- はじめに
- 概要
- プラットフォームの基本設定
- Cisco IOS XE ソフトウェアの使用
- ライセンスとライセンスモデル
- Change of Authorization
- Web ユーザーインターフェイスを使用したデバイスの管理
- コンソール ポート、Telnet、および SSH の処理
- ソフトウェアのインストール
- スロットおよびサブスロットの設定
- Security-Enhanced Linux のサポート
- Cisco Thousand Eyes エンタープライズ エージェント アプリケーションのホスティング
- プロセス ヘルス モニタリング
- システム メッセージ
- トレース管理
- 環境モニタリングおよび PoE 管理
- ハイ アベイラビリティの設定
- セキュア ストレージの設定
- Call Home の設定
- Cisco 拡張サービス モジュールおよびネットワーク インターフェイス モジュールの管理
- セルラー IPv6 アドレス
- 無線対応ルーティング
- 音声機能の設定
- ソフトウェア メディア ターミネーション ポイントのサポート
- SNMP、Syslog、およびイーサネット OAM を使用した Dying Gasp
- システム レポート
- サポートされていないコマンド
システム レポート
システムレポートまたは crashinfo ファイルには、シスコのテクニカルサポート担当者が、Cisco IOS イメージのクラッシュを引き起こした問題をデバッグするときに使用する情報が保存されています。重大なクラッシュに関する情報の迅速かつ確実な収集とバンドルが、特定のクラッシュ事案によって情報が識別されるような方法で行われることが必要です。システムレポートが生成され、harddisk: または flash: ファイルシステムの「/core」ディレクトリに保存されます。リロード時はレポートは生成されません。
システムクラッシュの場合、次の詳細情報が収集されます。
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完全なプロセス core
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IOSd プロセスクラッシュが発生した場合の IOSd コアファイルおよび IOS crashinfo ファイル
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トレースログ
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システムプロセス情報
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ブートアップログ
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特定のタイプの /proc 情報
このレポートは、ルータが ROMMON/ブートローダーに対してダウン状態になる前に生成されます。この情報は、個別のファイルに格納されてから、アーカイブされて tar.gz バンドルに圧縮されます。これにより、クラッシュのスナップショットを 1 つの場所で取得して、分析のためにボックス外に移動できるようになります。
デバイスのホスト名、システムレポートを生成したモジュールの ID、およびその作成タイムスタンプがファイル名に組み込まれます。
<hostname>_<moduleID>-system-report_<timestamp>.tar.gz
例:
Router1_RP_0-system-report_20210204-163559-UTC
ホスト名が Router1 のデバイスで、RP0 モジュールの予期しないリロードが発生し、2021 年 2 月 4 日午後 4 時 39 分 59 秒(UTC)にシステムレポートが生成されました。
├── bootflash/ │ └── pd_info/ │ ├── dmesg_output-20210204-163538-UTC.log │ ├── filesystems-20210204-163538-UTC.log │ ├── memaudit-20210204-163538-UTC.log │ ├── proc_cpuinfo-20210204-163538-UTC.log │ ├── proc_diskstats-20210204-163538-UTC.log │ ├── proc_interrupts-20210204-163538-UTC.log │ ├── proc_oom_stats-20210204-163538-UTC.log │ ├── proc_softirqs-20210204-163538-UTC.log │ ├── system_report_trigger.log │ └── top_output-20210204-163538-UTC.log ├── harddisk/ │ ├── core/ │ │ └── Router1_RP_0_hman_17716_20210212-123836-UTC.core.gz │ └── tracelogs/ ├── tmp/ │ ├── fp/ │ │ └── trace/ │ ├── maroon_stats/ │ ├── rp/ │ │ └── trace/ │ └── Router1_RP_0-bootuplog-20210204-163559-UTC.log └── var/ └── log/ └── audit/ └── audit.log