この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
• 「CMX Connect & Engage UI における CMX Mobile Application SDK の設定」
• 「Mobile Application Server の詳細を表示する」
• 「ゾーン設定」
• 「バナー」
• 「キャンペーン」
表 3-1 は、Connect & Engage User Interface(UI)における CMX Mobile Application SDK の設定時に実行する手順について示しています。
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次の URL を参照してください。 興味のあるポイントを新規作成する |
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次の URL を参照してください。 ナビゲーション ポイント用のルートを作成する |
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次の URL を参照してください。 ゾーンの作成 |
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次の URL を参照してください。 バナーの作成 |
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次の URL を参照してください。 新しいキャンペーンを作成して、バナーにキャンペーンを関連付ける |
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次の URL を参照してください。 プッシュ通知のセットアップ |
Connect & Engage UI で、左側のサイドバー メニューから [Mobile App] > [Mobile App Server] を選択して、Mobile Application Server の詳細を表示します。
[Mobile App Server] ページに、以下の内容が表示されます。
• Server IP Address:Mobile Application Server の IP アドレス。
• Server Port:Mobile Application Server のポート番号。
• Sync to Mobile App Server:すべての設定をプッシュして Mobile Application Server と同期させるには、[Sync to Mobile App Server] をクリックします。これにより、手動の同期が正しく機能したかどうかが通知されます。
• Last sync success time:Mobile Application Server が正常に同期された時間。
• Last sync attempt time:Mobile Application Server との同期が最後に試行された時間。
• Remove Setup from Mobile App Server:Mobile Application Server からすべての設定を削除するには、[Remove Setup from Mobile App Server] をクリックします。設定がいったん削除された後には、Mobility Services Engine(MSE)の [Mobile App Enablement] ページを介して Mobile Application Server を再設定する必要があります。詳細については、「 Mobile App Enablement の設定」を参照してください。
• Upload BLE Beacon File:詳細については、 BLE Beacon の設定を参照してください。これは、リリース 8.0 のデモ機能です。
興味のあるポイント(POI)は、マップ上の関心があるロケーションです。会議室、トイレなど、建物内の関心がある任意のロケーションを POI にすることができます。
CMX Connect & Engage ユーザ インターフェイスを使用すると、特定のゾーンを強調表示するさまざまな POI を作成できます。キャンパス、ビルディング、またはフロアのマップおよびロケーション データは Prime Infrastructure にアップロードされ、ロケーション MSE との間で同期されます。
管理者は、ロケーション固有のメッセージおよびバナーを使用するために施設内にゾーンを作成できます。マップ上で興味のあるポイントを作成する特定の領域に、CMX Connect & Engage UI でマークを付けることができます。
興味のあるポイント(POI)を新しく作成するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 左側のサイドバー メニューから、[Mobile App] > [Point Of Interest] を選択します。
ステップ 2 右側のペインで、[+ Create New Point Of Interest] をクリックします。
[Add/Edit Point of Interest] グループ ボックスが表示されます。
ステップ 3 [Point Of Interest (POI)] グループ ボックスで次のように設定します。
• [Name] テキスト ボックスに POI の名前を入力します。
• POI のロゴをアップロードするには、[Click to upload a Logo] をクリックします。[File Upload] ダイアログボックスから画像ファイルを特定し、[Open] をクリックします。
• [Description] テキスト ボックスに POI の説明を入力します。
• POI に関連して追加する任意のキーワードを、[Keywords] テキスト ボックスに入力します。これらのキーワードは、顧客がモバイル デバイスのブラウザで検索するときに POI を容易に見つけるのに役立ちます。
