このドキュメントでは、Cisco Unified Intelligent Contact Center Management Enterprise(ICM)Cisco Outbound Option 環境の Do-Not-Call リストに数が表示されるかどうかを判断する方法について説明します。
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
Cisco Outbound Option
Microsoft SQL (ICM バージョン 7.x 未満用)
Remote Process Monitor Console (ICM バージョン 7.x 以降用)。 詳細については、「Remote Process Monitor Console (procmon)の使用」を参照してください。
このドキュメントの情報は、ICM バージョン 7.x 以前に基づきます。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
国や州の法律では、プレディクティブ ダイヤリング システムには Do-Not-Call リストを維持することが義務付けられています。すべてのキャンペーンおよびリストを Do-Not-Call リストに照らしてチェックする必要があります。Do-Not-Call リスト内に番号が見つかった場合、システムはその番号をダイヤルできません。
Cisco アウトバンド オプションは、Do-Not-Call リストをサポートします。この機能により、電話番号にダイヤルする前に、その電話番号にダイヤルできるかどうかを判断するために、ダイヤラが Do-Not-Call リストとダイヤルする電話番号を比較します。たとえば、Do-Not-Call リストをインポートした後に、特定の番号が Do-Not-Call リストに含まれるかどうかを確認しなければならないような状況も考えられます。
Cisco アウトバウンド オプションの Do-Not-Call リストに番号が存在するかどうかを判断するには、Cisco Unified ICM のバージョンによって 2 つの方法があります。7.x より前の ICM のバージョンでは、Do-Not-Call リストは Microsoft SQL Database のテーブルに格納されます。それに対し、バージョン 7.x 以降では、番号はメモリに格納されます。
SQL Query Analyzer を使用して、Blended Agent (BA)データベースで Do_Not_Call_Table を表示、エクスポート、または検索します。次のステップを実行します。
SQL Query Analyzer を開きます。
ドロップダウン ボックスを使用して、BA データベースを選択します。
SQL Query Analyzer で、「select * from Do_Not_Call」と入力します。
緑色のチェックマークをクリックしてクエリを実行します。
ICM7.x には 2 つの方法があります。
procmon を使用し、メモリに保存されている Do-Not-Call リストの内容を確認します。次の 2 つのコマンドを利用できます。
Syntax: c:\>procmon >>>> donotcall /query Number, Extension !--- This command verifies if the number-extension !--- pairs are currently in the memory.
Syntax: c:\>procmon >>>> donotcall /count !--- This gives the total number of entries in !--- the memory of the Do-Not-Call list.
Do-Not-Call をインポートした後、キャンペーン マネージャは Do-Not-Call リスト用に現在メモリ内に含まれる内容のバックアップ ファイルを作成します。ファイルは次のディレクトリに保存されます。c:\icm\<instance>\la/bin/DoNotCall.restore
このファイルは、いずれかのテキスト エディタで表示することができ、現在の Do-Not-Call リストの内容を検証するのに使用できます。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
25-Sep-2007 |
初版 |