コールが Cisco Intelligent Contact Management(ICM)環境のキューで待機できる時間を設定するには、Microsoft Windows のレジストリを使用できます。このレジストリ エントリの値を設定できます。このドキュメントでは、Cisco ICM がデフォルトの時間として使用するこの Windows のレジストリ エントリについて説明します。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
A.コールが1時間待ち行列に入った後、コールはデフォルトルートに移動します。次に、イベントビューアのアプリケーションログに次のエラーメッセージが表示されます。
Event Type: Error Event Source: GeoTel ICR Event Category: Call Router Event ID: 499 Date: 9/18/2003 Time: 5:22:00 PM User: N/A Computer: SFLDA-ICMRGRB Description: Call on dialed number SFD_CM.32111 (ID 5012) terminated for exceeded maximum queue time limit注:上記の値は、スペースの制限により複数行にわたって表示されます。
コールがキューに留まる時間を制御するWindowsレジストリエントリを次に示します。
Cisco ICMバージョン4.6.2の場合:
HKEY_LOCAL_MACHINE\GeoTel\ICR\<Instance Name>\RouterA\Router\ CurrentVersion\Configuration\QueuingICMバージョン5.x以降:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Cisco Systems, Inc.\ICM\ <Instance Name>\RouterA\Router\CurrentVersion\Configuration\Queuing注:スペースの制限により、これらのレジストリキーは2行にわたって表示されます。
このエントリの時間の単位は1秒で、デフォルトの時間は3600秒です。この値は10に等しい10を16進数で表します(図1を参照)。
図1 – キューの最大時間
この値を変更する場合は、次のことを確認してください。
CallRouterAとCallRouterBの両方の値を変更します。
CallRouterAとCallRouterBの両方のすべてのサービスを再起動します。