-Eth1/5/4 として表示されます。
サポートされている任意のタイプのポートまたはスケーラビリティ ポートのポート メンバーを設定するには、[Ethernet Ports] モードを展開し、それから、[Scalability Port 5] ノードを展開します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Admin] をクリックします。 |
ステップ 2 | [Admin] タブで、 の順に展開します。 |
ステップ 3 | [Create Threshold Class] をクリックします。 |
ステップ 4 | 統計情報クラスを選択します。[Stat Class] ドロップダウン リストからこれらのポート用のカスタムしきい値を設定できます。 で、ネットワーク インターフェイス ポートをモニタする [NI Ether Error Stats] |
ステップ 5 | [Next] をクリックします。 |
ステップ 6 | [Create Threshold Class] ウィザードの [Threshold Definitions] 画面で、[Add] をクリックします。
[Create Threshold Definition] ダイアログボックスが開きます。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 2 | [Equipment] タブで、 を展開します。 | ||||||||||
ステップ 3 | モニタするファブリック ポートをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 4 | 次のタブのいずれかをクリックして、ファブリックのステータスを表示します。
|
Cisco UCS Manager がアクティブなネットワーク インターフェイス(NI)ポートでエラーを検出し、エラー ディセーブル機能が実装されている場合、Cisco UCS Manager はエラーが発生した NI ポートに接続されているそれぞれのファブリック インターコネクト ポートを自動的にディセーブルにします。ファブリック インターコネクト ポートがエラー ディセーブルになっているときは事実上シャットダウンし、トラフィックはポートで送受信されません。
エラー ディセーブル機能は、次の 2 つの目的で使用されます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Admin] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | デルタ プロパティを選択します。 |
ステップ 4 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | ファブリック インターコネクト ポートでエラー ディセーブル状態を実装するには、[Disable FI port when fault is raised] チェックボックスをオンにします。 |
ステップ 6 | 自動リカバリをイネーブルにするには、[Enable Auto Recovery] フィールドで、[Enable] を選択します。 |
ステップ 7 | ポートを自動的に再度イネーブルにできるようになるまでの時間を指定するには、[Time (in minutes)] フィールドに必要な値を入力します。 |
ステップ 8 | [Save Changes] をクリックします。 |
FCoE ポート チャネルでは、複数の物理 FCoE ポートをグループ化して 1 つの論理 FCoE ポート チャネルを作成できます。物理レベルでは、FCoE ポート チャネルは FCoE トラフィックをイーサネット ポート チャネル経由で転送します。したがって、一連のメンバから構成される FCoE ポート チャネルは基本的に同じメンバから構成されるイーサネット ポート チャネルです。このイーサネット ポート チャネルは、FCoE トラフィック用の物理トランスポートとして使用されます。
各 FCoE ポート チャネルに対し、Cisco UCS Manager は VFC を内部的に作成し、イーサネット ポート チャネルにバインドします。ホストから受信した FCoE トラフィックは、FCoE トラフィックがファイバ チャネル アップリンク経由で送信されるのと同じ方法で、VFC 経由で送信されます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [SAN] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | ポート チャネルを作成するファブリックのノードを展開します。 |
ステップ 4 | [FCoE Port Channels] ノードを右クリックし、[Create FCoE Port Channel] を選択します。 |
