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Performance Monitoring(PM; パフォーマンス モニタリング)パラメータは、サービス プロバイダーが、問題を早期に検出するために、パフォーマンス データの収集と保存、スレッシュホールドの設定、およびレポートの作成を行うときに使用します。この章では、Cisco ONS 15454 SDH の電気回路カード、イーサネット カード、および光カードごとに、PM パラメータについて説明します。
PM の値を有効にして表示する方法については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』を参照してください。
• 「トランスポンダ カードおよびマックスポンダ カードの PM」
(注) PM パラメータの詳細については、ITU G.826 および Telcordia の GR-820-CORE、GR-499-CORE、GR-253-CORE を参照してください。
PM パラメータのエラー レベルを設定するのに、スレッシュホールドを使用します。個々の PM スレッシュホールドは、Cisco Transport Controller(CTC)のカード ビューの Provisioning タブで設定できます。回線、パス、SDH の各スレッシュホールドなど、カードのスレッシュホールドのプロビジョニング手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』を参照してください。
データの収集期間で、PM パラメータの現在の値が、スレッシュホールドに達するか超過すると、ノードによって Threshold Crossing Alert(TCA; スレッシュホールド超過アラート)が生成され、CTC に表示されます。TCA によって、パフォーマンスの低下をいちはやく検出できます。スレッシュホールドを超えても、ノードは指定された収集期間の間、引き続きエラーをカウントします。スレッシュホールドとして 0 を入力すると、PM パラメータが無効になります。
(注) メモリの制限と生成される TCA の数がプラットフォームによって違うため、必要に応じて、次の 2 つのプロパティをプロパティ ファイル(Windows では CTC.INI、UNIX では .ctcrc)に手動で追加、変更できます。
ctc.15xxx.node.tr.lowater=yyy(xxx はプラットフォーム、yyy は低ウォーター マークの数値。デフォルトの低ウォーター マークは 25。)
ctc.15xxx.node.tr.hiwater=yyy(xxx はプラットフォーム、yyy は高ウォーター マークの数値。デフォルトの高ウォーター マークは 50。)
着信 TCA 数が高ウォーター マークより大きい場合、最後の低ウォーター マークを保持して他を破棄します。
デフォルト値がエラー モニタリングの要件に合わない場合は、スレッシュホールドを変更します。たとえば、911 呼(米国緊急通報呼出し)を利用するようなクリティカルな E1 を使用している場合は、この回線の最高のサービス品質を保証する必要があります。このため、小さなエラーでも TCA が生成されるように、すべてのスレッシュホールドに小さい値を設定します。
Intermediate Path Performance Monitoring(IPPM; 中間パス パフォーマンス モニタリング)では、そのチャネルを終端しないノードは、着信伝送信号を構成するそれぞれのチャネルを透過的に監視できます。多くの大規模 ONS 15454 SDH ネットワークでは、Line Terminating Equipment(LTE; 回線終端機器)だけを使用し、Path Terminating Equipment(PTE; パス終端機器)は使用しません。 表5-1 に、LTE にもなる ONS 15454 SDH カードを示します。
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ソフトウェア リリース 3.0(R3.0)以上では、LTE カードは IPPM を有効にすることで、個々の高次パスについての近端 PM データを監視できます。ライン カードで IPPM プロビジョニングを有効にすると、サービス プロバイダーは、SDH AU4 モードで動作している ONS 15454 SDH においてパススルー モードに設定されている高次パスを監視できるので、トラブルシューティングとメンテナンスを効率的に行うことができます。
IPPM は、IPPM を有効にした高次パス上でだけ行われます。TCA は、IPPM を有効にしたパス上の PM パラメータについてだけ生成されます。監視対象の IPPM パラメータは、HP-EB、HP-BBE、HP-ES、HP-SES、HP-UAS、HP-ESR、HP-SESR、および HP-BBER です。
(注) E1 カードと STM-1 カードは遠端 IPPM を監視できます。表5-1にリストされているその他のカードでは、遠端 IPPM はサポートされていません。ただし、SDH パス PM パラメータは、遠端ノードに直接ログインすることで監視できます。
ONS 15454 SDH は、監視対象のパスのオーバーヘッドを調べ、伝送チャネルの着信側の近端パスのすべての PM 値を読むことで、IPPM を実行します。IPPM 処理では、パス信号はノード上を双方向に通過し、そのノード上で変更されることはありません。
周波数と位相変動を補整するのに、ポインタが使用されます。ポインタ位置調整カウントは、SDH ネットワークのタイミング エラーを表します。ネットワークの同期が失われると、伝送された信号でジッターとふらつきが発生します。過度のふらつきが発生すると、終端機器でスリップが発生することがあります。
スリップが発生すると、サービスに次のようなさまざまな影響が出ます。音声サービスでは、間欠的にクリック音が発生します。圧縮音声技術では、伝送エラーや呼の中断が発生します。ファックス機器では、行が失われたり、呼の中断が発生します。デジタル映像の伝送では、映像が歪んだり、フレームがフリーズしたりします。暗号化サービスでは、暗号鍵が失われ、データの再送が行われる場合があります。
ポインタを使用することによって、VC4 ぺイロードの位相変動を調整できます。VC4 ペイロードのポインタは、AU ポインタ セクションの H1 および H2 バイトにあり、VC4 Path Overhead(POH; パス オーバーヘッド)J1 バイトが H3 バイトから何バイト離れているかを示すバイト数(セクションのオーバーヘッド バイトを除く)です。クロッキングの差分は、ポインタから、J1 バイトと呼ばれる VC4 POH の最初のバイトまでのオフセット(バイト数)で表されます。クロッキングの差分が、通常の範囲である 0~782 を超えるとデータ損失が起こる可能性があります。
ポインタ位置調整カウント パラメータには、正(PPJC)と負(NPJC)のものがあります。PPJC は、検出パス(PPJC-Pdet)や生成パス(PPJC-Pgen)の正のポインタ位置調整カウントです。NPJC は、PM 名により検出パス(NPJC-Pdet)または生成パス(NPJC-Pgen)のどちらかとなる、負のポインタ位置調整カウントです。
ポインタ位置調整カウントに整合性があるかないかで、ノード間のクロック同期に問題があるかどうかがわかります。カウントの相違は、最初にポインタ位置調整カウントを送信したノードと、このカウントを検出して送信するノードとの間に、タイミングの変動があることを意味します。正のポインタ位置調整は、POH のフレーム レートが VC4 のフレーム レートと比べて遅すぎる場合に発生します。
LTE カードで、PPJC および NPJC PM パラメータを有効にしておく必要があります。
Cisco ONS 15454 SDH LTE カードの一覧は、表5-1を参照してください。CTC では、PPJC PM と NPJC PM パラメータのカウント フィールドは、カード ビューの Provisioning タブで有効にしていない場合には、ブランクになっています。
個々のポインタ位置調整カウントの PM パラメータの詳細については、該当するカードの項のパラメータの説明を参照してください。
表5-2 では、この章で説明するPM パラメータのタイプそれぞれについて定義します。
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AIS Seconds Path(AISS-P; パスのアラーム表示信号秒数)は、1 回または複数の Alarm Indication Signal(AIS; アラーム表示信号)障害が発生した秒数です。 |
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Path Background Block Error(P-BBE; パス バックグラウンド ブロック エラー)は、Severely Errored Second(SES; 重大エラー秒数)に含まれないエラー ブロックです。 |
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Path Monitoring Background Block Errors(BBE-PM; パス モニタリング バックグラウンド ブロック エラー)は、PM 期間に Optical Transport Network(OTN; 光転送ネットワーク)パスに記録されたバックグラウンド ブロック エラーの数です。 |
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Path Background Block Error Ratio(P-BBER; パス バックグラウンド ブロック エラー率)は、一定の測定インターバル内の利用可能時間のブロック総数に対する BBE の比率です。ブロックの総数には、SES の間のブロック数はすべて含まれません。 |
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Path Monitoring Background Block Errors Ratio(BBER-PM; パス モニタリング バックグラウンド ブロック エラー率)は、PM 期間に OTN パスに記録されたバックグラウンド ブロック エラーの数の割合です。 |
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Section Monitoring Background Block Errors Ratio(BBER-SM; セクション モニタリング バックグラウンド ブロック エラー率)は、PM 期間に OTN セクションに記録されたバックグラウンド ブロック エラーの数の割合です。 |
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Section Monitoring Background Block Errors(BBE-SM; セクション モニタリング バックグラウンド ブロック エラー)は、PM 期間に OTN セクションに記録されたバックグラウンド ブロック エラーの数です。 |
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PM 期間に Dense Wavelength Division Multiplexing(DWDM; 高密度波長分割多重)トランク回線で修正された Bit Error(BIE; ビット エラー)の数です。 |
