この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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Cisco Service Control Application Reporter(SCA Reporter)は、Service Control Engine(SCE)プラットフォームが実行するトラフィック分析に基づいてレポートを生成できる Cisco Service Control Application ツールです。情報は、SCE プラットフォームから送信されてデータベースに保存されます。SCA Reporter は、データベースの情報のクエリーおよび取得を行い、グローバル監視レポート、サブスクライバ監視レポート、P2P レポート、トラフィック検出統計レポートなどの包括的なレポートという形式で結果を表示します。
• 「システム要件」
• 「Windows 環境での SCA Reporter のインストール」
SCA Reporter は、ネットワークを使用するアプリケーションおよびサブスクライバの動作やリソース消費を把握する場合に役立ちます。また、各規則の有効性や、ネットワークに実装した場合の効果を判別する場合にも役立ちます。
SCA Reporter は、データベースとともに展開するという形式のみで使用できます。次の方式を使用してレポートを生成できます。
• CLI(コマンドライン インターフェイス)― 「SCA Reporter の CLI」を参照してください。
• SCA BB Console ツール ― 「SCA BB Console のツールとしての SCA Reporter」を参照してください。
使用可能レポートは、積み重ね棒グラフや面グラフなどのさまざまなグラフ描画や表形式で表示できます。3 次元などのさまざまな表示オプションでグラフ表示を調整できます。表レポートおよびグラフ レポートの両方をファイルにエクスポートできます。プロパティに割り当てる値(時間境界など)を変更し、レポートを修正することもできます。レポートの複製、エクスポート、保存ができます。
GUI を使用せずに SCA Reporter CLI を使用してレポートを生成することもできます。
SCA Reporter は、ビューというビジュアル コンポーネントから構成されます。 ビュー、およびそれぞれのビューで実行できるタスクは次のとおりです。
• テンプレート ビュー ― レポート テンプレートの選択、新しいレポート インスタンスの作成、およびレポートの生成を行います。
• プロパティ ビュー ― フォーカスしたオブジェクトのプロパティとその値を表示します。フォーカスされるオブジェクトは、テンプレート グループ、レポート テンプレート、レポート インスタンス、レポートのグラフ表示などです。レポート インスタンス プロパティおよびグラフ表示プロパティの設定もできます。
• レポート ビュー ― レポートのデータをグラフや表形式で表示します。各レポートは、専用のレポート ビューで表示されます。
• 経過表示ビュー ― 実行またはエクスポートを行ったレポートを監視します。このビューでは経過詳細を表示でき、バックグラウンドでレポートを生成してその他のレポートでの作業を続けることを選択することもできます。
1. テンプレート ビューからレポート インスタンスを作成します。
2. プロパティ ビューでレポート インスタンスのプロパティを設定します。
4. レポート ビューで表形式またはグラフ形式のレポートを表示します。
5. プロパティ ビューでレポートのグラフ表示を調整します。
複数のレポートを同時に生成し、後でエクスポートできます。レポートの実行中は、経過表示ビューを使用してレポートを監視し、バックグラウンドでレポートを生成できます。
• SCA Reporter GUI フロント エンドとコマンドライン アプリケーションは、Windows 98、Windows 2000、Windows NT、Windows XP を実行している任意のコンピュータにインストールし、実行することができます。
• SCA Reporter の Linux 用コマンドライン アプリケーションは、Red Hat Enterprise Linux 4 を実行している任意のコンピュータにインストールできます。
1. SCA Reporter のインストール ファイル SCA Reporter 3.1.0 Setup.exe を選択してダブルクリックします。
3. [ Browse ] をクリックし、別のインストール先フォルダを選択します。
ステップ 1 SCA Reporter のインストール ファイル SCA Reporter 3.1.0 Setup.exe を選択してダブルクリックします。
[SCA Reporter 3.1.0 Setup] ウィザードの [Welcome] ビューが表示されます。
セットアップ ウィザードの [Install Location] 画面が開きます。
ステップ 3 [ Browse ] をクリックし、別のインストール先フォルダを選択します。
セットアップ ウィザードの [Start Menu Folder] 画面が開きます。
ステップ 5 [Start Menu Folder] フィールドに別のスタート メニュー フォルダを入力します。
セットアップ ウィザードの [Installing] 画面が開きます。
セットアップ ウィザードの [Installation Complete] 画面が開きます。
[SCA Reporter 3.1.0 Setup] ウィザードが閉じます。
SCA Reporter がマシンにインストールされました。
1. [ スタート ] > [ すべてのプログラム ] > [ Cisco SCA ] > [ SCA Reporter 3.1.0 ] > [ Uninstall ] を選択します。
ステップ 1 [ スタート ] > [ すべてのプログラム ] > [ Cisco SCA ] > [ SCA Reporter 3.1.0 ] > [ Uninstall ] を選択します。
SCA Reporter は Linux 環境でインストールし、コマンドラインから実行できます( SCA Reporter の CLI を参照)。
• 「Linux 環境での SCA Reporter のインストール方法」
• 「Linux 環境での SCA Reporter のアンインストール方法」
1. SCA BB インストール パッケージ( reporter-cmd-linux.tgz )を CCO からダウンロードします。
2. tar xpzf reporter-cmd-linux.tgz コマンドを使用して、選択したディレクトリでインストール パッケージを開きます。
