この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco SCA BB Service Configuration API(Service Configuration API)のインストール、コンパイル、および実行方法について説明します。
• 「システム要件」
Service Configuration API は、Win32、Solaris、および Linux プラットフォーム上で稼働させることができます。
Service Configuration API を使用して Java プログラムをコンパイルしたり実行したりするには、JDK および JRE のバージョン 1.4 または 1.5 が必要です。
(注) Java 1.5 で API を使用するには、特殊な JRE オプションが必要です(Java 1.5 を使用した Service Configuration API の実行を参照)。
Service Configuration API は、SCA BB インストレーション パッケージ内の serviceconfig-java-api-dist.tgz ファイルに含まれています。
Service Configuration API をインストールするには、(フォルダ構造はそのままで)TGZ ファイルを解凍し、任意の空のフォルダに格納します。
• Win32 プラットフォームでは、一般的な Windows 圧縮ユーティリティを使用してファイルを抽出します。
• Linux または Solaris プラットフォームでは、次を使用します。
Service Configuration API のディストリビューション パッケージを使用すると、次のフォルダおよびファイルがインストールされます。
– serviceconfig-javadoc.zip -- Service Configuration API の Javadoc 文書
– serviceconfigapi.jar -- Service Configuration API のライブラリ
このフォルダには、Service Configuration API の動作に必要な追加のライブラリ JAR ファイルが含まれます。
• 「Service Configuration API のコンパイルおよび実行」
• 「Java 1.5 を使用した Service Configuration API の実行」
Service Configuration API を使用するプログラムをコンパイルしたり実行したりするには、CLASSPATH 内の serviceconfigapi.jar が必要です。
たとえば、プログラムのソースが MyApiClass.java 内にある場合、完了すべきコマンドラインは次のようになります。
プログラムを実行する場合、コマンドラインは次のようになります。
Java 1.5 を使用した Service Configuration API を実行するには、一部のライブラリのクラスを boot classpath 内の JRE クラスより上位に置く必要があります。次の引数をコマンドラインに追加します。
ここでは、適切な Service Configuration API 機能を実現するために Service Control Engine(SCE)プラットフォーム上で実行するコンフィギュレーションについて説明します。
Service Configuration API は、SCE プラットフォームにインストールすべき SCA BB の設定を行います。詳細については、『 Cisco Service Control Application for Broadband User Guide 』を参照してください。
Service Configuration API は、SCE への接続用のトランスポート プロトコルとして Proprietary Remote Procedure Call(RPC; リモート プロシージャ コール)を使用します。PRPC は、シスコが設計した独自の RPC プロトコルです。詳細については、『 Cisco SCMS SCE Subscriber API Programmer's Guide 』を参照してください。
Service Configuration API を使用する前に、次のことを確認してください。
• SCE が起動および実行されており、Service Configuration API をホスティングする機器から通信を行えること