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PM 期間の、DWDM トランク回線におけるBit Errors Corrected(BIEC; 修正されたビット エラー)の数です。 |
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コード違反(CVCP-PFE)は、M フレームの 3 つの Far-End Block Error(FEBE; 遠端ブロック エラー)ビットがまとめて 1 に設定されていないときに発生します。 |
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Code Violation Line(CV-L)は、回線に発生しているコーディング違反の数を示します。このパラメータは、収集期間の間に発生した BPV と EXZ の数です。 |
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Code Violation Path(CVP-P)は、M23 アプリケーションのコード違反パラメータです。CVP-P は、収集期間に発生した P ビット パリティ エラーの数です。 |
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Path Errored Block(P-EB; パス エラー ブロック)は、ブロック内で 1 つまたは複数のビットがエラーになっていることを示します。 |
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Path Errored Second(ES; パス エラー秒数)は、1 つまたは複数のエラー ブロックまたは障害が発生した秒数です。 |
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Errored Seconds Path(ESCP-P; エラー秒数パス)は、1 つまたは複数の CP ビット パリティ エラー、severely errored framing(SEF)障害、または AIS 障害が発生した秒数です。ESCP-P は C ビット パリティ アプリケーション用に定義されています。 |
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Far-End Errored Second CP-bit Path(ESCP-PFE)は、3 つの FEBE ビットがまとめて 1 に設定されなかった M フレームが 1 つまたは複数存在する秒数、または遠端で SEF 障害や AIS 障害が発生した秒数です。 |
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Errored Seconds Line(ES-L)は、回線上での 1 つまたは複数の異常(BPV + EXZ)または障害(信号損失)、あるいはその両方が発生した秒数です。 |
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Path Monitoring Errored Seconds(ES-PM; パス モニタリング エラー秒数)は、PM 期間に OTN パスに記録されたエラー秒数です。 |
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Errored Second Path(ESP-P)は、1 つまたは複数の P ビット パリティ エラー、SEF 障害、または AIS 障害が発生した秒数です。 |
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Path Errored Second Ratio(ESR; パス エラー秒数率)は、一定の測定インターバル内の利用可能な秒数に対するエラー秒数の比率です。 |
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Path Errored Second Ratio(ESR-P; パス エラー秒数率)は、一定の測定インターバル内の利用可能な秒数に対するエラー秒数の比率です。 |
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Path Monitoring Errored Seconds Ratio(ESR-PM)は、PM 期間に OTN パスに記録されたエラー秒数の比率です。 |
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Section Monitoring Errored Seconds Ratio(ESR-SM)は、PM 期間に OTN セクションに記録されたエラー秒数の比率です。 |
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Section Monitoring Errored Seconds(ES-SM; セクション モニタリング エラー秒数)は、PM 期間に OTN セクションに記録されたエラー秒数です。 |
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Path Monitoring Failure Counts(FC-PM)は、PM 期間に OTN パスに記録された障害の数です。 |
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Section Monitoring Failure Counts(FC-SM)は、PM 期間に OTN セクションに記録された障害の数です。 |
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High-Order Path Background Block Error(HP-BBE)は、SES に含まれないエラー ブロックです。 |
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High-Order Path Background Block Error Ratio(HP-BBER)は、一定の測定インターバル内の利用可能時間のブロック総数に対する BBE の比率です。ブロックの総数には、SES の間のブロック数はすべて含まれません。 |
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High-Order Path Errored Block(HP-EB)は、ブロック内で 1 つまたは複数のビットがエラーになっていることを示します。 |
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High-Order Path Errored Second(HP-ES)は、1 つまたは複数のエラー ブロックまたは障害が発生した秒数です。 |
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High-Order Path Errored Second Ratio(HP-ESR)は、一定の測定インターバル内の利用可能な秒数に対するエラー秒数の比率です。 |
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High-Order, Negative Pointer Justification Count, Path Detected(HP-NPJC-Pdet; 高次で負のポインタ位置調整カウント、検出パス)は、入力 SDH 信号の特定のパスで、負のポインタ位置調整が検出された回数です。 |
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High-Order, Negative Pointer Justification Count, Path Generated |
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High-Order Path Pointer Justification Count Difference(HP-PJCDiff; 高次パス ポインタ位置調整カウント差)は、検出されたパス ポインタ位置調整カウントの総数と生成されたポインタ位置調整カウントの総数との差の絶対値です。つまり、HP-PJCDiff は(HP-PPJC-PGen-HP-NPJC-PGen)-(HP-PPJC-PDet-HP-NPJC-PDet)に等しくなります。 |
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High-Order Path Pointer Justification Count Seconds(HP-PJCS-PDet; 高次パス ポインタ位置調整カウント秒数)は、1 つまたは複数の HP-PPJC-PDet または HP-NPJC-PDet の秒数です。 |
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High-Order Path Pointer Justification Count Seconds(HP-PJCS-PGen; 高次パス ポインタ位置調整カウント秒数)は、1 つまたは複数の HP-PPJC-PGen または HP-NPJC-PGen の秒数です。 |
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High-Order, Positive Pointer Justification Count, Path Detected(HP-PPJC-Pdet; 高次で正のポインタ位置調整カウント、検出パス)は、入力 SDH 信号上の特定のパスで、正のポインタ位置調整が検出された回数です。 |
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High-Order, Positive Pointer Justification Count, Path Generated |
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High-Order Path Severely Errored Seconds(HP-SES)は、30% 以上のエラー ブロック、または 1 つまたは複数の障害が発生した秒数です。SES は ES のサブセットです。 |
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High-Order Path Severely Errored Second Ratio(HP-SESR)は、一定の測定インターバル内の利用可能な秒数に対する SES の比率です。 |
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High-Order Path Unavailable Seconds(HP-UAS)は、VC パスが利用できなかった秒数です。高次パスは、HP-SES の状態が 10 秒間続くと使用不可になり、HP-SES でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。 |
