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コマンドまたはアクション |
目的 |
ステップ 1 |
interface type number
例:
Device(config)# interface ethernet 1/1
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トンネルの送信元として使用するインターフェイスを設定します。 |
ステップ 2 |
vrf forwarding transport-vrf-name
例:
Device(config-if)# vrf forwarding red
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(任意)トンネルとトランスポート VRF を関連付けます。
(注) |
この手順は、トンネル エンドポイントがグローバル ルーティング テーブルに設定されている場合には不要です。 |
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ステップ 3 |
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ip address ip-address mask または
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ipv6 address ipv6-address/prefix-length
例:
Device(config-if)# ip address 10.22.22.22 255.255.255.255 または
Device(config-if)# ipv6 address 2001:DB8:3::1/64
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トンネルの送信元インターフェイスの IP アドレスを設定します。
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PE1 について、この手順で設定されたアドレスは、トンネル エンドポイントまたはトンネルの宛先として使用されます。一方、PE2 にトンネルを設定する場合はこの逆となります。
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このアドレスは、グローバル ルーティング テーブルまたは VRF に設定されている場合があります。
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ステップ 4 |
exit
例:
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インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 5 |
プロバイダー エッジ デバイス間にスタティック ルートを設定します。 |
プロバイダー エッジ デバイスは、ping コマンドまたは ping vrf コマンドを使用して到達可能です。 |
ステップ 6 |
interface tunnel number
例:
Device(config)# interface tunnel 0
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トンネル インターフェイスを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 PE2 に同じトンネルを設定する必要があります。 |
ステップ 7 |
vrf forwarding customer-vrf-name
例:
Device(config-if)# vrf forwarding green
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(任意)トンネルとカスタマー VRF を関連付けます。
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トンネルから出たパケットはこの VRF(内部 IP パケット)に転送されます。
(注) |
このステップは、VRF-Aware トンネルでのみ必要です。 |
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ステップ 8 |
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ip address ip-address mask または
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ipv6 address ipv6-address/prefix-length
例:
Device(config-if)# ip address 10.4.1.1 255.255.255.0 または
Device(config-if)# ipv6 address 2001:DB8:3::1/64
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トンネルの IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレスを設定します。
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このアドレスは、ネクスト ホップ アドレスとしてスタティック ルートの設定時に使用されます。 PE1 と PE2 に同じネットワーク内のアドレスがあることを確認します。
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ステップ 9 |
tunnel source interface-type interface-number
例:
Device(config-if)# tunnel source ethernet 1/1
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トンネル インターフェイスの送信元アドレスを設定します。 |
ステップ 10 |
tunnel destination [ip-address | ipv6-address]
例:
Device(config-if)# tunnel destination 10.44.44.44
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(任意)トンネル インターフェイスの宛先を指定します。
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PE2 デバイスのトンネル送信元アドレスは PE1 のトンネル宛先アドレスとして使用されます。また、この逆の使用も可能です。
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IPv6 インフラストラクチャが 2 つの PE デバイス間にある場合は、IPv6 アドレスを使用します。 IPv4 インフラストラクチャが 2 つの PE デバイス間にある場合は、IPv4 アドレス(IPv4 トンネルを経由する IPv6)を使用します。
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ステップ 11 |
tunnel vrf transport-vrf-name
例:
Device(config-if)# tunnel vrf red
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(任意)トンネルとトランスポート VRF を関連付けます。
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この VRF は、トンネルがパケット(外部 IP パケット ルーティング)を送信する際に経由する物理インターフェイスに関連付けられている VRF と同じです。
(注) |
この手順は、トンネル エンドポイントがグローバル ルーティング テーブルに設定されている場合には不要です。 |
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ステップ 12 |
tunnel mode {aurp | cayman | dvmrp | eon | gre | gre multipoint | gre ipv6 | ipip [decapsulate-any] | ipsec ipv4 | iptalk | ipv6 | ipsec ipv6 | mpls | nos | rbscp}
例:
Device(config-if)# tunnel mode ipv6
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(任意)トンネル インターフェイスのカプセル化モードを設定します。
(注) |
トンネル モードが GRE IPv4 の場合は、これがデフォルト モードであるため、この手順は不要です。 |
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ステップ 13 |
exit
例:
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インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに入ります。 |
ステップ 14 |
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ip route [vrf vrf-name] prefix mask interface-type interface-number [next-hop-ip-address] または
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ipv6 route [vrf vrf-name] destination-ipv6-prefix interface-type interface-number [next-hop-ipv6-address]
例:
Device(config)# ip route 10.44.44.0 255.255.255.0 10.22.22.23
Device(config)# ip route vrf red 10.44.44.0 255.255.255.0 10.22.22.23
または
Device(config)# ipv6 route 2001:DB8:2:2::/64 2001:DB8:2:1::2
Device(config)# ipv6 route vrf green 2001:DB8:2:2::/64 2001:DB8:2:1::2
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設定されたトンネルを使用してリモート カスタマー ネットワークへのスタティック ルートを確立します。
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ネクスト ホップとしてトンネル アドレスを使用します。
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PE1 では、ネットワーク PE2-CE2 へのスタティック ルートを設定します。 PE2 では、ネットワーク PE1-CE1 へのスタティック ルートを設定します。
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ステップ 15 |
end
例:
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グローバル コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |