この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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この章では、Cisco Unified Presence Real-Time Monitoring Tool(RTMT)を設定する手順について説明します。
ヒント インストールされている RTMT のバージョンが、クラスタ内で動作している Cisco Unified
CallManager のバージョンと互換性があることを確認してください。たとえば、Cisco Unified CallManager 5.X をサポートしている RTMT のバージョンは、Cisco Unified CallManager 6.X をサポートしていません。Cisco Unified CallManager 5.0 をサポートしている RTMT のバージョンは、Cisco Unified CallManager 5.1 をサポートしています。異なるバージョンの Cisco Unified CallManager が同時に動作しているクラスタをモニタするには、複数のバージョンの RTMT(Cisco Unified CallManager のリリースごとに 1 つのバージョン)をインストールする必要があります。複数のバージョンのプラグインをインストールする場合、そのバージョンが異なるフォルダに存在する限り、同じクライアント上に複数のバージョンをインストールできます。インストールによってフォルダ内に別のバージョンが検出された場合は、メッセージが表示されます。インストールを続行するには、そのバージョンを別のフォルダにインストールします。
• 「Real-Time Monitoring Tool(RTMT)のインストール」
• 「参考情報」
ヒント アラート、パフォーマンス モニタリング、トレース収集、Syslog Viewer の設定については、「参考情報」を参照してください。
RTMT は、800*600 以上の解像度で動作し、Windows 98、Windows XP、Windows 2000、または Red Hat Linux with KDE や Gnome クライアントにインストールできます。
(注) Microsoft Windows で稼働する Cisco Unified CallManager サーバと連携するように RTMT がすでにインストールされている場合、Cisco Unified Presence 対応の RTMT をローカル コンピュータの別のフォルダにインストールする必要があります。
ステップ 1 Cisco Unified Presence の管理ページで、 [アプリケーション]>[プラグイン] の順に選択します。
ステップ 3 Microsoft Windows オペレーティング システムを実行しているコンピュータに RTMT ツールをインストールする場合は、Cisco Unified Presence Real-Time Monitoring Tool-Windows の [ダウンロード] リンクをクリックします。Linux オペレーティング システムを実行しているコンピュータに RTMT ツールをインストールする場合は、Cisco Unified Presence Real-Time Monitoring Tool-Linux の [ダウンロード] リンクをクリックします。
ステップ 4 実行ファイルを適切な場所にダウンロードします。
ステップ 5 Windows バージョンをインストールするには、デスクトップに表示された RTMT アイコンをダブルクリックするか、ファイルのダウンロード先のディレクトリから RTMT インストール ファイルを実行します。抽出プロセスが開始されます。
Linux バージョンをインストールするには、たとえば chmod +x CcmServRtmtPlugin.bin というコマンド(大文字と小文字の区別あり)を入力して、ファイルに実行権限があることを確認します。
ステップ 6 [RTMT welcome]ウィンドウで [Next] をクリックします。
ステップ 7 ライセンス契約書に同意するには、 [Yes] をクリックします。
ステップ 8 RTMT のインストール先を選択します。デフォルト以外の場所にインストールする場合は、[Browse]をクリックし、別の場所に移動します。 [Next] をクリックします。
ステップ 9 インストールを開始するには、 [Next] をクリックします。
設定状況に関するウィンドウが表示されます。[Cancel]をクリックしないでください。
ステップ 10 インストールを完了するには、 [Finish] をクリックします。
「関連項目」を参照してください。
ツール(RTMT)を使用すると、ユーザ プリファレンスやダウンロードされたモジュールの jar ファイルは、クライアント マシンにローカルに保存されます。システムはプロファイルを Cisco Unified Presence データベースに保存するので、RTMT のアップグレード後もこれらの項目に RTMT でアクセスできます。
ヒント 互換性を確保するため、クラスタ内のすべてのサーバ上で Cisco Unified Presence をアップグレードした後に RTMT をアップグレードすることをお勧めします。
ステップ 1 Cisco Unified Presence の管理ページで、 [アプリケーション]>[プラグイン] の順に選択します。
