この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco Cable Clock Card の取り付けに必要な機器、安全上の注意事項、および設置場所の準備作業について説明します。内容は、次のとおりです。
Cisco Cable Clock Card を取り付けるには、次の工具と機器が必要です。追加の機器が必要な場合は、発注情報について製品を購入した代理店にお問い合わせください。
• Cisco uBR7246 VXRユニバーサル ブロードバンド ルータ
• UBR-CLK-T1(=) Cisco Cable Clock Card
• クロック カードのインターフェイスに適したケーブル。DSU/CSU ケーブルはシスコから購入できます。DA-15 メス型/ピグテール ケーブル(24.6 フィート[7.5 m])、CAB-SDS6 ケーブル(製品番号:COM-T1)を使用できます。ピン割り当てについては、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/core/cis7505/ipicg/ を参照してください。
• すべてのアップグレード キット、FRU(Field-Replaceable Unit)、およびスペア部品に付属の使い捨て静電気防止用リスト ストラップ、または任意の静電気防止用器具
Cisco IOS Release 12.1(1a)T1 以上は、Cisco IOS Release 12.1(2)EC1 以上と同様に、クロック カードを Cisco uBR-MC16S または Cisco uBR-MC16E ケーブル モデム カードとともに使用するために最低限必要な Cisco IOS ソフトウェア リリースです。Cisco IOS Release 12.1(3a)EC1 以上は、クロック カードを Cisco uBR-MC28C ケーブル モデム カードとともに使用するために最低限必要な Cisco IOS ソフトウェア リリースです。
(注) Cisco uBR-MC16C などの他のケーブル インターフェイス カードをクロック カードとともに使用できますが、他のケーブル インターフェイスはダウンストリーム SYNC メッセージを外部クロック ソースと同期化しません。
電源または電話配線に接続する機器を取り扱う際は、安全のために次のガイドラインに従ってください。
誤って行うと危害が生じる可能性がある操作については、安全上の警告が記載されています。各警告文に、警告を表す記号が記されています。
警告 「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。
電気機器を取り扱う際には、次の基本的な注意事項に従ってください。
• シャーシ内部の作業を行う前に、室内の緊急電源遮断スイッチがどこにあるかを確認しておいてください。
• シャーシを移動する前に、すべての電源コードおよび外部ケーブルを外してください。危険を伴う作業は一人では行わないでください。
• 回路の電源が切断されていると思い込まず、必ず確認してください。
• 人体や装置に危険を及ぼすことは行わないでください。また、濡れた床、アースされていない電源延長コード、保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。
ESD により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。静電破壊は電子部品の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。ポート アダプタおよびプロセッサ モジュールの金属フレーム内にはプリント回路ボードが組み込まれています。EMI(電磁波干渉)シールドおよびコネクタは、フレームを構成する部品です。ボードは金属フレームによって ESD から保護されていますが、ボードを取り扱うときは必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。
• 静電気防止用リスト/アンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。
• シャーシ フレームの塗装されていない面にストラップのクリップを取り付けてください。
• コンポーネントを取り付けるときは、任意のイジェクト レバーまたは非脱落型ネジを使用して、バス コネクタをバックプレーンまたはミッドプレーンに適切に固定してください。イジェクト レバーや非脱落型ネジは、ボードの脱落を防ぐだけでなく、システムに適正なアースを提供し、バス コネクタを確実に固定させるために必要です。
• コンポーネントを取り外すときは、任意のイジェクト レバーまたは非脱落型ネジを使用して、バックプレーンまたはミッドプレーンからバス コネクタを取り外してください。
• ハンドルまたはエッジ部分だけを持ち、プリント回路ボードまたはコネクタには触れないでください。
• 取り外したボードはコンポーネント面を上向きにして、静電気防止用シートに置くか、静電気防止用コンテナに入れて保管します。コンポーネントを返却する場合には、取り外したボードをすぐに静電気防止用コンテナに収納してください。
• プリント回路ボードに衣服が接触しないように注意してください。リスト ストラップは体内の ESD からコンポーネントを保護するだけです。衣服の静電気によって静電破壊が生じることがあります。
• プリント回路ボードは、金属フレームから取り外さないでください。
このマニュアルに記載された装置はテスト済みであり、クラス A デジタル装置の制限に適合していることが確認済みです。これらの制限は、商業環境で装置を使用したときに、干渉を防止する適切な保護を規定しています。この装置は、無線周波エネルギーを生成、使用、または放射する可能性があり、この装置のマニュアルに記載された指示に従って設置および使用しなかった場合、ラジオおよびテレビの受信障害が起こることがあります。住宅地でこの装置を使用すると、干渉を引き起こす可能性があります。その場合には、ユーザ側の負担で干渉防止措置を講じる必要があります。
装置の電源を切ることによって、この装置が干渉の原因であるかどうかを判断できます。干渉がなくなれば、シスコシステムズの装置またはその周辺機器が干渉の原因になっていると考えられます。装置がラジオまたはテレビ受信に干渉する場合には、次の方法で干渉が起きないようにしてください。
• 干渉がなくなるまで、テレビまたはラジオのアンテナの向きを変えます。
• テレビまたはラジオの左右どちらかの側に装置を移動させます。
• テレビまたはラジオから離れたところに装置を移動させます。
• テレビまたはラジオとは別の回路にあるコンセントに装置を接続します(装置とテレビまたはラジオがそれぞれ別個のブレーカーまたはヒューズで制御されるようにします)。
(注) クロック カードは、これらの要件に適合するように設計されています。シスコではこの製品の変更または改造を認めていません。変更または改造した場合には、適合認定が無効になり、この製品を操作する権利を失うことになります。