この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
(Cisco Unified IP Phone 6911 限定)
自動応答では、呼出音が 1 回鳴った後、電話機が自動的に着信コールに応答します。
システム管理者は、スピーカフォンで動作するように自動応答を設定します。
スピーカフォンで自動応答するには、ハンドセットを受け台に置いたままにします。受け台から外れていると通常どおりコールの呼出音が鳴り、手動でそのコールに応答する必要があります。
自動割り込みが設定されていると、共有回線のコールに自動的に割り込むことができます。
たとえば、共有回線を使用するシナリオで、リモートのコールがすでに使用されている場合にユーザがオフ フックにすると、自動的にコールに割り込めます。
すべてのコールの転送機能を使用すると、電話機の回線にあるコールを別の番号に転送できます。
すべてのコールの転送は、直接電話機に設定できます。すべてのコールの転送機能にリモートからアクセスするには、[ユーザ オプション(User Options)] Web ページに移動します。
システム管理者が電話機に設定できるコール転送機能には、次の 2 種類があります。
• 無条件のコール転送(すべてのコールの転送):受信したすべてのコールに適用されます。
• 制限付きのコール転送(無応答時転送、話中転送、カバレッジなし時転送):条件に応じて、受信した特定のコールに適用されます。[ユーザ オプション(User Options)] Web ページからしかアクセスできません。
電話機からコールを転送する際には、自分の電話機からダイヤルする場合とまったく同じように転送先の電話番号を入力します。たとえば、必要に応じてアクセス コードや地域コードをダイヤルします。
システム管理者は、次のようなその他のコール転送オプションを設定できます。
• 転送先の電話番号から自分の電話機へコールが発信された場合に、コールを転送するのではなく、呼出音を鳴らす。
• コール転送ループの発生や、コール転送チェーンでの最大リンク数の超過を防ぐ。
(Cisco Unified IP Phone 6901 限定)
1. [ユーザ オプション(User Options)] Web ページにログインします。
2. [デバイス(Device)] > [回線の設定(Line Settings)] の順に移動します。
(Cisco Unified IP Phone 6911 限定)
1. 機能ボタン を押し、続けてすべてのコールの転送に設定された所定の番号を入力します。
2. ダイヤル トーンを確認してから、コールの転送先の電話番号を入力します。
ハンドセットのライトにビジュアル通知が表示されます(オレンジ色に点灯)。
3. コール転送をキャンセルするには、手順 1 を繰り返します。
コール転送をキャンセルしない限り、ハンドセットを持ち上げた際にスタッタ音が鳴ります。すべてのコールの転送がキャンセルされると、ビジュアル通知はオフになります。
(Cisco Unified IP Phone 6911 限定)
コール ピックアップを使用すると、同僚の電話機で呼び出し中のコールを自分の電話機にリダイレクトして、そのコールに応答できます。
コール ピックアップは、同僚とコール処理タスクを共有している場合に使用できます。
コールをピックアップするには、次の 3 つの方法があります。
• ピックアップ:自分のコール ピックアップ グループ内の別の電話機で鳴っているコールに応答できます。
ピックアップ対象のコールが複数ある場合、電話機は最も古いコール(呼び出し中の状態が最も長いコール)からピックアップします。
• グループ ピックアップ:次の方法で、自分のコール ピックアップ グループ外にある電話機でコールに応答できます。
– グループ ピックアップ番号(システム管理者から取得)を使用します。
– 現在のユーザに関連付けられたグループのいずれかに、鳴っている電話のユーザの直通電話番号がある場合は、その電話機の番号をダイヤルします。
システム管理者はコール ピックアップ グループを設定し、コール処理のニーズおよび作業環境に基づいてコール ピックアップ ボタンを設定します。
(Cisco Unified IP Phone 6911 限定)
1. 電話機に自動ピックアップが設定されている場合は、機能ボタン を押し、続けてコール ピックアップに設定された所定の番号を入力して、自分のピックアップ グループ内で鳴っているコールを自分の電話機に転送します。コールが接続されます。
(Cisco Unified IP Phone 6911 限定)
1. 電話機に自動グループ ピックアップが設定されている場合は、機能ボタン を押し、続けてコール ピックアップに設定された所定の番号を入力して、自分のピックアップ グループ外の電話機でコールに応答します。
2. グループ ピックアップ番号を入力して、コールに接続します。
3. 自動グループ ピックアップが設定されていない場合は、回線ボタンを押すかハンドセットを持ち上げてコールに接続します。
