M12 キットの概要
Catalyst IR1800 ルータ用 M12 キットは、さまざまなインターフェイスポートを M12 ポートに変換するプラグオンモジュールです。キットの部品番号は IRM-1800-M12KIT です。
M12 キットは、2 つの主要な部品で構成されています。前面パネルには、M12 コネクタがすべて含まれています。背面パネルは、プラガブルモジュールへのアクセスに対応します。
(注) |
M12 前面パネルでは、電源コネクタを除くすべてのポートにダストカバーが付いています。ポートを使用しない場合は、必ずカバーを取り付けたままにしてください。 |
M12 コネクタの背景説明
1985 年に導入された M12 コネクタは、産業用アプリケーション向けの最も信頼性の高いコネクタの 1 つとして長い実績があります。かつては主に自動車メーカーで使用されていた M12 ですが、今では工場オートメーション、自律型ロボット、通信、測定や制御など、多くのアプリケーションにおいて業界標準となっています。
M12 コネクタは自動化におけるさまざまな段階で使用され、製品の誤嵌合を防ぐためにいくつかのスタイルでコード化されています。IR1800 用 M12 キットで使用されるコネクタは次のとおりです。
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電源および CAN インターフェイス用 Mini-Fit Jr プラグに T コードされた外部ネジ付き M12 オス X 1
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GNSS/自律航法モジュール用 SMA メス - SMA オス X 1
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シリアルポート用 RJ45 プラグに X コードされた内部ネジ付き M12 メス X 1
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GE WAN および LAN ポート用 RJ45 プラグに X コードされた内部ネジ付き M12 メス X 5
コネクタの詳細
次の図に、M12 コネクタの詳細を示します。
1 |
DC-(GND-) |
2 |
CAN_P(CAN+) |
3 |
CAN_N(CAN-) |
4 |
DC+(12V、24V) |
SMA コネクタ
GNSS/自律航法インターフェイス用の SMA ケーブルは、SMA メス - SMA オスコネクタです。