Cisco Unified Contact Center Express(UCCX)8.0 では、Cisco Agent Desktop は起動時に複数の証明書の警告を送出します。このドキュメントでは、この問題のトラブルシューティング方法について説明します。
このドキュメントに特有の要件はありません。
このドキュメントの情報は、Cisco Unified Contact Center Express 8.0 に基づいています。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
UCCX 8.5.1 SU2 から SU3 へのアップグレード後、エージェントが統合ブラウザを備える CAD で Ctrl+N を押すと、予期せず CAD が閉じてしまいます。想定される動作は、新規タブが開くことです。
この問題を解決するには、次の手順のいずれかを実行します。
新規タブが必要な場合、「Popups In New Windows」の選択を解除します。
「Popups In New Windows」が必要な場合、新規タブを開くために、CTRL+N を使用しないようにします。
注:この問題は、Cisco Bug ID CSCua86175(登録ユーザー専用)に記載されています。
Cisco UCCX 8.0 では、Cisco Agent Desktop は起動時に複数の証明書の警告を送出します。これは、Cisco Agent Desktop にアクセスしようとするたびに、自己署名証明書を承認、拒否、または検証するための [Security Alert] ダイアログ ボックスが表示されることを意味します。このダイアログボックスはサーバに接続するたびに表示されます。[Yes] を選択すると、そのセッションの自己署名証明書を承認します。
この問題は、Cisco Bug ID CSCtj10020(登録ユーザ専用)に記載されています。
次の回避策を実行します。
UCCX サーバから自己署名証明書をインストールします。
注:自己署名証明書をインストールすると、[セキュリティ警告]ダイアログボックスによるプロンプトが表示されなくなります。
自己署名証明書をインストールするには、次の手順を実行します。
[Security Alert] ダイアログ ボックスで、([Yes] の代わりに)[View Certificate] を選択します。
新しいウィンドウが表示され、そこには [Issued to = issued by] と表示されます。これは、自己署名証明書であることを意味します。
[Install Certificate] を選択します。自己署名証明書がインストールされます。
Java アプレットが警告を投げた場合、パブリッシャを信頼します。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
22-Oct-2010 |
初版 |