Cisco USB GNSS ドングル 設置の前提条件
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ネットワークには、シスコ ワイヤレス コントローラとサポートされているシスコ AP が含まれている必要があります。これらの AP はコントローラに関連付けられている必要があります。
この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ネットワークには、シスコ ワイヤレス コントローラとサポートされているシスコ AP が含まれている必要があります。これらの AP はコントローラに関連付けられている必要があります。
Cisco USB GNSS ドングル に関連した設置ガイドラインのリストを次に示します。
ドングルは、天井から AP を取り外さずに、サポートしている AP の USB ポートに接続できます。
リピーターやアンプなど、セルラー LTE 周波数で動作する機器やアンテナの近くにドングルを配置する場合は、注意してください。この機器は、GNSS 周波数に干渉する可能性があります。
外部アンテナを取り付ける場合は、機械的ストレスを軽減するため、コネクタをドングルに挿入する前に、アンテナを目的の場所に配置し、ケーブル管理作業を実行します。
ステップ 1 |
Cisco USB GNSS ドングル を AP の USB ポートに差し込みます。
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ステップ 2 |
コントローラ GUI にログインします。 |
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ステップ 3 |
を選択します。 [AP Join Profile] を選択します。 |
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ステップ 4 |
[General] セクションで、[USB Enable] チェックボックスをオンにして USB ポートを有効にします。 |
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ステップ 5 |
を選択します。 |
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ステップ 6 |
Cisco USB GNSS ドングル が設置されている AP を選択します。 |
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ステップ 7 |
[Inventory] タブをクリックします。 |
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ステップ 8 |
[USB Module Inventory] セクションで、USB モジュールの詳細を確認します。 Cisco USB GNSS ドングル を使用して、すべての AP に対して USB モジュールの検証を実行することを推奨します。 |
次の表で、Cisco USB GNSS ドングル の LED ステータスについて説明します。
LED カラー | ステータス |
---|---|
レッド |
衛星 FIX の準備ができていない |
グリーン |
衛星 FIX の準備完了 |
グリーンの点滅 |
衛星信号/FIX の取得 |
(注) |
LED の明るさ制御(調光)およびマルチカラーステータスはサポートされていません。 |
コンフィギュレーション
GNSS 外部アンテナケーブルの長さは AP ごとに設定され、AP は再起動後も値を保持します。アンテナケーブルが外部アンテナ付属ケーブルの長さ 10 m を超える場合は、ケーブル長を手動で設定する必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
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ステップ 1 |
enable 例:
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特権 EXEC モードを有効にします。 パスワードを入力します(要求された場合)。 |
ステップ 2 |
ap name ap-name geolocation gnss antenna external cable-length cable-length 例:
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ケーブル長をメートル単位で設定します。範囲は 1 ~ 100 m です。 手動で設定したケーブル長を削除し、ケーブル長をデフォルト値にリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
configure terminal 例:
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グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
ap profile ap-profile-name 例:
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AP プロファイルを設定し、AP プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
sensor environment pressure mode disabled 例:
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ステップ 4 |
end 例:
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コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
地理位置情報パラメータ
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
|
特権 EXEC モードを有効にします。パスワードを入力します(要求された場合)。 |
ステップ 2 |
ap name ap-name geolocation height ap-height 例:
|
AP の地上高(AGL)をメートル単位で入力します。範囲は -100 ~ 1000 m です。 特定の AP に手動で設定された AGL 値を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。 |
次のコマンドにより、取得した地理位置情報がクリアされます。特定の AP、すべての AP から、または AP の MAC アドレスを使用して、値をクリアできます。