ステップ 3 Microsoft Windows オペレーティング システムを実行しているコンピュータに RTMT ツールをインストールする場合は、Cisco Unified CallManager Real-Time Monitoring Tool-Windows の [ダウンロード] リンクをクリックします。Linux オペレーティング システムを実行しているコンピュータに RTMT ツールをインストールする場合は、Cisco Unified CallManager Real-Time Monitoring Tool-Linux の [ダウンロード] リンクをクリックします。
ステップ 4 実行ファイルを適切な場所にダウンロードします。
ステップ 5 デスクトップに表示された RTMT アイコンをダブルクリックするか、ファイルのダウンロード先のディレクトリから RTMT インストール ファイルを実行します。抽出プロセスが開始されます。
Linux バージョンをインストールするには、たとえば chmod +x CcmServRtmtPlugin.bin というコマンド(大文字と小文字の区別あり)を入力して、ファイルに実行権限があることを確認します。
ステップ 6 [RTMT welcome]ウィンドウで [Next] をクリックします。
ステップ 7 アップグレードの場合はインストール先を変更できないので、 [Next] をクリックします。
設定状況に関するウィンドウが表示されます。 [Cancel] をクリックしないでください。
ステップ 8 インストール完了ウィンドウで [Finish] をクリックします。
「関連項目」を参照してください。
ヒント RTMTを使用すると、ユーザ プリファレンスやモジュールの jar ファイル(キャッシュ)は、クライアント マシンにローカルに保存されます。サーバ データベースのキャッシュも保存されます。RTMT をアンインストールするときは、キャッシュを削除するか保存するかを選択します。
Windows クライアントで RTMT をアンインストールするには、[コントロール パネル]の [アプリケーションの追加と削除] を使用します([スタート]>[設定]>[コントロール パネル]>[アプリケーションの追加と削除])。
KDE や Gnome クライアントを使用した Red Hat Linux で RTMT をアンインストールするには、タスクバーから [Start ] >[Accessories ] > [ Uninstall Real-time Monitoring tool ]の順に選択します。
「関連項目」を参照してください。
RTMT を使用する前に、クラスタ内の各ノードで Cisco AMC Service をアクティブにする必要があります。Cisco Unified Presence Serviceability から [Tools]>[Service Activation] の順に選択し、 [Cisco AMC Service] チェックボックスをオンにします。 [Update] をクリックします。
ステップ 1 プラグインをインストールした後、次のいずれかの操作を実行します。
• Windows デスクトップで、 [Cisco Unified CallManager Real-Time Monitoring Tool] アイコンをダブルクリックします。
• [スタート]>[プログラム]>[Cisco CallManager Serviceability]>[Real-Time Monitoring Tool]>[Real-Time Monitoring Too]l の順に選択します。
[Real-Time Monitoring Tool Login]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Host IP Address]フィールドに、ファースト ノードの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
ステップ 3 [User Name]フィールドに、CCMAdministrator アプリケーションのユーザ名を入力します。たとえば、このユーザのデフォルトのユーザ名は、 CCMAdministrator です。
ステップ 4 [Password]フィールドに、CCMAdministrator アプリケーションのユーザ名に対応するユーザ パスワードを入力します。
(注) 認証に失敗した場合、またはサーバに到達できない場合は、サーバと認証の詳細を再入力するように求められます。また、[Cancel]ボタンをクリックして、アプリケーションを終了することもできます。認証に成功した場合は、RTMT により、ローカル キャッシュまたはリモート ノードからモニタリング モジュールが起動されます。リモート ノードは、バックエンドの Cisco Unified Presence バージョンと一致するモニタリング モジュールがローカル キャッシュに含まれていない場合に使用されます。
ステップ 5 アプリケーションがサーバのリッスンに使用するポートを入力します。デフォルト設定は 8443 です。
ステップ 6 [Secure Connection] チェックボックスをオンにします。
ステップ 8 [Yes] をクリックして、証明書ストアを追加します。
「関連項目」を参照してください。
RTMT ウィンドウは、次の主要コンポーネントで構成されています。
• メニュー バーには、次のメニュー オプションがあります。
–File:既存の RTMT プロファイルの保存、復元、および削除、Java ヒープ メモリ使用状況のモニタ、Cisco Unified サービスアビリティの[Serviceability Report Archive]ウィンドウへの移動、RTMT のログオフまたは終了を行います。