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Laser Bias Current - Average(LBC-AVG)は、レーザー バイアス電流の平均パーセンテージです。 |
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Laser Bias Current - Maximum(LBC-MAX)は、レーザー バイアス電流の最大パーセンテージです。 |
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Laser Bias Current - Minimum(LBC-MIN)は、レーザー バイアス電流の最小パーセンテージです。 |
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Line Loss of Signal Seconds(LOSS-L)は、1 つまたは複数の LOS 障害が発生した秒数です。 |
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Low-Order Path Background Block Error(LP-BBE)は、SES に含まれないエラー ブロックです。 |
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Low-Order Path Background Block Error Ratio(LP-BBER)は、一定の測定インターバル内の利用可能時間のブロック総数に対する BBE の比率です。ブロックの総数には、SES の間のブロック数はすべて含まれません。 |
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Low-Order Path Errored Block(LP-EB)は、ブロック内で 1 つまたは複数のビットがエラーになっていることを示します。 |
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Low-Order Path Errored Second(LP-ES)は、1 つまたは複数のエラー ブロックまたは障害が発生した秒数です。 |
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Low-Order Path Errored Second Ratio(LP-ESR)は、一定の測定インターバル内の利用可能な秒数に対するエラー秒数の比率です。 |
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Low-Order Path Severely Errored Seconds(LP-SES; 低次パス重大エラー秒数)は、30% 以上のエラー ブロック、または 1 つまたは複数の障害が発生した秒数です。SES は ES のサブセットです。 |
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Low-Order Path Severely Errored Second Ratio(LP-SESR)は、一定の測定インターバル内の利用可能な秒数に対する SES の比率です。 |
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Low-Order Path Unavailable Seconds(LP-UAS)は、VC パスが利用できなかった秒数です。低位のパスは、LP-SES の状態が 10 秒間続くと使用不可になり、LP-SES でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。 |
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Multiplex Section Background Block Error(MS-BBE)は、SES に含まれないエラー ブロックです。 |
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Multiplex Section Background Block Error Ratio(MS-BBER)は、一定の測定インターバル内の利用可能時間のブロック総数に対する BBE の比率です。ブロックの総数には、SES の間のブロック数はすべて含まれません。 |
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Multiplex Section Errored Block(MS-EB)は、ブロック内で 1 つまたは複数のビットがエラーになっていることを示します。 |
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Multiplex Section Errored Second(MS-ES)は、1 つまたは複数のエラー ブロックまたは障害が発生した秒数です。 |
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Multiplex Section Errored Second Ratio(MS-ESR)は、一定の測定インターバル内の利用可能な秒数に対するエラー秒数の比率です。 |
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Multiplex Section Negative Pointer Justification Count, Path Detected |
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Multiplex Section Negative Pointer Justification Count, Path Generated |
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Multiplex Section Positive Pointer Justification Count, Path Detected |
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Multiplex Section Positive Pointer Justification Count, Path Generated |
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現用カードの 1+1 保護スキームでは、Multiplex Section Protection Switching Count(MS-PSC; 多重化セクション保護切り換えカウント)は、サービスが現用カードから保護カードに切り替えられた回数に、サービスが現用カードに戻った回数を足した数です。 保護カードでは、MS-PSC は保護カードから現用カードへのサービスの切り替え回数に、保護カードに戻った回数を足した数になります。MS-PSC PM は、回線レベルのリバーティブ保護切り替えが使用された場合だけ使用可能です。 |
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MS-PSC1(MS-SPRing) |
2 ファイバ 多重化セクション共有保護リング(MS-SPRing)の保護回線では、MS-PSC は、特定のスパンの回線保護へか、またはそのスパンの保護回線からか、どちらかの方向の保護切り替えが発生した回数を示します。このため、2 ファイバ MS-SPRing で保護切り替えが発生した場合は、トラフィックが切り替えられる方向の保護スパンの MS-PSC が増分され、切り替えられたトラフィックがその保護スパンから元の現用スパンに戻ると、その保護スパンの MS-PSC が再び増分されます。 |
MS-PSC-R 1 |
4 ファイバ MS-SPRing では、Multiplex Section Protection Switching |
4 ファイバ MS-SPRing では、Multiplex Section Protection Switching |
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2 ファイバ MS-SPRing の現用回線では、Multiplex Section Protection 4 ファイバ MS-SPRing の現用回線では、MS-PSC-W は、現用回線から保護回線へのサービスの切り替え回数に、現用回線に戻った回数を足した数です。MS-PSC-W は障害の発生している回線上で増分され、MS-PSC-R または MS-PSC-S はアクティブな保護回線上で増分されます。 |
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Multiplex Section Protection Switching Duration(MS-PSD; 多重化セクション保護切り替え時間)は、サービスが別の回線で実行された時間(秒)です。現用回線では、MS-PSD は、サービスが保護回線で実行された秒数です。 保護回線では、MS-PSD は、サービスを実行するために回線が使用された秒数です。MS-PSD PM は、回線レベルのリバーティブ保護切り替えが使用された場合だけ使用可能です。MS-PSD は、アクティブな保護回線上で増分され、MS-PSD-W は、障害が発生した現用回線上で増分されます。 |
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4 ファイバ MS-SPRing では、Multiplex Section Protection Switching |
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4 ファイバ MS-SPRing では、Multiplex Section Protection Switching |
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2 ファイバ MS-SPRing 内の現用回線では、Multiplex Section Protection Switching Duration-Working(MS-PSD-W; 多重化セクション保護切り替え時間、現用)は、そのサービスが保護回線で実行された秒数です。MS-PSD-W は、障害の発生した現用回線で増分され、PSD はアクティブな保護回線で増分されます。 |
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Multiplex Section Severely Errored Second(MS-SES)は、30% 以上のエラー ブロック、または 1 つまたは複数の障害が発生した秒数です。SES は ES のサブセットです。詳細については、ITU-T G.829 のセクション 5.1.3 を参照してください。 |
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Multiplex Section Severely Errored Second Ratio(MS-SESR)は、一定の測定インターバル内の利用可能な秒数に対する SES の比率です。 |