ステップ 4 [Address] グループ ボックスで次のように設定します。
• [Email] テキスト ボックスに、アカウントの電子メール アドレスを入力します。
• [Website URL] テキスト ボックスにアカウントの URL を入力します。
• [Phone Number] テキスト ボックスに電話番号を入力します。
• [Street Line 1] および [Street Line 2] テキスト ボックスに住所(番地)を入力します。
• [City] テキスト ボックスに市町村名を入力します。
• [State] テキスト ボックスに州/都道府県名を入力します。
• [Zip Code] テキスト ボックスに郵便番号を入力します。
新しく作成した POI をアクティブにするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 左側のサイドバー メニューから、[Mobile App] > [Point Of Interest] を選択します。
ステップ 2 右側のペインで [Inactive] をクリックして、非アクティブな POI をすべて表示します。
ステップ 3 [Inactive Point Of Interests] グループ ボックスで、アクティブにする POI をクリックして強調表示します。
ステップ 4 [Make Active] をクリックします。
[All Point Of Interests] グループ ボックスに、アクティブ化された POI が表示されます。
既存の興味のあるポイント(POI)を編集するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 左側のサイドバー メニューから、[Mobile App] > [Point Of Interest] を選択します。
ステップ 2 アクティブな POI と非アクティブな POI の両方を表示するには、右側のペインで [All] をクリックします。
ステップ 3 [All Point Of Interests] グループ ボックスで、編集する POI をクリックして強調表示します。
ステップ 5 [Add/Edit Point Of Interest] グループ ボックスおよび [Address] グループ ボックスで、必要な変更を行います。
ステップ 6 変更を適用するには [Submit] をクリックし、変更をキャンセルするには [Cancel] をクリックします。
ステップ 1 左側のサイドバー メニューから、[Mobile App] > [Point Of Interest] を選択します。
ステップ 2 アクティブな POI と非アクティブな POI の両方を表示するには、右側のペインで [All] をクリックします。
ステップ 3 [All Point Of Interests] グループ ボックスで、削除する POI をクリックして強調表示します。
ステップ 5 [Delete Confirmation] ダイアログボックスで [OK] をクリックします。
フロア ナビゲーションを使用すると、ユーザは、所定の目的地点に移動するためのルートをマップ上に定義できます。ルートは、ユーザが現在地点から同じフロア上の興味のあるポイントに移動する方法を決定するために使われます。
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[Draw Line]:1 本の線でつなぐ 2 つのノードを特定します。この線上では人間がどちらの方向にも移動できます。 |
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ユーザが所定の目的地点に移動できるようにするには、マップ上にルートを設定する必要があります。ナビゲーション ポイントを使用するには、Prime Infrastructure でフロア マップを作成し、Prime Infrastructure(PI)上でアクセス ポイントの位置を指定し、PI でマップを ロケーション MSE に同期する必要があります。
ナビゲーション ポイント用のルートを作成するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 左側のサイドバー メニューから、[Mobile App] > [Floor Navigation] を選択します。
ステップ 2 [Maps] > [System Campus] > [Building] > [Desired Floor] を選択して、右側のペインでルートを追加します。
ステップ 3 ルートを作成するには、[Draw Point] アイコンをクリックして、マップ上にポイントを配置します。この手順を繰り返して、マップ上のさまざまな場所にポイントを配置できます。
ステップ 4 フロア上の複数のポイントや経路をつなぐには、[Draw Line] アイコンをクリックして、ルートをつなぐ線を描きます。始点となるポイントをクリックし、次に終点となるポイントをクリックして線をつなぎます。
ステップ 5 ルートを作成した後、[Save] をクリックして情報を保存します。
興味のあるポイント(POI)を追加するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 左側のサイドバー メニューから、[Mobile App] > [Floor Navigation] を選択します。
ステップ 2 [Maps] > [System Campus] > [Building] > [Desired Floor] を選択して、右側のペインでルートを追加します。
ステップ 3 POI を追加するには、[Plot POI] アイコンをクリックして、マップ上にポイントを配置します。
ステップ 5 マップ上に配置した POI アイコンを右クリックして、ポップアップ ウィンドウから、興味のあるポイントを選択します。これは、モバイル アプリケーションでフロア上の POI を検索するときに役立ちます。
デバイスに対するモバイル プッシュ通知を実行するために、マップ上のゾーンを設定できます。
