このドキュメントの目的は、ネットワーク管理者に監視および警告が必要なイベントに対して、スイッチのアラームを設定することです。上昇しきい値を超えると、上昇イベントがトリガーされます(このイベントは上昇しきい値を超えます)。同様に、下降しきい値を超えると下降イベントがトリガーされます。
注:アラームは、スイッチでRMONイベントが設定されている場合にのみ設定できます。RMONイベントの設定方法の詳細については、「200/300シリーズマネージドスイッチのRMONイベント」を参照してください。
・ SF/SG 300シリーズマネージドスイッチ
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ステップ1:Web設定ユーティリティにログインし、[Status and Statistics] > [RMON] > [Alarms]を選択します。「アラーム」ページが開きます。
ステップ2:[Add]をクリックします。[アラームエントリの追加]ウィンドウが表示されます。
注:[Alarm Entry]フィールドには、現在設定されているアラームの番号が表示されます。
ステップ3:インターフェイスフィールドのインターフェイスのタイプをクリックして、アラームを適用するインターフェイスを定義します。使用可能なオプションは次のとおりです。
・ Port:このオプションでは、[Port]ドロップダウンリストからイベントアラームを割り当てるポートを選択できます。
・ LAG:このオプションでは、[Link Aggregation Group (LAG)]ドロップダウンリストからイベントアラームを割り当てるLAGポートを選択できます。LAGポートは、個々のインターフェイスを、より高い帯域幅を持つ1つの論理リンクに結合します。
ステップ4:[Counter Name]ドロップダウンリストから、アラームによって測定される管理情報ベース(MIB)を示すカウンタ名を選択します。
注:MIBの詳細については、『300シリーズマネージドスイッチの簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)ビューの設定』を参照してください。
ステップ5:アラームを生成するサンプル方法をクリックします。使用可能なオプションは次のとおりです。
・ Absolute:このオプションでは、現在のサンプルで測定された情報を使用してアラームを生成します。
・デルタ:このオプションでは、2つの連続するサンプルの差を使用してアラームが生成されます。
ステップ6:[Rising Treshold]フィールドに上昇しきい値を入力して、上昇しきい値アラームをトリガーします。
手順 7: [Rising Event]ドロップダウンリストから、起動イベントがトリガーされたときに実行するイベントを選択します。
ステップ8:[Falling threshold]フィールドにfalling tresholdを入力して、falling tresholdアラームをトリガーします。
注:下限しきい値は、上限しきい値より小さくなければなりません。
ステップ9:[Falling Event]ドロップダウンリストから、下降イベントがトリガーされたときに実行するイベントを選択します。
ステップ10:開始するスタートアップアラームをクリックします。使用可能なオプションは次のとおりです。
・ Rising Alarm:このオプションは、起動アラームが起動イベントとしてトリガーされます。
・ Falling Alarm:このオプションは、起動アラームが下降イベントとしてトリガーされます。
・上昇アラームと下降アラーム:このオプションは、上昇イベントと下降イベントの両方をトリガーします。
ステップ11:[Interval]フィールドに各アラーム間のインターバル時間を入力します。
ステップ12:(オプション)アラームを受信するユーザまたはシステムの名前を入力します。
ステップ13:[Apply]をクリックし、設定を保存します。
ステップ14:(オプション)現在のアラームを編集するには、編集するアラームのチェックボックスをオンにして、[Edit]をクリックします。
ステップ15:(オプション)現在のアラームを削除するには、削除するアラームのチェックボックスをオンにして、[削除]をクリックします。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
10-Dec-2018 |
初版 |