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Multiplex Section Unavailable Seconds(MS-UAS)は、多重化セクションが利用できなかった秒数です。セクションは、MS-SES の状態が 10 秒間続くと使用不可になり、MS-SES でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。この 10 秒間の使用不可状態が続くと、MS-SAS が減分され、MS-UAS にカウントされます。 |
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Optical Power Received(OPR)は、公称 OPT のパーセンテージとして受信した平均光パワーの測定基準です。 |
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Optical Power Transmitted(OPT)は、公称 OPT のパーセンテージとして送信した平均光パワーの測定基準です。 |
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Regenerator Section Background Block Error(RS-BBE)は、SES に含まれないエラー ブロックです。 |
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Regenerator Section Background Block Error Ratio(RS-BBER)は、一定の測定インターバル内の利用可能時間のブロック総数に対する BBE の比率です。ブロックの総数には、SES の間のブロック数はすべて含まれません。 |
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Regenerator Section Errored Block(RS-EB)は、ブロック内で 1 つまたは複数のビットがエラーになっていることを示します。 |
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Regenerator Section Errored Second(RS-ES)は、1 つまたは複数のエラー ブロックまたは障害が発生した秒数です。 |
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Regenerator Section Errored Second Ratio(RS-ESR)は、一定の測定インターバル内の利用可能な秒数に対するエラー秒数の比率です。 |
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Regenerator Section Severely Errored Second(RS-SES; リジェネレータ セクション重大エラー秒数)は、30% 以上のエラー ブロック、または障害が発生した秒数です。SES は ES のサブセットです。 |
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Regenerator Section Severely Errored Second Ratio(RS-SESR)は、一定の測定インターバル内の利用可能な秒数に対する SES の比率です。 |
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Regenerator Section Unavailable Second(RS-UAS)は、リジェネレータ セクションが利用できなかった秒数です。セクションは、RS-UAS の状態が 10 秒間続くと使用不可になり、RS-UAS でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。 |
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Receive Path Alarm Indication Signal Seconds(Rx AISS-P; 受信パス アラーム表示信号秒数)は、パスの受信側で発生したアラーム表示信号を表します。このパラメータは、1 つまたは複数の AIS 障害が発生した秒数です。 |
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Receive Path Background Block Error(BBE-P)は、SES に含まれないエラー ブロックです。 |
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Receive Path Errored Block(EB-P)は、ブロック内で 1 つまたは複数のビットがエラーになっていることを示します。 |
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Receive Path Errored Second(ES-P)は、1 つまたは複数のエラー ブロックまたは障害が発生した秒数です。 |
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Receive Path Errored Second Ratio(ESR-P)は、一定の測定インターバル内の利用可能な秒数に対するエラー秒数の比率です。 |
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Receive Path Severely Errored Seconds(SES-P)は、30% 以上のエラー ブロック、または 1 つまたは複数の障害が発生した秒数です。SES は ES のサブセットです。 |
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Receive Path Severely Errored Second Ratio(SESR-P)は、一定の測定インターバル内の利用可能な秒数に対する SES の比率です。 |
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Receive Path Unavailable Seconds(E1 Rx P-UAS; 受信パス使用不可秒数)は、信号の受信側で、E-1 パスが利用できなかった秒数です。E-1 パスは、SES の状態が 10 秒間続くと使用不可になります。この SES 状態の 10 秒間は使用不可時間に含まれます。使用不可になった E-1 パスは、SES でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。SES でない状態の 10 秒間は、使用不可時間には含まれません。 |
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Receive Path Background Block Error Ratio(BBER-P)は、一定の測定インターバル内の利用可能時間のブロック総数に対する BBE の比率です。ブロックの総数には、SES の間のブロック数はすべて含まれません。 |
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SEF/AIS Second(SASCP-P)は、近端で 1 つまたは複数の SEF 障害または AIS 障害が発生した秒数です。 |
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SEF/AIS Seconds Path(SASP-P)は、パスで 1 つまたは複数の SEF 障害または AIS が発生した秒数です。 |
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Severely Errored Seconds(SES; 重大エラー秒数)は、30% 以上のエラー ブロック、または 1 つまたは複数の障害が発生した秒数です。SES は ES のサブセットです。 |
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Severely Errored Seconds CP-bit Path(SESCP-P)は、45 以上の CP ビット パリティ エラー、1 つまたは複数の SEF 障害、または AIS 障害が発生した秒数です。 |
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Severely Errored Seconds CP-bit Path Far-End(SESCP-PFE)は、3 つの FEBE ビットがまとめて 1 に設定されなかった M フレームが 45 以上存在する秒数、または遠端で 1 つまたは複数の SEF 障害または AIS 障害が発生した秒数です。 |
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Severely Errored Seconds Line(SES-L)は、回線上で特定の数を超える異常(BPV + EXZ > 44)または障害(あるいはその両方)が発生した秒数です。 |
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Severely Errored Seconds Path(SES-P; パス重大エラー秒数)は、1 つまたは複数の障害が発生した秒数です。SES-P は ES-P のサブセットです。 |
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Far-End Path Severely Errored Seconds(SES-PFE)は、1 つまたは複数の障害が発生した秒数です。SES-PFE は ES-PFE のサブセットです。 |
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Path Monitoring Severely Errored Seconds(SES-PM; パス モニタリング重大エラー秒数は、PM 期間に OTN パスに記録された重大エラー秒数です。 |
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Severely Errored Seconds Path(SESP-P)は、45 以上の P ビット パリティ エラー、1 つまたは複数の SEF 障害、または AIS 障害が発生した秒数です。 |
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Path Severely Errored Second Ratio(SESR-P; パス重大エラー秒数率)は、一定の測定インターバル内の利用可能な秒数に対する SES の比率です。 |
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Path Monitoring Severely Errored Seconds Ratio(SESR-PM)は、PM 期間に OTN パスに記録された重大エラー秒数の比率です。 |