–System:システム サマリーのモニタ、サーバ リソースのモニタ、パフォーマンス カウンタの操作、アラートの操作、トレースの収集、syslog メッセージの表示を行います。
–CUP:サーバの Cisco Unified CallManager サマリー情報を表示します。
–Edit:カテゴリの設定(表形式での表示用)、デバイスおよびパフォーマンス モニタリング カウンタのポーリング レートの設定、[Quick Launch Channel]の非表示、RTMT のトレース設定値の編集を行います。
–Window:1 つまたはすべての RTMT ウィンドウを閉じます。
–Application:管理ページおよびサービスアビリティの Web ページを参照します。
–Help:RTMT のマニュアルのオンライン ヘルプにアクセスするか、RTMT のバージョンを参照します。
• [Quick Launch Channel]:クリックするとサーバの情報やアプリケーションの情報が表示されるタブを持つ、RTMT ウィンドウの左側にあるペインです。タブには、クリックして各種オブジェクトをモニタできる複数のアイコンがあります。
• [Monitor]ペイン:モニタリング結果を表示するペインです。
「関連項目」を参照してください。
RTMT を初めてロードすると、CM-Default という名前のデフォルト設定が適用されます。RTMT を初めて使用すると、CM-Default プロファイルが使用され、モニタ ペインに要約ページが表示されます。
独自の構成プロファイルを作成する方法については、「構成プロファイルの追加」を参照してください。
「関連項目」を参照してください。
RTMT で複数のモニタリング ウィンドウ(CPU & Memory やパフォーマンス カウンタなど)を開いた後、独自の構成プロファイルを作成すると、これらのウィンドウを個別に開かなくても 1 つの操作でこれらのモニタリング ウィンドウを復元できます。同じ RTMT セッションで複数の異なるプロファイルを切り替えたり、後続の RTMT セッションで同じプロファイルを使用したりすることもできます。
ステップ 1 [System]>[Profile] の順に選択します。
[Preferences]ダイアログボックスが表示されます。
[Save Current Configuration]ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 3 [Configuration name]フィールドに、この構成プロファイルの名前を入力します。
ステップ 4 Configuration description フィールドに、この構成プロファイルの説明を入力します。
「関連項目」を参照してください。
構成済みのプロファイルを復元するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [System]>[Profile] の順に選択します。
[Preferences]ダイアログボックスが表示されます。
復元された構成に対する、あらかじめ用意されている設定やパフォーマンス モニタリング カウンタのすべてのウィンドウが開きます。
「関連項目」を参照してください。
構成済みのプロファイルを削除するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [System]>[Profile] の順に選択します。
[Preferences]ダイアログボックスが表示されます。
「関連項目」を参照してください。
ツール(RTMT)には、システムの状況をモニタするデフォルトのモニタリング オブジェクトのセットが用意されています。デフォルト オブジェクトには、パフォーマンス カウンタや Cisco Unified Presence でサポートされているサービスについての重要なイベント ステータスが含まれています。
• 「ポーリング レート パフォーマンス モニタリング カウンタの設定」
カテゴリ(つまり、事前定義オブジェクト)のモニタリング ペインには、事前定義モニタリング オブジェクトのアクティビティが表示されます。カテゴリの情報を表示する手順は、次のとおりです。
ヒント 事前定義オブジェクトのモニタ上で拡大表示するには、マウスの左ボタンをクリックし、図の必要な領域上にドラッグします。領域を選択したら、マウスの左ボタンを放します。モニタリングしている表示が、RTMT により更新されます。モニタを縮小して最初のデフォルト表示にリセットするには、R キーを押します。
ステップ 1 カテゴリを表示またはモニタするには、[Quick Launch Channel]で[System]または[CUP]をクリックします。
[Quick Laungh Channel]で[System]を選択すると、仮想メモリの使用状況など、事前定義のシステム オブジェクトに関する情報が表示されます。[Quick Launch Channel]で[CUP]を選択すると、PE Active Subscription など、事前定義の Cisco Unified Presense Server オブジェクトに関する情報がモニタリング ペインに表示されます。RTMT は、クラスタ内のすべてのノード上の事前定義オブジェクトをモニタします。
ステップ 2 [Summary]や[Server]などのカテゴリをクリックします。カテゴリのアイコンが表示されている場合は、アイコンをクリックして、モニタする情報を表示します。
(注) 現在のバージョンの RTMT にあるオプションには、Cisco Unified Presence に適用されないものもあります。