3. インストール ディレクトリから、 reporter-cmd-linux.tgz -setup コマンドを実行します。
ステップ 1 SCA BB インストール パッケージ( reporter-cmd-linux.tgz )を CCO からダウンロードします。
ステップ 2 tar xpzf reporter-cmd-linux.tgz コマンドを使用して、選択したディレクトリでインストール パッケージを開きます。
ステップ 3 インストール ディレクトリから、 reporter-cmd-linux.tgz -setup コマンドを実行します。
SCA Reporter には[ スタート ] メニューからアクセスできます。
1. [ スタート ] > [ すべてのプログラム ] > [ Cisco SCA ] > [ SCA Reporter 3.1.0 ] > [ SCA Reporter 3.1.0 ] を選択します。
ステップ 1 [ スタート ] > [ すべてのプログラム ] > [ Cisco SCA ] > [ SCA Reporter 3.1.0 ] > [ SCA Reporter 3.1.0 ] を選択します。
Cisco Service Control SCA Reporter のスプラッシュ画面が表示されます。
SCA Reporter がロードされたあと、SCA Reporter のメイン ウィンドウが表示され、[Welcome] ビューが表示されます。
SCA Reporter の基本設定を作成する必要がありますが、これには、データベース タイプの選択、データベースへの接続、データベースのアクティブ化、サービス コンフィギュレーション データが使用される Service Control Engine(SCE)プラットフォームの IP アドレスの設定が含まれます。
バンドル モードでは、Cisco Service Control Management Suite(SCMS)Collection Manager(CM)を Sybase Adaptive Server Enterprise(Sybase ASE)と併用します。Sybase データ管理プラットフォームでは、トランザクション中心のエンタープライズ アプリケーションがサポートされます。情報の保存および取得をオンラインで実行でき、必要に応じて情報をウェアハウスに保存できます(詳細については、『 Cisco Service Control Management Suite Collection Manager User Guide 』を参照してください)。Oracle データベースおよび MySQL データベースと連動するように CM を設定することもできます。
データベースをアクティブにしたら、データベースで SCE プラットフォームの 1 つの IP アドレスを選択する必要があります。[Preferences] ダイアログボックスのタブで表示されるリポジトリごとに選択する必要があります。SCA Reporter のテンプレート ビューに表示されるすべてのオプション(使用可能パッケージ、サービスなど)は、設定済み SCE プラットフォームに現在適用されているサービス コンフィギュレーションによって決まります。各レポートは、それが設定されている SCE デバイスに従って生成されます。設定例では、1 つの SCE デバイスがデータベースに接続され、1 つのリポジトリ プリファレンスがあります。
• 「SCA Reporter の詳細オプションの設定方法」
SCA Reporter を使用するには、SCE プラットフォームから作成されたデータが格納されているデータベースへの接続を作成し、アクティブにする必要があります。
1. メイン メニューから [ Window ] > [ Preferences ] を選択します。
2. プリファレンス ツリーから [ Reporter ] > [ Databases ] を選択します。
3. [Databases] ペインで [ Add ] をクリックします。
4. [ Choose definition mode ] ラジオ ボタンのうちいずれかを選択します。
ステップ 1 メイン メニューから [ Window ] > [ Preferences ] を選択します。
[Preferences] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 2 プリファレンス ツリーから [ Reporter ] > [ Databases ] を選択します。
ステップ 3 [Databases] ペインで [ Add ] をクリックします。
ステップ 4 [ Choose definition mode ] ラジオ ボタンのうちいずれかを選択します。
[Add Database] ウィザードの [Define new database connection] 画面が開きます。実際の画面は、ステップ 4 で選択した定義モードによって決まります。
ステップ 7 [ activate this database ] チェック ボックスをオンにします。
データベースの定義が、[Preferences] ダイアログボックスのリストに追加されます。
1. メイン メニューから [ Window ] > [ Preferences ] を選択します。
ステップ 1 メイン メニューから [ Window ] > [ Preferences ] を選択します。
[Preferences] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 2 プリファレンス ツリーから [ Reporter ] > [ Databases ] を選択します。
定義されているすべてのデータベース接続が表に一覧表示されます。
現在アクティブになっているデータベースがあれば、チェック マークで示されます( )。
ステップ 3 アクティブ化するデータベース接続を選択します。
1. メイン メニューから [ Window ] > [ Preferences ] を選択します。
2. プリファレンス ツリーから [ Reporter ] > [ Templates ] を選択します。
3. [Templates] ペインで、[ IP of SCE for policy data ] ドロップダウン リストから、サービス コンフィギュレーション データがレポートで使用される SCE プラットフォームの IP アドレスを選択します。この IP アドレスは、SCA Reporter のテンプレート リポジトリに追加されます。
ステップ 1 メイン メニューから [ Window ] > [ Preferences ] を選択します。