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Section monitoring severely errored seconds(SES-SM)は、PM 期間に OTN セクションに記録された重大エラー秒数です。 |
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Transmit Path Alarm Indication Signal(AISS-P; 送信パス アラーム表示信号)は、パスの送信側で発生したアラーム表示信号を表します。このパラメータは、1 つまたは複数の AIS 障害が発生した秒数です。 |
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Transmit Path Background Block Error(BBE-P)は、SES に含まれないエラー ブロックです。 |
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Transmit Path Errored Second(ES-P; パス エラー秒数)は、1 つまたは複数のエラー ブロックまたは障害が発生した秒数です。 |
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Transmit Path Errored Second Ratio(ESR-P)は、一定の測定インターバル内の利用可能な秒数に対するエラー秒数の比率です。 |
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Transmit Path Severely Errored Seconds(SES-P)は、30% 以上のエラー ブロックまたは 1 つまたは複数の障害が発生した秒数です。SES は ES のサブセットです。 |
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Transmit Path Severely Errored Second Ratio(SESR-P)は、一定の測定インターバル内の利用可能な秒数に対する SES の比率です。 |
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Transmit Path Unavailable Seconds(UAS-P; 送信パス使用不可秒数)は、信号の送信側で、E1 パスが利用できなかった秒数です。E-1 パスは、SES の状態が 10 秒間続くと使用不可になります。この SES 状態の 10 秒間は使用不可時間に含まれます。使用不可になった E-1 パスは、SES でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。SES でない状態の 10 秒間は、使用不可時間には含まれません。 |
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Transmit Path Background Block Error Ratio(BBER-P)は、一定の測定インターバル内の利用可能時間のブロック総数に対する BBE の比率です。ブロックの総数には、SES の間のブロック数はすべて含まれません。 |
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Transmit Path Errored Block(EB-P)は、ブロック内で 1 つまたは複数のビットがエラーになっていることを示します。 |
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Path Unavailable Seconds(UAS; パス使用不可秒数)は、VC パスが利用できなかった秒数です。高次パスは、HP-SES の状態が 10 秒間続くと使用不可になり、HP-SES でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。 |
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Unavailable Seconds CP-bit Path(UASCP-P; 使用不可秒数 CP ビット パス)は、DS-3 パスが利用できなかった秒数です。DS-3 パスは、SESCP-P の状態が 10 秒間続くと使用不可になります。SESCP-P の状態の 10 秒間は、使用不可時間に含まれます。使用不可になった DS-3 パスは、SESCP-P でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。SESCP-P でない状態の 10 秒間は、使用不可時間には含まれません。 |
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Unavailable Seconds CP-bit Far End Path(UASCP-P; 使用不可秒数 CP ビット遠端パス)は、DS-3 パスが利用できなかった秒数です。DS-3 パスは、遠端で CP ビット SES の状態が 10 秒間続くと使用不可になります。CP ビット SES の状態の 10 秒間は、使用不可時間に含まれます。使用不可になった DS-3 パスは、CP ビット SES でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。CP ビット SES でない状態の 10 秒間は、使用不可時間には含まれません。 |
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Path Unavailable Seconds(UAS-P; パス使用不可秒数)は、パスが利用できなかった秒数です。パスは、P-SES の状態が 10 秒間続くと使用不可になり、P-SES でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。 |
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Far-End Path Unavailable Seconds(UAS-PFE)は、パスが利用できなかった秒数です。パスは、P-SES の状態が 10 秒間続くと使用不可になり、P-SES でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。 |
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Path Monitoring Unavailable Seconds(UAS-PM)は、PM 期間に OTN パスに記録された利用不可秒数です。 |
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Unavailable Second Path(UASP-P; 使用不可秒数パス)は、DS-3 パスが利用できなかった秒数です。DS3 パスは、SESP-P の状態が 10 秒間続くと使用不可になります。SESP-P の状態の 10 秒間は、使用不可時間に含まれます。使用不可になった DS-3 パスは、SESP-P でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。SESP-P でない状態の 10 秒間は、使用不可時間には含まれません。 |
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Section Monitoring Unavailable Seconds(UAS-SM)は、PM 期間に OTN セクションに記録された利用不可秒数です。 |
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1.STM-4 と STM4 SH 1310-4 カードでは、4 ファイバの MS-SPRing はサポートされません。このため、MS-PSC-S および MS-PSC-R PM パラメータは増分されません。 |
ここでは、E1-N-14、E1-42、E3-12、および DS3i-N-12 電気回路カードの PM パラメータについて説明します。
図5-1 に、E1-N-14 カードと E1-42 カードの近端および遠端の PM パラメータをサポートする信号のタイプを示します。
図5-1 E1-N-14 カードおよび E1-42 カードの監視対象信号のタイプ
図5-2 に、E1-N-14 カードの Application-Specific Integrated Circuit(ASIC; 特定用途向 IC)上で検出されたオーバーヘッド バイトが、PM パラメータを生成する場所を示します。
(注) PM の読み取りポイントは、E1-42 カードでも同じです。図5-2 との相違点は、E1-42 のポート数が 42 になっていることだけです。
図5-2 E1-N-14 カードでの PM の読み取りポイント
表5-3 に、E1-N-14 カードおよび E1-42 カードの PM パラメータを示します。パラメータの定義については、表5-2を参照してください。
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AISS-PFE |
2.SDH パス PM は、IPPM が有効になっていない場合には増分されません。「中間パス パフォーマンス モニタリング」を参照してください。 3.近端および遠端の E1-N-14 カードおよび E1-42 カードの、送受信 CEPT および CRC4 フレーミング パス PM パラメータ 4.E1-N-14 カードおよび E1-42 カードでは、Provisioning > Threshold タブで E-1 Rx パス PM パラメータのスレッシュホールドを定義します。Threshold タブでは、Rx プレフィックスのない EB、BBE、ES、SES、および UAS と表示されます。 |
図5-3に、E3-12 カードの近端および遠端の PM パラメータをサポートする信号のタイプを示します。図5-4には、E3-12 カードの ASIC 上で検出されたオーバーヘッド バイトが、PM パラメータを生成する場所を示します。
表5-4 に、E3-12 カードの PM パラメータを示します。パラメータの定義については、表5-2を参照してください。
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図5-5に、DS3i-N-12 カードの近端および遠端の PM パラメータをサポートする信号のタイプを示します。図5-6には、DS3i-N-12 カードの ASIC 上で検出されたオーバーヘッド バイトが、PM パラメータを生成する場所を示します。
図5-6 DS3i-N-12 カードでの PM の読み取りポイント
表5-5 に、DS3i-N-12 カードの PM パラメータを示します。パラメータの定義については、表5-2を参照してください。
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AISS-P |
5.C ビットおよび M23 フレーミング パス PM パラメータ 6.C ビット PM(末尾にテキスト「CP-P」を含む PM)は、回線のフォーマットが C ビット の場合にだけ適用できます。 |
