レイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールの設定

レイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールについて

レイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールは、レイヤ 4 ~ レイヤ 7 サービス デバイスの展開に関し、関係する設定をまとめます。関連する設定がパッケージとしてまとめられるので、レイヤ 4 ~ レイヤ 7 サービス デバイスを展開するための Cisco Application Centric Infrastructure (Cisco ACI) Windows Azure パック統合などのような、オーケストレーション レイヤで使用することができます。

外部およびパブリック IP アドレス プールについて

Cisco APIC リリース 3.0(x) 以前で作成されたレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールの場合、パブリック IP アドレス プールと外部 IP アドレス プールは全く同じものであり、単に外部としてマークされているだけです。Cisco APIC リリース 3.1(x) 以降で作成されたレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールの場合、これら 2 つのタイプのアドレス プールは分けられており、区別されます。外部 IP アドレス プールは、レイヤ 4 ~ レイヤ 7 デバイスの外部インタフェースおよび L3Out SVI の IP 割り当てのために使用されます。VPC を通してファブリックに接続するレイヤ 4 ~ レイヤ 7 デバイスの場合、 L3Out の設定のために 3 つの IP アドレス (サイド A のプライマリ IP アドレス、サイド B のプライマリ IP アドレス、およびセカンダリ IP アドレス) が消費されます。一方、ポート チャネルとシングル インターフェイス接続の場合、2 つの IP アドレス (プライマリ IP アドレスおよびセカンダリ IP アドレス) を消費します。

パブリック IP アドレス プールは、ダイナミック NAT の IP アドレスの割り当て (テナント VRF ごとに 1 つ)、ロード バランサ、仮想 IP アドレス (テナント EPG ごとに 1 )、およびその他のパブリック NAT IP アドレスを割り当てるために用いられます。

2 つの IP アドレスのタイプを分けることにより、Cisco APIC 管理者は、次のことを行えます。

  • IP プールの中でパブリックとマークされている IP アドレスだけをエクスポートします。デバイスレベルのインターフェイス IP アドレスを隠すことができます。

  • パブリック IP アドレス プールの IP アドレスのさまざまなブロックに対し、アドレスを取得して、共通のテナント L3Out で利用可能になったときに段階的に追加を行えます。

外部レイヤ 3 ルーテッド ドメインおよび関連付けられた VLAN プールについて

外部 L3Out ルーテッド ドメインは、レイヤ 4 ~ レイヤ 7 デバイスの内部および外部コネクタの両方に L3Out をプロビジョニングするために使用されます。これらの L3Out は、トラフィックが Cisco Application Centric Infrastructure (Cisco ACI) ファブリックの外部から発信すること、および Cisco ACI ファブリック内部のリソースに到達することを可能にします。また、L3Outs は、トラフィックが Cisco ACI ファブリックの内部から発信すること、および Cisco ACI ファブリックの外部に到達することも可能にします。L3Out ルーテッド ドメインに関連付けられる VLAN プール内の VLANは、レイヤ 4 ~ レイヤ 7 サービス デバイスが接続されている特定のリーフまたは VPC リーフスイッチ ペアに対して一意のものである必要があります。レイヤ 4 ~ レイヤ 7 サービス デバイスが複数のリーフまたは VPC リーフスイッチ ペアにわたるものである場合、この制限はそれらのリーフまたは VPC リーフスイッチ ペアにも及びます。


(注)  


いったんレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールが使用されたら、VLAN ブロックを再設定したり、VLAN プールから削除したりするべきではありません。拡張が必要な場合は、現在の VLAN ブロックに VLAN ブロックを追加できます。


VLAN プールのサイズについては、次の考慮点が:

  • 外部 IP アドレス プールごとに、1 つの VLAN がダイナミックに割り当てられます。

  • レイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールにアクセスする、テナント仮想フォワーディングおよびルーティング (VRF) ごとに、1 つの VLAN がダイナミックに割り当てられます。

  • 外部ルーテッド ドメインおよび関連付けられている VLAN プールは、レイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プール全体にわたって使用できます。

GUI を使用してレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールのための IP アドレス プールを作成する

次の手順では、いずれかの GUI モードを使用して、レイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールのための IP アドレス プールを作成します。

