VMM ドメインのアップリンクを管理する
Cisco Application Policy Infrastructure Controller(APIC)リリース 4.2(1) 以降、仮想ドメインに関連付けるエンドポイント グループ(EPG)のアップリンクの数を指定できます。アップリンクの名前を変更、追加、または削除することもできます。一部のアップリンクをアクティブとして定義し、一部のアップリンクをスタンバイとして定義することにより、フェールオーバーを構成することもできます。
Cisco APIC は VMware vSphere 分散スイッチ(VDS)および Cisco Application Centric Infrastructure(ACI)Virtual Edge Virtual Machine Manager(VMM)ドメインのアップリンクの指定と変更をサポートします。Cisco APIC ではネイティブ スイッチング モードの場合、VDS および Cisco Application Centric Infrastructure(ACI)Virtual Edge の EPG アップリンクのフェールオーバーをサポートします。
VMware VDS または Cisco ACI Virtual Edge に 1 ~ 32 個のアップリンクを指定できます。ただしそうする必要はありません。そうしないと、デフォルトで Cisco APIC により 8 個のアップリンクが指定され、すべてがアクティブになります。より多くのアップリンクを指定すると、フェイルオーバーの構成が容易になります。アップリンクの名前を変更する必要はありませんが、そうすることで管理が容易になります。
一部のアップリンクをアクティブとして定義し、他のアップリンクをスタンバイとして定義することはオプションです。ただし、そうすることでフェールオーバーが有効になり、一部のアップリンクに障害が発生した場合でも、EPG トラフィックが引き続き流れるようになります。
(注) |
さまざまな拡張リンク集約制御プロトコル(LACP)ポリシーをさまざまな分散仮想スイッチ(DVS)アップリンク ポート グループに適用して、アップリンクを管理することもできます。拡張 LACP は、VMware VDS および Cisco ACI Virtual Edge がサポートされます。VMware VDS については、このガイドのセクション Enhanced LACP ポリシーのサポート を参照してください。Cisco ACI Virtual Edge については、『Cisco ACI Virtual Edge 構成ガイド』の「拡張 LACP ポリシー サポート」セクションを参照してください。 |