機能と利点
Cisco VG410 Voice Gateway は、アナログデスクフォン、会議室のアナログ電話、FAX 機、モデムなどのアナログデバイスへの VoIP 接続を確立します。音声ゲートウェイは、以前の高密度アナログおよびデジタル拡張モジュール(EVM)から次のように改善されています。
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ソフトウェア デジタル シグナル プロセッサ(DSP):Cisco VG410 Voice Gateway シャーシは、組み込みの CPU コアを使用して、ソフトウェアの実装に必要なデジタル信号処理(DSP)タスクを処理します。つまり、通常は個別の DSP コンポーネントによって提供される機能が、今では、デバイス内の CPU コアに分散されています。さらに、CPU コアは必要な DSP 操作を効果的に処理します。ソフトウェア DSP は、製造プロセスの一部としてプレインストールされています。
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FXS-E(拡張ループまたはロングループ)のサポート: 新しいモジュールのすべての SKU の最初の 24 ポートは、次の機能を備えた FXS-E をサポートします。
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特殊な電話機に対応する、より高いループ電流(35 mA)
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26 AWG ワイヤのループに対応する、より長いループ長(最大 3400 m(11,000 フィート))
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より高いリング電圧(65 Vrms、無負荷)
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これらの機能に加えて、Cisco VG410 Voice Gateway は次の機能をサポートしています。
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Webex Calling
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発信者回線 ID
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G.711、G.729a、G.729ab、および G.726
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G722、iLBC
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FAX パススルーおよびリレー(T.38)
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モデムパススルー、モデムリレー、および V.150.1 MER モデムリレーのサポート
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DTMF 検出
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Echo Cancellation(エコー キャンセレーション)
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Voice Activity Detection(音声アクティビティ検出)
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コンフォート ノイズ生成
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リアルタイム制御プロトコル(RTCP)
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音響衝撃防止
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リアルタイム転送プロトコル(RTP)
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RFC 4733 ディジット リレー
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ノイズ リダクション
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コール詳細レコード(CDR)
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ループスタートおよびグラウンド スタート シグナリングのサポート
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Cisco Unified Communications Manager(CUCM):Skinny Client Control Protocol(SCCP)、Session Initiation Protocol(SIP)、Media Gateway Control Protocol(MGCP)0.1 とのインターワーキングをサポート
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ケーブル検出:GR909 ライン テスト
FXS 機能
FXS の機能は以下のとおりです。
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FXS または DID のいずれかの機能をサポート
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メッセージ待機インジケータ(MWI)
FXO 機能
FXO の機能は以下のとおりです。
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オーバーロード防止
機能、利点、およびその他の仕様の詳細については、『 Cisco VG410 Voice Gateway Data Sheet』を参照してください。