Prime Infrastructure(PI)上のキャンパス、ビルディング、フロアを変更した場合は、CMX Connect & Engage アプリケーションでこれらを更新する必要があります。Prime Infrastructure からマップを更新するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 左側のサイドバー メニューから、[Mobile App] > [Zone Editor] を選択します。
ステップ 2 右側のペインで [Update Maps from PI] をクリックします。
ステップ 3 [Delete Confirmation] ダイアログボックスで [OK] をクリックします。
これによりインポートが行われ、既存のすべてのマップが上書きされます。
デバイスに対するモバイル プッシュ通知を実行するために、マップ上のゾーンを設定できます。ロケーション固有のメッセージやバナーを使用するために、敷地内にゾーンを作成することができます。
ステップ 1 左側のサイドバー メニューから、[Mobile App] > [Zone Editor] を選択します。
ステップ 2 [Maps] > [System Campus] > [Building] > [Floor] を選択します。
ステップ 3 [Floor Plan] タブをクリックします。
ステップ 4 フロア マップ上で新しいゾーンをセットアップするには、[Draw Polygon] アイコンをクリックします。ゾーンの作成を開始するにはマップを左クリックし、ゾーンを完了するにはダブルクリックします。この手順を繰り返して、マップ上のさまざまな場所にポイントを配置できます。
ステップ 5 [Add/Update Zone] グループ ボックスで、作成したゾーンに名前と説明を入力します。
ステップ 6 [Submit] をクリックして、マップ上のゾーンを保存します。
ゲストまたはお客様がゾーンに入り Wi-Fi ネットワークに接続したときに、ロゴまたはイメージの形式で、モバイル デバイスにバナーを配置することができます。
ステップ 1 左側のサイドバー メニューから [Mobile Apps] > [Banners] を選択します。
ステップ 2 右側のペインで [+ Create New Banner] をクリックします。
ステップ 3 [Add/Edit Banner] グループ ボックスで、次の内容を設定します。
• [Banner Title] テキスト ボックスにバナーのタイトルを入力します。
• [Description] テキスト ボックスに説明を入力します。
• [Account] ドロップダウン リストから、アカウント ホルダーのタイプを選択します。
ステップ 4 [Setup Content] ドロップダウン リストで次の項目を設定します。
• モバイル デバイス用のイメージをセットアップするには、[Click to upload an image] をクリックし、イメージを参照/選択して [Open] をクリックします。
• タブレットとスマートフォン用のイメージをセットアップするには、[Click to upload an image] をクリックし、イメージを参照/選択して [Open] をクリックします。
• [Target URL] テキスト ボックスに Web サイトの URL を入力します。
ステップ 1 左側のサイドバー メニューから [Mobile App] > [Banners] を選択します。
ステップ 2 すべての非アクティブ バナーを表示するには、右側のペインで [Inactive] をクリックします。
ステップ 3 [Inactive Banners] グループ ボックスで、アクティブにするバナーをクリックして強調表示します。
ステップ 4 [Make Active] をクリックします。
新しく作成されたバナーをキャンペーンに関連付ける必要があります。詳細については、「 新しいキャンペーンを作成して、バナーにキャンペーンを関連付ける」を参照してください。
ステップ 1 左側のサイドバー メニューから [Mobile App] > [Banners] を選択します。
ステップ 2 アクティブおよび非アクティブのバナーの両方を表示するには、右側のペインで [All] をクリックします。
ステップ 3 [All Banners] グループ ボックスで、編集するバナーをクリックして強調表示します。
ステップ 5 [Add/Edit Banner] グループ ボックスおよび [Setup Content] グループ ボックスで必要な変更を行います。
ステップ 6 変更を適用するには [Submit] をクリックします。変更をキャンセルするには [Cancel] をクリックします。
ステップ 1 左側のサイドバーのメニューから [Banners] を選択します。
ステップ 2 アクティブおよび非アクティブのバナーの両方を表示するには、右側のペインで [All] をクリックします。
ステップ 3 [All Banners] グループ ボックスで削除するバナーを選択します。
ステップ 5 [Confirmation] ダイアログボックスが表示されます。バナーを削除するには [OK] をクリックします。
既存のアクティブまたは非アクティブのバナーを表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 左側のサイドバーのメニューから [Banners] を選択します。
ステップ 2 アクティブおよび非アクティブのバナーの両方を表示するには、右側のペインで [All] をクリックします。
ステップ 3 [All Banners] グループ ボックスでバナーを選択して [Preview] をクリックします。顧客のモバイル デバイスでバナーがどのように表示さるかを確認できます。
キャンペーンは、ゾーンで一連のバナーをグループ化して表示するための方法です。
ステップ 1 左側のサイドバー メニューから [Mobile App] > [Campaign] を選択します。