ステップ 5 | [Create FCoE Port Channel] ウィザードの [Set Port Channel Name] パネルで、ID と名前を指定し、[Next] をクリックします。 |
ステップ 6 | [Create FCoE Port Channel] ウィザードの [Add Ports] パネルで、追加するポートを指定します。 |
ステップ 7 | [Finish] をクリックします。 |
同じ ID でイーサネット ポート チャネルと FCoE ポート チャネルを作成した場合、それらはユニファイド ポート チャネルと呼ばれます。ユニファイド ポート チャネルが作成されると、指定されたメンバを持つファブリック インターコネクトで物理イーサネット ポート チャネルと VFC が作成されます。物理イーサネット ポート チャネルは、イーサネット トラフィックと FCoE トラフィックの両方を伝送するために使用されます。VFC は、FCoE トラフィックをイーサネット ポート チャネルにバインドします。
次のルールは、ユニファイド アップリンク ポート チャネルのメンバー ポート セットに適用されます。
同じ ID のイーサネット ポート チャネルと FCoE ポート チャネルは、同じメンバー ポート セットを持つ必要があります。
イーサネット ポート チャネルにメンバー ポート チャネルを追加すると、Cisco UCS Manager は、FCoE ポート チャネルにも同じポート チャネルを追加します。同様に、FCoE ポート チャネルにメンバーを追加すると、イーサネット ポート チャネルにもそのメンバー ポートが追加されます。
ポート チャネルの 1 つからメンバー ポートを削除すると、Cisco UCS Manager は他のポート チャネルから自動的にそのメンバー ポートを削除します。
イーサネット アップリンク ポート チャネルをディセーブルにすると、ユニファイド アップリンク ポート チャネルを構成している物理ポート チャネルがディセーブルになります。したがって、FCoE アップリンク ポート チャネルもダウンします(FCoE アップリンクがイネーブルになっている場合でも同様です)。FCoE アップリンク ポート チャネルをディセーブルにした場合は、VFC のみがダウンします。イーサネット アップリンク ポート チャネルがイネーブルであれば、FCoE アップリンク ポート チャネルは引き続きユニファイド アップリンク ポート チャネルで正常に動作することができます。
アダプタ ポート チャネルは、Cisco UCS 仮想インターフェイス カード(VIC)から I/O へのすべての物理リンクを 1 つの論理リンクにグループ化します。
アダプタ ポート チャネルは、正しいハードウェアの存在を検出したときに Cisco UCS Manager によって内部的に作成また管理されます。アダプタ ポート チャネルの手動設定はできません。アダプタ ポート チャネルは、Cisco UCS Manager GUI または Cisco UCS Manager CLI を使用して表示できます。
ファブリック ポート チャネルは、冗長性と帯域幅共有のため、IOM からファブリック インターコネクトへの複数の物理リンクを 1 個の論理リンクにグループ化できます。ファブリック ポート チャネル内の 1 個のリンクがアクティブである限り、ファブリック ポート チャネルは動作し続けます。
正しいハードウェアが接続されている場合、ファブリック ポート チャネルは Cisco UCS Manager で次のように作成されます。
IOM のそれぞれに単一のファブリック ポート チャネルがあります。ファブリック インターコネクトに IOM を接続する各アップリンクは、個別リンクとして設定することもポート チャネルに含めることもできますが、1 つのアップリンクが複数のファブリック ポート チャネルに属することはできません。たとえば、2 つの IOM を持つシャーシが検出され、ファブリック ポート チャネルを作成するようにシャーシ ディスカバリ ポリシーが設定されている場合、Cisco UCS Manager は 2 つの独立したファブリック ポート チャネルを作成します。IOM-1 を接続するアップリンク用と、IOM-2 を接続するアップリンク用です。別のシャーシはこれらのファブリック ポート チャネルに加入できません。同様に、IOM-1 のファブリック ポート チャネルに属するアップリンクは、IOM-2 のファブリック ポート チャネルに加入できません。
IOM とファブリック インターコネクトの間にあるポート間のトラフィックに対するロード バランシングでは、ハッシュに次の基準を使用します。
イーサネット トラフィックの場合:
レイヤ 2 送信元アドレスおよび宛先アドレス
レイヤ 3 送信元アドレスおよび宛先アドレス
レイヤ 4 送信元ポートおよび宛先ポート
FCoE トラフィックの場合:
レイヤ 2 送信元アドレスおよび宛先アドレス
送信元と宛先の ID(SID と DID)および Originator eXchange ID(OXID)