コール待機機能を使用すると、他のコールで会話をしているときに新しいコールが自分の電話機で鳴っていることが、次のような合図で通知されます。
鳴っているコールに応答するには、オレンジに点滅している回線ボタンを押します。電話機によって元のコールが自動的に保留され、鳴っているコールが接続されます。
コードを使用すると、課金コードやトラッキング コードを使ってコールを発信できます。電話機では、次の 2 種類のコード(管理者から取得)がサポートされています。
• Client Matter Codes(CMC; クライアント識別コード)では、コールが特定のクライアント マターに関連することを指定するコードの入力が必要です。管理者は、コールの課金および請求を目的として、クライアント識別コードを顧客、学生、またはその他のグループに割り当てることができます。
• Forced Authorization Codes(FAC; 強制承認コード)を使用すると、コールのアクセスと課金を管理できます。強制承認コード機能では、コールの接続前に有効な認証コードを入力する必要があります。
会議を使用すると、複数の通話相手と同時に会話できます。あるコールでの会話中に、会議を使用して別の通話相手にダイヤルし、それらの通話相手をそのコールに追加します。電話機で機能がサポートされている場合は、個々の参加者を会議から削除できます。
• Cisco Unified IP Phone 6901 のフックフラッシュ機能を使用する。
• Cisco Unified IP Phone 6911 の会議ボタン を使用する。
(Cisco Unified IP Phone 6901 限定)
1. アクティブ コール中(保留中でない)であることを確認します。
2. フックスイッチを押してから放して、ダイヤル トーンを受信します。
4. 受信者の応答を待ちます (または、コールが鳴っている間に手順 5. に進みます)。
(注) 一度の会議に含められる参加者は、3 人までです。会議から参加者をドロップするには、フックフラッシュ機能を使用します。
(Cisco Unified IP Phone 6901 限定)
(注) 会議から通話者をドロップできるのは、会議のホストだけです。
(Cisco Unified IP Phone 6911 限定)
1. アクティブ コール中(保留中でない)であることを確認します。
4. 参加者の応答を待ちます(または、コールが鳴っている間に手順 5. に進みます)。
フックフラッシュは、電話機の受け台にあるフックスイッチ ボタンをすばやく押してから放すことによって、電話機の各機能を有効にできる機能です。
回線ボタンが緑色に点滅します。保留されている通話者側では、事前に設定されている保留音が再生されます。
2. コールを再開するには、緑色に点滅している回線ボタンを押すか、スピーカ ボタンを押すか(Cisco Unified IP Phone 6911 のみ)、ハンドセットが受け台に置かれている場合はオフ フックにします。
ミートミーを使用すると、スケジュールした時刻に所定の番号へコールして会議を開催したり、会議に参加したりできます。
会議は、ホストが接続すると開始されます。ホストが参加する前に会議に参加すると、参加者にはビジー音が聞こえます。その場合は、もう一度ダイヤルする必要があります。
すべての参加者が切断すると会議は終了します。ホストが切断しても会議は自動的には終了しません。
(Cisco Unified IP Phone 6911 限定)
1. オフ フックにして、ミートミー会議番号(会議ホストから取得)をダイヤルします。
(Cisco Unified IP Phone 6911 限定)
ミュートを使用すると、ハンドセットおよびスピーカフォンのオーディオ入力をブロックできます。コールの通話相手の声は聞こえますが、相手にこちらの声は聞こえません。
リダイヤル機能では、リダイヤル ボタンを押して最後にダイヤルした電話番号をコールできます。
• Cisco Unified IP Phone 6901 では、オフ フックにしてリダイヤル ボタンを押します。
• Cisco Unified IP Phone 6911 では、リダイヤル ボタン を押します。このボタンを押す際は、オフ フックまたはオン フックのどちらの状態でも構いません。
共有回線を使用すると、1 つの電話番号を複数の電話機で使用できます。
共有回線は、電話機が複数あっても電話番号は 1 つにする場合、同僚とコール処理タスクを共有している場合、マネージャに代わってコールを処理する場合などに必要になります。
– 自分の電話機が鳴り、回線ボタン がオレンジ色に点滅する。
ボタンが赤色のときは、コールへの割り込みや別のコールの発信に、その回線を使用できません。割り込みが有効になっている場合、オフ フックにすると自動的にコールに割り込むことができます。無効になっている場合は、オフ フックにすると別のコールを発信できます。
(Cisco Unified IP Phone 6911 限定)
