この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、OC12 POS Line Cardをサポート対象プラットフォームから取り外す手順、新規または交換用ライン カードを取り付ける手順、およびケーブルの接続手順について説明します。
各ライン カードの基板は、金属フレームに搭載されており、静電破壊を受けやすくなっています。
(注) スロットを使用しない場合は、ルータをEMI(電磁波干渉)放射規格に適合させ、ライン カード周辺のエアフローが適切な状態になるように、空スロットにブランク ライン カードを取り付けておく必要があります。したがって、未使用スロットに新しいライン カードを取り付ける場合は、最初にブランク ライン カードを取り外す必要があります。
Cisco 7304ルータはライン カードのOnline Insertion and Removal(OIR;ホットスワップ)をサポートしているため、Cisco 7304ルータからOC12 POS Line Cardを取り外したり取り付ける場合は、電源を切断する必要がありません。Cisco 7304ルータはCLI制御OIR( CLI制御OIRを参照)もサポートしています。この機能により、アクティブなインターフェイスをシャットダウンする前に、データ トラフィックを完了することができます。
(注) ルータからライン カードを取り外すと、ホットスワップ機能により、取り外したライン カードのすべてのアクティブ インターフェイスが管理上のシャットダウンに切り替えられます。
(注) インストレーションを開始する前に、「取り付け前の準備作業」を参照し、必要な部品および工具を確認してください。
ライン カードの取り外しまたは取り付けを行う際には、次の警告および注意に従ってください。
(注) ライン カードのレバーまたは他の固定機構をロックの位置に移動できない場合、ライン カードがバックプレーンに完全に装着されていません。ライン カードをスロットから半分ほど慎重に引き抜き、再び挿入してから、ライン カードのレバーをロック位置に設定してください。
警告 次の手順を実行する際には、カードの静電破壊を防ぐために、静電気防止用リスト ストラップを着用してください。プラットフォームによっては、リスト ストラップを取り付けるESDコネクタが付いています。ミッドプレーンまたはバックプレーンに手や金属製の工具で直接触れないでください。感電することがあります。
ここでは、次の各サポート対象プラットフォームでライン カードの取り外しおよび取り付けを行う手順を、一連の図で説明します。
• 「Cisco 7304 ― ライン カードの取り外しおよび取り付け」
「OC12 POS Line Cardインターフェイス ケーブルの接続」へ進んでください。
OC12 POS Line Cardのインストレーションでは、次にインターフェイス ケーブルを接続する必要があります。
(注) 光ファイバ ケーブルが別途必要です(このライン カードに使用するケーブルの詳細については、 OC12 POS Line Cardの光ファイバ仕様および ケーブルおよびコネクタを参照)。
光ファイバ ケーブルをOC12 POS Line Cardに接続する場合は、ご使用のOC12 POS Line CardのOC12インターフェイス ポートとネットワークを、1本のデュプレックス光ファイバ ケーブルまたは2本のシンプレックス光ファイバ ケーブルで接続します。
適切な対応関係を確認してから、OC12 POS Line Card上のRx SCタイプのレセプタクルに受信(Rx)ケーブルを、Tx SCタイプのレセプタクルに送信(Tx)ケーブルをそれぞれ接続してください。
警告 光ファイバ ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されています。 レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。