手順


ステップ 1

メニュー バーで、Tenants > Common を選択します。

ステップ 2

Navigation ウィンドウで、Tenant Common > IP Address Pools を選択します。

ステップ 3

Work ウィンドウで、Actions > Create IP Address Pool を選択します。

ステップ 4

Create IP Address Pool ダイアログボックスで、必要に応じてフィールドに入力します。

Address Ranges には、ゲートウェイ アドレスを含めないでください。ゲートウェイ アドレスは、レイヤ 4 ~ レイヤ 7 デバイスの外部 L3Out のセカンダリ IP アドレスとして使用されます。これはパーベイシブ ゲートウェイになります。

例:

  • NameExtIPPool1

  • Gateway Address132.121.101.1/24

  • Address Block

    • From132.121.101.2

    • To132.121.101.200

ステップ 5

[送信(Submit)] をクリックします。


GUI を使用したレイヤ 4 ~ 7 リソース プールのダイナミック VLAN プールの作成

次の手順では、GUI モードを使用して、レイヤ 4 ~ レイヤ 7 のリソース プールのためにダイナミック VLAN プールを作成します。

手順


ステップ 1

メニューバーで、[Fabric] > [Access Policies] を作成します。

ステップ 2

[Navigation] ウィンドウで、 [Pools] > [VLAN] の順に選択します。

ステップ 3

[Work] ウィンドウで、[Actions] > [Create VLAN Pool] の順に選択します。

ステップ 4

[Create VLAN Pool] ダイアログボックスで、下記で指定している項目を除き、必要に応じてフィールドに入力します。

  1. [Allocation Mode] ボタンでは、[Dynamic Allocation] をクリックします。

  2. [Encap Blocks] テーブルで、[+] をクリックします。

  3. [Create Ranges] ダイアログボックスで、下記で指定している項目を除き、必要に応じてフィールドに入力します:

    • [Range] フィールドに、目的の VLAN 範囲を入力します。

    • [Allocation Mode] ボタンでは、[Inherit alloc mode from parent] をクリックします。

  4. [OK] をクリックします。

ステップ 5

[Create VLAN Pool] ダイアログボックスで、[Submit] をクリックします。


GUI を使用して、レイヤ 4 ~ レイヤ 7 のリソース プールのために外部ルーテッド ドメインを作成する

次の手順では、GUI モードを使用して、レイヤ 4 ~ レイヤ 7 のリソース プールのためにダイナミック VLAN プールを作成します。

手順


ステップ 1

メニューバーで、[Fabric] > [Access Policies] を作成します。

ステップ 2

[Navigation] ウィンドウで、 [Physical and External Domains] > [External Routed Domains] を選択します。

ステップ 3

[Work] ウィンドウで、[Actions] > [Create Layer 3 Domain] を選択します。

ステップ 4

[Create Layer 3 Domain] ダイアログ ボックスで、次に指定されている点を除き、必要に応じてフィールドに入力します。

  1. [Associated Attachable Entity Profile] ドロップダウンリストでは、すべてのレイヤ 4 ~ レイヤ 7 サービス デバイスの接続先となっている、アタッチ可能なエンティティのプロファイルを選択します。

  2. [VLAN Pool] ドロップダウンリストでは、レイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールのために作成したダイナミック VLAN プールを選択します。

  3. [Security Domains] テーブルで、必要なセキュリティ ドメインを追加します。

ステップ 5

[送信(Submit)] をクリックします。


レイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールで使用するレイヤ 4 ~ レイヤ 7 デバイスの準備

レイヤ 4 ~レイヤ 7 デバイスの物理接続を設定するには、デバイス内のポート チャネルまたは VPC 設定に関して、各デバイスごとに適切な設定ガイドを参照してください。


(注)  


コンテキスト認識である ASA55xx ファイアウォール デバイスについて、パス設定は特定の物理 ASA55xx のすべての ASA コンテキストの間で整合性がある必要があります。異なるインターフェイスを使用して ASA コンテキストを設定することは、この設定では許可されていません。


レイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールで使用するレイヤ 4 ~ レイヤ 7 デバイスの APIC 設定の検証

次の手順では、レイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソースプールで使用するレイヤ 4 ~ レイヤ 7 サービスデバイスの Cisco Application Policy Infrastructure Controller (Cisco APIC) 設定を、GUI モードを使用して検証します。