短縮ダイヤル機能では、ボタンを押すかコードを入力するだけでコールを発信できます。電話機で短縮ダイヤル機能を使用する前に、[ユーザ オプション(User Options)] Web ページで短縮ダイヤルを設定する必要があります。
電話機の設定に応じて、次のような短縮ダイヤル機能をサポートできます。
• 機能ボタン:このボタンが短縮ダイヤル用に設定されている場合は、電話番号をすばやくダイヤルできます。
(Cisco Unified IP Phone 6911 限定)
(電話機で短縮ダイヤル ボタンを使用する前に、[ユーザ オプション(User Options)] Web ページで短縮ダイヤルを設定する必要があります)
転送機能を使用すると、接続されているコールを自分の電話機から別の番号へリダイレクトできます。
• 指定した別の番号に 1 つのコールをリダイレクトできます。転送の実施方法は、使用している電話機のモデルによって異なります。
– Cisco Unified IP Phone 6901 からコールを転送する場合は、フックフラッシュを使用します。
– Cisco Unified IP Phone 6911 からコールを転送する場合は、転送ボタン を使用します。
• Cisco Unified IP Phone 6911 にだけ、自分が回線に残らずに 2 つのコール同士を接続する機能があります。
(Cisco Unified IP Phone 6901 限定)
1. アクティブ コール中(保留中でない)であることを確認します。
2. フックスイッチを押してから放して、ダイヤル トーンを受信します。
4. 受信者の応答を待ちます (または、コールが鳴っている間に手順 5. に進みます)。
(Cisco Unified IP Phone 6911 限定)
1. アクティブ コール中(保留中でない)であることを確認します。
3. 転送の受信者の電話番号を入力します(または、短縮ダイヤル ボタンを押します)。
4. 受信者の応答を待ちます (または、コールが鳴っている間に手順 5. に進みます)。
(Cisco Unified IP Phone 6911 限定)
転送先との接続後に相手にコールを転送する前に、回線ボタンを押して 2 つのコールを切り替えられます。これによって、転送を完了する前に、各コールで通話相手と個別に打診できます。
(Cisco Unified IP Phone 6911 限定)
WebDialer では、Cisco Unified CM ディレクトリから連絡先にクリックツーダイヤルできます。この機能はシステム管理者が設定します。
(Cisco Unified IP Phone 6911 限定)
1. [ユーザ オプション(User Options)] Web ページにログインします。
2. [ユーザ オプション(User Options)] > [ディレクトリ(Directory)] を選択して、同僚を検索します。
(Cisco Unified IP Phone 6911 限定)
1. WebDialer を使用してコールを開始し、[コールの開始(Make Call)] ページにアクセスします。
[コールの開始(Make Call)] ページは、WebDialer を初めて使用するときに表示されます(ダイヤルする番号の選択後)。
2. [コールの開始(Make Call)] ページから、次のいずれかのオプションを選択します。
– [優先する言語(Preferred language)]:WebDialer の設定およびプロンプトに使用する言語を指定します。
– [優先するデバイスを使用する(Use preferred device)]:WebDialer コールを発信するのに使用する Cisco Unified IP Phone([コールに使用するデバイス(Calling device)])とディレクトリ番号([コールに使用する回線(Calling line)])を識別します。単一回線の電話機を 1 台だけ使用している場合は、適切な電話機と回線が自動的に選択されます。それ以外の場合は、電話機または回線、あるいはその両方を選択します。同じタイプの電話機が複数台ある場合は、デバイス タイプと MAC アドレスで指定します。
– [コールの確認ダイアログを表示しない(Do not display call confirmation)]:選択すると、次に WebDialer を使用するときに WebDialer の [コールの開始(Make Call)] ページが表示されなくなります。Cisco ディレクトリから連絡先をクリックすると、コールが自動的にダイヤルされます。
– [自動終了の無効化(Disable Auto Close)]:選択すると、コール ウィンドウが 15 秒後に自動的には閉じなくなります。
(Cisco Unified IP Phone 6911 限定)
[コールの開始(Make Call)] ページまたは [コールの終了(Hang Up)] ページの [ログアウト(Sign Out)] アイコン を選択します。