ステップ 3 表示するカテゴリに応じて、次の 表7-1 から、いずれかのオプションを選択します。
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PE Active Subscription、Proxy SIP Message Requests In、Proxy SIP Message Requests Out、Proxy SIP Register Requests In、Proxy SIP Subscribe Requests In、JVM Memory に関する情報を表示します。 事前定義のシステム オブジェクトに関する情報を表示するには、 [CUP]>[CUP Summary] の順に選択します。 |
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仮想メモリの使用状況、CPU 使用状況、共通パーティションの使用状況、アラート履歴ログに関する情報を表示します。事前定義のシステム オブジェクトに関する情報を表示するには、 [System]>[System Summary] の順に選択します。 |
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• CPU and Memory:各サーバの CPU 使用状況と仮想メモリの使用状況に関する情報を表示します。 CPU および仮想メモリの使用状況に関する情報を表示するには、 • Process:各サーバ上で動作しているプロセスに関する情報を表示します。 システム上で動作しているプロセスに関する情報を表示するには、 • Disk Usage:各サーバのディスク使用状況に関する情報を表示します。システム上のディスク使用状況に関する情報を表示するには、 [System]>[Server]>[Disk Usage] の順に選択します。特定のサーバのディスク使用状況をモニタするには、[Host]ドロップダウン リスト ボックスからサーバを選択します。 • Critical Services:サーバ上で動作しているサービスのステータスに関する情報を表示します。重要なサービスに関する情報を表示するには、 システムの重要なサービスを表示するには、[System]タブをクリックします。Cisco Unified Presense Server の重要なサービスを表示するには、[CUP]タブをクリックします。特定のサーバの重要なサービスをモニタするには、[Host]ドロップダウン リスト ボックスからサーバを選択します。 |
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perfmon カウンタを表示するには、[System]>[Performance]>[Performance]の順に選択します。 perfmon カウンタの使用方法の詳細については、「パフォーマンス モニタリングの設定と使用」を参照してください。 |
「関連項目」を参照してください。
Cisco Unified Presence は、カウンタをポーリングしてステータス情報を収集します。[RTMT monitoring]ペインでは、パフォーマンス モニタリング カウンタのポーリング間隔を設定します。
(注) ポーリング レートの頻度を高くすると、Cisco Unified Presence のパフォーマンスに悪影響を及ぼすことがあります。図形式でパフォーマンス カウンタをモニタする場合、最小ポーリング レートは 5 秒です。表形式で パフォーマンス カウンタをモニタする場合、最小レートは 1 秒です。デフォルト値はいずれも 10 秒です。
デバイスのデフォルト値は 10 分です。
ステップ 1 [RTMT monitoring]ペインに、パフォーマンス モニタリング カウンタを表示します。
ステップ 2 デバイスをクリックし、 [Edit]>[Polling Rate] の順に選択します。
ステップ 3 [Polling Interval]ペインで、使用する時間間隔を指定します。
「関連項目」を参照してください。
カテゴリを使用すると、パフォーマンス モニタリング カウンタをモニタできます。たとえば、Cisco UP SIP Proxy カテゴリでは、SIP プロキシのパフォーマンス モニタリング カウンタをグラフ形式でモニタできます。それ以上のカウンタを使用する場合は、新しいカテゴリを設定して、データを表形式で表示できます。
ステップ 1 パフォーマンス モニタリング ツリー階層を表示します。
ステップ 2 [Edit]>[New Category] の順に選択します。
ステップ 3 カテゴリ名を入力し、 [OK] をクリックします。
• 「関連項目」を参照してください。
• 名前を変更するカテゴリのタブを右クリックし、 [Rename Category] を選択します。
• 名前を変更するカテゴリのタブをクリックし、 [Edit]>[Rename Category] の順に選択します。
ステップ 2 新しい名前を入力し、 [OK] をクリックします。
• 「関連項目」を参照してください。
• 削除するカテゴリのタブを右クリックし、 [Remove Category] を選択します。
• 削除するカテゴリのタブをクリックし、 [Edit]>[Remove Category] の順に選択します。
「関連項目」を参照してください。
「関連項目」を参照してください。
• 「ポーリング レート パフォーマンス モニタリング カウンタの設定」
• 「ポーリング レート パフォーマンス モニタリング カウンタの設定」