[Preferences] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 2 プリファレンス ツリーから [ Reporter ] > [ Templates ] を選択します。
ステップ 3 [Templates] ペインで、[ IP of SCE for policy data ] ドロップダウン リストから、サービス コンフィギュレーション データがレポートで使用される SCE プラットフォームの IP アドレスを選択します。この IP アドレスは、SCA Reporter のテンプレート リポジトリに追加されます。
SCE プラットフォームの IP アドレスがサービス コンフィギュレーション データ用に設定されます。
(注) [OK] をクリックしてダイアログボックスを閉じる前に、[Apply] をクリックする必要があります。
(注) [Preferences] ダイアログボックスには、Reporter で利用できるリポジトリ(テンプレート セット)ごとに 1 つのタブがあります。それぞれのタブで 1 つの SCE プラットフォームを選択してください。複数のリポジトリがある場合は、テンプレート ビュー内に複数のテンプレート グループ セットがあります。
1. メイン メニューから [ Window ] > [ Preferences ] を選択します。
2. プリファレンス ツリーから [ Reporter ] > [ Configuration ] を選択します。
3. デバッグ メッセージをロギングするには、[ Send debug messages to log ] チェックボックスをオンにします。
4. [Seconds to wait for a database connection] フィールドに新しい値を入力します。
5. [Maximum number of reports that can be executed simultaneously] フィールドに、新しい値を入力します。
ステップ 1 メイン メニューから [ Window ] > [ Preferences ] を選択します。
[Preferences] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 2 プリファレンス ツリーから [ Reporter ] > [ Configuration ] を選択します。
ステップ 3 デバッグ メッセージをロギングするには、[ Send debug messages to log ] チェックボックスをオンにします。
デバッグ メッセージをログすると、ログ ファイルが急速に拡大することがあります。
ステップ 4 [Seconds to wait for a database connection] フィールドに新しい値を入力します。
ステップ 5 [Maximum number of reports that can be executed simultaneously] フィールドに、新しい値を入力します。
(注) この数を超える実行レポート インスタンスを選択した場合、それらは実行されますが、一部が待ち状態になります。
このユーザ ガイドの関連部分に SCA Reporter からアクセスできます。
ステップ 1 [ Help ] メニューから [ Help Contents ] を選択します。
SCA Reporter 内からオンライン ヘルプを検索することもできます。
ステップ 1 [ Help ] メニューから [ Search ] を選択します。
Reporter ウィンドウで [Help] ビューが開きます。
ステップ 2 単語、語句、複雑な検索式を [ Search expression ] フィールドに入力します。
(注) [>>](拡張)をクリックすると、検索式の作成方法が表示されます。
検索式を含むヘルプ トピックが [Local Help] の下にリスト表示されます。
ステップ 4 ヘルプ トピックをクリックします。内容が表示されます。
ステップ 5 [Help] ビュー下部の適切なリンクをクリックすると、以下に切り替えることができます。
このクイック スタート セクションは、SCA Reporter を初めて使用する場合に役立ちます。SCA Reporter の設定、レポート インスタンスの作成、レポートの生成、およびレポートの処理を行います。
ステップ 1 SCA Reporter を起動します([ スタート ] > [ すべてのプログラム ] > [ Cisco SCA ] > [ SCA Reporter 3.1.0 ] > [ SCA Reporter 3.1.0 ] を選択します)。
ステップ 2 データベース接続を追加、設定、およびアクティブ化します(データベース接続の管理を参照)。
ステップ 3 SCE プラットフォームの IP アドレスを設定します(SCE プラットフォームの IP アドレスの設定を参照)。
ステップ 4 アクティブなデータベースがあり、システムが正しく設定されていることを確認します( トラブルシューティングを参照)。
ステップ 5 テンプレート ビューで、いずれかのテンプレート グループのノードを展開します。
レポート テンプレートの下にレポート インスタンスが追加されます。
レポート インスタンスの名前は、レポート テンプレートの名前に「#1」を付加したものになります。レポート インスタンスの名前は変更できます。
SCA Reporter ウィンドウの右下にプロパティ ビューが開き、基本的なレポート インスタンス プロパティが表示されます。
ステップ 8 ( not set )という値を持つプロパティがある場合は、それに値を割り当てます。
ステップ 9 ( 実行 )をクリックします。レポートが生成されます。
SCA Reporter ウィンドウの右上にレポート インスタンスの名前を持つレポート ビューが開き、レポートのグラフが表示されます。
ステップ 2 プロパティ ビューでグラフ表示プロパティを修正することによって、グラフ表示を調整します。( レポートの処理 を参照)。
ステップ 3 レポート ビューにおいて、ビューの上にあるドロップダウン メニューから [ Go To Report ] を選択します。
プロパティ ビューに、レポート インスタンス プロパティが表示されます。
ステップ 4 ( 詳細プロパティ表示 )をクリックすることによって、すべてのレポート インスタンス プロパティを表示します。
ステップ 5 1 つまたは複数のプロパティを修正します( レポート インスタンスの管理 を参照)。
ステップ 6 ( 実行 )をクリックします。レポートが再生成されます。
(ここに示した例では、[ Select services to view ] プロパティが修正され、[ Browsing ]、[ Generic ]、および[ P2P ] がチェックされています。)