手順


ステップ 1

メニュー バーで、 Tenants > Common を選択します。

ステップ 2

[Navigation] ウィンドウで、Tenant tenant_name > Services > L4-L7 > Devices > ASA_or_NetScaler_logical_device_name > concrete_device_name を選択します。

ステップ 3

Work ウィンドウで、Policy タブを選択します。

ステップ 4

[インターフェイス(Interfaces)] テーブルで、少なくとも 2 つのインターフェイスがあり、それぞれがファブリック内の検証パス(ポート、ポートチャネル、vPC)にマッピングされていることを確認します。

ステップ 5

ASA または NetScaler ごとに、Cluster > consumer インターフェイスと Cluster > provider インターフェイスの両方が定義されていることを確認します。NetScalers が内部のロード バランシングで使用される場合でも、そのような設定は、テナントがプライベートおよびパブリック両方の IP アドレス ロード バランシングで NetScaler を使用ことを許可するようにします。

ステップ 6

HA 設定では、クラスタ インターフェイスごとに 2 つの具体的なインターフェイスがあることを確認します。これにより、各ポート、ポートチャネル、vPC が正しく設定されます。


デバイス管理ネットワークとルートの構成

レイヤ 4 ~ レイヤ 7 デバイス上で管理ルートを構成し、直接アウト オブ バンドとなっているデフォルトのルートを削除する必要があります。

次の例では、 Cisco Application Policy Infrastructure Controller (Cisco APIC) の NX-OS スタイル CLI を使用して、ASA ファイアウォールの管理ルートを構成します:

apic1(config)# route management 10.24.24.0 255.255.255.0 172.0.0.1

次の例では、 Cisco APIC の NX-OS スタイル CLI を使用して、デフォルトのルートを削除します。

apic1(config)# no route 0.0.0.0 0.0.0.0 172.0.0.1

次の例では、Citrix NetScaler CLI を使用して、NetScaler アプリケーション配信コントローラ (ADC) のロード バランサの管理ルートを構成します:

> add route 10.24.24.0 255.255.255.0 172.0.0.1

次の例では、Citrix NetScaler CLI を使用して、デフォルト ルートを削除します:

> rm route 0.0.0.0 0.0.0.0 172.0.0.1

レイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールの作成

GUI を使用したレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールの作成

次の手順では、GUI モードを使用してレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールを作成します。いったんリソース プールに、テナントで使用するためのさまざまなコンポーネントを割り当てると、その後でリソース プールを変更することはできません。IP アドレス ブロックの追加、VLAN ブロックを追加して、ASA ファイアウォールまたは Citrix NetScaler などの論理デバイスの追加などの、メンテナンス タスクは実行できます。

手順


ステップ 1

メニュー バーで、[Tenants] > [Common] を選択します。

ステップ 2

[Navigation] ペインで、 [Tenant Common] > [Services] > [L4-L7] > [L4-L7 Resource Pools] を選択します。

ステップ 3

Work ウィンドウで、Actions > Create L4-L7 Resource Pool を選択します。

ステップ 4

Create L4-L7 Resource Pool ダイアログボックスで、下記で指定している項目を除き、必要に応じてフィールドに入力します:

  1. Private IP Address Subnet フィールドで、内部デバイス インターフェイスの IP アドレス、内部 VIP アドレス、および内部 L3Out IP アドレスに使用されるサブネットを入力します。

  2. External IP Address Pool ドロップダウンリストで、サービス グラフとデバイス全体で使用される IP アドレスの動的な割り当てに使用される IP アドレス プールを選択します。必要に応じて新しいIP アドレス プールを作成できます。Connect Type では、 L3 External Networkを選択します

  3. Public IP Address Pool テーブルで、NAT IP アドレッシングと VIP アドレッシングで使用される IP アドレスの動的な割り当てに使用される IP アドレス プールを選択します。必要に応じて新しいIP アドレス プールを作成できます。Connect Type では、 L3 External Networkを選択します。

  4. External Routed Domain ドロップダウンリストで、このレイヤ 4 ~ 7 リソース プールで使用するために作成した外部ルーテッド ドメインを選択します。必要に応じて新しい外部ルーテッド ドメインを作成できます。

  5. 外部ルーテッド ネットワーク テーブルで、テナントが利用できる外部ルーテッド ネットワークを追加します。

    最初の外部ルーテッド ネットワークは自動的に Default とマークされます。現時点では、デフォルトのルーテッド ネットワークのみが使用されます。

  6. L4-L7 Devices テーブルに、このレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールの一部となるレイヤ 4 ~ レイヤ 7 デバイスを追加します。

ステップ 5

[送信(Submit)] をクリックします。


NX-OS スタイル CLI を使用したレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールの作成

このセクションでは、NX OS スタイルの CLI を使用してレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールを設定するコマンドの例を示します。

