この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
• 「Cisco Unified Presence Serviceability の概要」
• 「Cisco Unified Presence Serviceability へのアクセス」
• 「Hypertext Transfer Protocol over Secure Sockets Layer(HTTPS)の使用」
• 「Cisco Unified Presence Serviceability のインターフェイスの使用」
• 「参考情報」
Cisco Unified Presence の Web ベースのトラブルシューティング ツールである Cisco Unified Presence Serviceability は、次の機能を備えています。
• トラブルシューティングに備えて、Cisco Unified Presence のサービスのアラームとイベントを保存します。また、アラーム メッセージの定義も提供します。
• トラブルシューティングに備えて、Cisco Unified Presence のサービスのトレース情報を各種ログ ファイルに保存します。システム管理者は、トレース情報の設定、収集、および表示を行うことができます。
• Real-Time Monitoring Tool(RTMT)を使用して、Cisco Unified Presence クラスタ内のコンポーネントの動作をリアルタイムにモニタします。
• Service Activation ウィンドウでアクティブ化、非アクティブ化、および表示できる機能サービスを提供します。
• 機能サービスとネットワーク サービスを開始および停止するインターフェイスを提供します。
• Cisco Unified Presence Serviceability のツールに関連付けられるレポートをアーカイブします。
• Cisco Unified Presence が SNMP リモート管理とトラブルシューティングのための管理対象デバイスとして機能できるようにします。
Cisco Unified Presence Serviceability にアクセスするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Netscape 7.1(またはそれ以降)あるいは Internet Explorer 6.0(またはそれ以降)を使用して、Cisco Unified Presence Serviceability サービスが動作している Cisco Unified Presence を参照します。
ヒント サポートされているブラウザで、https://<サーバ名または IP アドレス>:8443 と入力します。ここで、「サーバ名または IP アドレス」は Cisco Unified Presence Serviceability サービスが動作しているサーバ、8443 は HTTPS のポート番号を表します。
ブラウザで http://<サーバ名または IP アドレス>:8080 と入力すると、HTTPS を使用するようにシステムによってリダイレクトされます。HTTP は、ポート番号 8080 を使用します。
ステップ 2 [Cisco Unified Presenceの管理] リンクをクリックします。
ステップ 3 証明書に関するプロンプトが表示された場合は、「Hypertext Transfer Protocol over Secure Sockets Layer(HTTPS)の使用」を参照してください。
ステップ 4 ユーザ名とパスワードの入力を求めるプロンプトが初めて表示されたときは、インストール中にユーザ名とパスワードとして指定したアプリケーション ユーザ名およびアプリケーション ユーザ パスワードをそれぞれ入力します。
ヒント Standard CCMUsers 権限が割り当てられたユーザはすべて、Cisco Unified Presence
Serviceability にアクセスできます。この権限をユーザに割り当てる方法の詳細については、『Cisco Unified Presence アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
ステップ 5 Cisco Unified Presence の管理ページが表示されたら、ウィンドウの右上にある[ナビゲーション]ドロップダウン リスト ボックスで [Cisco Unified サービスアビリティ] を選択します。
Cisco Unified Presence Serviceability が表示されます。
ヒント 設定の途中で Cisco Unified Presence Serviceability のメイン ウィンドウに戻るには、アプリケーション ウィンドウの右上にある[Home]をクリックします。
「関連項目」を参照してください。
• 「HTTPS の概要(Internet Explorer の場合)」
• 「信頼できるフォルダへの証明書の保存(Internet Explorer の場合)」
Hypertext Transfer Protocol over Secure Sockets Layer(SSL)は、ブラウザ クライアントと Tomcat Web サーバ間の通信をセキュリティで保護するためのプロトコルであり、証明書と公開鍵を使用してインターネット上で転送されるデータを暗号化します。HTTPS はサーバのアイデンティティを保証し、Cisco Unified Presence Serviceability などのアプリケーションをサポートします。また、ユーザ ログイン パスワードが Web を介して安全に送信されるようにします。
Cisco Unified Presence のインストールまたはアップグレード後に、Cisco Unified Presence の管理ページまたはその他の Cisco Unified Presence SSL 対応の仮想ディレクトリに管理者またはユーザが初めてアクセスすると、サーバを信頼するかどうかを確認するための[セキュリティの警告]ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスが表示されたら、次のいずれかの操作を実行する必要があります。
