この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
Unique Device Identifier の取得機能は、この ID 情報を保存したシスコ製品から Unique Device Identifier(UDI)情報を取得および表示するための機能を提供します。
ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。 最新の警告および機能情報については、目的のプラットフォームおよびソフトウェア リリースのバグ検索ツールとリリース ノートを参照してください。 このモジュールに記載されている機能の詳細を検索し、各機能がサポートされているリリースのリストを確認する場合は、このモジュールの最後にある機能情報の表を参照してください。
プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/go/cfn に移動します。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。
UDI 取得を使用するには、使用中のシスコ製品が UDI 対応である必要があります。 UDI 対応のシスコ製品では、5 つの必須エンティティ MIB オブジェクトがサポートされます。 5 つのエンティティ MIB v2(RFC-2737)オブジェクトは次のとおりです。
show inventory コマンドが使用可能な場合がありますが、UDI 対応ではないデバイスでそのコマンドを使用しても出力が生成されない可能性があります。
識別可能な各製品は、エンティティ MIB(RFC-2737)およびそのサポート ドキュメントで定義されたエンティティです。 シャーシなどの一部のエンティティには、スロットのようなサブエンティティがあります。 ファスト イーサネット スイッチは、スタックなどのスーパーエンティティのメンバーである可能性があります。 注文可能なシスコ製品のエンティティは、そのほとんどが UDI を割り当てられて出荷されます。 UDI 情報は、ラベルに印字され、ハードウェア デバイスに物理的に貼付されます。また、簡単にリモート検索できるよう、デバイス内に電子的に保存されます。
UDI は、次の要素で構成されています。
PID は、製品の注文に使用する名前です。過去には、「製品名」または「部品番号」と呼ばれていました。これは、正確な交換部品を注文するために使用する ID です。
VID は製品のバージョンです。 製品が改訂されるたびに、VID は増加します。 VID は、製品変更の通知を管理する業界のガイドラインである、Telcordia GR-209-CORE から取得された厳格なプロセスに従って増加されます。
SN はベンダー固有の製品の通し番号です。 それぞれの製造済み製品には、現場では変更できない固有のシリアル番号が工場で割り当てられます。 この番号は、製品の特定のインスタンスを個々に識別するための手段です。
シスコ製品の ID 情報を取得および表示するには、このタスクを実行します。
1. enable
2. show inventory [raw] [entity]
この章全体では、区切り文字(d 引数)の必要なコマンドが共通して使用されます。 区切り文字にはどのような文字でも使用できますが、引用符(")の使用を推奨します。これは、メッセージ自体の中でこの文字を使用することが通常はないためです。 その他の一般に使用される区切り文字には、パーセント記号(%)またはスラッシュ(/)などがありますが、これらの文字は特定の Cisco IOS コマンド内で意味を持つため、推奨されません。 たとえば、空きメッセージを「This terminal is idle」に設定するには、コマンド vacant-message"Thisterminalisidle" を入力します。
UDI 取得機能の設定例はありません。 show inventory コマンドからの出力の表示例については、「Unique Device Identifier の取得」のセクションを参照してください。
このセクションでは、シスコ ネットワーキング デバイスの基本設定に関する参考資料について説明します。
関連項目 |
マニュアル タイトル |
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Cisco IOS コマンド |
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設定の基本的なコマンド |
『Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference』 |
Cisco IOS ソフトウェアの自動インストール機能を使用した初めてのネットワーキング デバイスの設定 |
『Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide』の「Using AutoInstall to Remotely Configure Cisco Networking Devices」モジュール |
Cisco IOS セットアップ モードを使用したネットワーキング デバイスの設定 |
『Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide』の「Using Setup Mode to Configure a Cisco Networking Device」モジュール |
説明 |
リンク |
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次の表に、このモジュールで説明した機能に関するリリース情報を示します。 この表は、ソフトウェア リリース トレインで各機能のサポートが導入されたときのソフトウェア リリースだけを示しています。 その機能は、特に断りがない限り、それ以降の一連のソフトウェア リリースでもサポートされます。
プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/go/cfn に移動します。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。
機能名 |
リリース |
機能情報 |
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Unique Device Identifier の取得 |
Cisco IOS XE Release 2.1 |
この機能が導入されました。 |