手順


ステップ 1

コンフィギュレーション モードを開始します。

apic1# configure

ステップ 2

テナント共通の設定モードを開始します。

apic1(config)# tenant common

ステップ 3

レイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールを指定します。

apic1(config)# l4l7 resource-pool <resource pool name>

ステップ 4

リソース プール バージョンを設定します。

apic1(config-resource-pool)# version normalized

(注)  

 

バージョンは次のとおりです。

  • クラシックCisco Application Policy Infrastructure Controller (APIC) リリース 3.1(1) より前に作成されたリソースプールの場合。

  • 正規化Cisco APIC リリース 3.1(1) 以降に作成されたリソースプールの場合。

ステップ 5

リソース プールにレイヤ 4 ~ レイヤ 7 デバイスを関連付けます。


apic1(config-resource-pool)# l4l7-cluster Dev-ASA-4
apic1(config-resource-pool)# l4l7-cluster Dev-MPX-4

ステップ 6

リソース プールに外部 IP アドレス プールとして IP アドレス プールを関連付けます。

apic1(config-resource-pool)# address-pool mininetExtPoolL3Ext l3-external

ステップ 7

(正規リソース プール)リソース プールにパブリック IP アドレス プールと IP アドレス プールを関連付けます。

apic1(config-resource-pool)# public-address-pool mininetPubPoolL3Ext l3-external

ステップ 8

外部ルーテッド ドメインに関連付けます。

apic1(config-resource-pool)# external-routed-domain L3ServicesDom

ステップ 9

リソー スプールのプライベート IP アドレスのサブネットを設定します。

apic1(config-resource-pool)# subnet 192.168.254.1/24

ステップ 10

共通テナントで L3Out EPG に関連付けます。

apic1(config-resource-pool)# l3out vpcDefaultInstP default

GUI を使用したレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールの設定

リソース プール内のレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース デバイスの設定

レイヤ 4 ~ レイヤ 7 デバイスをレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールに追加する


(注)  


専用 VLAN は、L3Out がテナントのため、そのプライベート VRF 内で作成されるたびに消費されます。レイヤ 3 ドメインに関連付けられているダイナミック VLAN プールは、リソース プールに追加されるデバイスに適合できるように、付加的な VLAN の追加を必要とする場合があります。


新しいレイヤ 4 ~ レイヤ 7 デバイスは、いつでもリソース プールに追加することができます。

手順


ステップ 1

メニュー バーで、[Tenants] > [Common] を選択します。

ステップ 2

[Navigation] ペインで、 [Tenant Common] > [Services] > [L4-L7] > [L4-L7 Resource Pools] を選択します。

リソース プ-ルは、[Navigation] ウィンドウに、[L4-L7 Resource Pools] の下のドロップダウンリストとして表示されます。

ステップ 3

デバイスを追加するレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プーをクリックします。

ステップ 4

[Work] ウィンドウの L4-L7 Devices タブをクリックします。

ステップ 5

L4-L7 Devices テーブルで、プラスのアイコン (+) をクリックします。

Create An L4-L7 Device ダイアログが表示されます。

ステップ 6

Device ドロップダウン矢印をクリックして、レイヤ 4 ~ レイヤ 7 デバイスを選択します。

ステップ 7

[送信(Submit)] をクリックします。


レイヤ 4 ~ レイヤ 7 デバイスをレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールから削除する

リソース プールは、設定されたレイヤ 4 ~ レイヤ 7 デバイスが利用可能出ない限り、どのテナントも使用できません。レイヤ 4 ~ レイヤ 7 デバイスが割り当てられておらず、どのテナントにもエクスポートされていない場合には、次の手順を実行します:

手順


ステップ 1

メニュー バーで、[Tenants] > [Common] を選択します。

ステップ 2

[Navigation] ペインで、 [Tenant Common] > [Services] > [L4-L7] > [L4-L7 Resource Pools] を選択します。