ここでは、E シリーズ、G シリーズ、および ML シリーズ イーサネット カードの PM パラメータについて説明します。
CTC では、回線レベル パラメータ、ポート帯域幅の使用量、イーサネットの履歴統計などイーサネットのパフォーマンス情報を表示します。E シリーズ イーサネットのパフォーマンス情報は、カード ビューの Performance タブの Statistics、Utilization、および History ウィンドウに表示されます。ここでは、E100T-G と E1000-2 イーサネット カードの PM パラメータについて説明します。
イーサネットの Statistics ウィンドウには、回線レベルのイーサネットのパラメータが一覧表示されます。Statistics ウィンドウには、表示される統計値を変更するボタンがあります。Baseline ボタンは、表示された統計値をゼロにリセットするボタンです。Refresh ボタンでは、手動で統計情報をリフレッシュできます。Auto-Refresh では、自動的にリフレッシュを実行する時間間隔を設定します。
表5-6 に、E シリーズ イーサネット カードの統計パラメータを示します。
Utilization ウィンドウには、連続するタイム セグメントでイーサネット ポートが使用する送信(Tx)と受信(Rx)の帯域幅の割合が示されます。Mode フィールドには、100 Full(E シリーズ ポートに設定するモード)などのリアルタイムのモード ステータスが表示されます。ただし、E シリーズ ポートがモードを自動ネゴシエーション(Auto)するように設定されている場合は、このフィールドには、E シリーズ イーサネット カードと、そのポートに直接接続されたピア イーサネット装置の間のリンク ネゴシエーションの結果が表示されます。
Utilization ウィンドウには、Interval メニューがあります。このメニューで、1 分、15 分、1 時間、および 1 日の中から時間間隔を設定できます。回線利用率は、次の式で計算されます。
Rx = (inOctets + inPkts × 20) × 8 / 100% interval × maxBaseRate
Tx = (outOctets + outPkts × 20) × 8 / 100% interval × maxBaseRate
interval は秒単位で指定します。maxBaseRate は、イーサネット ポートの 1 方向の raw ビット/秒(つまり、1 GBps)で定義される値です。 表5-7 に、STS 通信路の maxBaseRate を示します。
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(注) 回線利用率の数値は、入力トラフィックおよび出力トラフィックの平均をキャパシティに対するパーセントで表します。
(注) E シリーズ イーサネット カードはレイヤ 2 装置またはスイッチであり、Trunk Utilization 統計をサポートしています。Trunk Utilization 統計は Line Utilization 統計と似ていますが、Trunk Utilization 画面では、回線の帯域幅の利用率ではなく、通信路の帯域幅の利用率が表示されます。Trunk Utilization 統計には、カード ビューの Maintenance タブからアクセスできます。
イーサネットの History ウィンドウには、イーサネットの履歴統計が時間間隔で一覧表示されます。History ウィンドウに表示される履歴統計の数は、選択した時間間隔に従って、 表5-8 に示すような数になります。パラメータの一覧については、表5-6を参照してください。
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CTC では、回線レベル パラメータやポート帯域幅の使用量、イーサネットの履歴統計などイーサネットのパフォーマンス情報を表示します。G シリーズ イーサネットのパフォーマンス情報は、カード ビューの Performance タブ の Statistics、Utilization、および History ウィンドウに表示されます。ここでは、G1000-4 と G1K-4 イーサネット カードの PM パラメータについて説明します。
イーサネットの Statistics ウィンドウには、回線レベルのイーサネットのパラメータが一覧表示されます。Statistics ウィンドウには、表示される統計値を変更するボタンがあります。Baseline ボタンは、表示された統計値をゼロにリセットするボタンです。Refresh ボタンでは、手動で統計情報をリフレッシュできます。Auto-Refresh では、自動的にリフレッシュを実行する時間間隔を設定します。G シリーズ イーサネットの Statistics ウィンドウには、Clear ボタンもあります。Clear ボタンでは、カード上の値をゼロに設定しますが、G シリーズ イーサネット カードの値はリセットしません。
表5-9 に、G シリーズ イーサネット カードの統計パラメータを示します。
Utilization ウィンドウには、連続するタイム セグメントでイーサネット ポートが使用する Tx と Rx の帯域幅の割合が示されます。Mode フィールドには、100 Full(G シリーズ ポートに設定するモード)などのリアルタイムのモード ステータスが表示されます。ただし、G シリーズ ポートがモードを自動ネゴシエーション(Auto)するように設定されている場合は、このフィールドには、G シリーズ装置と、そのポートに直接接続されたピア イーサネット装置の間のリンク ネゴシエーションの結果が表示されます。
Utilization ウィンドウには、Interval メニューがあります。このメニューで、1 分、15 分、1 時間、および 1 日の中から時間間隔を設定できます。回線利用率は、次の式で計算されます。
Rx = (inOctets + inPkts × 20) × 8 / 100% interval × maxBaseRate
Tx = (outOctets + outPkts × 20) × 8 / 100% interval × maxBaseRate
interval は秒単位で指定します。maxBaseRate は、イーサネット ポートの 1 方向の raw ビット/秒(つまり、1 GBps)で定義される値です。表5-7 に、G シリーズ VC の maxBaseRate を示します。
(注) 回線利用率の数値は、入力トラフィックおよび出力トラフィックの平均をキャパシティに対するパーセントで表します。
(注) E シリーズ カードと異なり、G シリーズ カードはレイヤ 2 デバイスではないため、Trunk Utilization 統計は表示されません。
イーサネットの History ウィンドウには、イーサネットの履歴統計が時間間隔で一覧表示されます。History ウィンドウに表示される履歴統計の数は、選択した時間間隔に従って、 表5-8 に示すような数になります。パラメータの一覧については、表5-9を参照してください。
CTC では、回線レベル パラメータやイーサネットの履歴統計などイーサネットのパフォーマンス情報を表示します。ML シリーズ イーサネットのパフォーマンス情報は、カード ビューの
Performance タブの Ether Ports と Packet over SONET/SDH (POS) Ports ウィンドウに表示されます。ここでは、ML100T-12 と ML1000-2 イーサネット カードの PM パラメータについて説明します。
Ether Ports ウィンドウには、カード上の各イーサネット ポートの PM パラメータ値が一覧表示されます。Auto-Refresh では、自動的にリフレッシュを実行する時間間隔を設定します。PM 値は、Auto-Refresh フィールドで選択された時間間隔で取得されたスナップショットです。PM 値の履歴は、保存も表示もされません。
表5-10 に、ML シリーズ イーサネット カードの Ether Ports PM パラメータを示します。
POS Ports ウィンドウには、カード上の各 POS ポートの PM パラメータ値が一覧表示されます。表示されるパラメータは、ML シリーズ カードが採用しているフレーム同期モードによって異なります。ML シリーズ カードの POS ポートのフレーム同期モードは、HDLC と Frame-mapped Generic
Framing Procedure(GFP-F)の 2 つです。フレーム同期モードのプロビジョニングについての詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』を参照してください。
Auto-Refresh では、自動的にリフレッシュを実行する時間間隔を設定します。PM 値は、Auto-Refresh フィールドで選択された時間間隔で取得されたスナップショットです。PM 値の履歴は、保存も表示もされません。
表5-11 に、ML シリーズ イーサネット カードの POS Ports パラメータ(HDLC モード)を示します。
表5-12 に、ML シリーズ イーサネット カードの POS Ports パラメータ(GFP-F モード)を示します。
CTC では、回線レベル パラメータやイーサネットの履歴統計などイーサネットのパフォーマンス情報を表示します。CE シリーズ イーサネットのパフォーマンス情報は、カード ビューの Performance タブ ウィンドウの Ether Ports および POS Ports タブ ウィンドウに表示されます。ここでは、CE-100T-8 イーサネット カードの PM パラメータについて説明します。
イーサネットの Ether Ports Statistics ウィンドウには、回線レベルのイーサネットのパラメータが一覧表示されます。Statistics ウィンドウには、表示される統計値を変更するボタンがあります。Baseline ボタンは、表示された統計値をゼロにリセットするボタンです。Refresh ボタンでは、手動で統計情報をリフレッシュできます。Auto-Refresh では、自動的にリフレッシュを実行する時間間隔を設定します。CE シリーズの Statistics ウィンドウには、Clear ボタンもあります。Clear ボタンは、カード上の値をゼロに設定しますが、CE シリーズ カードの値はリセットしません。
自動サイクルのたびに、自動リフレッシュか手動リフレッシュ(Refresh ボタンを使用)かに関係なく、統計が累積加算され、テストが終了するまでは、合計受信パケット数に等しくなるように調整ません。最終的な PM 合計数を確認するには、PM ウィンドウの統計がテストを終了して、完全にアップデートされるまでしばらく待ってください。PM 値は、CE シリーズ カードの Performance >History ウィンドウにも一覧表示されます。
表5-13 に、CE シリーズ イーサネット カードの Ether Ports PM パラメータを示します。
Ether Ports Utilization ウィンドウには、連続するタイム セグメントでイーサネット ポートが使用する Tx と Rx の帯域幅の割合が示されます。Utilization ウィンドウには、Interval メニューがあります。このメニューで、1 分、15 分、1 時間、および 1 日の中から時間間隔を設定できます。回線利用率は、次の式で計算されます。
