ダッシュボードの使用方法
Cisco 仮想マネージド サービス ポータルへログインすると、ダッシュボードにアクセスできます。ここでは統合ビューで、サブスクリプション、サービスのステータス、および承認リクエストを確認できます。ダッシュボードにアクセスするには、サービス インターフェイスの左側のペインから [Dashboards] をクリックします。アクセス権を持つダッシュレットのデータのみ表示できます。管理者権限を持つユーザの場合は、VMS で利用可能なすべてのダッシュレットを、すべてのユーザのデータが設定された状態で表示できます。ダッシュボードのデータを更新するには、[Reload Dashlet] アイコンをクリックします。
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サブスクリプション:
デフォルトで、ダッシュ ボードには、サービス タイプでソートされたサブスクリプション、顧客、ステータス、問題の数、および問題のステータスが表示されます。また、このダッシュボードには、サービス パック固有のサブスクリプションと、Up、Down、Unregistered、Ordering、Updating、および Sites といったサービスの詳細も表示されます。
サービス パックの特定のサブスクリプション ページのそれぞれも、詳細なサービス ページにリンクされています。毎月の使用量、パフォーマンス測定指標およびサービスの作成とプロビジョニングについてのログを表示するには、[All Cloud VPN Services] をクリックします。このページの詳細については、 「サービスのステータスと使用料の監視」を参照してください。
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承認:
新しいサービス注文の送信時、プロビジョニングされる前に、サービス要求は承認プロセスを通過します。リクエストの承認また他は拒否を行えるのは、承認担当者のユーザまたは承認権限を持つユーザだけです。通知を有効にすると、承認担当者には保留中の承認が通知されます。このダッシュ ボードには、保留中の承認のリストが表示されます。詳細については、 「サービス リクエストの承認または拒否」を参照してください。
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デバイス管理:
このダッシュ ボードには、注文されたデバイスのタイプとそのステータスおよびサービス タイプごとの展開済みデバイスが表示されます。Unregistered、Registering、Provisioned、Ordering、Updating、Provisioning Failed、Up、Down、Unknown といった、様々なステータスにあるデバイスのリストが表示されます。デバイスを管理する方法については、 「サービス パック ガイド」を参照してください。
サービスの使用状況とステータスのモニタリング
この手順により、VMS ポータルで、サービスのキー パフォーマンス測定指標をモニタできます。モニタリングのレベルを最小限に設定すること、モニタリングの表示をカスタマイズすることができます。サービスを購入した場合は、月ごとの使用状況と、特定の期間のパフォーマンス測定指標をモニタすることができます。
サービスをモニタするには、次の手順に従います:
手順
ステップ 1 |
VMS ポータルの左側ペインで [Dashboard] を選択します。 |
ステップ 2 |
サブスクリプションのダッシュレットで、サービス パックのいずれかをクリックします。 |
ステップ 3 |
[All Services] をクリックして、サービスとそのステータスを表示します。ステータスはProvisioned、Ordering、Update Failed、Provisioning failed および Unknown などになります。 |
ステップ 4 |
サービスをフィルタリングするには、ドロップダウン リストからステータスを選択します。 |
ステップ 5 |
パフォーマンス測定指標、毎月の使用状況と、選択したサービスに関するその他の必要な情報を表示するには、サービス名を展開します。 |
ステップ 6 |
サービスの [Monthly Usage]、[Performance Metrics] および [Created/Provisioned Log] を表示できます (右側ペインに表示)。さらにサービス オファーを展開し、サービス オファーの下のデバイス名をクリックして (たとえば Cisco 881 Integrated Service Router をクリック)、右側ペインにシリアル番号を場所を表示することができます。 |
ステップ 7 |
[Performance Metrics] の下で、[Timeframe] スライドバーをスライドして、特定のタイム フレームの [Internet Traffic]、[On Network Traffic]、および[Connected Remote Access Users] といったパフォーマンス測定指標を表示することができます。サービスを選択すると、右側ペインの [Created/Provisioned Log] に、サービズの作成、修正、およびプロビジョニングの日付を確認できます。 |
例
![]() (注) |
管理者またはオペレータとしてログインし、トラブルシューティングを行う場合には、顧客の各人がアクセスできるものを確認できると役に立ちます。そのためには、左側ペイン (下部) の [Login as Customer] をクリックします。表示されるドロップダウンリストから顧客を選択し、そのユーザとしてログインします。[Start] をクリックします。 これにより、サービス プロバイダの管理者やオペレータは、中央管理の場所から、任意の顧客としてログインできます。すべての顧客についてログイン クレデンシャルを覚えておく必要はありません。 |
サービス リクエストの承認または拒否
新しいサービス注文の送信時に、サービス リクエストは、プロビジョニングの前に承認プロセスにより処理されます。管理対象デバイス、SDWAN、vBranch サービス パックに対する新しいサービスの注文方法の詳細については、 cisco.com のサービス パックのユーザ ガイドを参照してください。
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新しいサービス リクエスト
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既存のサービス リクエストのを更新
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サービスのキャンセル リクエスト
![]() (注) |
このプロセスを実行できるのは、承認担当ユーザまたは承認担当者の権限を持つユーザだけです。 |
始める前に
承認担当者やサービス プロバイダーのユーザに承認のステータスを通知する場合は、通知を設定します。「イベントの通知を有効にする 」を参照してください。
手順
ステップ 1 |
Cisco VMS ポータルにログインします。 |
ステップ 2 |
保留中のサービス リクエストのリストを表示するには、左ペインで [Approvals] をクリックします。 |
ステップ 3 |
リクエストを選択して、[Approve] または [Reject] をクリックします。拒否した場合には、拒否の理由を入力します。 ユーザにはステータスが通知されます。 |