この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Unified IP Phone 7906G および 7911G は、コンピュータで使用するデータ ネットワークで音声通信を行うためのすべての機能が搭載された電話機です。この電話機を使用してコールの発信および受信、保留、転送、会議コールの開設などの機能を使用できます。
基本的なコール処理の他に、Cisco Unified IP Phone 7906G および 7911G では、コール処理機能を拡張する特殊(詳細)なテレフォニー機能をサポートしています。設定に応じて、次がサポートされます。
• ネットワーク データ、XML アプリケーションおよび Web ベースのサービスへのアクセス
• 電話機能のオンライン カスタマイズおよび Cisco Unified CM ユーザ オプション Web ページからのサービス
次の図と表を使用して、電話機でボタンとハードウェアを識別できます。
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メニュー項目のスクロールや項目の強調表示に使用します。電話機がオンフックの場合、ユーザのスピード ダイヤルを表示します。 |
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表示されるアプリケーション メニューにより、ボイス メッセージ システム、履歴とディレクトリ、各種設定、サービス、およびヘルプにアクセスできます。 |
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回線とコールは、混同しやすい用語です。次の説明を参照してください。
• 回線:各回線は、他者が自分へのコールに使用できる電話番号(または内線番号)にそれぞれ対応しています。電話機では、1 つの回線をサポートできます。
• コール: 1 本の回線で複数のコールをサポートできます。電話機はデフォルトで最大 6 つの接続コールをサポートしますが、システム管理者はこの数を必要に応じて調整できます。アクティブとなり得るコールは常に 1 つに限定されるので、他のコールはすべて自動的に保留状態になります。
電話機には、コールおよび回線の状態(オンフック、保留中、呼び出し中、接続中など)の判断に役立つアイコンが表示されます。
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このコールが保留にされています。「コールの保留と復帰」 を参照してください。 |
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共有回線の別の電話機がコールを保留にしました。「コールの保留と復帰」 を参照してください。 |
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共有回線の別の電話機に接続コールがあります。「共有回線について」 を参照してください。 |
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保留コールが電話機に復帰しています。「コールの保留と復帰」 を参照してください。 |
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「安全なコールの送受信」 を参照してください。 |
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「安全なコールの送受信」 を参照してください。 |
電話機能にアクセスするには、アプリケーション メニューを使用します。
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を押して、アプリケーションのリスト([メッセージ(Messages)]、[ディレクトリ(Directory)]、[設定(Settings)]、[サービス(Services)]、および [ヘルプ(Help)])を表示します。 |
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[終了(Exit)] を押します。このとき、メニューの最上位レベルで [終了(Exit)] を押すと、メニューが閉じます。 |
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を押すと LED は緑色に変わり、アプリケーション メニューを使用している間は点灯しています。 または [終了(Exit)] を押さずにアプリケーションの操作を終了する場合(たとえば、新しいコールに応答する場合)、電話スクリーンが変わる場合がありますが ボタンは緑色のままです。もう一度 を押すと、使用していたアプリケーションが中断した時点から再開します。
Cisco Unified IP Phone 7906G および 7911G には、包括的なオンライン ヘルプ システムが用意されています。電話機のヘルプを表示するには、 を押して、[ヘルプ(Help)] を選択します。
電話機のシステム設定によって、この電話ガイドに記載されている機能がご使用の電話機で利用できない、または動作が異なる場合があります。操作方法や機能のアベイラビリティについては、お客様の社内のサポート デスクまたはシステム管理者にお問い合わせください。
電話機は、Session Initiation Protocol(SIP)と Skinny Call Control Protocol(SCCP)のどちらかのシグナリング プロトコルに対応するように設定できます。この設定は、システム管理者が行います。
電話機能は、プロトコルによって異なります。この電話ガイドでは、どの機能がどのプロトコルに固有のものかを示します。電話機で使用されているプロトコルを知るには、システム管理者に問い合わせるか、電話機の > [モデル情報(Model Information)] > [コール制御プロトコル(Call Control Protocol)] を選択します。
電話機は、Cisco EnergyWise プログラムをサポートしています。システム管理者は、節電のために電話機のスリープ(電源オフ)時間とウェイク(電源オン)時間を設定します。
オーディオ アラートがシステム管理者によって有効になっている場合は、スケジュールされたスリープ時間の 10 分前に呼出音の再生が聞こえます。呼出音は、次のスケジュールに従って再生されます。
• 電源オフの 10 分前に、呼出音が 4 回再生されます。
• 電源オフの 30 秒前に、呼出音は、15 回再生されるか、電話機の電源がオフになるまで再生されます。
スリープ時に電話機が非アクティブ(アイドル)の場合は、電話機の電源がオフにされることを通知するメッセージが表示されます。電話機をアクティブな状態のまま保つには、電話機の任意のキーを押します。どのキーも押さなかった場合、電話機の電源はオフになります。
電話機がアクティブ(電話中など)の場合、電話機が非アクティブになってしばらく経ってから、保留になっている電源シャットダウンの通知が表示されます。シャットダウン前に、電話機の電源がオフになることを通知するメッセージが表示されます。
スケジュールされた時間に、電話機の電源はオンになります。スケジュール時間よりも前に電話機を復帰させるには、管理者に連絡してください。
ウェイク時間とスリープ時間は、通常勤務する設定済みの日にもリンクされています。要件が変わった(たとえば、勤務時間または勤務日が変わった)場合は、電話機を再設定するようシステム管理者に依頼してください。