リソース プ-ルは、[Navigation] ウィンドウに、[L4-L7 Resource Pools] の下のドロップダウンリストとして表示されます。

ステップ 3

削除するデバイスが含まれているレイヤ 4 ~ 7 リソース プールをクリックします。

ステップ 4

作業ウィンドウで、L4-L7 Devices タブをクリックします。

ステップ 5

削除するレイヤ 4 ~ レイヤ 7 デバイスをハイライトして、trashcan のアイコンをクリックします。

確認用のダイアログが表示されます。

ステップ 6

[はい (Yes)] をクリックして削除を確認します。


リソー スプールの外部 IP アドレス プールの設定

レイヤ 7 リソース プールにレイヤ 4 への外部 IP アドレス プールの追加

リソース プールが使用中の場合には、外部 IP アドレス プールもテナントで使用されているので、削除や更新は行わないでください。

手順


ステップ 1

メニュー バーで、[Tenants] > [Common] を選択します。

ステップ 2

[Navigation] ペインで、 [Tenant Common] > [Services] > [L4-L7] > [L4-L7 Resource Pools] を選択します。

リソース プ-ルは、[Navigation] ウィンドウに、[L4-L7 Resource Pools] の下のドロップダウンリストとして表示されます。

ステップ 3

外部の IP アドレス プールを追加するレイヤ 7 リソース プールにレイヤ 4 をクリックします。

ステップ 4

[Work] ウィンドウの Basic タブをクリックします。

ステップ 5

外部 IP アドレス プール テーブルで、プラス記号アイコンをクリックします ( + )。

外部 IP アドレス プール フィールドが表示されます。

ステップ 6

Connect Type ドロップダウン矢印をクリックして L3 External Network を選択し、その他の External IP Address Pool フィールドに適切な値を入力します。

(注)  

 

フィールドの説明については、右上隅のヘルプアイコン ([?]) をクリックしてください。

ステップ 7

[更新(Update)] をクリックします。


外部 IP アドレス プールをレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールから削除する


(注)  


  • リソース プールが使用中の場合には、外部 IP アドレス プールもテナントで使用されているので、削除や更新は行わないでください。

  • IP アドレス プールの枯渇に対応するために外部 IP アドレス プールの削除、追加、または更新を行う場合には、大規模な IP アドレス プールの追加や削除は行わないでください。これらの状況では、レイヤ 3 ドメインや L3Out と似た構成の、新しい外部 IP アドレス プールを伴うレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールを作成します。

  • 外部 IP アドレス プールが設定されていないと、テナントはリソース プールを使用できません。


手順


ステップ 1

メニュー バーで、[Tenants] > [Common] を選択します。

ステップ 2

[Navigation] ペインで、 [Tenant Common] > [Services] > [L4-L7] > [L4-L7 Resource Pools] を選択します。

リソース プ-ルは、[Navigation] ウィンドウに、[L4-L7 Resource Pools] の下のドロップダウンリストとして表示されます。

ステップ 3

削除する外部 IP アドレス プールを持つレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールをクリックします。

ステップ 4

作業ウィンドウで、Basic タブをクリックします。

ステップ 5

External IP Address Pool テーブルで、削除する外部 IP アドレス プールをクリックしてハイライトし、 trashcan アイコンをクリックします。

確認用のダイアログが表示されます。

ステップ 6

[はい (Yes)] をクリックして削除を確認します。


リソー スプールのパブリック IP アドレス プールの設定

パブリック IP アドレス プールをレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールに追加する


(注)  


  • Cisco APIC Release 3.0(x) 以前で作成されたレイヤ 4 ~ 7 リソース プールの場合、外部 IP アドレス プールがパブリック IP アドレス プールとして使用されます。いったんテナントで使用されたら、変更してはなりません。

  • Cisco APIC リリース 3.1(x) 以降で作成されたレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールの場合、いつでも新しいパブリック IP アドレス プールをリソース プールに追加できます。

  • パブリック IP アドレス プールが設定されていないと、テナントはリソース プールを使用できません。


手順


ステップ 1

メニュー バーで、[Tenants] > [Common] を選択します。

ステップ 2

[Navigation] ペインで、 [Tenant Common] > [Services] > [L4-L7] > [L4-L7 Resource Pools] を選択します。

リソース プ-ルは、[Navigation] ウィンドウに、[L4-L7 Resource Pools] の下のドロップダウンリストとして表示されます。

ステップ 3

パブリック IP アドレス プールに追加するレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールをクリックします。

