CLI アドオン機能テンプレートの概要
機能テンプレートと新しい CLI アドオン機能テンプレートの両方を含むデバイステンプレートをアタッチすると、設定がマージされます。マージでは、新しい CLI アドオン機能テンプレートが優先されます。Cisco vManage は最初に、機能テンプレートに基づいて構成を生成します。構成が生成されると、CLI アドオン機能テンプレートからの構成を使用して、以前に生成された機能テンプレートの構成出力にそれをマージします。したがって、この機能を使用すると、既存の機能テンプレートでは提供されない特定のデバイス構成を追加したり、既存の機能テンプレートの構成を上書きしたりできます。
テンプレートを使用してコマンドを指定する場合は、show sdwan running-config
出力に表示される構文に従ってコマンドを使用します。テンプレートをデバイスにアタッチすると、Cisco vManage ではすべての機能テンプレートから情報が取得され、CLI アドオン機能テンプレートを使用して指定したデータも取得されて、デバイス構成が作成されます。CLI アドオン機能テンプレートで指定したコマンドは、対応する機能テンプレートの同等のコマンドを上書きします。
既存のコマンドの変更に加えて、CLI アドオン機能テンプレートを使用して、Cisco vManage では使用できないがデバイスに適したコマンドを指定することもできます。たとえば、Cisco AAA の場合、attempts login
コマンドは Cisco vManage で使用できません。CLI アドオン機能テンプレートを使用すると、デバイスに aaa authentication sessions login number
コマンドを指定できます。機能テンプレートを作成したら、それをデバイステンプレートに追加してください。
(注) |
デバイステンプレートで使用する前に、CLI アドオン機能テンプレートを定義する必要があります。 認定されている CLI のリストについては、「Qualified CLIs for CLI Add-on Feature Templates」を参照してください。 |