この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ファイバ チャネルのノードおよびポートには、グローバルに一意なワールド ワイド番号(WWN)が必須です。Cisco UCS では、WWN は ID プールとして作成されます。ファイバ チャネル ノード(サーバ全体、ストレージ アレイ)にはワールド ワイド ノード名(WWNN)が必須で、ファイバ チャネル ポートにはワールド ワイド ポート名(WWPN)が必須です。WWNN と WWPN はいずれも物理エンティティであるため、64 ビットのアドレスが割り当てられています。
WWNN プールは、Cisco UCS ドメインに対する 1 つの大きなプールとして作成されます。Cisco UCS Manager の [SAN] タブでは、デフォルト プールを使用できます。ただし、その UCS ドメインではカスタムの WWNN プールを作成することを推奨します。
通信デバイスはノードです。サーバのホスト バス アダプタはファイバ チャネル ノードを構成します。サーバとホストでは、WWNN は各ホスト バス アダプタ(HBA)で一意です。SAN スイッチでは、WWNN はシャーシに共通です。ミッドレンジ ストレージでは、WWNN は各コントローラ ユニットで共通です。エンタープライズ ストレージでは、WWNN はアレイ全体で一意です。
各サーバには、HBA の各ポートに一意の WWPN が割り当てられます。SAN スイッチでは、WWPN はシャーシの各ポートで使用できます。ストレージでは、各ポートに個別の番号が割り当てられます。
Cisco UCS Manager の [FC Identity] タブには、Cisco UCS ドメイン SAN クラウドに含まれるデバイスの FC ID が、次のような情報と共に表示されます。