• [はい]をクリックして、現在の Web セッションに対してのみ証明書を信頼する。現在のセッションに対してのみ証明書を信頼すると、[セキュリティの警告]ダイアログボックスは、信頼できるフォルダに証明書をインストールするまで、アプリケーションにアクセスするたびに表示されます。
• [証明書の表示]>[証明書のインストール]の順にクリックして証明書のインストール タスクを実行し、その証明書を常に信頼することを指定する。信頼できるフォルダ内に証明書をインストールした場合、Web アプリケーションにアクセスするたびに[セキュリティの警告]ダイアログボックスが表示されることはありません。
• [いいえ]をクリックして、操作をキャンセルする。認証は行われず、Web アプリケーションにアクセスできません。Web アプリケーションにアクセスするには、[はい]をクリックするか、または[証明書の表示]>[証明書のインストール]オプションで証明書をインストールします。
(注) システムは、ホスト名を使用して証明書を発行します。IP アドレスを使用して Web アプリケーションにアクセスしようとすると、クライアントに証明書をインストールした場合でも、[セキュリティの警告]ダイアログボックスが表示されます。
「関連項目」を参照してください。
信頼できるフォルダに CA ルート証明書を保存して、Web アプリケーションにアクセスするたびに[セキュリティの警告]ダイアログボックスが表示されないようにするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Tomcat Web サーバ上のアプリケーションを参照します。
ステップ 2 [セキュリティの警告]ダイアログボックスが表示されたら、 [証明書の表示] をクリックします。
ステップ 3 [証明書]ペインで、 [証明書のインストール] をクリックします。
ステップ 5 [証明書をすべて次のストアに配置する] オプション ボタンを選択して、 [参照] をクリックします。
ステップ 9 証明書をインストールするには、 [はい] をクリックします。
インポートが正常に行われたことを知らせるメッセージが表示されます。 [OK] をクリックします。
ステップ 10 ダイアログボックスの右下にある [OK] をクリックします。
ステップ 11 証明書を信頼し、ダイアログボックスが再び表示されないようにするには、 [はい] をクリックします。
「関連項目」を参照してください。
Netscape で HTTPS を使用する場合、証明書の資格情報を表示し、1 回のセッションに対して証明書を信頼する、期限が切れるまでその証明書を信頼する、または証明書を信頼しない、のいずれかを選択できます。
ヒント 1 回のセッションに対してのみ証明書を信頼する場合は、HTTPS がサポートされているアプリケーションにアクセスするたびに次の手順を繰り返す必要があります。証明書を信頼しない場合は、アプリケーションにアクセスできません。
信頼できるフォルダに証明書を保存するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Netscape を使用して、アプリケーション(たとえば、Cisco Unified Presence Serviceability など)を参照します。
ステップ 2 次のいずれかのオプション ボタンをクリックします。
• [この証明書をこのセッションのために一時的に受け入れる]
• [この証明書を受け入れない/この Web サイトに接続しない]
(注) [この証明書を受け入れない/この Web サイトに接続しない]を選択した場合、アプリケーションは表示されません。
(注) 次に進む前に証明書の資格情報を表示する場合は、[証明書を調査]をクリックします。資格情報を確認し、[閉じる]をクリックします。
[セキュリティに関する警告]ダイアログボックスが表示されます。
「関連項目」を参照してください。
Cisco Unified Presence Serviceability では、トラブルシューティングやサービス関連の操作に加え、次の操作を実行できます。
• 1 つの特定ウィンドウに関するドキュメントを表示するには、Cisco Unified Presence Serviceability で [Help]>[This page] の順に選択します。
• このリリースの Cisco Unified Presence で利用できるマニュアルのリストを表示する(またはオンライン ヘルプの索引にアクセスする)には、Cisco Unified Presence Serviceability で [Help]>[Contents]>[Contents and Index] の順に選択します。
• 設定のウィンドウから Cisco Unified Presence Serviceability のホーム ページに直接移動するには、ウィンドウの右上にある [Home] リンクをクリックします。
• Cisco Unified Presence の管理ページまたは他のアプリケーションにアクセスするには、ウィンドウの右上にある [Navigation] ドロップダウン リスト ボックスで対象のアプリケーションを選択します。
• Cisco Unified Presence Serviceability でアイコンを使用するには、 表1-1 を参照してください。
|
|
---|---|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Cisco Unified Presence Serviceability の管理ページには、ユーザがマウスを使用せずにウィンドウ上のボタンにアクセスできる機能が用意されています。これらのナビゲーション ショートカットにより、視覚障害を持つユーザにもアプリケーションが使用しやすくなります。
表1-2 は、キーボード ショートカットでインターフェイスをナビゲーションする際のガイドです。
|
|
---|---|
1 画面分を超える情報が存在する場合、ウィンドウの一番上に移動します。また、ユーザが入力したテキストの行頭に移動します。 |
|
• Cisco Unified Presence アドミニストレーション ガイド
「関連項目」を参照してください。
• 「Hypertext Transfer Protocol over Secure Sockets Layer(HTTPS)の使用」