概要
このドキュメントでは、Cisco Unified Intelligence Center(CUIC)、ライブデータ(LD)、およびCisco Identity Service(IdS)サーバのログを収集するプロセスについて説明します。
前提条件
要件
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
- Cisco Unified Real Time Monitoring Tool(RTMT)
- Generic Secure File Transfer Protocol(SFTP)サーバ
- CUIC、LD、およびIdSサーバ
使用するコンポーネント
このドキュメントの内容は、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。
背景説明
Cisco CUIC、LD、およびIdSサーバは、1台のサーバに配置することも、別のサーバにインストールすることもできます。いずれの場合も、RTMTやセキュアシェル(SSH)からのログ収集プロセスは類似しています。
問題
CUIC、LD、およびIdSのログを収集する方法
解決方法
SSHを使用したログのダウンロード
ステップ1:CUIC、LD、およびIdSのSSHコマンドライン(CLI)にログインします。
ステップ2:コマンドを実行して、CUIC関連のログを収集します。
file get activelog /cuic/logs/cuic/* recurs compress reltime hours 1.
file get activelog /cuic/logs/cuicsrvr/* recurs compress reltime hours 1.
file get activelog tomcat/logs/*.* recurs compress
ステップ3:コマンドを実行して、LD関連のログを収集します。
file get activelog livedata/logs/*.*
ステップ4:コマンドを実行して、IdS関連のログを収集します。
file get activelog ids/log/*.* recurs compress reltime days 1
注:ログをダウンロードするにはSFTPサーバが必要です。
RTMTによるログのダウンロード
ステップ1:OAMPページからRTMTをダウンロードします。https://<HOST ADDRESS>/oampにログインします。HOST ADDRESSはサーバのIPアドレスです。
ステップ2:[Tools] > [RTMT plugin download]に移動します。プラグインをダウンロードしてインストールします。
ステップ3:RTMTを起動し、管理者クレデンシャルでサーバにログインします。
ステップ4:[Trace and Log Central]をダブルクリックし、[Collect Files]をダブルクリックします
ステップ5:特定のサービスに関するタブが表示されます。CUIC、LD、およびIdSのすべてのサービス/サーバを選択する必要があります。
CUICの場合:
ライブデータ:
IdS:
プラットフォームサービスの場合は、通常、Tomcatとイベントビューアのログを選択することをお勧めします。
ステップ6:[Date and Time]を選択して、宛先フォルダを選択し、ログを保存します。