一般的な安全上の警告

警告	「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。装置の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止策に留意してください。各警告の最後に記載されているステートメント番号を基に、装置に付属の安全についての警告を参照してください。ステートメント 1071 これらの注意事項を保管しておいてください。

電気機器の安全な取り扱い

警告	この機器の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030

警告	この製品を廃棄処分する場合は、日本国のすべての法律および規則に従ってください。ステートメント 1040

警告	この製品は、設置する建物に短絡（過電流）保護機構が備わっていることを前提に設計されています。保護デバイスの定格電流が 20 A 以下であることを確認してください。ステートメント 1005

注意	ルータ モジュールとコンポーネントを取り外すか取り付ける前に、ルータ のシャーシがアースに電気的に接続されていることを確認します。ESD アース ストラップを ESD ポイントに取り付け、ストラップのもう一方の端を露出した手首の周りにつけ、肌に密着させて着用してください。ESD アース ストラップを使用しないと、ルータが破損する可能性があります。

注意	一部のルータ コンポーネントは、ホット スワップ可能でホット挿入可能です。ルータの電源をオフにしたり、電源を切ったりすることなく、取り外して交換できます。ただし、ルータまたはそのコンポーネントが破損しているように見える場合は、設置しないでください。

• 作業する室内の緊急電源遮断スイッチの場所を確認してください。電気事故が発生した場合、迅速に電源をオフにしてください。

• ルータの取り付け/取り外しを行う前に、電源を切断してください。

• 電気事故が発生した場合は、注意して直ちにルータの電源を切ってください。

• 危険を伴う作業は、一人では行わないでください。

• 回路の電源が切断されているかを必ず確認してください。切断されていると想定しないでください。

• 床が濡れていないか、電源コードが劣化していないか、アースされていない電源延長コードや保護アースの不備がないかどうかなど、作業場所の安全を十分に確認してください。

• デバイスを操作する場合は、指定された電力定格内で使用し、製品の使用説明書に従ってください。

• ルータと FRU が安全かつ正常に機能するようにするには、指定したケーブルとコネクタを使用し、良好な状態であることを確認します。

ルータの効率的な操作には、適切なサイト計画と機器ラックまたはワイヤリング クローゼットの適切なレイアウトが必要です。

• ルータの周囲の領域にほこりや導電性材料がないようにします。

• 冷却システムが正常に機能できるように、適切な気流ガイドラインに従ってください。

• 静電気防止手順に従い、ルータが損傷しないようにしてください。

警告	LTE 無線を使用したデバイスの設置または取り付けは、20 cm の最小分離距離（人とデバイスまたはデバイスのアンテナ間の距離）が常に確保されるようにする必要があります。

ルータを乾燥した、清潔で温度管理された、換気の良い環境に取り付けます。

• ルータが正常に動作するように周囲の気流を維持します。吸気口の周辺温度は、0 °C ～ 40 °C （32 °F ～ 104 °F）の範囲でなければなりません。気流が遮断されているか、または吸気口が暖かすぎると、ルータが過熱する可能性があります。

• 極端な温度下を避けてください。ルータが海面で 40 °C（104 °F）以下の周囲温度で動作していることを確認します。高度が高い場合は、1,000 フィートあたり 1.50 °C の減格が適用されます。

• 湿度が高いと、シャーシに水分が浸透する可能性があります。デバイスは 10% から 85% の湿気レベル（結露なし）に対応します。

エアーフロー要件

Cisco ISR 1100-4G および Cisco ISR 1100-6G ルータを取り付けるサイトを計画する場合は、取り付けたルータの周囲に十分なスペースを確保します。