この例では、2200 シリーズ IOM モジュールは iom X(X はシャーシ番号)の接続によって確認されます。
show platform software fwmctrl nifport (....) Hash Parameters: l2_da: 1 l2_sa: 1 l2_vlan: 0 l3_da: 1 l3_sa: 1 l4_da: 1 l4_sa: 1 FCoE l2_da: 1 l2_sa: 1 l2_vlan: 0 FCoE l3_did: 1 l3_sid: 1 l3_oxid: 1
Cisco UCS 2200 シリーズ FEX と Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクト間のリンクをファブリック ポート チャネル モードで設定する場合、アダプタで使用可能な仮想インターフェイス(VIF)のネームスペースは、FEX アップリンクがファブリック インターコネクト ポートに接続されている場所に応じて異なります。
6248 ファブリック インターコネクト内には、8 個の連続ポートが 6 セットあり、ポートのセットのそれぞれがシングル チップによって管理されます。FEX からのすべてのアップリンクが 1 つのチップにより管理される一連のポートに接続されている場合、Cisco UCS Manager は、シャーシ内のブレードに展開されているサービス プロファイルで使用する VIF の数を最大化します。IOM からのアップリンク接続が別々のチップで管理されるポート間に分散された場合、VIF カウントは減少します。
注意 | ファブリック ポートチャネル ポート グループに 2 番目のリンクを追加すると、混乱が生じ、使用可能な VIF ネームスペースの量が 63 から 118 に自動的に増加されます。ただし、さらにリンクを追加しても混乱は生じないため、VIF 名前空間は 118 のままになります。 |
注意 | 2 つのファブリック ポートチャネル ポート グループにシャーシをリンクした場合は、手動で確認応答しない限り、VIF ネームスペースは影響を受けません。その結果、VIF ネームスペースは、2 つのファブリック ポート チャネル ポート グループの使用量(63 または 118 VIF)のうち、より少ないサイズに自動的に設定されます。 |
高可用性クラスタモード アプリケーションの場合は、対称的な配線構成にすることを強く推奨めします。ケーブル接続が非対称の場合、使用可能な VIF の最大数は 2 つのケーブル設定より小さくなります。
Cisco UCS 環境の VIF の最大数については、ご使用のハードウェアやソフトウェアの設定に関する制限事項のドキュメントを参照してください。
ステップ 1 | シャーシ ディスカバリの実行中に IOM からファブリック インターコネクトへのすべてのリンクをファブリック ポート チャネルに含めるには、シャーシ ディスカバリ ポリシーのリンク グループ化プリファレンスをポート チャネルに設定します。
『Cisco UCS Manager Infrastructure Management Guide, Release 3.2』の「Configuring the Chassis/FEX Discovery Policy」セクションを参照してください。 |
ステップ 2 | シャーシ ディスカバリの実行中に個々のシャーシからのリンクをファブリック ポート チャネルに含めるには、シャーシ接続ポリシーのリンク グループ化プリファレンスをポート チャネルに設定します。
『Cisco UCS Manager Infrastructure Management Guide, Release 3.2』の「Configuring a Chassis Connectivity Policy」セクションを参照してください。 |
ステップ 3 | シャーシ検出後、追加ファブリック ポート チャネル メンバ ポートをイネーブルまたはディセーブルにします。 |
シャーシ ディスカバリ ポリシーまたはシャーシ接続ポリシーの変更後、ファブリック ポート チャネルに対しリンクを追加または削除するには、シャーシを再認識します。ファブリック ポート チャネルからシャーシのメンバー ポートをイネーブルまたはディセーブルにする場合、シャーシの再認識は必要はありません。
Internal Fabric Manager を使用したサーバ ポートの設定
Internal Fabric Manager には Cisco UCS domain内でファブリック インターコネクトにサーバ ポートを設定できる単一のインターフェイスがあります。Internal Fabric Manager には、そのファブリック インターコネクトの [General] タブからアクセスできます。
Internal Fabric Manager で行うことができる設定の一部は、[Equipment] タブ、[LAN] タブ、または LAN アップリンク マネージャのノードでも行うことができます。