ステップ 4

作業ウィンドウで、Basic タブをクリックします。

ステップ 5

Public IP Address Pool テーブルで、プラスのアイコン (+) をクリックします。

Public IP Address Pool フィールドが表示されます。

ステップ 6

Connect Type ドロップダウン矢印をクリックして L3 External Network を選択し、その他の External IP Address Pool フィールドに適切な値を入力します。

(注)  

 

フィールドの説明については、右上隅のヘルプアイコン ([?]) をクリックしてください。

ステップ 7

[更新(Update)] をクリックします。


パブリック IP アドレス プールをレイヤ 4 ~ 7 リソース プールから削除する


(注)  


  • Cisco APIC Release 3.0(x) 以前で作成されたレイヤ 4 ~ 7 リソース プールの場合、外部 IP アドレス プールがパブリック IP アドレス プールとして使用されます。いったんテナントで使用されたら、変更してはなりません。

  • Cisco APIC Release 3.1(x) 以降で作成されたレイヤ 4 ~ 7 リソース プールの場合、いずれかのテナントが現在 IP アドレス プールを利用している場合、リソース プールから IP アドレス プールを削除してはなりません。

  • パブリック IP アドレスが設定されていない場合、リソース プールはどのテナントからも利用できません。


手順


ステップ 1

メニュー バーで、[Tenants] > [Common] を選択します。

ステップ 2

[Navigation] ペインで、 [Tenant Common] > [Services] > [L4-L7] > [L4-L7 Resource Pools] を選択します。

リソース プ-ルは、[Navigation] ウィンドウに、[L4-L7 Resource Pools] の下のドロップダウンリストとして表示されます。

ステップ 3

削除するパブリック IP アドレス プールが含まれているレイヤ 4 ~ 7 リソース プールをクリックします。

ステップ 4

[Work] ウィンドウで、[Basic] タブをクリックします。

ステップ 5

[Public IP Address Pool] テーブルで、削除するパブリック VIP アドレス プールをクリックしてハイライトし、[trashcan] のアイコンをクリックします。

確認用のダイアログが表示されます。

ステップ 6

[はい (Yes)] をクリックして削除を確認します。


レイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールの外部ルーテッド ドメインの更新

外部ルーテッド ドメインが設定されていないと、テナントはリソース プールを使用できません。

手順


ステップ 1

メニュー バーで、[Tenants] > [Common] を選択します。

ステップ 2

[Navigation] ペインで、 [Tenant Common] > [Services] > [L4-L7] > [L4-L7 Resource Pools] を選択します。

リソース プ-ルは、[Navigation] ウィンドウに、[L4-L7 Resource Pools] の下のドロップダウンリストとして表示されます。

ステップ 3

更新する外部ルーテッド ドメインのあるレイヤ 4 ~ レイヤ 7 リソース プールをクリックします。

ステップ 4

[Work] ウィンドウで、[External] タブをクリックします。

ステップ 5

[External Routed Domain] ドロップダウン矢印をクリックして、レイヤ 3 ドメインを選択します。

ステップ 6

[送信(Submit)] をクリックします。


レイヤ 4 からレイヤ 7 リソースプールの外部ルーテッド ネットワークの更新

外部ルーテッド ネットワークが設定されていない場合、リソース プールはどのテナントでも使用できません。

手順


ステップ 1

メニュー バーで、[Tenants] > [Common] を選択します。

ステップ 2

[Navigation] ペインで、 [Tenant Common] > [Services] > [L4-L7] > [L4-L7 Resource Pools] を選択します。

リソース プ-ルは、[Navigation] ウィンドウに、[L4-L7 Resource Pools] の下のドロップダウンリストとして表示されます。

ステップ 3

更新する外部ルーテッド ネットワークがあるレイヤ 4 からレイヤ 7 のリソース プールをクリックします。

ステップ 4

[Work] ウィンドウで、[External] タブをクリックします。

ステップ 5

[External Routed Networks] テーブルから、プラスアイコン ([+]) をクリックします。

[External Routed Networks] フィールドが表示されます。

ステップ 6

[External Routed Networks] フィールドに適切な値を入力します。

(注)  

 

フィールドの説明については、右上隅のヘルプアイコン ([?]) をクリックしてください。

ステップ 7

[更新(Update)] をクリックします。