概要
この項では、Hypercheck: アップグレード前チェック ツール で説明されている Hypercheck ツールを実行できない場合のアップグレード前の手動検証について説明します。これらのチェックを手動で実行するよりも、Hypercheck を実行することを強く推奨します。
この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この項では、Hypercheck: アップグレード前チェック ツール で説明されている Hypercheck ツールを実行できない場合のアップグレード前の手動検証について説明します。これらのチェックを手動で実行するよりも、Hypercheck を実行することを強く推奨します。
シスコは、Cisco HX データ プラットフォームの既存のインストールのアップグレードを開始する前に、クラスタ ストレージ容量をチェックすることをお勧めします。クラスタ内のストレージ使用率が 70% を超える場合、アップグレードの検証は失敗します。
クラスタ ストレージ容量をチェックすることの背景の詳細については、 『Cisco HyperFlex データ プラットフォーム管理ガイド』の HX ストレージ クラスタの概要」の章を参照してください。
ファブリック インターコネクトのリブート中にストレージ ア クセスが失われないようにするには、UCSM インフラストラクチャのアップグレードの前にこのチェックを実行します。
3.0(1)、3.5(1)、3.5(2)、4.0(1)、4.0(2) へのアップグレードでは、ESXi host Net.TeamPolicyUpDelay のデフォルト値が 30000 に設定されている必要があります。次の手順を実行して確認し、必要に応じて、ESXi host Net.TeamPolicyUpDelay のデフォルト値を 30000 に変更します。
![]() (注) |
この変更によって ESXi ホストをリブートする必要はなく、リブート後も維持されます。 |
ステップ 1 |
vSphere Web クライアント ナビゲータから、各 [ESXi Host (ESXi ホスト)] > をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Advanced System Settings (詳細なシステム設定)] で、[Net.TeamPolicyUpDelay] までスクロールダウンします。 |
ステップ 3 |
必要に応じて、値を 30000 に変更します。デフォルト値は 100 です。
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