Rx = (inOctets + inPkts × 20) × 8 / 100% interval × maxBaseRate
Tx = (outOctets + outPkts × 20) × 8 / 100% interval × maxBaseRate
interval は秒単位で指定します。maxBaseRate は、イーサネット ポートの 1 方向の raw ビット/秒(つまり、1 GBps)で定義される値です。表5-7 に、CE シリーズ イーサネット カードの maxBaseRate を示します。
イーサネットの Ether Ports History ウィンドウには、イーサネットの履歴統計が時間間隔で一覧表示されます。History ウィンドウに表示される履歴統計の数は、選択した時間間隔に従って、表5-8に示すような数になります。パラメータの一覧については、表5-13を参照してください。
イーサネットの POS Ports Statistics ウィンドウには、回線レベルのイーサネット POS パラメータが一覧表示されます。 表5-14 に、CE シリーズ イーサネット カードの POS Ports パラメータを示します。
POS Ports Utilization ウィンドウには、連続するタイム セグメントで POS ポートが使用する Tx と Rx の帯域幅の割合が示されます。Utilization ウィンドウには、Interval メニューがあります。このメニューで、1 分、15 分、1 時間、および 1 日の中から時間間隔を設定できます。回線利用率は、次の式で計算されます。
Rx = (inOctets × 8)/(interval × maxBaseRate)
Tx = (outOctets × 8)/(interval × maxBaseRate)
interval は秒単位で指定します。maxBaseRate は、イーサネット ポートの 1 方向の raw ビット/秒(つまり、1 GBps)で定義される値です。表5-7 に、CE シリーズ カードの maxBaseRate を示します。
(注) 回線利用率の数値は、入力トラフィックおよび出力トラフィックの平均をキャパシティに対するパーセントで表します。
イーサネットの POS Ports History ウィンドウには、イーサネット POS ポートの履歴統計が時間間隔で一覧表示されます。History ウィンドウに表示される履歴統計の数は、選択した時間間隔に従って、表5-14に示すような数になります。パラメータの一覧については、表5-8を参照してください。
ここでは、OC3 IR 4/STM1 SH 1310 カード、OC3 IR/STM1 SH 1310-8 カード、OC12 IR/STM4 SH 1310、OC12 LR/STM4 LH 1310 カード、OC12 LR/STM4 LH 1550 カード、OC12 IR/STM4 SH 1310-4 カード、OC48 IR/STM16 SH AS 1310 カード、OC48 LR/STM16 LH AS 1550 カード、OC48 ELR/STM16 EH 100 GHz カード、OC192 SR/STM64 IO 1310 カード、OC192 IR/STM64 SH 1550 カード、OC192 LR/STM 64 LH 1550 カード、OC192 LR/STM64 LH ITU 15xx.xx、OC192 SR1/STM64IO Short Reach カード、および OC192/STM64 Any Reach カードの PM パラメータおよび定義について説明します。
すべての STM-N 光カードのエラーは、B1 と B3 のブロックではなく、ビット単位で計算されます。このため、実際に入力した誤り率と CTC 上に表示される誤り率との間に若干の違いが生じる場合があります。たとえば STM4 では、ブロック(ITU-T-G.826 ごと)ごとに約 15,000~ 30,000 のビットがあります。そのブロックに 2 ビットのエラーがあったとすると、標準では 1 ブロックのエラーを報告するのに対し、STM-N カードでは 2 ビットのエラーを報告します。
テスト時にテスターから 1 つだけエラーを入力したとき、テスターの速度が 1 ブロックに 2 つのエラーを発生させるほど高速でないため、こういう問題はまず起こりません。ただし、テスターで誤り率の試験を実施する場合は、誤り率によっては 1 ブロックに 2 つ以上のエラーを発生させることもあります。たとえば、STM4 の速度はおよそ 622 MBps で、STM4 の 1 ブロックは 15,000 ビットなので、1 秒間に約 41,467 ブロックが送られます。テスターで 10e-4 の誤り率を入力すると、1 秒間に 62,200 のエラーが発生することになります。エラーが一様に分布しているとすると、CTC は 1 ブロックあたり 2 ビットのエラーを報告することになります。一方、誤り率が 10e-5 の場合、1 秒間に 6,220 のエラーが発生することになります。エラーが一様に分布していない場合は、CTC は 1 ブロックに 1 ビットのエラーがあると報告することもあり得ます。つまり、エラーが一様に分布している場合、テスターで 10e-4 または 10e-3 の誤り率を入力したときに標準との差異が出る可能性があります。
図5-7 に、OC3 IR 4/STM1 SH 1310 カードと OC3 IR/STM1 SH 1310-8 カードについて、ASIC 上で検出されたオーバーヘッド バイトが、PM パラメータを生成する場所を示します。
表5-15 に、STM-1 および STM1 SH 1310-8 カードの PM パラメータを示します。パラメータの定義については、表5-2を参照してください。
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HP-PPJC-Pdet |
8.Subnetwork Connection Protection(SNCP)スイッチ カウントのトラブルシューティングについては、 9.STM-1 カードと STM-1E カードでは、MS-SPRing はサポートされません。このため、MS-PSD-W、MS-PSD-S、および MS-PSD-R PM パラメータは増分されません。 10.CTC では、HP-PPJC および HP-NPJC PM パラメータのカウント フィールドは、Provisioning > Line タブで有効にしていない場合には、ブランクになっています。「ポインタ位置調整カウントの PM」を参照してください。 11.遠端の高次 VC4 および VC4-Xc パス PM パラメータは、STM1-4 カードには適用されません。 12.SDH パス PM パラメータは、IPPM が有効になっていない場合は増分されません。「中間パス パフォーマンス モニタリング」を参照してください。 |
図5-8 に、STM-1E カードの ASIC 上で検出されたオーバーヘッド バイトが、PM パラメータを生成する場所を示します。
図5-8 STM-1E カードでの PM の読み取りポイント
Provisioning > Ports タブで、ポート 9~12 に E4 によるフレーム化をプロビジョニングできます。図5-9 に、E4 モードの VC4 PM パラメータを示します。
図5-9 E4 モードの STM-1E カードでの PM の読み取りポイント
表5-16 に、STM-1E カードの PM パラメータを示します。パラメータの定義については、表5-2を参照してください。
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および VC4-Xc パス (NE) |
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13.CTC では、PPJC PM および NPJC PM パラメータのカウント フィールドは、カード ビューの Provisioning > OC3 Line タブで有効にしていない場合には、ブランクになっています。「ポインタ位置調整カウントの PM」を参照してください。 14.SNCP 切り替えカウントのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 SDH トラブルシューティング ガイド』の 「アラームのトラブルシューティング」 を参照してください。 15.SDH パス PM パラメータは、IPPM が有効になっていない場合は増分されません。「中間パス パフォーマンス モニタリング」を参照してください。 |
図5-10 に、OC12 IR/STM4 SH 1310、OC12 LR/STM4 LH 1310 カード、OC12 LR/STM4 LH 1550 カード、および OC12 IR/STM4 SH 1310-4 カードの近端および遠端の PM パラメータをサポートする信号のタイプを示します。図5-11 には、ASIC 上で検出されたオーバーヘッド バイトが、PM パラメータを生成する場所を示します。
(注) 保護 VC4 の PM パラメータは、MS-SPRing ではサポートされません。
図5-11 STM-4 カードでの PM の読み取りポイント
表5-17 に、STM-4 カードの PM パラメータを示します。パラメータの定義については、表5-2を参照してください。
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MS-PSC (1+1) |
16.SNCP 切り替えカウントのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 SDH トラブルシューティング ガイド』の 「アラームのトラブルシューティング」 を参照してください。切り替えを実行する回線の作成方法については、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。 17.CTC では、HP-PPJC および HP-NPJC PM パラメータのカウント フィールドは、Provisioning > Line タブで有効にしていない場合には、ブランクになっています。「ポインタ位置調整カウントの PM」を参照してください。 18.SDH パス PM パラメータは、IPPM が有効になっていない場合は増分されません。「中間パス パフォーマンス モニタリング」を参照してください。 |
図5-12 に、OC48 IR/STM16 SH AS 1310 カード、OC48 LR/STM16 LH AS 1550 カード、OC48
ELR/STM16 EH 100 GHz カード、OC192 SR/STM64 IO 1310 カード、OC192 IR/STM64 SH 1550 カード、OC192 LR/STM 64 LH 1550 カード、OC192 LR/STM64 LH ITU 15xx.xx カード、OC192
SR1/STM64IO Short Reach カード、および OC192/STM64 Any Reach カードの近端および遠端 PM パラメータをサポートする信号のタイプを示します。
図5-12 STM-16 および STM-64 カードの監視対象信号のタイプ
(注) 保護 VC4 の PM パラメータは、MS-SPRing ではサポートされません。
図5-13 に、STM-16 と STM64 カードの ASIC 上で検出されたオーバーヘッド バイトが、PM パラメータを生成する場所を示します。
図5-13 STM-16 および STM-64 カードでの PM の読み取りポイント