ステップ 2 右側のペインで [+ Create New Campaign] をクリックします。
ステップ 3 [Campaign Name] テキスト ボックスにキャンペーンの名前を入力します。
ステップ 4 [Point of Interests] ドロップダウン リストから、興味のあるポイントを選択します。これは、キャンペーンを表示するゾーンです。
(注) [Points of Interests] リスト ボックスに表示させるには、興味のあるポイントを作成する必要があります。
ステップ 5 [Zones] リスト ボックスから、キャンペーンの表示場所となるゾーンを選択します。特定の 1 つのキャンペーンに対して複数のゾーンを追加できます。
ステップ 6 [Banners] リスト ボックスから、キャンペーンに関連付けるバナーを選択します。[Banners] リスト ボックスに表示させるには、事前にバナーを作成しておく必要があります。特定の 1 つのキャンペーンに対して複数のバナーを追加できます。バナーを作成する方法の詳細については、 バナーの作成を参照してください。
新しく作成したキャンペーンをアクティブにするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 左側のサイドバー メニューから [Mobile App] > [Campaigns] を選択します。
ステップ 2 すべての非アクティブ キャンペーンを表示するには、右側のペインで [Inactive] をクリックします。
ステップ 3 [Inactive Campaigns] グループ ボックスで、アクティブにするキャンペーンをクリックして強調表示します。
ステップ 4 [Make Active] をクリックします。
プッシュ通知の登録を行った後、Mobile App サーバを使用してプッシュ通知をモバイル デバイスに送ることができます。Apple デバイスに通知を送信するには、Apple Developer の Web サイトから .p12 ファイルとパスワードを入手する必要があります。Android アプリケーション ユーザは、Google Play 開発者コンソール Web サイトから送信者 ID と API キーを入手する必要があります。
ステップ 1 左側のサイドバー メニューから、[Mobile App] > [Push Notification Set up] を選択します。
ステップ 2 [Apple] タブをクリックして次の項目を設定します。
• Apple のプッシュ通知ファイルをアップロードするには、[Click to select file] をクリックし、ファイルを参照/選択して [Open] をクリックします。これは、Apple Developer の Web サイトで作成したプッシュ通知ファイルです。
• [Apple push Notification File Password] テキスト ボックスに、受け取った Apple プッシュ通知ファイル パスワードを入力します。
• Apple の場合、プッシュ通知用に Sandbox サーバまたは Production サーバを使用するよう、Mobile App サーバを設定することができます。
ステップ 3 [Android] タブをクリックし、[Android push Notification key] テキスト ボックスに、Android のプッシュ通知キーを入力します。これは、Google Play の開発者コンソール Web サイトで取得したキーです。
(注) BLE Beacon 設定は、リリース 8.0 のデモ機能です。
Cisco Mobility Service Engine(MSE)と Cisco CMX Software Development Kit(SDK)は連携して、MSE バージョン 8.0 以降、および CMX iOS SDK バージョン 1.0.0 以降における Bluetooth Low Energy(BLE)Beacon 設定をサポートします。
(注) この機能は、Bluetooth に対応した、BLE がオンになっている Apple iOS デバイスでのみ使用できます。
CMX SDK と BLE Beacons を組み合わせて次のことができます。
• アプリケーション開発者は、フロアまたは施設に配置されている BLE Beacon のリストをダウンロードできます。アプリケーション開発者は、BLE 情報をどのように利用するかを決定できます。
• 特定の領域のモニタリングを開始し、iDevice でこの領域が検出されたときに、メッセージ付きのローカル通知をユーザに提供します。
• ユーザと Beacon の距離が特定の RSSI の範囲内になって、Beacon 隣接プレゼンスを示しているときに、ユーザの場所を更新します。ユーザの場所は Beacon の場所に更新され、ユーザのゾーンが Beacon のゾーンに更新されます。
BLE Beacon を設定するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 左側のサイドバー メニューから、[Mobile App] > [Mobile App Server] を選択します。
ステップ 2 [Download] をクリックしてサンプル Beacon ファイルをダウンロードし、必要な変更を行った後、ファイルを保存します。
ステップ 3 BLE Beacon ファイルをアップロードするには、[Click to select .txt file] をクリックし、Beacon ファイルを参照/選択します。
次の例は、サンプル BLE Beacon ファイルを示しています。
"uuid" : "A77A1B68-49A7-4DBF-914C-760D07FBB87B",
"bleBeaconName" : "iPadTestBeacon",
"regionIdentifier" : "com.abc",
"message" : "Welcome to beacon zone!"
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