この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco Identity Services Engine のこのリリースでサポートされている次の個々の認可変更(CoA)REST API コールの使用法について例をあげながら説明します。CoA API コールは、Cisco ISE 導入で指定された Cisco Monitoring ISE ノードセッションに認証コマンドおよびセッション切断コマンドを送信する方法を提供します。
次の項では、API の出力スキーマ ファイルの例、各 API コール発行の手順、および各 API コールによって返されるデータのサンプルについて説明します。
CoA セッション管理 API コールにより、Cisco ISE 導入において、ターゲット Cisco Monitoring ISE ノードの指定セッションに再認証コマンドおよび切断コマンドを送信できるようにします。
ここでは、スキーマ ファイルの出力例、Reauth API コールを呼び出すことにより、セッション再認証コマンドおよび Reauth タイプを送信する手順、この API コール発行後に返されるデータのサンプルについて説明します。再認証のタイプには次のいずれかを割り当てることができます。
このサンプル スキーマ ファイルは、ターゲット Cisco Monitoring ISE ノードで指定セッションへの送信後の Reauth API コールの出力です。
(注) API コールを発行するターゲット ノードが、有効な Cisco Monitoring ISE ノードであることを確認している必要があります。Cisco ISE ノードのペルソナを確認するには、「Cisco Monitoring ISE ノードの確認」を参照してください。
Reauth API コールを発行するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 ターゲット Cisco Monitoring ISE ノードにログインします。
たとえば、ホスト名が acme123 の Cisco Monitoring ISE ノードに最初にログインする場合、このノードの URL アドレスが次のように表示されます。
ステップ 2 「/admin/」コンポーネントを API コールのコンポーネント(/ise/mnt/api/CoA/<specific-api-call>/<macaddress>/ <reauthtype>/<nasipaddress>/<destinationipaddress>)に置き換えて、ターゲット ノードの URL アドレス フィールドに Reauth API コールを入力します。
(注) これらのコールは、大文字小文字を区別するため、ターゲット ノードの URL アドレス フィールドに慎重に各 API コールを入力する必要があります。API コール規則での「mnt」の使用は、Cisco Monitoring ISE ノードを表します。
ステップ 3 Enter キーを押して API コールを発行します。
次に、ターゲット Cisco Monitoring ISE ノードで Reauth API コールを呼び出すときに返されるデータを示します。このコマンドの呼び出しから、次の 2 種類の結果が返されます。
• 「True」はコマンドが正常に実行されたことを示します。
• 「False」は(さまざまな条件により)コマンドが実行されなかったことを意味します。
ここでは、スキーマ ファイルの出力例、Disconnect API コールを呼び出すことにより、セッション接続解除コマンドおよびポート オプション タイプを送信する手順、この API コール発行後に返されるデータのサンプルについて説明します。接続解除のポート オプション タイプには、次のいずれかを割り当てることができます。
• DYNAMIC_AUTHZ_PORT_DEFAULT = 0
このサンプル スキーマ ファイルは、ターゲット Cisco Monitoring ISE ノードで指定セッションへの送信後の Disconnect API コールの出力です。
(注) API コールを発行するターゲット ノードが、有効な Cisco Monitoring ISE ノードであることを確認している必要があります。Cisco ISE ノードのペルソナを確認するには、「Cisco Monitoring ISE ノードの確認」を参照してください。
Disconnect API コールを発行するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 ターゲット Cisco Monitoring ISE ノードにログインします。
たとえば、ホスト名が acme123 の Cisco Monitoring ISE ノードに最初にログインする場合、このノードの URL アドレスが次のように表示されます。
ステップ 2 「/admin/」コンポーネントを API コールのコンポーネント(/ise/mnt/api/CoA/<Disconnect>/<serverhostname>/ <macaddress>/<portoptiontype>/<nasipaddress>/<destinationipaddress>)に置き換えて、ターゲット ノードの URL アドレス フィールドに Disconnect API コールを入力します。
(注) これらのコールは、大文字小文字を区別するため、ターゲット ノードの URL アドレス フィールドに慎重に各 API コールを入力する必要があります。API コール規則での「mnt」の使用は、Cisco Monitoring ISE ノードを表します。
ステップ 3 Enter キーを押して API コールを発行します。
次に、ターゲット Cisco Monitoring ISE ノードで Disconnect API コールを呼び出すときに返されるデータを示します。このコマンドの呼び出しから、次の 2 種類の結果が返されます。
• 「True」はコマンドが正常に実行されたことを示します。
• 「False」は(さまざまな条件により)コマンドが実行されなかったことを意味します。