マーキングについて
マーキングは、着信および発信パケットの Quality of Service(QoS)フィールドを変更するために使用する方式です。マーキングが可能な QoS フィールドは、レイヤ 3 では IP precedence、および DiffServ コード ポイント(DSCP)です。QoS グループはシステムにとってローカルなラベルで、中間マーキング値を割り当てることができます。QoS グループのラベルを使用して、出力スケジューリングを決定できます。
マーキングのコマンドは、ポリシー マップ内で参照されるトラフィック クラスで使用できます。次の表に、設定できるマーキング機能を示します。
マーキング機能 |
説明 |
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DSCP |
レイヤ 3 DSCP。 |
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IP precedence |
レイヤ 3 の IP precedence。
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QoS グループ |
システム内部で操作および照合できる、ローカルで有効な QoS 値。範囲は 0 ~ 7 です。 |
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入力 |
マーキングのステータスは着信パケットに適用されます。 |
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CoS |
レイヤ 2 VLAN ID |