このドキュメントでは、Cisco Unified Communications Manager(CM)6.x/7.x サーバに ATA を登録する手順について説明します。
このドキュメントに特有の要件はありません。
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。
Cisco Unified CM 6.x 以降。
Cisco ATA 186/187 バージョン 3.2 (4)。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
ドキュメント表記の詳細については、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
Cisco Unified CM に ATA を登録するには、次の手順を実行します。
ATA ファームウェア ファイル ata_03_02_04_sccp_090202_a.zip をシスコのソフトウェア ダウンロード(登録ユーザ専用)セクションからダウンロードします。
ここで、ATADefault.cnf.xml ファイルを作成する必要があります。この設定をテキスト エディタにコピーして、ATADefault.cnf.xml として保存します。必要に応じて、TFTPサーバのIPアドレスを指定してください。
<device> <devicePool> <callManagerGroup> <members> <member priority="0"> <callManager> <ports> <ethernetPhonePort>2000</ethernetPhonePort> </ports> <processNodeName>IP ADDRESS OF YOUR TFTP SERVER</processNodeName> </callManager> </member> </members> </callManagerGroup> </devicePool> <loadInformation>ATA030204SCCP090202A.zup</loadInformation> <vendorConfig> <videoCapability>1</videoCapability> <spanToPCPort>0</spanToPCPort> </vendorConfig> </device>
PC にシスコがサポートする TFTP サーバをインストールします。
注:このPCがATAからアクセスできることを確認します。
ファームウェア ファイルと .xml ファイルを TFTP ルート ディレクトリにコピーします。
Web ブラウザ(http://IP address of the ATA 186/dev)経由で ATA にアクセスします。
TFTP URL フィールドに TFTP サーバ アドレス パスを指定します。
CA0orCM0 フィールドに Cisco Unified CM のアドレスを指定します。
[Apply] をクリックして変更を有効にします。
現在、この設定に使用できる確認手順はありません。
ここでは、設定のトラブルシューティングに使用できる情報を示します。
問題は、Cisco Unified CM の 2 回線目を ATA 187 に追加できないということです。
ATA 187 は、2 つの MAC アドレスを Cisco Unified CM に自動登録します。1 つはバック カバーからの MAC アドレスで、もう 1 つはシフトした MAC(たとえば、MAC が AABBCCDDEEFF で、シフトした MAC が BBCCDDEEFF01)です。 この問題を解決するには、DN の 2 番目のポートを提供するためにシフトした MAC を使用する必要があります。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
21-Jul-2010 |
初版 |