表5-18 に、STM-16 および STM-64 カードの PM パラメータを示します。
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MS-PSC (1+1) |
HP-PPJC-Pdet |
19.SNCP 切り替えカウントのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 SDH トラブルシューティング ガイド』の 「アラームのトラブルシューティング」 を参照してください。切り替えを実行する回線の作成方法については、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。 20.CTC では、HP-PPJC および HP-NPJC PM パラメータのカウント フィールドは、Provisioning > Line タブで有効にしていない場合には、ブランクになっています。「ポインタ位置調整カウントの PM」を参照してください。 21.SDH パス PM パラメータは、IPPM が有効になっていない場合は増分されません。「中間パス パフォーマンス モニタリング」を参照してください。 |
ここでは、MRC-12 カードとも呼ばれるマルチレート カードの PM パラメータについて説明します。
図5-21 に、MRC-12 カードの ASIC 上で検出されたオーバーヘッド バイトが、PM パラメータを生成する場所を示します。
図5-14 MRC-12 カードでの PM の読み取りポイント
表5-19 に、MRC-12 カードの PM パラメータを示します。
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ここでは、トランスポンダ カード(TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、および
TXP_MR_10E)とマックスポンダ カード(MXP_2.5G_10G、MXP_25G_10E、MXP_MR_2.5G、および MXPP_MR_2.5G)の PM パラメータについて説明します。
図5-15 に、近端および遠端の PM パラメータをサポートする信号のタイプを示します。 には、TXP_MR_10G カードの ASIC 上で検出されたオーバーヘッド バイトが、PM パラメータを生成する場所を示します。
図5-15 TXP_MR_10G カードの監視対象信号のタイプ
(注) 図5-15の XX は、表5-20 に示す、すべての PM を表します。XX はプレフィックスまたはサフィックスです。
図5-16 TXP_MR_10G カードでの PM の読み取りポイント
表5-20 に、TXP_MR_10G カードの PM パラメータを示します。パラメータの定義については、表5-2を参照してください。
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(NE および FE)22 |
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LBC-AVG |
ES-PM |
表5-21 に、TXP_MR_10G カードの PM パラメータを示します。
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図5-17 に、近端および遠端の PM パラメータをサポートする信号のタイプを示します。図5-18 には、TXP_MR_2.5G および TXPP_MR_2.5G カードの ASIC 上で検出されたオーバーヘッド バイトが、PM パラメータを生成する場所を示します。
図5-17 TXP_MR_2.5G と TXPP_MR_2.5G カードの監視対象信号のタイプ
(注) 図5-17の XX を含むパラメータは、示されたプレフィックスまたはサフィックスを持つ、表5-22 に示す PM パラメータです。
図5-18 TXP_MR_2.5G および TXPP_MR_2.5G カードでの PM の読み取りポイント
表5-22 に、TXP_MR_2.5G および TXPP_MR_2.5G カードの PM パラメータを示します。パラメータの定義については、表5-2を参照してください。
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MS-BBE |
LBC-AVG |
ES-PM |
23.Enterprise System Connection(ESCON)、DV6000、SDI/D1 ビデオ、および高精細度テレビ(HDTV)クライアント信号は、非フレーム ペイロード データ タイプです。設定済みのペイロード データ タイプが非フレームの場合、回線スレッシュホールド プロビジョニングおよび PM は使用できません。 |
図5-19に、近端および遠端の PM パラメータをサポートする信号のタイプを示します。図5-20 には、MXP_2.5G_10G、MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、MXP_2.5G_10E、および
TXP_MR_10E カードの ASIC 上で検出されたオーバーヘッド バイトが、PM パラメータを生成する場所を示します。
図5-19 MXP_2.5G_10G、MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、MXP_2.5G_10E、および TXP_MR_10E カードの監視対象信号のタイプ
(注) 図5-19の XX を含むパラメータは、示されたプレフィックスまたはサフィックスを持つ、表5-23 に示す PM パラメータです。
図5-20 MXP_2.5G_10G、MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、MXP_2.5G_10E、および TXP_MR_10E カードの PM 読み取りポイント
表5-23 に、MXP_2.5G_10G、MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、MXP_2.5G_10E、および TXP_MR_10E カードの PM パラメータを示します。パラメータの定義については、表5-2を参照してください。
ここでは、FC_MR-4 カードの PM パラメータについて説明します。
CTC では、回線レベル パラメータ、ポート帯域幅の使用量、履歴統計など、FC_MR-4 のパフォーマンス情報を表示します。FC_MR-4 カードのパフォーマンス情報は、カード ビューの Performance タブ の Statistics、Utilization、および History ウィンドウに表示されます。
Statistics ウィンドウには回線レベルでパラメータが表示されます。Statistics ウィンドウには、表示される統計値を変更するボタンがあります。Baseline ボタンは、表示された統計値をゼロにリセットするボタンです。Refresh ボタンでは、手動で統計情報をリフレッシュできます。Auto-Refresh では、自動的にリフレッシュを実行する時間間隔を設定します。Statistics ウィンドウには、Clear ボタンもあります。Clear ボタンはカードに関する値をゼロにします。カード上のカウンタはすべてクリアされます。
表5-24 では、FC_MR-4 カードの統計パラメータを説明します。
Utilization ウィンドウには、連続するタイム セグメントでポートが使用する Tx と Rx の帯域幅の割合が示されます。Utilization ウィンドウには、Interval メニューがあります。このメニューで、1 分、15 分、1 時間、および 1 日の中から時間間隔を設定できます。回線利用率は、次の式で計算されます。
Rx = (inOctets + inPkts × 24) × 8 / 100% interval × maxBaseRate
Tx = (outOctets + outPkts × 24) × 8 / 100% interval × maxBaseRate
interval は秒単位で指定します。maxBaseRate は、ポートの一方向の raw ビット/秒(つまり、1 GBps または 2 GBps)で定義される値です。 表5-25 に、FC_MR-4 カードの maxBaseRate を示します。
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850000000 × 2 24 |
24.1 ギガビットのビットレートで転送した場合、実際の速度は 8b -> 10b 変換があるため、850 MBps になります。同様に、2 G のビットレートで転送した場合、実際のデータ速度は 850 MBps × 2 になります。 |
(注) 回線利用率の数値は、入力トラフィックおよび出力トラフィックの平均をキャパシティに対するパーセントで表します。
History ウィンドウには、FC_MR-4 の履歴統計が時間間隔で一覧表示されます。History ウィンドウに表示される履歴統計の数は、選択した時間間隔に従って、 表5-26 に示すような数になります。パラメータの定義については、表5-8を参照してください。
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ここでは、OPT-PRE、OPT-BST、32WSS、32MUX、32MUX-O、32DMX、32DMX-O、4MD-xx.x、
AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x、AD-1B-xx.x、AD-4B-xx.x、OSCM、および OSC-CSM DWDM カードの PM パラメータについて説明します。
表5-27 に、OPT-PRE および OPT-BST カードの PM パラメータを示します。
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表5-28 に、32MUX-O および 32DMX-O カードの PM パラメータを示します。
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表5-29 に、4MD-xx.x カードの PM パラメータを示します。
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表5-30 に、AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、および AD-4C-xx.x カードの PM パラメータを示します。
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表5-31 に、AD-1B-xx.x および AD-4B-xx.x カードの PM パラメータを示します。
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図5-21 に、OSCM および OSC-CSM カードの ASIC 上で検出されたオーバーヘッド バイトが、PM パラメータを生成する場所を示します。
図5-21 OSCM および OSC-CSM カードでの PM の読み取りポイント
表5-32 に、OSCM および OSC-CSM カードの PM パラメータを示します。
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